ウエストラインがすっきりしていれば、それだけでメリハリのついたボディラインになりますよね。痩せにくい部分だから、と諦めていてはもったいありません。今回は、お腹痩せに効果的な情報をお伝えしていきます。
お腹痩せは時間がかかる……そう思っている方も多いのではないでしょうか。ただ意外にそうでもないのです。今回は、短時間で効果を期待できるダイエット方法をご紹介していきましょう。
加齢などでお腹周りの筋肉が落ちると、自然とたるみが目立つようになります。まずは腹筋運動をして、自分の筋肉がどのような動きをしているのか、感じてみましょう。
平らな場所に横たわり、膝は90度に曲げた楽な姿勢でOK。頭の後ろに両手を添えて、右ひじを左ひざに付けるようにしながら、上体を起こします。その次は反対に、左ひじも右ひざに付けるように上体を起こします。
腹筋運動をする際はお腹周りの「ねじり」を意識し、しっかりと息を吐いてお腹をへこませるようにしましょう。
少しきついですが、ゆっくりやると筋肉の動きがわかるかと思います。筋肉痛になるほどやる必要はありません。
ダイエットの基本は、摂取カロリーよりも消費カロリーが上回ること。そのため、運動とともに食事の量をコントロールすることも大切です。特にお腹周りをほっそりさせたい場合は、食べ物への意識をもつと効果的です。
食べすぎたり、便通が悪かったりすると、それだけでウエストサイズが大きくなってしまいます。ドカ食いなど必要以上に胃腸を膨らます行為は避けましょう。
おすすめの食べ物は、野菜やキノコ類など食物繊維を豊富に含んだもの。カロリーも低いうえ、便通をよくしてくれます。また大豆に含まれるたんぱく質は、余分な脂肪と結びついて体の外に排出する働きがあるのでおすすめです。
もしも間食をしたくなったら、ナッツやフルーツがよいでしょう。不足しているビタミンなどの栄養素を補うことができます。
お腹周りの筋肉は、無理なく鍛える習慣をつけることが大切です。筋肉痛による運動ができない時間のロスを無くし、苦痛を感じることなく継続できるので、結果的に近道でしょう。
ではおすすめのストレッチを紹介していきます。就寝前のリラックスタイムなどに取り入れてみてください。
1:仰向けに寝た姿勢で、腰の下に手を入れてくぼみを作ります。すきまを確認したら、両手を抜いておへその上あたりで両手を重ねます。
2:お腹をへこませながら息を吸い、吐きながらお腹を膨らませるように意識します。腰のすきまを大きくしたり小さくすることで、お腹周りの筋肉全体の動きを意識できます。
これを立った姿勢でもできるようになると、呼吸をすることでお腹周りの筋肉をストレッチできるようになります。また反対の「息を吐く時に思いきりへこませる筋肉の動き」もストレッチ効果が高いので、できる方は両方実践するのがおすすめです。
日々の生活のなかで常にお腹の筋肉を意識することで、自然に腹筋が鍛えられていきます。
ダイエットをしてせっかく体重が減ったとしても、お腹がポッコリ出ていたらがっかりですよね。
本書では、腹筋のなかでもっとも奥にある「腹横筋」を鍛える方法をご紹介。お腹をベルトのように引き締めてくれる腹膜筋を、ゴム風船ひとつで上手に強化しましょう。
- 著者
- 八木隆雄
- 出版日
- 2011-10-18
いわゆるインナーマッスルと呼ばれる筋肉を鍛える方法が紹介されています。「風船吹くだけダイエット」では高いスタイルアップ効果が期待でき、上体起こしのような筋肉痛にもなりづらいのでおすすめです。
腹横筋を鍛えられると、驚きの効果を感じられるはずです。
また、深い呼吸で酸素交換をすることで、頭や目元もスッキリ。体が目覚めます。気分が覚醒するので、仕事の間などに取り入れるのもおすすめです。
「あ・へ~・あ・ほ~」と声を出すだけでお腹をへこませる、超カンタンな体幹エクササイズ「あへあほ体操」。
運動トレーナーのしものまさひろが考案したもので、2018年現在、北海道を中心に90以上の教室を展開するほど大人気となっています。
- 著者
- 出版日
- 2016-05-31
本書で鍛えられるのも「腹横筋」。たとえば出産時の陣痛を逃がす「ひっひっふー」という発声のように、声を出すことで体の力をコントロールするのは理にかなっています。家事をしながらでもできるのが嬉しいですね。
また発声をすることで、ストレス発散の効果も期待できます。声を出すというのは、それだけで人の気持ちを前向きにする効果があり、ダイエットのやる気にも繋がるのだとか。
また腹横筋を鍛えることは、腰痛の軽減にも役立ちます。そのため子育てや介護、重い荷物を運ぶ仕事などで慢性的な腰痛に悩む方も必見。部位別のエクササイズも記載されているので、ぜひお手に取ってみてください。
座って足踏みするだけで、お腹周りの筋肉を強化し、さらに骨盤の調整までできちゃうエクササイズの紹介です。
お腹痩せをしたいけど、辛いのは嫌だという方に特におすすめです。高齢の方や、座った状態で作業をすることが多い方もチェックしてみてください。
- 著者
- 宮腰 圭
- 出版日
- 2017-11-21
座った状態で足踏みをするだけなので、高齢の方でも不安なく取り入れることができます。
年齢を重ねてくると、足腰の強化には気をつけていても、お腹周りを引き締めることは諦めている方が多いのではないでしょうか。しかしお腹のインナーマッスルが弱まることは、慢性的な腰痛とも密接に関係しています。
お腹を引き締めることで腰痛も防ぎ、その結果、足腰を鍛えることにも繋がるのです。
無理なく取り組める運動で、スッキリしたウエストラインと健脚を手に入れましょう。
インナーマッスルを鍛えるお腹痩せダイエット方法は、腰痛対策にもつながる一石二鳥の優秀エクササイズなのです。美しさと健康を同時に手に入れる方法、ぜひ参考にしてみてください。