漫画『ドラゴンボール』最強キャラランキングベスト30!強いのは誰だ!

更新:2020.12.15 作成:2018.4.16

幅広い世代に愛され続ける偉大なバトル漫画『ドラゴンボール』。読者がもっぱら気になるのは、やはり登場キャラの強さなのではないでしょうか。そこで、そんな話題の1つの指針となる独自のランキングを考えてみました。

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『ドラゴンボール』最強キャラランキングベスト30!不朽の名作で、一番強いのは誰だ!

著者
鳥山 明
出版日

原作漫画の全世界における総発行部数、実に2億7450万部(2016年時点)。その他、メディアミックスまで考えると世界中でどれだけの人が『ドラゴンボール』を目にしているのか、もはや見当もつきません。

1984年に始まった連載は、1995年に終了しました。連載終了から20年以上が経過して、それでもその人気は衰えるどころか、世代を超えていまだに広がり続けています。

主人公・孫悟空の宇宙規模の冒険は、たくさんの激戦、それをくり広げたキャラクターの強さに魅力があるといっても過言ではないでしょう。そこで今回は、原作漫画に登場したキャラクターに順位をつけて、上位30人をランキング形式でご紹介したいと思います。

順位の基準は戦績ではなく、劇中における各キャラクターの最盛期を基準にして、相対的に評価します。よって、下位キャラに敗退したキャラが上位に来ることもあります。ご了承ください。

セル、魔人ブウなどの形態違いがあるキャラは、本人の成長や意識的な変化ではないため、フュージョンなどと同じく別キャラとしてあつかいます。

30位:ちんちくりんでも純粋な、地球人最強【クリリン】

著者
鳥山 明
出版日
2003-01-06

 

完全に偶然なのですが、上位から順に順位づけしていったところ、30位には唯一の地球人クリリンがランクインしました。後々ウーブ(魔人ブウが地球人として転生したキャラ)という将来性のある少年も生まれていますが、彼は物語のエピローグに登場し、未知数であるため今回はカウントに入れていません。

クリリンは亀仙流のライバルとして登場し、中盤から後半にかけては戦力というよりもムードメーカー的な働きで悟空達を支えました。実戦経験の豊富さから地球人では間違いなく最強です。

 

 

29位:帝王の血脈、悪逆の父【コルド大王】

よみがえったフリーザとともに地球を訪れた、フリーザ一族の長にして父親です。ようやく苦労して打倒した強敵がまさかの復活、しかもフリーザ第2形態に瓜二つな父親コルドまで出てきたとあって、とても衝撃的な登場でした。

残念ながら未来の青年トランクスによって瞬殺されてしまい、その実力はわかりません。おそらくはフリーザと同じくらいか、やや劣るくらいかと思われます。最低でもフリーザの第2形態と同じ戦闘力を持っているはずです。

28位:悪の権化にして宇宙の帝王【フリーザ】

著者
鳥山 明
出版日
1991-08-01

 

「ドラゴンボール」シリーズを代表する敵にして、漫画界有数の悪役です。劇中では4つの形態+フルパワーというボスクラスにふさわしい変身をして、そのたびに見る者を絶望におとしいれました。

帝王と呼ぶにふさわしい威厳と、圧倒的なパワーで終始ベジータらを圧倒しましたが、悟空が伝説の超サイヤ人に覚醒したことで立場が逆転しました。フルパワー状態での悟空との死闘は本編をとおして屈指の迫力ある戦いでした。

戦闘力は第1形態が53万で、第2形態が100万以上。意外にも思えますが、原作漫画の中で明確に戦闘力の数値があかされたのは、これが最後なのです。以後は相対的な強さでしか計ることはできません。

 

27位:忠実なる機械人形【人造人間19号】

事実上、ドクター・ゲロが造った最後の人造人間です。

人造人間編にて登場して、それまでの良くも悪くも感情的だった悪役とは正反対の、無機的で無感動という不気味さがありました。

基本性能は人造人間のなかでも低いほうですが、エネルギー吸収という特徴を持っていることから、長期的には非常に強くなる可能性がありました。

劇中では超サイヤ人の悟空、ベジータと戦いました。悟空相手には病気の影響で優勢でしたが、ベジータにはあっさりやられてしまいました。

26位:執念のマッドサイエンティスト【人造人間20号】

人造人間20号こと、レッドリボン軍生き残りのドクター・ゲロその人です。孫悟空を倒すための研究に没頭し、最終的には19号に命じて自らも人造人間となりました。

基本的な構造は体型以外19号と同じ。エネルギー吸収量のせいか、あるいはドクター・ゲロの頭脳のおかげか、19号よりうまく立ち回った面倒な敵でした。ベジータたちに追いつめられて17号、18号を解放して対抗しようとするも、彼らに反逆されて死亡しました。

