5分でわかるシマエナガ!北海道に住む妖精?かわいすぎる見た目や生態を解説

更新:2018.7.1

インターネットを中心に話題になっている「シマエナガ」。白くて真ん丸の体にくりくりとした目というかわいすぎる見た目をしているのです。今回はそんな彼らの生態や生息地、性格などをわかりやすく解説していきます。あわせてその魅力を堪能できるおすすめの関連本も紹介するので、ぜひチェックしてみてください。

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シマエナガの生態は?かわいい見た目や鳴き声などを紹介!

 

スズメ目エナガ科エナガ属に分類されている亜種です。エナガはとても小さな鳥で、主にユーラシア大陸に分布しています。日本では九州から北海道まで広い地域に生息していて、本州ではエナガ、九州と四国にはキュウシュウエナガ、対馬や佐渡島などユーラシア大陸側の島に分布するチョウセンエナガ、そして北海道にシマエナガがいます。

シマエナガの体長は14cmほど、体重は8gほどで、日本で2番目に小さい鳥です。スズメでも20gほどなので、その小ささがわかるのではないでしょうか。

雪だるまのように体が丸く膨らんでいるのが特徴。これは寒さに耐えるために羽毛の中に空気をたくさん含んでいるからです。

つぶらな瞳と小さなくちばし、長い尾というかわいらしい見た目から、「森の妖精」「雪の妖精」と呼ばれることもあります。

また鳴き声は、「チッチッチッー」や「ジュルリジュルリ」など特徴的です。

シマエナガの生息地は北海道のみ?

 

シマエナガの生息地は、日本では大半が北海道だと考えてよいでしょう。緑の多いところで暮らし、昆虫や幼虫、アブラムシなどを主食にしています。

札幌などの大都市でも見ることができ、市内では西野、円山、滝野、藻岩山など山の近くで目撃されることが多いようです。札幌駅から2~3km圏内にいることがわかりますね。

1月と2月は、網走のような極寒の地を除くさまざまな場所で活動しています。3月後半になり春が訪れると、目撃数は急激に減るとのこと。見に行くのであれば冬が断然おすすめです。またペットとして飼育することは禁止されているので、ぜひ現地に足を運んでみてください。

シマエナガの性格はかわいいのに気性が荒い?その縄張り意識とは

 

基本的によく動き回る性格で、じっと座っていられない子どものようです。この習性はカラスやイタチ、ヘビなどの天敵から身も守るためで、動き回ることで常に周りを警戒しています。

またかわいらしい見た目とは裏腹にアグレッシブな一面も。5~10羽ほどの群れを形成していて、できるだけ縄張りを広げようと常に隣接する群れと争いをくり返しているのです。この行動は特に繁殖期に激しくなるとのこと。

縄張りを広く持つということは、それだけエサを多く獲得できることを意味しています。攻撃のスタイルは、空中で飛びながら体ごとぶつかるというもの。侵入者がいれば執拗に追いかけ、飛びながら足で蹴ることもあるのだとか。見た目からは想像できない荒業ですね。

シマエナガは夏と冬で見た目が変わる?

 

夏と冬でまったく見た目が異なるのもシマエナガの特徴です。冬場の体は真っ白になり、寒さに耐えるために羽毛に空気をためるので、雪だるまのように真ん丸になります。「雪の妖精」という呼び名はこの姿から来ています。

しかし気温の高い夏場は体を丸くする必要はありません。そのためボディラインはスズメのようにスリムになります。羽毛もうっすらと茶色がかったような色合いになり、冬よりも小さく感じるでしょう。

ただ夏場は山奥で生活をしているため、その姿を見る機会はなかなか無いのが実情です。

虜になってしまうこと間違いなし!かわいすぎる写真集

著者
小原 玲
出版日
2016-11-02

 

著者は、90年代にアザラシの赤ちゃんブームを巻き起こした動物写真家の小原玲。本書には、小原がこれまで撮影してきたかわいらしい表情のシマエナガの写真がこれでもかと詰まっています。

ただ写真が羅列されているのではなく、春の子育てから、ひな鳥の巣立ちまで成長を追いかけるストーリー仕立てになっているのがポイントです。

どのページを見ても本当にかわいらしく、1度見ればシマエナガのファンになること間違いなし。サイズは小さめなのでカバンに入れて持ち運ぶこともできますよ。

「鳥くんのシマエナガ講座」「シマエナガQ&A」などのコーナーもあるので、生態についてもしっかり学べる必携の一冊です。

シマエナガなど世界のかわいい小鳥を見れる

著者
出版日
2014-10-10

 

世界のかわいい小鳥に焦点を当てた本書。合計104種類ものかわいい小鳥たちに出会えます。監修は立教大学の名誉教授で、鳥の行動生態学や進化が専門家の上田恵介です。

我々にとって身近な日本の小鳥も多く紹介されていて、メジロやスズメ、そして今回紹介したシマエナガはやはりダントツのかわいさだといえるでしょう。

写真はどれも鮮明で、背景や彼らが止まっている小枝までしっかりと映っています。大自然の様子がよくわかるので、まるでその場にいるような錯覚にとらわれてしまいます。

巻末には鳥たちの鳴き声も記載されていて、情報も満載。眺めても読んでも楽しい一冊です。

思わず「ちゃん」と付けたくなってしまうかわいらしいシマエナガ。実際に北海道に足を運ぶのが難しい方は、ぜひ紹介した2冊を読んでみてください。

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