どうも! WEAVERのドラムの河邉です! 寒い日は部屋で温かいものでも飲みながら、ゆっくり読書したくなりますね。 12月にはWEAVERが企画する対バンライブも控えています。東京、大阪で行われるこのライブは、バンド史上初の試みですので、たくさん人に来てもらえたら嬉しいなと思います。 そんな今月は、「複数の視点から描かれる物語」をテーマに5冊紹介させていただきます。
最初に紹介するのは恩田陸さんの『ドミノ』だ。
- 著者
- 恩田 陸
- 出版日
- 2004-01-01
幾つもの名作ミステリー小説を世に送り出す、真保裕一さんによる異色の悲喜劇小説。
- 著者
- 真保 裕一
- 出版日
- 2012-08-10
初めて読んだ伊坂幸太郎さんの本は、自分が高校生の頃の『ラッシュライフ』だった。視点が切り替わっていく小説を読んだのもそれが初めてで、「こんなに小説って面白いんだ」と気付かせてくれた本の一つである。
- 著者
- 伊坂 幸太郎
- 出版日
- 2009-06-26
津村記久子さんによる短編集。「職場の作法」「バリローチェのフアン・カルロス・モリーナ」そして「とにかくうちに帰ります」が収録されてる。 今回のテーマに沿った、複数の視点から物語が描かれているのは表題作である「とにかくうちに帰ります」だ。
- 著者
- 津村 記久子
- 出版日
- 2015-09-27
以前も紹介した、『鍵のない夢を見る』の著者でもある辻村深月さんの小説。辻村さんの書く女性の心理は本気で生々しい。ここまで書くかというほど、人間の心理の繊細な部分を描き出す。
- 著者
- 辻村 深月
- 出版日
- 2011-06-10
本と音楽
バンドマンやソロ・アーティスト、民族楽器奏者や音楽雑誌編集者など音楽に関連するひとびとが、本好きのコンシェルジュとして、おすすめの本を紹介します。小説に漫画、写真集にビジネス書、自然科学書やスピリチュアル本も。幅広い本と出会えます。インタビューも。