フリーザ戦から数年が経過して悟空らが成長していること、そんな悟空たちと渡りあったこと、そしてたぶんにメタ的ではありますが作者・鳥山明が本来ラスボスに20号を想定していたことなどから、フリーザより上に位置づけました。

 

25位:意外と実力者!? 界王神の側近【キビト】

東の界王神に従う大柄な男性です。

当初は低姿勢な界王神とは異なり、高慢で厳格な態度を取っていました。魔人ブウ捜索を続ける中で悟空達の実力を目の当たりにし、驚く姿が描かれます。

悟飯の見立てでは生半可な実力でないとされており、界王神がフリーザ以上であることもあって、側近のキビトもそれに次ぐ順位としました。

24位:第7宇宙の東を司る偉大な神【界王神】

著者
鳥山 明
出版日
1994-04-01

 

悟空と何かと縁のある界王や大界王より、さらに上に位置する宇宙の神が界王神です。現在は1人しかいないので区別されませんが、正確には「東の界王神」と言われます。界王神が彼(?)を残して全滅した原因である、魔人ブウを追って地球にやってきました。

宇宙の神らしい威厳と実力の持ち主です。直接戦闘することはありませんでしたが、フリーザ以上の力を持っていることが語られています。

のちにポタラでキビトと融合し、パワーアップを果たします。しかし、その状態での戦闘力を計る目安が劇中で描かれなかったため、今回のランキングには反映させていません。

 

23位:魔道師バビディの最初の刺客【プイプイ】

プイプイは魔道師バビディの宇宙船にて、1番手をつとめた高重力惑星ズン出身の戦士です。バビディとダーブラからの信頼もあり、本来ならそこそこの手練れであるはずなのですが……相手が悪すぎました。

セルゲームすら生き残った熟練のサイヤ人、ベジータを向こうに回してしまい、よいところもなくあっけなく敗退。

結果だけを見れば噛ませ犬なのですが、このランクには理由があります。バビディは邪な者を洗脳する術を持っており、その力で魔人ブウ復活に何年も注力してきました。宇宙どころか暗黒魔界(ダーブラの出身)まで精通するバビディが、悪の帝王たるフリーザを知らないとは思えません。

フリーザを知っていて仲間にしていないのは、部下がより優秀だったためだと考えられます。このことから、地球で配下にした者は利便性を優先した例外としても、プイプイの実力はフリーザ以上であるはずです。さらに、界王神が警戒していたことも考慮しました。

22位:美しくも冷酷な女性サイボーグ【人造人間18号】

著者
鳥山 明
出版日
2003-11-01

 

17号とともに停止させられていた人造人間で、窮地に陥った20号に起こされる形で登場しました。ドクター・ゲロは、人間ベースかつ永久エネルギー炉を持ったサイボーグとしては17号、18号で完成としていたようです。

たくさんの死線を越えた戦士を簡単に倒しながら、一方でお洒落にも気をつかう美女という、これまでなかった二面性を持ったキャラクターとして描かれました。

未来世界では、17号とともにトランクス以外の全ての戦士を殺害。現代においても、その力を見せつけました。フルパワーはもちろん、無尽蔵のスタミナでベジータを圧倒しました。

 

21位:ゲーム感覚で戦う気ままな自由人【人造人間17号】

18号とともに20号ことドクター・ゲロに目覚めさせられた、人間ベースの人造人間。18号は双子の姉にあたり、男女の差はあれど雰囲気は彼女と少し似ています。

孫悟空抹殺を目指すものの、あくまでゲーム感覚、暇つぶしで18号、16号と行動していました

18号と同じく永久エネルギー炉を内蔵しており、超サイヤ人ですら問題にしない圧倒的な戦闘力を誇りました。自分が最強だと信じて疑わない自信家で、ほぼ同レベルの18号よりやや強かったようです。地球の神と融合したピッコロと、激闘をくり広げました。

