「ワンピース」ジンベエは仲間になる⁉︎ビッグマムとの争い後、ワノ国に⁉︎

更新:2020.12.15

『ワンピース』に登場する数多くのキャラクター達は、それぞれに惹かれる要素を持っています。 今回はキャラクターの魅力の一つでもある「漢気」を誰よりも持った人物である「海侠のジンベエ」に注目してみました。生死が不明ですが、そんな彼は今後登場してくれるのでしょうか、登場すとしたら、どういったシーンとなってくるのでしょうか? 彼の今までの活躍とこれからの考察をしていきます!

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「ワンピース」ジンベエとは?年齢や身長など、基本情報を紹介!

 

まずはジンベエの基本的な情報を整理していきましょう。

2~3個目のセクションまでは読み飛ばしても問題ありません。愛が溢れすぎてしまい、かなり長い記事になってしまったので、考察など読みたいものがある方は目次をご利用ください。

  • 所属:麦わらの一味(操舵手)
  • 出身地:偉大なる航路 魚人島 リュウグウ王国 魚人街 
     
  • 懸賞金:4憶3800万ベリー 
     
  • 声優:郷里大輔→宝亀克寿 
     

ジンベエはジンベエザメの魚人であり、「海峡のジンベエ」という異名で知られる海賊です。 

仁義や恩義を重んじる性格であり、その真面目さや信頼感で出身地の魚人島では親分として慕われ敬われる存在でもあります。 

見た目は巨大な体躯、口元の鋭い牙、手の水かきなどが特徴的。また、胸元には太陽を模した刻印が刻まれており、着衣の隙間からそれをのぞかせています。 

海賊でありながら海賊嫌いとしても知られています。しかし自分が認め、慕う相手に対しては海賊であろうと命懸けで守ろうとする漢気を持った人物です。 

 

アニメ版の声優は、郷里大輔と宝亀克寿!

アニメ「ワンピース」にてジンベエの恰好良さをさらに引き立ててくれているのが、重みのある渋い声。 

最初にそんなジンベエの声優を務めたのは郷里大輔でした。重低音でありながらよく響く魅力的な声で数々のキャラクターを演じられた方でもあります。

代表作は『ドラゴンボール』シリーズに登場したミスターサタン。ヒーローという立場でありながら少しふざけた愛嬌のあるキャラクターで親しまれました。 

また、『キン肉マン』ではアシュラマンを、『それいけ!アンパンマン』ではカビルンルンを演じるなど、多種多様なキャラクターを演じています。真面目な役どころからお茶目なキャラクターまで演じ分けられる素晴らしい声優さんでした。

しかし2010年、56歳という若さで急逝されます。その後、二代目ジンベエ役の声優として宝亀克寿が抜擢されました。俳優やナレーターなど、幅広く活躍している方でもあります。モリア役も担当しています。

『北斗の拳』のリハクなど、渋い声が特徴的なキャラクターも演じており、映画の吹き替えをすることも。『インデペンデンス・デイ』では、ラッセル・ケイス役で登場していました。 

ジンベエの恰好良さを遺憾なく引き出してくれる声は、このお二方だからこそ出せるものなのではないでしょうか。
 

魚人空手が強過ぎる!強さを必殺技や懸賞金から考察!

ジンベエは悪魔の実の能力者ではなく、魚人空手や魚人柔術といった武道が基本の戦闘スタイルとなっています。 

ジンベエの懸賞金は、タイヨウの海賊団時代に7600万ベリーの賞金首となりました。その後、タイヨウの海賊団船長となり2憶5000万ベリーへと増額。頂上戦争後に王下七武海を辞めた後には4憶3800万ベリーの懸賞金が課せられていました。 

賞金額は海軍や政府への脅威となる強さも表しています。憶を越える懸賞金となればそれだけでその実力を垣間見る事ができます。 

またジンベエは、人間よりも遥かに高い身体能力を持っている魚人のなかでも最強クラスの実力。水中戦を得意としますが、戦闘力の落ちる陸上でも並大抵の相手では歯が立ちません。 

ビッグ・マムの攻撃さえも受け止め、逆に弾き返す程の強靭さは誰もが驚愕するほどのものです。  

ここからは必殺技を、いくつかご紹介します。 

 

