本当は怖くない?ドーベルマンの生態、性格、種類や飼育のコツを紹介!

更新:2018.5.28 作成:2018.5.28

引き締まった体と高い知能を持つことから、その人気を誇るドーベルマン。その反面で、警察犬などのイメージから「怖い」と感じている方も多いのではないでしょうか。実際の性格はどうなのか、生態や飼育方法などとあわせて解説していきます。あわせておすすめの関連本も紹介するので、ぜひチェックしてみてください。

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ドーベルマンの生態は?大きさや体の特徴、寿命など

 

1890年ころ、ドイツのブリーダー、ドーベルマン氏が4種類の犬を交配して生み出したことが名前の由来です。氏は税金徴収の仕事もしていて、家々を回る際に現金を多く持ち歩いていたので、優秀な警備犬を求めて自らブリーディングしました。

元となった犬種は、ジャーマン・シェパード・ドック、ジャーマン・ピンシャー、ロットワイラー、マンチェスター・テリアの4種。警備のため生み出された犬種ということもあり、知能が非常に高いのが特徴です。警察犬のほかに、軍用犬、麻薬探知犬、盲導犬など幅広い分野で活躍しています。

平均寿命は11年ほどで、犬のなかでは平均的。体高はオスが68~72cm、メスが63~68cm。体重はオスが40~45kg、メスが32~35kgほどとなっています。見た目は細く見えますが全身筋肉質で、「犬のサラブレッド」とも呼ばれているのです。

体毛はごく短く滑らかで、目、鼻、口、喉、胸、足先などに赤褐色の斑があるのが特徴。体色はブラックやブラウンが一般的で、そのほかブルー、イザベラ、そしてごく稀に真っ白なアルビノの個体も存在します。

尖った耳や短い尻尾の印象が強いかもしれませんが、これらは子犬の時に切断・切除しているためです。本来の姿は耳が長く垂れ、尻尾も細く長いもの。近年では動物愛護の観点から、切断・切除を禁止している国が増えています。

ドーベルマンの性格。本当は怖くない?

 

警察犬や軍用犬、麻薬探知犬の印象が強いため、ドーベルマンに対し「怖い」というイメージを抱いている方も多いのではないでしょうか。

たしかに彼らは警戒心が強く、見知らぬ相手や、飼い主に害を与える存在に対してはどうしても攻撃的にふるまってしまいます。

しかし1度警戒心が解ければ、とても甘えん坊で人懐っこく、穏やかな姿を見せてくれます。飼い主への愛情や忠誠心も強く、ピンチの時は勇敢に助けてくれるでしょう。実は愛情にあふれるドーベルマンのギャップにメロメロになってしまう方も多いのです。

ドーベルマンの飼育。子犬選びのコツや価格も紹介

 

子犬の価格は平均して20~30万円ほどで、比較的容易に入手することができます。ただし親犬に受賞歴などがあるなど、血統の良さに比例して価格もあがっていきます。

オスはやんちゃな個体が多いので、一緒に楽しく遊びたい方におすすめ。一方のメスは比較的穏やかで落ち着いており、しつけがしやすいといわれています。

ペットとして選ぶ際には、健康な個体であるかどうかを見極めることを大切です。まず体毛の色合いがはっきりとしているか確認しましょう。頭や耳の先などに抜け毛のような白い点がある場合は、病気の可能性があります。

またドーベルマンは目の病気にかかりやすい犬種なので、黒目がしっかり黒く、目ヤニのない個体を選ぶようにしましょう。

内臓に問題がある場合は下痢をするため、肛門周辺が汚れている場合は要注意です。子犬のうちは時おり足が曲がってしまうトラブルが起こる場合もあるので、重心や歩行姿勢の確認も大切です。

ドーベルマンの種類。ヨーロピアンタイプとアメリカンタイプの違いは?

 

ドイツで生まれたドーベルマンですが、その種類は「ヨーロピアンタイプ」と「アメリカンタイプ」の2種類に分けることができます。

「ヨーロピアンタイプ」はドーベルマンらしいがっちりとした体と、たくましい筋肉が特徴。軍用犬や警察犬として広く用いられています。

「アメリカンタイプ」は、体型はヨーロピアンタイプと同様ですがサイズがやや小ぶり。ショードッグや家庭犬用に品種改良された種類です。

現在は混血が進み、純粋なヨーロピアンタイプの個体数は減少しています。日本で飼育されているのはアメリカンタイプが主流です。

350以上の種類を網羅した、犬の図鑑

 

犬は1万2000年以上前から人間とともに生活しており、人間が家畜化したもっとも古い動物であるといわれています。

交配が進められた結果、今やその種類は350以上!本書は、ドーベルマンをはじめ世界中の犬種を網羅した、犬好きの方必見の一冊です。

著者
出版日
2014-01-15

それぞれの犬種の色や体型、性格などの特徴を掲載しています。また種類ごとの歴史や飼いやすさ、適切な世話の仕方も網羅。
 

ドーベルマンは一般的にしつけが難しいといわれていますが、本書を読めばそのコツを学ぶことができるでしょう。そのほかにも多くの種類の犬と出会えるので、自分に最適な種類を見つける参考にしてみてください。

ドーベルマン以外の犬にも興味がある方へ

「FCI(国際畜犬連盟)」に公認されている全犬種を網羅した図鑑です。

すべての漢字に読み仮名がついているので、小さなお子さんも読むことができるでしょう。6歳の子どもの身長(110cm)と犬の大きさを比較したシルエットもついているので、よりリアルに感じながら楽しむことができます。
 

著者
出版日
2012-09-18

日本にいる全犬種を一覧で示したワイドページがあるのも特徴。持ち歩いて、町で見かけた犬をすぐに調べてみるのもよいでしょう。

情報が豊富なうえ、写真も綺麗なのが嬉しいです。大人も子どもも一緒に楽しめる一冊です。

警察犬や軍用犬、麻薬探知犬として多く用いられ、我々の生活を守ってくれているドーベルマン。実はなつくと甘えん坊になるというギャップがあり、飼育にも適しているのです。犬を飼いたいと考えている方は、ぜひ選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。またご紹介した2冊は、そのほかさまざまな犬種の情報が盛りだくさんなので、ぜひお手にとってみてください。