好戦的な自信家でしたが、慢心を突かれてセル第1形態に吸収されてしまいました。

20位:未来からの不気味な侵入者【セル(第1形態)】

未来トランクスの時代よりもあとの未来からやってきた人造人間。それまでの人造人間とは異なり、機械工学ではなく生物工学でつくられたバイオロイドです。

コンピューターが収集した達人の遺伝子が組みこまれており、サイヤ人、ナメック星人、フリーザなどの能力や特性をあわせ持っています。戦うたびに強くなるというサイヤ人の特性もですが、何より驚異的なのは長い尻尾から生命エキスを直接奪うことにあります。

現代に現れた時点ではピッコロに負けていましたが、多くの犠牲者を出して急速に成長し、最終的に16号と同等レベルにまでパワーアップしました。のちに隙を突いて17号を吸収し、第2形態となります。

19位:寡黙な優しい兵器【人造人間16号】

ドクター・ゲロによって生み出された16番目の人造人間。孫悟空抹殺という目的以外では非常に理知的かつ温厚で、凶悪さの強調されてきた人造人間の中では変わった存在でした。かつて悟空と心をかよわせた「はっちゃん」こと人造人間8号とも少し印象が重なります。

中盤まで自発的に行動することはなく、考えも実力も謎に包まれていました。セルが17号、18号に迫ってから本領を発揮します。人間ベースではない、純粋に機械だけのアンドロイドとしてセル第1形態と互角以上の実力を見せました。

その最期は仇敵悟空の仲間としてセル完全体と戦い、悟飯覚醒のきっかけとなって果てました。

 

18位:抑えきれぬ上昇志向!悪の求道者【セル(第2形態)】

セル第1形態が人造人間17号を吸収し、完全体に一歩近づいたのがこの姿です。外見は大きく変わって、より人間に近い姿になりました。

第2形態となったことで強さが飛躍的に向上し、それまで互角だった16号をまったく問題にしないほど成長。途方もないパワーを見せつけますが、「精神と時の部屋」で修行を終えたベジータにあっけなく敗北します。

そのあと、ベジータのサイヤ人としての気性につけこんで18号を吸収、まんまと完全体への変貌しました。この辺りのセルの強者におもねり、弱者を踏みにじる情けない格好はいまだに語り草となっています。

17位:腕白時代の父親に瓜二つ!ミニ悟空【孫悟天】

孫悟天は魔人ブウ編の冒頭にて、かつての悟空そっくりな姿で登場しました。天下一武道会にあわせて生きかえった悟空にとっても、そして読者にとっても、死後生まれた生き写しの悟天は衝撃的でした。

金斗雲を乗り回してたころの悟空そっくりな見た目ですが、力で見比べると雲泥の差があります。たった7歳にして自在に超サイヤ人に変身するのです。しかし、当初は舞空術が使えないなど習熟がアンバランスでした。

ベジータの自爆が魔人ブウに通用しなかったことをきっかけに、戦いの最前線へ。悟空やピッコロの指導を受けて戦うことになります。「精神と時の部屋」での修行を経てパワーアップしますが、個人の実力的にはこの辺りだと思われます。

16位:未完のスーパーボーイ!【少年トランクス】

著者
鳥山 明
出版日
1994-04-01

 

本ランキングと劇中での登場は逆になるのですが、人造人間編にて衝撃の登場を果たした青年トランクスのまさかの少年バージョン。ひどい体験をすることなく、健やかにお坊ちゃんとして育った姿で魔人ブウ編から登場しました。

悟天と同じく、トランクスも幼少期から超サイヤ人になれました。地球人とサイヤ人のハーフは強い、といことをかつてベジータが言っていましたが、やはりこれは驚異的です。

トランクスが同率16位なのはやはり悟天と同じ理由からです。2人はフュージョンすることで戦闘力が大幅に跳ねあがりますが、彼ら自身は超サイヤ人1相応の力なので、ピッコロと同じかやや下辺りが妥当でしょう。

 

15位:物語中で最も良識ある人格者【ピッコロ】

著者
鳥山 明
出版日

 