  • 唐草瓦正拳 
    魚人空手の一つ。放った正拳突きの衝撃を、大気中の水を利用して離れた相手に伝える事の出来る技です。また、衝撃が突き抜けるように背後にいる相手へもダメージを与える事が出来ます。
     
  • 五千枚瓦正拳 
    魚人空手の技の一つで、相手に直接拳を叩き込む技。その破壊力は相当で、インペルダウンにいる獄卒獣でさえ一発で倒してしまう程。「~枚瓦」という表現は魚人空手の威力の指標の一つで、その数が大きければ大きい程威力も強くなるようです。 

     
  • 海流一本背負い 
    魚人柔術の一つ。魚人柔術の水心という技と併用して、海水を掴み一本背負いの要領で海水を投げる事で海流を生み出します。 

     
  • 槍波 
    水中から掌底で水の塊を撃ち出す技。威力は海軍の軍艦に風穴を開ける程のものであり、通常の弾丸よりも遥かに高威力な攻撃になるようです。

     
  • 撃水
    水の塊を投げ付ける要領で打ち出す攻撃。通常は軽い打撃程度の威力しかない技ですが、ジンベエのような魚人空手の達人である場合はかなりの威力の攻撃になります。

     
  • 七千枚瓦回し蹴り
    魚人空手の達人が繰り出す回し蹴りであり、自分よりも遥かに体躯の大きなワダツミのパンチでさえ弾き返してしまいます。 

     
  • 武頼貫
    魚人空手の奥義とされる技。手に水の塊を纏わせ、それを渾身の力で叩きつけます。その攻撃による衝撃波は相手の体を撃ち抜き、弾き飛ばします。

ジンベエを含む悪魔の実の能力者以外の強さをランク<漫画「ワンピース」悪魔の実の能力者以外の強さランキングベスト20!>の記事もおすすめです。

インペルダウンで初登場!最大難関レベル6に収容されていたのはなぜ?

ジンベエは東の海編にて名前だけ登場していた人物ですが、初めて姿を登場させたのはインペルダウン編でした。 

脱獄不能の大監獄として恐れられるインペルダウンのなかでも、最も凶悪な囚人達が投獄されるフロアである「LEVEL6」。ジンベエはそのLEVEL6に投獄され鎖で囚われている姿で登場しています。 

彼が初登場する少し前の事、白ひげ海賊団2番隊隊長のエースが、元仲間であった黒ひげ・ティーチに敗北し海軍に捕われてしまいました。  

そしてエースの処刑が決定。海軍はエースを取り戻しに来ると推測される白ひげの襲撃に備え、王下七武海にも召集を掛けています。王下七武海とは、政府の名の下に海賊行為を容認された海賊達の事です。

ジンベエもその一人であり、もちろん白ひげ襲撃に備えた召集をうけていました。

しかし白ひげは彼が尊敬し認める人物であり、対戦を受け入れませんでした。(白ひげとジンベエに何があったかは下のセクションで解説させていただきます)また、ジンベエにとってエースは過去に一度戦った事もありその実力を認めた友人でもあります。

ジンベエは海軍からの要請を拒否し、大暴れしてエースの処刑を止めようとしました。そのためにインペルダウンに投獄されてしまったのです。 

くしくも同じ檻に捕われたエースとジンベエはその中で会話を交わしますが、そこに現れた王下七武海の一人であるハンコックによってある事が告げられました。 

それは、エースの義弟であるルフィがインペルダウンに侵入し助けに向かっているという事。 

それを信じられないジンベエに対し、ルフィの性格を知るエースは彼がそういった無茶をする人物である事を伝えます。 

しかしその後、ルフィの到着を待たずしてエースは処刑のためにマリンフォードへと連行されてしまいます。 

すれ違うようにEVEL6に到着したルフィ。彼と相まみえたジンベエは、自分を檻から出してエース救出にともに向かわせてほしいと頼み込みました。 

彼の覚悟を受けたルフィはそれを快諾し、インペルダウン署長のマゼラン等の猛者たちの追撃を躱しながら脱獄を成功させました。

著者
尾田 栄一郎
出版日
2009-12-04

頂上戦争には白ひげ陣営として参戦!ミホークやモリアと激突!

