ダイエットをして痩せたいけど、どの方法がいいのかわからない……そんな方も多いのではないでしょうか。この記事では、楽しく痩せられる方法をランキング形式でお伝えし、あわせて参考になる本もご紹介していきます。
多くの人が、何かしらの方法で痩せようと努力をした経験があるのではないでしょうか。ダイエットにはさまざまな方法がありますが、途中で挫折せずに成功させるためには、まず楽しむことが大切です。
そこで今回は、楽しく痩せることに重点を置き、おすすめの方法をランキング形式でお伝えいていきます。
あわせて、それぞれの方法ごとに役立つ本もご紹介。あなたに合った方法を見つけ、理想の身体を手に入れましょう。
「プロテイン」は、英語で「たんぱく質」を指す言葉。日本では一般的に、たんぱく質を含んだサプリメントを指して使用されています。プロテインダイエットとは、サプリメントを取り入れた方法。筋肉を増やして身体を引き締めたい方におすすめです。
筋肉量を増やすためには栄養バランスが大事ですが、なかでもたんぱく質を多く摂取する必要があります。
しかし、普段の食事から多くを摂取するのは、意外と大変なことなのです。たとえば、たんぱく質100gを摂取するためには、ステーキなら約450g、豆腐なら約5丁分も食べなくてはなりません。またこれらの食材には脂質も含まれているため、取り過ぎにも注意が必要なのです。
そこで役立つのがプロテイン。これなら余分な脂質を抑えつつ、手軽にたんぱく質を摂取することができます。運動と合わせて上手に取り入れることで、効率良く筋力アップすることが可能です。
初心者にはウォーキングがおすすめ。最初は1日30分を目安におこないましょう。
- 著者
- 山崎志保
- 出版日
- 2015-06-23
上記の本は、プロテインダイエットをサポートしてくれるおすすめの一冊です。筋肉のついた綺麗な体にしたい、という方にぴったりの内容となっています。
プロテインパウダーを上手に使用した、高タンパク低カロリーのレシピが紹介されています。おかずやスイーツ、また揚げ物まで、ダイエットを忘れてしまいそうなほど美味しそうなレシピが満載。なんとプロテインバーの手作り方法まで書かれています。
これなら我慢せずに楽しくダイエットができそうですね。
ファスティングは、数日間の断食期間を設け、内臓をリセットする方法。普段から高カロリーで添加物の多い食事をされている方におすすめです。
内臓を休ませ、負担のかかった消化機能を回復させることができます。また体質改善、頭が冴える、免疫力アップなどの効果も期待できるでしょう。
断食といっても、何も食べないわけではありません。期間中は酵素ドリンクと水を摂取し、身体に必要な栄養素を補います。はじめは無理せず1~3日を目安におこないましょう。慣れてきたら4~6日と日数を増やしていくことで脂肪や毒素などが排出され、体内がデトックスされていきます。
水の飲み方にもコツがあります。1日に約2リットルの水を、10回ほどに分けて飲みましょう。できれば常温が理想です。
またファスティングをする前後の過ごし方も大切です。断食前は、身体の準備のために、約1週間ほどかけて食事量を徐々に減らしていきます。また終了後は、低カロリーで消化によい食事を取ることを心掛けましょう。 具無しの味噌汁や、お粥がおすすめです。
アラフォーアラフィフ女子向け・断食ダイエット成功法: ~安全なファスティング(断食)方法で永久ヤセ体質~ (広間文庫)
本書は、ダイエットをする以前に、そもそもなぜ食べすぎてしまうのか、という内容から始まります。太ってしまう根本的な原因が書かれているので、あらためて自分の生活を見直すことができるでしょう。
もちろん断食ダイエットに関する準備や期間、リスクもわかりやすく紹介してくれています。
また「痩せるためには自己肯定が大事である」など、著者自身の体験をとおして書かれた精神面に関するアドバイスもあるので、参考にしながら無理なくダイエットをおこなうことができるはずです。
ファスティングに興味がある、1度やってみたい、という初心者の方におすすめの一冊です。
その名のとおり、肉を食べてたんぱく質を摂取するダイエットのこと。ダイエットといえば、脂肪を多く含む肉は食べてはいけないイメージがありますが、これなら食べてもOK。厳しい食事制限が苦手な方や、肉が大好きな方にぴったりです。
たんぱく質ダイエットの目的は、筋肉量を増やして代謝を上げること。効率よく脂肪を燃焼できる身体づくりを目指します。また、たんぱく質を構成要素とする髪や肌の調子がよくなることも、女性にとって嬉しい点ですね。
同時に運動を取り入れることで、その効果はぐんと上がります。また脂質の取り過ぎやカロリーオーバーを避けるため、低脂肪で高タンパクな食材を選ぶことも心掛けましょう。