主要キャラクターとしてはクリリンと同じくらいベテランのピッコロ。正確にはピッコロ大魔王の息子であるマジュニアですが、ここでは便宜上ピッコロで統一させていただきます。

ピッコロは自分自身の修行以外で、ナメック星人としての特性によって、ナメック星人同士での融合が可能です。実際に劇なかでもナメック星のネイル、地球の神様と融合し、パワーアップを果たしました。

最終的な戦闘力は正確にはわかりませんが、活躍度合いから推し量ることは出来ます。神様と一体化した時点で超サイヤ人1と同等以上であり、人造人間編のラストでセルジュニアにやや押され気味だったことから、相対的に見て15位としました。

 

14位:光を食べる恐るべき魔獣【ヤコン】

魔人ブウ編に登場した魔道師バビディ配下の1人です。暗黒惑星出身の魔獣で、光を吸収する特性を持っています。

プイプイと同じく、劇中のあつかいから議論がわかれるところかとは思われます。しかし、可能な限り原作漫画の描写を尊重すると、この辺りの順位が妥当になるはずです。

まず界王神を基準にして考えますが、界王神はフリーザを軽くいなせるほどの強さを持っています。その界王神がヤコンを恐れたこと、そして超サイヤ人を未見の状態で全員での対抗を提案したこと、ヤコンがダーブラに次ぐバビディの強力な手下であることから考えて、14位としました。

13位:無邪気な脅威!デフォルメされても強敵【セルジュニア】

ジュニアとは名付けられていますが、完全体のセルが生み出した分身です。外見はセルの特徴をデフォルメして3頭身に置き換えたような姿。

劇中では、最後の切り札として送り出されながら、本気を出さなかった悟飯を挑発するために登場しました。そんな目的を反映してか、コミカルな容姿に似合わず残虐きわまりない性格をしています。

戦闘力もきわめて高く、セル完全体との戦いを念頭に修行したベジータ、トランクスと互角に戦えるほどです。地球の神様と合体したピッコロでも押されるほどの強さを見せました。

それでも超サイヤ人2に覚醒した悟飯の前には手も足も出ず消滅。

12位:絶望の未来から過去を変えに来た青年【未来トランクス】

著者
鳥山 明
出版日

 

唐突に現れた未知のサイヤ人の青年……その正体は、なんと未来のベジータの息子。フリーザ編の余韻もどこへやら、新展開を予期させる登場が印象的でした。

第12位は父ベジータと「精神と時の部屋」での修行を終え、セル完全体に立ち向かった時のトランクスです。

初登場時点ですでに悟空と同レベルの超サイヤ人となることが出来ました。その過去(というか劇中から見て未来)は悲惨の一言で、『ドラゴンボール』本編では最も重い背景を背負ったキャラクターです。

セル戦に向けて急激に成長はしたのですが、超サイヤ人での戦闘の本質を見あやまって敗北。セルから欠点を指摘されるという残念な結果に終わりました。

 

11位:悪夢の超進化!究極の人造人間【セル(完全体)】

著者
鳥山 明
出版日

 

「ただの完全体ではない。孫悟飯のようにはるかにパワーアップしていたのだ。
(中略)孫悟空はわたしを倒すどころかいろいろプレゼントをしてしまったようだ」
(『ドラゴンボール』35巻より引用)

全てのピースをそろえて、最終進化を遂げた姿のセル。その時点でも敵う相手のいない強敵でしたが、自爆したあとにサイヤ人の特性によって復活、大幅にパワーアップした時点がセルの最盛期でしょう。

ピッコロの再生力、サイヤ人の伸びしろ、フリーザのパワーと狡猾さと野心を備えた人造人間。ドクター・ゲロがもくろんだ通り、それ以上の強さを誇ります。まさに孫悟空抹殺というドクター・ゲロの執念が生み出した怪物といえるでしょう。

セルはたくさんの死闘をくり広げた恐ろしい敵でした。もしかすると、ラスボスである魔人ブウよりも印象深いかも知れません。決め技が悟空と同じかめはめ波だということが、その印象を際立たせています。

 

