『ケンガンオメガ』2巻までネタバレ!「アシュラ」続編も面白い!【無料】

更新:2019.11.29 作成:2019.11.29

『ケンガンアシュラ』は、大企業がそれぞれの代表の格闘選手を選出し、代理闘争をする物語。それは「拳願仕合」と呼ばれ、勝ったほうが巨額の利益を得られます。そして前作から2年後を舞台とした続編が、『ケンガンオメガ』です。新たな2人の主人公が拳願仕合に身を投じ、戦いを通して成長していく姿が描かれます。 本作はスマホの漫画アプリでも無料で読めるので、気になった方はそちらからもどうぞ!

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目次

『ケンガンオメガ』2巻までネタバレ!「アシュラ」続編も面白い!【無料】

『ケンガンオメガ』2巻までネタバレ!「アシュラ」続編も面白い!【無料】
出典:『ケンガンオメガ』1巻

『ケンガンオメガ』は、前作の設定やキャラなどを引き継ぎつつ、まったく新しい展開で読者を夢中にさせてくれます。前作からのファンはもちろん、初めて読む方でも楽しめる内容です。

拳願仕合(けんがんじあい)……それは、名の知れた大企業同士の代理闘争。それぞれの会社の代表として「闘技者」を送り出し、巨額の利益を奪い合う「日本最大の裏格闘技」の名称です。

主人公は、ルール無用の空手で「道場破り」まがいのことをしていた、成島光我(なるしまこうが)。彼は、あるきっかけで拳願仕合を知ることに……。そして本当の強さを知るために、闘技者派遣会社「山下商事」を訪れるのでした。

一方、もう一人の主人公・臥王龍鬼(がおうりゅうき)は、拳願試合への出場を求めて、拳願会の先代会長・片原滅堂(かたはらめつどう)の前に現れました。そして、龍鬼もまた山下商事の門を叩くことになります。

物語の舞台は、前作の「拳願絶命トーナメント」から2年後。光我と龍鬼、2人の青年が運命的に出会うことで、拳願仕合に新たな波乱が巻き起こり……⁉


前作『ケンガンアシュラ』についておさらいしたい方は<『ケンガンアシュラ』は格闘漫画好き必見の名作!スマホで無料で読める|ネタバレ注意>の記事をご覧ください。

作者・サンドロビッチ・ヤバ子 、だろめおんとは

本作は、原作・サンドロビッチ・ヤバ子、作画・だろめおんの作品です。ここでは、大人気格闘漫画「ケンガン」シリーズを生み出した2人の経歴を紹介します。

サンドロビッチ・ヤバ子は、1984年生まれ、鳥取県出身の漫画原作者です。アマチュア時代に、Web連載していた「求道の拳」が編集者の目に留まり、設定と世界観を共有した『ケンガンアシュラ』で、2012年に商業誌デビューしました。
 

はったりの利いた人物造形や、格闘技のウンチクが特徴のひとつ。格闘漫画の大御所たる板垣恵介の「グラップラー刃牙」シリーズと、何かと比較されるほどです。

ちなみに、板垣自身も『ケンガンアシュラ』の単行本にコメントを寄せて、絶賛しています。

またサンドロビッチ・ヤバ子は、アクションシーンだけでなく、コメディを描く才能もあります。じつは、2019年にアニメ化されて話題となった、筋トレ&コメディ漫画『ダンベル何キロ持てる?』の原作も担当しているのです。

著者
出版日
2016-12-19

だろめおんは、詳しいプロフィールは非公開の漫画家・イラストレーターです。多摩美術大学の美術学部グラフィックデザイン学科を卒業。その後、『Bバージン』や『絶望に効くクスリ』で有名な山田玲司のアシスタントをしていました。

2011年から、Webコミック配信サイト「ニコニコ静画」で、『けちゃっぷ忍者』を連載してデビュー。その後、2012年から『ケンガンアシュラ』を6年間連載し、2019年12月現在に至ります。

代表作こそ少ないですが、美大出身であることと長年のアシスタント経験も相まって、非常に高い画力の持ち主です。

『けちゃっぷ忍者』はアメコミ風のタッチでしたが、『ケンガンアシュラ』以後は、少年漫画らしい画風にスイッチするなど、確かな技術を感じさせます。筋肉の描き方やアクションシーンにも定評があり、ド迫力の画面構成が魅力的です。

『ケンガンオメガ』に登場するキャラを解説!最強のアイツらがまた見られる!

