『鳥籠ノ番』の見所を最終回まで全巻ネタバレ紹介!良作デスゲーム漫画が無料

更新:2018.8.25 作成:2018.8.25

閉鎖されたはずの遊園地で巻き起こる、凄惨なデスゲーム。謎の人物によって次々と課せられる選択によって、いとも簡単に失われていく参加者たちの命。そして徐々に疲弊していく参加者たちは、親しい者たち同士でも裏切りをくり返し、他者を蹴落とす事を辞さないようになっていきます……。 今回は、そんな凄惨なデスゲームにどんどんひきつけられていく『鳥籠ノ番』の魅力を、最終回まで紹介していきます。ネタバレをふくむので、気になる方は無料で読めるスマホアプリからご覧ください。

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『鳥籠ノ番』のあらすじ、見所【無料で読める!】

突然失踪したクラスメイトの白鷲雲(しらさぎ くも)を探すため、クラスの有志で探索隊を結成し、廃園となった遊園地を訪れた6名のメンバー達。

「鳥籠城」と呼ばれる遊園地内の建造物には、2人で入って出てくると永遠に結ばれる、といういわくがあります。雲が以前に行きたいと言っていたことがあったので、一同はその建造物に入ることに。

しかし場内に進入後、何らかのガスによる影響か、全員気を失ってしまうのでした。そして目が覚めた時、全員の首には2人1組でつけられた首輪が……。困惑するなか、謎のアナウンスが響き渡ります。そして、彼らは引き返す事の出来ないデスゲームへと、強制的に参加させられてしまい……。

果たして探索隊の面々は、無事に鳥籠城を脱出する事は出来るのでしょうか。

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『鳥籠ノ番』1巻の見所をネタバレ紹介!

ここからは、各巻のあらすじと見所についてご紹介していきます。

廃墟でのデスゲームが始まる本巻。6名の探索隊が、行方不明者の白鷺雲を探して鳥籠城を訪れます。

主人公は常にブツブツと独り言を呟きながら考え込んでいる変人・黒辺銀(くろべぎん)。その他におとなしめで可愛い女の子・金森(かなもり)、雲の探索隊を発案した少女・鶴巻(つるまき)、テキトーな性格で実は鶴巻が好きな男子・鵜川(うがわ)、そしてバカップルの鳩谷(はとや)と鷹原(たかはら)がいます。

著者
陽 東太郎
出版日
2013-02-22

あらすじでも述べましたが、彼らは鳥籠城を訪れるとともに催眠ガスによって眠らされ、城内に閉じ込められてしまいました。目覚めた時には、男女1組で繋がれた首輪をつけられていたのです。そこに謎の声の主「青い梟(ふくろう)」から、鳥籠城でおこなわれる生き残りゲームについてのルールが説明されます。

ゲームの目的は単純で、青い梟の本体を探し出す事。見つけ出す事が出来た人だけが、無事に城から脱出する事が出来るというものでした。

城内にはさまざまな道がありますが、選択した道を引き返す事が出来ないため、やり直しは効きません。その選択を首輪で繋がれた2人1組でおこない、一緒に行動する事で先を目指していく事になるのです。

こうして、理不尽に始まってしまったゲーム。開始すると同時に、入り口の扉が開きました。

早く城から脱出しようとする面々ですが、目的を達成しないまま脱出しようとしてしまった鶴巻は、首輪から伸びた杭のようなもので首を貫かれ、絶命してしまうのです。

悲しむ暇もなく、ペアが居なくなってしまった鵜川の首輪からは警告が鳴り響き、このままでは時間経過で死んでしまう状態にある事がわかりました。

そこで、実は鵜川に想いを寄せていた金森が、彼の首輪と自分を繋ぎ、彼を助けようとします。しかし、そうすると今度はペアの居なくなった銀が死の危険に晒されることとなってしまいました。絶体絶命のまさにその時、白鷲雲の姉・雪がなぜか現れ、彼は難を逃れるのです。

ですが、全員の命がかかった状態になったことで、友人同士だった探索隊の面々は、お互いに疑心を抱きながらゲームに参加する事になってしまいます。果たして残ったメンバーのうち、誰が梟のもとまでたどり着くこととなるのでしょうか。

そんな1巻の見所は、可愛らしく誰にでも人気の金森の、銀に対する裏切りのシーンです。冒頭ではまるでヒロインのように思えていた彼女が、鵜川を助けるために、まさかの主人公を裏切って見殺しにしようとするという衝撃的な場面となっています。

冒頭で金森の印象を目一杯上げておきながら、主人公をとおして読者まで絶望に突き落とす展開には、思わず心がざわついてしまう事でしょう。本作のおどろおどろしい雰囲気が伝わるシーンでしょう。

『鳥籠ノ番』2巻の見所をネタバレ紹介!

