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『酒のほそ道』を読んでみよう!超庶民派な酒の飲み方を44巻までまとめたw

更新:2020.11.30 作成:2019.5.17

本作は作者・ラズウェル細木のグルメ漫画です。主人公の酒飲みサラリーマンが、仕事帰りや休日、様々な場面で酒や肴を楽しみます。ところどころウンチクを語ったり、家庭でも再現できるようなレシピを披露する姿が描かれます。四季折々のシーンとともに酒と肴が紹介されるので、いつ読んでも楽しめるでしょう。

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『酒のほそ道』が面白い!真似したいものから驚かされるものまで、酒とつまみを楽しみ尽くす方法をまとめてみた

主人公の岩間宗達(いわま そうたつ)は、営業を担当しているしがないサラリーマンです。安酒から高級酒まで、お酒とあればどんな銘柄でも飛びつく生粋の呑兵衛。

気楽な1人飲みが好きなようですが、気の合う仲間や会社の同僚と飲みに行くこともよくあります。つまり、お酒を飲めればなんでもいいわけです。

驚きの食べ合わせや以外と知られていない飲み合わせは、お酒に詳しい作者ならでは。作中に出てくるウンチクには一家言あるようで、漫画を読むだけでも勉強になります。

今回は特に『酒のほそ道』で紹介される、お酒の飲み方に注目し、1巻から最新44巻の中で特におすすめの組み合わせを中心にご紹介していきたいと思います。

著者
ラズウェル細木
出版日
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『酒のほそ道』の飲み方、あなたはどう思う?【あらすじ】

『酒のほそ道』の飲み方、あなたはどう思う?【あらすじ】
出典:『酒のほそ道』1巻

平凡なサラリーマン、岩間宗達。

俳句を嗜みながら、隙あらば飲酒しているため、メインの趣味はお酒といえる男です。彼は仕事帰りに一杯引っかけることが何よりも楽しみで、そのために働いているのではと錯覚する言動もしばしば。

仕事中に酒を夢想して、春はまったりピクニックでワイン、夏は豪快にビールを煽り、秋冬はしっとり日本酒を楽しむ。そんな風に毎日を酒とともに過ごす、飲兵衛による飲兵衛のためのグルメ漫画、それが『酒のほそ道』です。

『酒のほそ道』の流儀まとめ1:ビールをとことん【19巻】

ビールが最大限に美味しい季節……それは夏でしょう。暑さにやられながら頑張った後の一杯は格別ですよね。最高の飲み方を、宗達がご紹介します。

著者
ラズウェル細木
出版日
2006-06-19

宗達はビールを極限まで楽しむに当たって、ちょっとした準備を行います。瓶ビールを適温で冷やし、軽く濡らしたグラスを冷凍庫へセット。その間、さっと熱めのシャワーで汗を流し、浴衣や甚兵衛などさっぱりした服に着替えます。

茹でた枝豆、炒りソーセージ、冷やしトマトなど、つまみはあえて手間のかからないものをチョイス。

ビールは、まず勢いよく注いで泡を立て、泡が落ち着いたのを見計らってから、残りをゆっくり注ぎ足します。泡がグラスの縁から盛り上がるところでストップ。

後は気の向くままビールを飲み、つまみを食べるのが宗達流とことんビールを楽しむ方法です。かなりシンプルですが、だからこそ案外やったことのない方もいるのではないでしょうか。

手軽な上に、絶対にハズレがない飲み方。ビールはお好きな銘柄で構いませんが、スカッと爽やかな飲み口を楽しめるラガー系ビールがおすすめです。

『酒のほそ道』の流儀まとめ2:弁当晩酌【28巻】

宗達は、お酒を味わうことに関しては人一倍の熱意で取り組みます。そんな彼ですが、決して高い酒と肴だけを楽しむのではありません。今回は、一人暮らしに嬉しいお酒のつまみを紹介します。それは、スーパーで購入できる、お財布に優しい激安総菜のお弁当です。

著者
ラズウェル細木
出版日
2010-12-27

普通に食べてしまえばただのお弁当ですが、宗達はこれを個別に分けます。そして、ゆずこしょうやからし、マヨネーズや岩のりなどありたっけの調味料を用意し、お弁当のおかずに合う調味料を探しながらちまちま食べていくのです。