本作のストーリーは、血生臭い「裏の格闘技」がメインです。しかし、レギュラーキャラクターが個性的で、ユニークな様子が描かれることもあり、さほど陰鬱さを感じないでしょう。

主人公は、成島光我(なるしまこうが)。伝統空手をメインに、さまざまな格闘術を駆使します。

光我は、基本的に直情型の乱暴者ですが、体育会系のノリがあるせいか、律儀で生真面目な一面も。また、表の世界ではプロでも通用するほどの実力者ながら、拳願仕合の関係者からは、総じて「弱い」と評価されています。

しかし、秘めた格闘センスと観察眼は、抜群のひと言。これからの成長に期待できる人物です。

著者
サンドロビッチ ヤバ子 だろめおん
出版日
2019-02-19

もう一人の主人公・臥王龍鬼(がおうりゅうき)は、なぜか前作『ケンガンアシュラ』の主人公・十鬼蛇王馬(ときたおうま)と瓜二つ。見た目の違いは、体格が王馬と比べて少し小柄なこと。

一方、性格はまったく異なります。王馬が「傍若無人」なら、龍鬼は「天然ボケ」で、どこか幼さを感じるでしょう。使う格闘術は、臥王流。光我と違って最初から拳願仕合に通用しており、とてつもない強さがうかがえます。

そして、彼らのような新キャラの活躍はもちろん、前作の名物キャラも活躍します。彼らが2年分の変化を引っ提げて、再登場するのも本作の魅力です。

たとえば、前作で解説役&ヒロイン(?)だった山下一夫(やましたかずお)。彼は知る人ぞ知る「カリスマ」になっており、どこか堂々とした風格が出ています。

ほかにも、前作で熱い戦いをくり広げた「ライバルキャラ」が多数カムバックします。体格も技術も成長した柔術の今井(いまい)コスモ、相変わらず迫力があるプロレスラー・関林(せきばやし)ジュンなど、錚々(そうそう)たるメンツです。

前作からのファンなら、旧キャラの登場だけでもテンションが上がりますし、新規ファンには、目新しい存在感のあるキャラとして映るので、いずれにしても楽しめるでしょう。

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魅力1:俺より強いやつが許せない!迫力のアクション!

魅力1:俺より強いやつが許せない!迫力のアクション!
出典:『ケンガンオメガ』1巻

「ケンガン」シリーズと切っても切れないのが、ド迫力アクションによる「格闘描写」。前作で好評だったアクションシーンは、『ケンガンオメガ』でも健在です。

龍鬼の臥王流は、前作の主人公・王馬の二虎流と似て非なる「古流柔術」。それゆえの懐かしさと同時に、新鮮な魅力があります。

また、肉体を硬化させる「不壊(ふえ)」と似た技術「纏鎧(てんがい)」だけでなく、「地伏龍(チフクリュウ)」という、死角を突いた技も披露します。

王馬のアクションは、どちらかといえば、大味で派手な印象……。そのため、同じ顔で対称的な動きをする龍鬼が、前作を知る読者としては興味深い内容となっているでしょう。

一方、対戦相手も強者ぞろいで、一撃必殺の技をくり出してくるのも魅力のひとつ。「目視不可の拳撃かと思いきや、速さとリーチを活かした鋭い前蹴りだった……」という、意外な展開などで驚かせてくれたりもします。

サンドロビッチ・ヤバ子のはったりが、これでもか!と効いた格闘描写は必見です。

魅力2:肉体的にも精神的にも留まるところを知らない成長!