- 著者
- 長谷川 香枝
- 出版日
- 2016-06-08
ダイエットインストラクターの長谷川香枝による本書。著者の実体験を踏まえ、コツを伝授してくれます。写真が多くて読みやすいのも魅力のひとつでしょう。
食べ方のルールや、外食をする際の食事の選び方などはとても興味深く、役立つ内容が詰まっています。なんとレシピだけでなく、おすすめのお店まで紹介されています。
肉を食べていいので、とにかく楽しくダイエットができるでしょう。お肌と髪の毛も綺麗になるので、美しく痩せたい方にもおすすめです。
ハードな運動ではなく、気軽にカロリー消費をしたい方におすすめの方法です。ジョギングよりはゆっくりで、速度はウォーキングと同じくらい。それなのにジョギングの1.6倍ものカロリー消費が可能だといわれています。足腰への負担が少なく、疲労がたまりにくいのも特徴です。
スロージョギングは姿勢が大事。まず背筋を伸ばし肘を軽く曲げます。やや前傾姿勢で、自然に足が前に出るようにしましょう。
歩幅は普段の半分くらいで、地面を蹴らずに足裏全体で押すように進み、指の付け根から着地することで膝への負担を軽減できます。
肘を意識して動かせば、上半身痩せにも効果的。隣の人との会話が辛くなる一歩手前くらいのスピードでおこなうこともポイントです。
時間は20~30分程度が理想とされていますが、10分を2、3回に分けても効果が得られます。比較的所要時間も短く身体に優しいこの方法なら、無理なく続けられそうですね。
- 著者
- 田中 宏暁
- 出版日
- 2013-06-14
おすすめの本がこちら。オリジナルCDが付いているので、初心者でもジョギングのペースを身に付けられます。科学的にも痩せると証明されている方法です。
「60秒スロージョギング+30秒歩く」を組み合わせた90秒のメソッドが書かれています。また、走れない日の食事制限なども載っているところが親切です。イラスト付きで読みやすいのも魅力的。
気軽に楽しく痩せるダイエットをサポートしてくれる一冊です。
たった30日で結果を出せる!と人気の方法。2015年頃からアメリカを中心に広まりました。決まったトレーニングメニューを30日間続けることで、綺麗に引き締まったボディラインを手に入れることができます。
やり方のポイントは2つ。1つ目は少ない回数から始め、少しずつ回数や強度を増やすことです。このことで筋肉がトレーニングに慣れてしまうことを防ぎます。
そして2つ目は、休息もトレーニングだと考えて、3~5日間のうち1日を休むこと。休息を取り入れることで、筋肉の疲労回復効果が期待できます。
この2つのポイントを意識することで、短期間で効率よく身体を引き締めることができるのです。
トレーニングメニューは、各部位ごとさまざまな種類があります。たとえば美尻をつくるスクワットチャレンジ、お腹を引き締めるプランクチャレンジ、美脚を目指すランジチャレンジなど。ひとつのメニューだけでなく、いくつか組み合わせることで、さらにその効果を高めることができます。
そのなかでももっとも有名なスクワットチャレンジをご紹介しましょう。「ワイドスタンススクワット」という方法は、美尻効果以外にも、お腹の引き締め、さらに便秘に効果があるといわれているのです。
やり方は簡単。つま先を外に向けたまま、足を大きく開きます。この時、手は胸の前で合わせるようにしましょう。視線は、真っ直ぐ前を向きます。その姿勢を保ったまま、膝を曲げて、膝と股が一直線になるくらいまで腰を降ろします。50回からスタートさせて、1日5回ずつ増やしていくのが理想です。
支えがないと厳しいという方は、最初は壁を使ってみるとよいでしょう。
- 著者
- AYA
- 出版日
- 2017-11-10
美ボディで有名なクロスフィットトレーナー・AYAによるチャレンジプログラム。1日5分程度のトレーニングメニューで、30日間のメニューが組まれています。自分でメニューを考えられなくても、本書の内容に沿ってトレーニングすれば効果絶大です。
DVD付きで、直接レッスンを受けているようにダイエットできることも楽しみのひとつです。食事や運動、身体のデータを記入できるノートスペースもあるので、日々効果を実感しながらダイエットできるのも魅力的。
仕事や家事で時間がないけど痩せたい方、期限をしっかり決めて痩せたい方におすすめの一冊です。
楽しく痩せるダイエットランキングでした。痩せる方法は、この他にもさまざまあります。身体や体調は人によって異なるので、どの方法が自分に合っているのか、今回の記事でご紹介した内容を参考に見つけていただければと思います。