 

新しい探索者が合流し始める2巻。探索者達が二手に分かれて進む事となり、そのために探索者同士の関係性にも、少しずつ変化が生じ始めて……。

 

著者
陽東 太郎
出版日
2013-08-22

それぞれの関係が変化するなか、特にバカップルの鳩谷と鷹原については、雪の登場によって話がこじれてしまった事から、微妙な距離が出来てしまいました。

結果としていつも一緒だった2人は別々の選択肢を選ぶことになり、鷹原は銀と一緒のルートで進む事を決めます。

対して、残された雪達はもう一方のルートに進む過程で、同じくゲームに参加させられている1組の男女・郭(くるわ)と桃洲(ももず)と出会う事になりました。

少し頭は悪いものの明るく可愛い桃洲と、美形で頭脳明晰な郭のカップルでしたが、この郭という男が実に異質な存在。彼はとにかく主体的に決めることや、責任を負う事をせず、さらにありとあらゆることに対して無感情で無関心。その無関心さは、なんと自分自身の命すらもどうでもよいと考えているほどなのです。

自分の身を危険に晒す選択をした相手に対しては、責任さえ取ってくれればそれでよいと言い放つ郭。そんな彼の人間性に対して不安になってしまった桃洲は、自分の命を賭けて、彼の自分自身に対する愛情を確かめようとします。

しかし郭はそんな彼女をあっさりと見放し、結果として桃洲は絶命してしまいました。彼の常軌を逸した行動に対し、戦々恐々とするメンバー達は、果たして今後どのような逆境に立たされることになるのでしょうか。

そんな本巻の見所は、やはり郭が桃洲を見捨てるシーンでしょう。その後、彼女を見捨てた彼への雪の怒りが爆発するのですが、彼にとって本当に桃洲という女性はどうでもよい相手だったのだという事がわかる、ゾッとする場面が描かれています。

無感情に人を、そして自分を殺す事が出来る危険人物が身近にいるという事。それが、今後の展開に対する言いようのない不安を掻き立てます。

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『鳥籠ノ番』3巻の見所をネタバレ紹介!

郭による凶行から続く本巻。ペアの桃洲が死んだ事により命の危機を迎えた彼を、合流した銀達が連れてきた探索者によって救います。

結果的に無事にペアが欠ける事なく先に進む事が可能となったわけですが、未だに郭の異常性に悶々とした想いを抱えたままです。

著者
陽東太郎
出版日
2014-06-21

 

そんななか追っている青い梟の正体は、行方不明の雲ではないかという仮説を述べる郭。もしやという想いがあった面々は、彼の推察の的確さもあり、雲犯人説に流されそうになります。

しかし銀は、そんな彼の仮説に異を唱え、彼女の人間性から今回の犯行をするような人物でないと否定するのです。結局真相はわからないまま先へと進む一行は、多くの鳥たちが「タマゴヲサガシテ」と伝えてくる部屋に入りました。

出口に繋がるためのタマゴを探そうと協力する一行でしたが、そんななか、ある違和感を察知した郭。「早くしないと、手遅れになるよ」という意味深な警告を口にするのです。

そして鳩谷が、新たな犠牲者となってしまいます。しかし、なんとか命は助かったため、ペアで看護する事となった鷹原が付き添いで残る事となり、一行はまた先に進むのでした。

この部屋では銀が、雪や郭を凌いでの推理力を見せつけます。そして本巻では、彼の過去が明らかになり、それが3巻最大の見所でしょう。冒頭からずっと独り言を喋り続ける変人イメージのあった銀の過去が明らかになったことで、そうなった背景が見えてきます。

なかなか感情移入がしにくかった主人公の人間性が見えてくるエピソードは、必見です。

 

『鳥籠ノ番』最終巻の見所をネタバレ紹介!

ついに犯人との決着となる最終巻、第4巻です。

著者
陽東太郎
出版日
2014-06-21

 

数々の選択を超えて、ついに青い梟の居場所を突き止める事になります。居場所の推理を続ける雪と郭をよそに、銀が告げた言葉は「青い梟の居場所がわかりました。」という決定的な一言でした。そして最初の部屋に向かった一行が対したのは、梟のマスクをかぶった人物「青い梟」だったのです。

そして梟が抱きかかえていたのは、行方不明になっていた雲。慌てて駆け寄ろうとする銀に対し、梟は銃口を突きつけて、雲か銀のどちらかを殺し、残った方を助ける、と「選択」を迫るのでした。

果たして、銀達は梟に対し、どのような回答を返すのでしょうか。そして、残ったメンバーは無事に生き残る事が出来るのでしょうか。

そんな本巻の最終回では、この物語にとって重要な要素だった「選択」の大切さを知る事が出来ます。

人生とは選択の連続です。何度も窮地に立たされた後に、最もみんなが幸せになれるための選択をしようとするメンバー達の姿は、読者に対し、選び取る事の大切さを教えてくれるでしょう。

 

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