魅力2:肉体的にも精神的にも留まるところを知らない成長!
出典:『ケンガンオメガ』1巻

前作は、王馬の無双っぷりが見所でしたが、本作ではがらりと印象が変わります。なぜなら、本作の主人公・光我は、総じて「弱い」と評されているからです。

王馬と、そして彼に瓜二つの龍鬼は、登場時点で一流の闘技者です。もちろん戦いのなかで強くなりますが、技術的には完成されています。

一方で光我は、未熟さが強調されるのです。王馬や龍鬼と比べると実力で見劣りするものの、この未熟さこそが、彼の持ち味。まだ弱いながらも、持ち前の反骨心をバネにして「2人とは違った形で成長するキャラ」として描かれます。

また光我も龍鬼も、トレーニングや日常生活を通して、「精神的に変化する」部分も前作との違いといえるでしょう。心理描写がより丁寧に描かれていて、さらにストーリーに引き込まれます。

果たして、光我と龍鬼はどのように変わっていくのでしょうか。

魅力3:物語の裏で蠢く因縁と陰謀

魅力3:物語の裏で蠢く因縁と陰謀
出典:『ケンガンオメガ』1巻

本作は、基本的には爽快に楽しめる格闘漫画です。しかし、物語の展開や設定には、時折「不穏なもの」が見え隠れします。

まず気になるのは、瓜二つの姿として描かれる「王馬と龍鬼」の関係です。王馬は、前作では詳しく明かされなかった「中」と呼ばれる地域の出身で、龍鬼も同様。

じつは、王馬の二虎流は「臥王流から派生した武術」とされているのです。さらに、龍鬼の血縁者と思われる臥王鵡角(がおうむかく)は、「王馬の師匠の師匠」に相当するという、複雑な関係にあります。

また龍鬼と、前作ラストで示唆された「二虎流の継承者」との関係も気になるところ。

龍鬼が拳願仕合に参加した理由とは?そして、異常なまでに敵視する「蟲」(前作でクーデターを起こした速水勝正の私兵集団)との因縁とは……?

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『ケンガンオメガ』1巻の見所をネタバレ紹介!

光我は、山下一夫の采配で「闘技者見習い」になります。ところが、後からやってきた龍鬼に一足飛びで抜かされてしまいます。そして彼は、拳願仕合の実戦で闘技者試験をすることに……。

不満を覚えた光我は、単身で龍鬼の対戦相手・打吹黒狼(うつぶきこくろう)のもとに乗り込みます。先に黒狼を打ち破って、実力を示すつもりが……⁉

著者
サンドロビッチ ヤバ子 だろめおん
出版日
2019-02-19

1巻では、序盤からめまぐるしいアクションシーンが展開されます。見所は、やはり「光我vs黒狼」と「龍鬼vs黒狼」。黒狼はかなりの実力者で、防御空手をベースにした高速のコンビネーション攻撃は、圧倒的です。

実力的に上回る光我との戦い、実力の読めない龍鬼との戦いと、黒狼戦だけで2つの対戦を楽しむことができます。

黒狼の一撃必殺技「スティンガー」に対して、光我と龍鬼がどのように反応するのか。その違いで2人の実力差が掴めるので、その様子にも注目してください。

『ケンガンオメガ』2巻の見所をネタバレ紹介!

自身の実力不足を思い知らされた光我は、山下一夫の手配で、関林ジュンの所属する「超日本プロレス」で修行することになりました。

超日本プロレスの修行は、基礎的な訓練でしたが、桁違いに過酷なもの。それでも光我は、彼なりに真摯に励みます。

著者
出版日
2019-07-19

2巻では、各関係者の口から「弱い」と評される光我が、決して弱くないことが語られます。じつは、身体能力も才能もありながら、あるものが欠けているため、実力を発揮し切れていなかったのです。

また光我のトレーニング風景が見所のひとつ。原作者の別作品『ダンベル何キロ持てる?』にも通じる、スポ根的な面白さがあります。

拳願仕合こそありませんが、模擬戦は開催されるので、迫力満点のアクションシーンをお楽しみください。

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『ケンガンオメガ』は、前作の設定やキャラなどを引き継ぎつつ、まったく新しい展開で読者を夢中にさせてくれます。前作からのファンはもちろん、初めて読む方でも楽しめる内容です。