10位:邪心に付け入られた暗黒魔界の王【ダーブラ】

通常世界ともあの世とも異なる、宇宙の裏側にあるという暗黒魔界の実力者、人呼んで「暗黒魔界の王」とはダーブラのこと。初登場の時から魔道師バビディの忠実な部下として登場しました。バトル漫画の宿命で荒くれ者が多いなか、非常に理知的で計算高いキャラクターとして描かれています。

当初セル完全体と同じくらいだと認識されていたダーブラですが、実際には超サイヤ人2悟飯と互角の力を見せました。加えて武器を生成したり、炎を吐くなどの魔術を使い、目立たないながら意外と強敵でした。特に敵を石に変えるツバは驚異的で、力の強弱に関係なく戦闘不能に出来ることから非常に凶悪。

ダーブラ本人は悟空、ベジータを軽んじるなど力量を読むことを苦手としていましたが、当初彼も含めて全員があなどっていたブウの危険性にいちはやく気づきました。最期はバビディに進言するも受け入れられず、ブウの超能力でクッキーとなり食べられてしまいました。

9位:永遠の宿敵!不敵非情の戦士【ベジータ】

著者
鳥山 明
出版日

 

「昔のオレにもどりたかったんだ!!!! 
残忍で冷酷なサイヤ人のオレに戻って、なにも気にせず
きさまと徹底的に戦いたかったんだ!!!!」
(『ドラゴンボール』38巻より引用)

サイヤ人最後の王子にして、悟空にとって終生ライバル。それがベジータです。

魔人ブウ編のラストで悟空とともに戦ったことが印象的ですが、強さでいえば、魔道師バビディに洗脳された状態のベジータこそが彼の最盛期なのではないでしょうか。

悟空と同じぐらいの才能があり、貪欲に修行をしていたベジータは戦士として完成していました。彼はそこからさらなる力を欲し、悟空との全力対決を望んでバビディの誘惑を受け入れ、力の優劣以外を斬りすてたのです。悲しいサイヤ人の性ですが、そうしてまで望んだ悟空との決着がつかなかったのは皮肉といえるでしょう。

悟飯が修行をおこたっていたとはいえ、超サイヤ人2悟飯と互角以上に渡りあう実力者。ほかのメディアの影響で悟空とは対等のイメージが強いですが、原作においては無邪気なブウやブウ本来の姿に苦戦しているのでこの順位としました。

 

8位:正義と悪の心に揺れる凶悪魔人!【魔人ブウ(無邪気)】

著者
鳥山 明
出版日

 

魔道師ビビディの生み出した宇宙最強の存在で、界王神ですら恐れる恐怖の魔人。ひょうきんとも思える見た目と評価のギャップがブウの魅力でもあります。

おさない言動や、およそ戦闘に不向きな体型にも関わらず、悟飯を圧倒してベジータが自爆するきっかけともなりました。敵をお菓子に変えてしまう超能力や、常識外の再生能力で歴代敵キャラにはない存在感を持っています。

かつては界王神を2人も殺害するほど大暴れし、南の界王神と大界王神を吸収してこの姿となりました。創造主ビビディの手にすらあまる、吸収以前の姿が後にラスボスの純粋ブウとして登場することになります。

コメディリリーフかと思われたサタンとの交流で心境が変化。善心と悪心がせめぎ合った結果、善のブウと純粋な悪のブウに分裂してしまいました。その後、純粋悪のブウ主導で再び合体し、最強最悪の悪のブウへと変わるのです。

 

7位:不気味な悪意!痩せて枯れても手強い魔人【魔人ブウ(純粋悪)】

 

無邪気ブウから別れた悪の心の化身、純粋な悪のブウとも言うべき存在です。劇中ではもう1人の魔人ブウという驚きの展開で登場しました。

純粋悪のブウは、まんじゅうのようにふくよかだった無邪気ブウと比べて、やせ細ってガリガリです。まともに戦えるようには見えませんが、もう1人のブウを苦もなく倒したところに、血も涙もない様子がうかがえます。無邪気ブウからパワーを引き継いでわかれたため、力量的にはほぼ同じでしょう。甘さや遊び心がない分、強さは上といえるかも知れません。

ブウ同士という前代未聞の同一キャラ対決に勝利したあとは、たおした善のブウを吸収し、後述する悪のブウへと変化しました。そのため活動時期こそ短いものの、強烈なインパクトを残しました。

 