ルフィとともにインペルダウンを脱獄し、エースのためにマリンフォードへと向かったジンベエ。 

辿り着いた場所ではすでに白ひげ海賊団とその傘下の海賊達、海軍本部総戦力による大戦争が巻き起こっていました。 

ともに脱獄した錚々たる面々(元王下七武海クロコダイル、革命軍エンポリオ・イワンコフなど)の登場と参戦で戦況は大荒れに。 

その両陣営が驚愕する登場でその渦中へと参戦したジンベエは、王下七武海を辞めることを明言。白ひげ陣営として戦います。

エースを目指して走り出したルフィを援護する形で、同じ王下七武海であったミホークやモリアとも対峙しました。なかでも、モリアのカゲカゲの実の能力とは戦闘の相性が良く、ルフィがかつて苦戦したその能力を見事抑えました。 

そしてルフィはエースの救出に一時は成功するのですが……。直後、赤犬の攻撃があり、エースはルフィを庇う形で命を落としてしまいます。 さらに白ひげもまた、突如乱入してきた黒ひげ海賊団の攻撃により命を落としました。 

慕い認めた2人の死に後悔と失意を滲ませるジンベエ。しかし白ひげが認めエースが繋いだルフィの存在を守るためその場からの脱出を試みます。 

それを阻むべく攻撃を仕掛ける赤犬の攻撃からは、身を挺してルフィを守りました。胸を焼かれる重傷を負い意識を失いながらも、多くの人物の助けを受けてルフィとともに戦線を離脱する事に成功しました。 

著者
尾田 栄一郎
出版日
2010-08-04

頂上戦争後、失意のルフィに一喝!

突然現れたハートの海賊団の潜水艇により、頂上戦争の場から脱出したジンベエとルフィ。船長兼医者であるローや、その他の船員達によって命を取り留め、女ヶ島で療養する事となりました。  

目の前で自分を守り胸を貫かれた兄エースの姿が忘れられないルフィ。自分の弱さや彼の死を認めることができず、失意のどん底で自分の体を顧みず大暴れします。 

再び傷が開けば命さえ落としかねないその状況で、暴れ続けるルフィ。

その痛々しい姿を目にしたジンベエは、インペルダウンでエースから彼を気に掛けてやってほしいと言われた事を思い出していました。

そして彼を力ずくで抑えつけ、「失ったものばかり数えるな」と一括を入れるのです。これにより、ルフィに自分の仲間を思い出させる事で冷静さを取り戻させました。 

この一件で、ルフィはジンベエを恩人として認識しています。

著者
尾田 栄一郎
出版日
2010-11-04

ジンベエの過去1:リュウグウ王国護衛兵や魚人海賊団だった!

ここまでジンベエの活躍を見てきましたが、ここからは彼の過去に迫ってみましょう。

魚人であるジンベエの出身は、魚人島リュウグウ王国の魚人街という所でした。いわゆるスラム街で、ジンベエはそのなかでも腕っぷしが強く一目置かれる存在でした。 

しかしそんな彼が敵わなかったのが、「タイの兄貴」と呼んで慕っていたフィッシャー・タイガー。ジンベエの過去を語るには彼は欠かせません。 

その後、ジンベエはリュウグウ王国の親衛隊であるネプチューン軍の兵士となり治安維持を務めていた時期もありました。強さと義理堅い性格から、島民達から親分と慕われるようにまでなります。

しかしその後、ある事件をきっかけに軍を抜けることになるのです。 

それは、タイガーがマリージョアにて天竜人の奴隷達を解放した事により、政府から指名手配されたというもの。 

兄貴と慕うタイガーが犯罪者として追われる身となった事を知ったジンベエ。彼に加勢しようと、弟分であったアーロン達とともに海へ出ます。そしてタイガーに合流すると「タイヨウの海賊団」を結成するのでした。

十分な役職にあったにも関わらず、慕っている相手が犯罪者となってでもピンチの時は助けようとする漢気。ジンベエだからこそなせるわざです。 

タイヨウの海賊団には、マリージョアで奴隷となっていた魚人達も在籍しています。奴隷だった者達には、天竜人の所有物を表す刻印が烙印されていました。タイガーは彼らの烙印の上から太陽を模した焼き印を押し、奴隷とそうでない者を分からないようにしています。

そのマークは、現在の魚人海賊団にも引き継がれているようです。 ジンベエの胸元にある太陽を模した刻印は、タイヨウの海賊団の象徴だったのです。

著者
尾田 栄一郎
出版日
2011-08-04

ジンベエの過去2:魚人と人間との軋轢を経て…

その後、一致団結してうまくいくかに思えたタイヨウの海賊団ですが、悲劇が訪れます。それは、魚人と人間との軋轢によって引き起こされたものでした。

かつて魚人島は人間の海賊に荒らされた過去がありました。しかし白ひげが自分の縄張りにすると名言した事で人間達の暴挙が減ったのです。それゆえ、白ひげは別として、魚人達は人間によい印象を抱いていませんでした。