こうすれば、限られたお弁当の中身でも、いろんなつまみに大変身するわけです。宗達はこの飲み方を「弁当晩酌」と呼びます。調味料とおかずのベストマッチを探すという、ゲーム的な面白さがあるのも特徴です。

傍目にはおかしなことをしてるように映るかも知れませんが、1人で宅飲みするのであれば誰に憚ることもありません。仕事終わりでもすぐに実践出来るため、おすすめしたいエピソードです。

『酒のほそ道』の流儀まとめ3:イカす徳利【33巻】

ちょっと気分を出して日本酒を燗で楽しみたい時は、みなさんも徳利を使われることと思います。その燗酒をもっとイカした飲み方で、ちょっと気分良く楽しめるのが「イカ徳利」です。

著者
ラズウェル細木
出版日
2013-06-19

イカ徳利とは読んで字の如く、イカの胴体を徳利状に成形して乾燥させた、食べることができる容器のことです。北海道や岩手県、新潟県、意外なところでは京都の名産品とされています。

楽しみ方は至って簡単。燗酒をイカ徳利に注ぎ入れ、しばし時間をおいて風味を移します。後はこちらもイカ製のお猪口でぐいっと飲むだけ。スルメにも似た風味と味わいが日本酒によく染み出し、普段から飲み慣れている銘柄も、違った味わいを楽しむことができるでしょう。

宗達は、これのつまみに湯豆腐とたくあんを用意しています。イカ徳利の風味を引き出すには、こういった淡泊なものがベストなようです。普段とはちょっと変わった日本酒を飲みたい。そんな方は、ぜひイカ徳利で飲んでみるのはいかがでしょうか。

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『酒のほそ道』の流儀まとめ4:酒そうめん【37巻】

お店での楽しみ方から、家での飲み方など、さまざまなシチュエーションが目白押しな本作。実際にやってみた方も少なくないのではないでしょうか。

実践してみたいものの1つが「酒そうめん」です。この名前だけでは、なんのことやらピンとこないと思います。

著者
ラズウェル 細木
出版日
2015-06-19

「酒そうめん」この名前だけでは、なんのことやらピンとこないと思います。こちらは単純明快。普通に茹でたそうめんを、めんつゆ代わりの日本酒に浸してツルッと啜るだけ。

これが果たして美味しいのか……意外や意外、なんでもないそうめんが、新感覚の珍味に早変わりするのです。

宗達は、お中元で届いたそうめんで、飲み屋で聞いた食べ方を実践します。これは作者が、実際に試してみた結果、当たりだったと思ったため描いたようです。

冷たいそうめんと日本酒の珍奇な組み合わせ、簡単にできますので、ぜひお試しあれ。

『酒のほそ道』の流儀まとめ5:料理名【最新44巻ネタバレ注意】

今日も今日とて食い道楽、酒道楽の日々を送る宗達。それはどこへ行っても変わりません。とある蕎麦屋を訪れた彼は、日本酒を一杯やりながら「あるモノ」を楽しんでいました。

著者
ラズウェル細木
出版日
2018-12-19

よく蕎麦屋で飲むのは粋で通と言われますが、そこは酒道楽の宗達、目の付け所が違います。彼が酒のアテに頼んだのは、だし巻き卵でも板わさでもありませんでした。

それは焼き鳥の付け合わせの「ねぎ」。鴨焼きの付け合わせの「ねぎ」。なんと、主役を引き立てる名脇役、ねぎを頬張っていたのです。

季節は冬で、長ねぎはまさに旬の時期。宗達曰く、蕎麦に薬味のねぎは欠かせないので、蕎麦屋では特にいいモノが出てくるとのこと。ねぎのみの南蛮そば「肉なんばんのヌキ」は本当に美味しそうで、思わず蕎麦屋で頼んでみたくなるでしょう。

いわれてみれば、納得の見解が散りばめられている本作。今まではなんとも思っていなかったねぎにも、今後は注目です。

いかがでしたか?この記事では、手軽に楽しめる飲み方をチョイスしました。面白い飲み合わせは他にも紹介されているので、ちょっと変わったお酒を楽しみたい方は、ぜひ読んでみてください。