6位:ドラゴンボールの代名詞!彼がやらねば誰がやる【孫悟空】

著者
鳥山 明
出版日

 

「じゃあ、超サイヤ人を越えた超サイヤ人を
もうひとつ越えてみるか……」
(『ドラゴンボール』40巻より引用)

いわずと知れた主人公、孫悟空。悟空の最後の形態である超サイヤ人3が第6位です。悟空には最強でいてもらいたいところですが、冷静にランクをつけるとこのあたりが妥当なところでしょう。

超サイヤ人3は戦いの天才孫悟空が、セル完全体との戦いのあと、7年に渡るあの世での修行でたどりついた力です。セルを倒した時の悟飯が超サイヤ人を越えた超サイヤ人(超サイヤ人2)でしたが、それをさらに上回った形態となっています。ただし悟空ほどの実力者であっても負担は大きいようで、あまり長くは使えないようです。

髪が伸びて顔の形も変わり、悪人顔というか、その姿はこれまでの超サイヤ人と比べて変化がわかりやすくなっています。

超サイヤ人3ならば無邪気ブウを倒せると劇中で言い切ります。しかし後身育成という考えのもと、悟天とトランクスにフュージョンを教えてあとをまかせました。結果的にブウは倒されることなく、悟空自身の手で最終決戦に幕が下ろされました。

 

5位:親譲りの天才児合体!無邪気な超戦士【ゴテンクス】

著者
鳥山 明
出版日

 

「ジャジャ――ン!! またまたやってきたぜ!! 
正義の死神、超(スーパー)ゴテンクスだ―――っ!!!」
(『ドラゴンボール』41巻より引用)

魔人ブウに対抗するため、悟天とトランクスがフュージョンして誕生した小さな超戦士が、このゴテンクスです。

通常状態での融合のほか、超サイヤ人状態での変身、そして超サイヤ人3への変身が可能です。特に超サイヤ人3ゴテンクスの強さは絶大。

持続時間は5分程度ときわめて短いものの、超サイヤ人3悟空を越えるパワーを誇り、その時点で最強の敵である悪ブウをも上回っていました。瞬間的には悟飯に次ぐ実力なのは疑いようがありません。

ギャラクティッカドーナツを代表とするたくさんの技、常識にとらわれない戦法で戦いますが、子供らしいやんちゃさが全面に出ているのが玉にきず。

結果的にその未熟さと自信過剰のせいで、悪ブウの思惑にはまって吸収されてしまいました。しかし、実力だけ見ればアルティメット悟飯に次ぐ戦士であることに変わりはないでしょう。

 

4位:老界王神も認めた究極の戦士!【孫悟飯】

秘められた力を覚醒させた孫悟飯、通称「アルティメット悟飯」が第4位です。

悟飯の天性の才能は幼い頃から描かれていました。たとえば初めて超サイヤ人を越えた超サイヤ人2となり、セル完全体を倒したことがそうです。それでもまだ未覚醒の伸びしろがあり、無邪気ブウに破れてから、老界王神によって潜在能力を解放されました。

アルティメット悟飯のパワーアップは、超サイヤ人とはまったく異なる強さです。その実力はケタ違いに高く、超サイヤ人3状態のゴテンクスも倒し、にも関わらず肉体に負担がかかっておらず無制限に戦えます。絶望的なまでに強かった悪の心の魔人ブウを圧倒するほど。

融合、合体などをのぞいた単独の戦士としては、悟飯は文句なく原作中で最強です。非情になり切れないという悟飯の弱点もなく、まさに完璧で究極の戦士……だったのですが、対決の最中に悪ブウがゴテンクスとピッコロを吸収したことが悟飯の動揺を誘い、スキを突いて吸収されてしまいました。

3位:伝説に幕を引いた最大最後のラスボス!【魔人ブウ(純粋)】

ゴテンクス、ピッコロ、悟飯……これまで数多くの戦士を取り込んで、その度に絶望感を与えられた魔人ブウ。その全てを吐き出して、魔導師ビビディが生み出した原初の状態にもどったのがこの姿です。無邪気ブウ、悪ブウと比べて口数が少なくなりましたが、それがかえって不気味な印象となっています。