ジンベエも例外ではなく、さらに兄貴分であるタイガーに対して繰り返される襲撃で、人間に対しての怒りは膨らむばかりでした。その怒りは攻撃に現れ、襲撃を受けた際にはタイガーからやりすぎだと言われる程に海軍を痛めつけてしまいます。 

そんな彼の考えが変わったのは、人間の女の子・コアラを故郷に返すために船に乗せた事がきっかけでした。 

純粋な彼女の言動に触れ、少し人間達の見方が変わってきていたジンベエ。しかし、コアラを無事故郷へ送り届けた直後に事件は起こります。 

彼女を見送ったタイガーが、現地の人たちの通報で駆け付けた海軍により、瀕死の重傷を負わされてしまうのです。ジンベエ達はなんとかタイガーを助け出す事に成功しますが、輸血が必要な程ひどいケガでした。

しかし皮肉なことに、仲間内ではタイガーと同じ血液型がおらず、手元にある人間の血液の輸血をしなければなりません。ジンベエはどうにか輸血しようとしますが、タイガーがそれを拒否します。その理由として、自分が奴隷であった事、人間を愛せなくなった事を涙ながらに語りました。 

結果として、タイガーは絶命しています。

ジンベエは失意の中で、自分がタイヨウの海賊団を従える覚悟を決めました。 

著者
尾田 栄一郎
出版日
2011-08-04

ジンベエの過去3:圧倒的強さで、王下七武海に!アーロンを釈放してしまう…

その後ジンベエは恐るべき強さから海に名を轟かせています。そして遂に、政府から王下七武海への召集が掛けられる程になるのです。タイガーの意志を継いだ彼は、人間達との歩み寄りに少しでも貢献できればという思いでそこに加入します。

政府や人間達への消えない怒りはあったでしょう。しかしそれを抑えてでもタイガーの意志と魚人島の未来を想う振る舞いに胸が熱くなります。

また、ジンベエは王下七武海に加入する条件として、その当時海軍に捕えられていたアーロンを釈放させています。

しかし結局、人間と手を組んだジンベエに嫌悪感を抱いたアーロンとは決別。その際には戦闘となり、ジンベエは彼をこてんぱんにしていました。

アーロンが何か事件を起こした際はどこにいようと駆け付けようとしていたジンベエは、彼の人間に対する感情に危険を感じていたようです。それでも命までは取れなかったところを見ると、やはり弟分の情があったのでしょう。

この兄貴肌こそ、ジンベエが多くに慕われる要因になっているのではないでしょうか。

アーロン編のエピソードは、『ONE PIECE』8巻から読むことができます。

著者
尾田 栄一郎
出版日

魚人島ではルフィと共闘!新魚人海賊団との戦い!

では過去から再びストーリーの展開に話を戻しましょう。

頂上戦争で王下七武海を抜けたため、魚人島への入島に躊躇いを感じていたジンベエ。 

魚人島から離れた場所でルフィ達を待っていたジンベエは、再び彼と再会します。ルフィはジンベエを恩人だと紹介してたので、麦わらの一味はみんな彼の存在を知っていました。 

そして魚人島の今までの経過を話す中で、麦わらの一味のナミが王下七武海入りと引き換えに解放したアーロンによって育ての親を殺された事を知ります。 

受け止めきれない程の苦渋を味わわせたと聞いたジンベエは、ナミに深く謝罪します。それに対して彼女は自分が嫌いなのはアーロンであり魚人ではない事を口にしました。 

さらにはその結果としてかけがえのない仲間に出会えたと続けるのです。ジンベエは涙を浮かべて感謝を口にしました。 

アーロンの暴挙は、彼が金を使って身近な海軍を買収していたせいでジンベエには届いていませんでした。ルフィによりアーロンが倒され、それにより暴挙を知るところとなったジンベエは自責の念から苦しむようになります。 

