『君は淫らな僕の女王』全巻の見所をネタバレ考察!岡本倫、横槍メンゴの共作

更新:2021.1.12 作成:2019.8.30

ある日いきなり、好きな子の部屋と自分の部屋が繋がってしまった!? しかもその後、彼女は理性がなくなった状態で毎晩……。 『君は淫らな僕の女王』は、そんな夢のような設定で描かれる青春漫画です。この記事ではそんな本作の見所をご紹介!下のボタンのアプリから読むことができます!

  • twitter
  • facebook
  • line
  • hatena

『君は淫らな僕の女王』が面白い!タイトルの意味とは?【あらすじ】

 

『君は淫らな僕の女王』は、タイトルから推察できるかもしれませんが、性的な描写も含まれています。しかし恋愛やハラハラする展開が練りこまれているので、ストーリー自体も楽しめる作品です。

 

 

主人公の斉藤アキラには幼馴染の川奈昴という少女がいました。彼女は男勝りの性格でアキラとしょっちゅう喧嘩をしていたのですが、ある時を境に姿を消します。昴は名家のお嬢様であったため、由緒正しい名門校に進学していったのです。

 

著者
横槍 メンゴ
出版日
2013-02-19

どうしても彼女とまた話がしたかったアキラは、猛勉強の末に同じ学校に合格。しかしそこにいた昴は子供の頃と違っておしとやかな振舞いをするようになっていた別人。

しかも彼女の周りにはお嬢様然とした女の子が集まっていたので、ますますまともに口をきけず、少し話をするかと思えばアキラには冷たくあたってくるのでした。

せっかく同じ学校になったのに昔のように仲良くできず歯がゆい思いをしていた時、アキラは妙な噂を耳にします。それはあるおまじないを口にすると、なんでも願いが叶うというもので……。

 

作者・岡本倫、横槍メンゴとは

 

『君は淫らな僕の女王』は2人の漫画家による共作。しかも2人とも実績抜群の漫画家で、連載開始当初から期待される声が多かった作品です。

原案を担当する岡本倫は、アニメ化もされた『エルフェンリート』の作者。同作はややグロテスクな描写も多い作品だったため人を選ぶものでしたが、ヒロインの可愛さに定評があった物語でした。

『君は淫らな僕の女王』はグロ描写は一切ありませんが、ヒロインの可愛さは建材。そもそも、元々グロテスクな描写は好きでなかったという作者からすると、本作のような素直なラブコメは本当に描きたかったものを実現した作品といえるかもしれません。

 

著者
岡本 倫
出版日
2002-10-18

作画を担当する横槍メンゴは、『クズの本懐』などで知られている漫画家。元々成人向けの漫画雑誌で連載を担当していたこともあって、エロティックな描写に定評があります。

今回の作品でも女性らしい柔らかなタッチで描かれたヒロインがとても可愛い!女性が読んでも好印象を抱きやすい絵なので、タイトルにひかず、おすすめしたい作品です。

横槍メンゴのおすすめ作品を紹介した<横槍メンゴおすすめ漫画ベスト4!『クズの本懐』は女子も読めるエロで良い!>もぜひご覧ください。

著者
横槍 メンゴ
出版日
2013-02-19

『君は淫らな僕の女王』の魅力1:自制心を失ったヒロインも可愛い!

この漫画、最大の魅力はなんと言っても自制心を失った昴の描写でしょう。あらすじでも書いたとおり、昴はもとは男勝りな性格でした。それが親の意向によってお嬢様学校に入学させられ、自分を抑えて生きざるを得なくなったのです。

著者
横槍 メンゴ
出版日
2013-02-19

そうした自制心が性欲につながり、同年代と同じくらい、あるいはそれ以上に性に関して興味を持つように。しかしやはり今の環境でお嬢様らしく振舞うためにはその欲求は邪魔なもので……という悪循環になっていたのです。

しかし昔から好きだったアキラが目の前に現れて、さらに内心穏やかでいられなくなります。本当は彼と昔のように仲良くなりたい、でも自分の立場がそれを許さない、というジレンマに立たされるのです。

自制心を失った後の彼女の姿は淫らなものですが、年頃の乙女らしい可愛らしさに満ちたものでもあります。

『君は淫らな僕の女王』の魅力2:昴とアキラを弄ぶ裏の神様

また、本作は「裏の神様」というキャラがストーリーをどんどん動かすのも見所。

 

 

 

 

 

 

アキラはあるおまじないをきっかけとして昴と昔のような関係に戻ることができましたが、それもこれも裏の神様のおかげだったのです。

そしてこの神様があの手この手でストーリーに波乱を巻き起こしていきます。神様にとって重要なのはいかに昴の自制心を徴収できるかどうか。すんなりと2人が結ばれて自制心をなくされては意味がありません。

そのため、2人が顔を合わせることを禁止し、あえて自制心を醸し出すようなことを仕掛けるのです。

読者にとっては少し憎たらしい存在ではありますが、振り回される2人の姿が面白いのもまた事実。裏の神様は本作になくてはならないトリックスターなのです。

『君は淫らな僕の女王』1巻の見所をネタバレ紹介!

どうしても昴とまた話をしたい、とアキラが願った結果、なんとアキラと昴の部屋がつながってしまった展開から始まる1巻。一方で、おまじないをかなえた後では代償を支払わなくてはいけません。

その代償は、昴の自制心を1日1時間なくす、というものでした。しかも、その1時間がタイミング悪く、アキラが昴の部屋を覗いていた時にやってきてしまって……。

著者
横槍 メンゴ
出版日
2013-02-19

1巻の自制心を失った昴の見所は、淫らな恰好でアキラに迫っていくシーンなど多数ありますが、なんといってもアキラの部屋に勝手に入ってさまざまなことをしでかすところ。

実は昴は同じ色の歯ブラシを2本持っていて、毎日自分のものとアキラのものを交換していることが分かったり、彼が自慰をしたあとのティッシュを探そうとしたりと、普段からのギャップがすごすぎるのです。

そして極めつけは彼のパンツを……?詳細をご自身でご覧ください。

『君は淫らな僕の女王』2巻の見所をネタバレ紹介!

人気のあった本作ですが、2巻で完結です。

恋人同士となった2人はさまざまな障壁に悩まされることになります。

著者
横槍 メンゴ
出版日
2017-11-17

まずは昴の妹である真奈が現れます。彼女は体験入学生として同じ高校やってきたのですが、アキラに一目ぼれしてしまうのです。そしてあの手この手でたぶらかそうとしてきて……?

さらにトラブルは続きます。昴の親が事業で失敗し、それを補填するために提携先の会社に助けを求めたのです。その条件として提示されたのは、社長の御曹司と昴が結婚することでした。その話を聞いたアキラはどうするのでしょうか?

結末はそれから3年後、2人が大学生になったシーンが描かれます。タイトルを回収するような見事な最後のセリフは、それまでのトラブルを見てきた読者からすると感慨深いもの。裏の神様についても見直すことができる最終回ですよ。