行動は本能に忠実と言った感じで、まるで野生の獣のようです。絶大なパワーを活かして星ごと敵を狙うなど豪快なところもあれば、相手の裏を突いて伸縮自在の四肢を用いた変則的な攻撃も見せました。

悟空やベジータの活躍で吸収したパワーを失い、弱体化したかと思いきやその逆。子供のように縮んだ姿で2人を圧倒しました。

これまでのブウはあまりの邪悪さ、強大さに手を焼いたビビディが、あえて2人の界王神を吸収してパワーダウンさせてコントロールしやすくした存在だったことがわかります。これこそ魔人と呼ばれる本来のブウ、純粋なるブウなのです。

超サイヤ人3悟空と互角以上にわたりあい、なおかつスタミナ切れも怪我も負わない(高速再生)という強さを誇っています。最後は悟空、ベジータ、純粋ブウから分離した善のブウの活躍、そして元気玉によって消滅しました。

2位:全てを飲み込む最強の巨悪【魔人ブウ(悪)】

著者
鳥山 明
出版日

 

「オレは、オレよりつよいちからをゆるさない」
(『ドラゴンボール』41巻より引用)

分裂した魔人ブウが、純粋な悪のブウを核として無邪気なブウを吸収して生まれた姿です。パワーが飛躍的に向上し、性格が残忍となり、セルを思わせる貪欲さもそなえるようになりました。

若干意外にも思えるかも知れませんが、吸収したキャラクターの力の総量を考えると、ラスボスである純粋ブウよりこちらのブウの方が上回っているようです。

素の状態(純粋悪ブウが善のブウを吸収した状態)で超サイヤ人ゴテンクスを超えており、個別に戦えば悟空、ベジータより強いことがほのめかされています。超サイヤ人3ゴテンクス、アルティメット悟飯には敗北を喫していますが、最終的に彼らを取り込んで非常に高いレベルになりました。

このアルティメット悟飯を吸収した状態から考えて、第2位とさせていただきました。

ブウ本来の超能力のほか、吸収した戦士の技も使います。劇中ではゴテンクスとピッコロの技を披露しました。アルティメット悟飯吸収後は十中八九、魔閃光、かめはめ波も使えるようになっているはずです。

ベジットと交戦して不利になり、逆転を狙って吸収を試みた結果、ベジットの作戦に気づかずに分裂させられて純粋なブウへと変化しました。

 

1位:最高のライバルが融合して1番強くないはずがない!【ベジット】

悟空とベジータが融合した、まさしく最強にふさわしい戦士。

相手を吸収してパワーアップを繰り返し、遂にアルティメット悟飯をも取りこんだ悪ブウに対抗すべく、老界王神の秘策「ポタラ」の効果で悟空とベジータの2人が合体することで誕生しました。

「ベジータとカカロットが合体して……ベジットってとこかな……
 さらに……こいつが超(スーパー)ベジット!!」
(『ドラゴンボール』42巻より引用)

ポタラによる融合はフュージョン以上の効果があると老界王神が語っているので、単純に悟空とベジータの戦闘力を合わせたよりも遥かにポテンシャルが高いことがわかります。フュージョンが足し算だとすると、ポタラ融合はかけ算と言ったところでしょうか。

劇中の活躍では、その時点で誰よりも強かった悪ブウを手玉にとる実力がありました。見た目は悟空がベースのようですが、性格や口調はベジータに近いようです。挑発する場面でそれがよりわかりやすく出ていました。

ブウの超能力でアメ玉に変えられても強さはそのままで、「世界最強のアメ玉」と名乗るお茶目なところも。仲間を救出するためにわざと吸収されるなど頭脳派なところもあり、興奮状態におちいって戦闘に没頭してしまう超サイヤ人の欠点を克服しているようでした。

肉体的にも精神的にも完璧な超戦士。結果としてブウに吸収された後、体内で分裂してしまったので最終決戦での活躍を見ることは叶いませんでしたが。

本編での最強最後の敵である純粋ブウとの直接戦闘こそありませんが、悪ブウとの実力差、大幅に余力を残していたらしい描写からすると、文句なくベジットが1番強いキャラクターだといえるでしょう。

いかがでしたか? 見た目の印象や、物語の結果とはやや異なる結果に驚かれた方もいるかも知れません。これを機にあらためて読みかえしてみてはいかがでしょうか?