その頃、魚人島では新魚人海賊団を名乗るホーディ達によりクーデターが起きていました。 

人間を拒絶し根絶やしにしようとする彼らを止めるべく、ジンベエは麦わらの一味と共闘。そして魚人達の人間に対する恐怖感を払拭するために、ルフィ達をヒーローに仕立て上げる作戦を立てるのです。

そしてルフィ達と、新魚人海賊団が対峙します。 

魚人島の住民達を味方につけたこともあり、力の差は圧倒的。最後にホーディとルフィが対戦し、ルフィの勝利によって、新魚人海賊団の野望は打ち崩されました。 

 

その後、傷を負ったルフィに対し、自分は海賊だからという理由をつけてジンベエは、魚人島では法律で禁止されている輸血を快諾。人間との共存を望んだタイガーやオトヒメの願いが、細い管によりつながった瞬間となりました。

 

著者
尾田 栄一郎
出版日
2011-11-04

ジンベエ、ついに麦わらの一味に加入⁉︎通すべき仁義とは?

感動的なシーンがあったことから、ジンベエが麦わら海賊団に入るのではないかといわれています。

現に輸血を受けた際、ルフィはジンベエに仲間になれと誘っています。互いに相手を気に入っている事は確かでした。

しかしジンベエはその誘いを「待ってほしい」として一旦断っています。それは、彼の今、置かれている状態に原因がありました。 

魚人島は白ひげの縄張りであるとして守られていましたが、白ひげ亡き後再び人間からの襲撃の危機に晒されていました。そこで打ち出された苦肉の策が、別の人物の海賊旗を借りる事で島を守るという事。

白ひげの代わりとして白羽の矢が建てられたのは、四皇ビッグ・マムでした。大のお菓子好きとして知られる彼女に、魚人島特産のお菓子を定期的に献上する事で名前を借り守って貰っていたのです。

そしてジンベエも魚人海賊団として、ビッグ・マム海賊団の傘下へと入っていました。つまり魚人島を守って貰っていたビッグマムの傘下から許可なく抜ける事は、自分の仁義に反する事であったのです。 

そのため、ジンベエはルフィの誘いをその場は一旦断ったのです。

通すべき仁義を通し身軽になった状態でルフィの仲間になりたいと思うジンベエからは、ルフィを本当に気に入っている様子が伺えました。今はまだ入団していませんが、今後仲間になる展開は十分にあり得るでしょう。

著者
尾田 栄一郎
出版日

ビッグマムと激突!死亡説も流れるほどの激闘の行方は……?

そしてこのあとの展開が、ジンベエの今後を左右するものでした。

麦わらの一味への加入を打診されたジンベエは、仁義を通すべくビッグ・マムの元へと向かいました。 

彼女が拠点をおく万国を訪れるのですが、そこには「食いわずらい」の症状を発症し暴れるビッグ・マムがいました。食いわずらいとは、食べたいと思った食べ物を口にするまで暴走し続けるという彼女特有の症状です。 

ジンベエは望む食べ物を差し出す事でその暴走を止める事に成功。そして正気を取り戻した状態になった彼女に、海賊団を抜けたい旨を伝えます。

しかし、脱退するならば仲間も道連れにして死ねと迫られ、ジンベエは一時は脱退を取り下げました。仲間思いの彼ですから、もちろんそんなことはできません。 

ところがその後、別件でルフィ達がビッグ・マムの元を訪れた事により状況が一変します。

ビッグ・マムの娘・プリンと結婚するために連れられたサンジを取り戻すべく、ルフィ達と再び行動をともにする事となったジンベエ。そこでビッグ・マムと相対する事となるのです。 

自分に臆した者の命を奪う事の出来るソルソルの実の能力で、ジンベエの命を奪おうとするビッグ・マム。しかし彼の命は奪えません。彼は彼女に少しも憶すことなく対峙していたのです。

命を奪えない事に多少なり動揺するビッグ・マムに対し、ジンベエはその場で盃を返上し、海賊団を脱退しました。 

これで一安心かと思いきや、その後敵に囲まれ逃げ場を失ってしまいます。魚人海賊団の活躍で脱出に成功したものの、仲間達を置いてはいけないと、再びジンベエはもといた場所へと戻るのです。 

ジンベエはルフィに麦わらの一味としてしんがりを務めるためにその場に残る事を伝えます。それに対してルフィは、必ず戻って来いと言葉を返しました。 

ジンベエは、新しい仲間とともにその場から逃げる事も可能でした。しかし仲間達を置いていけないという根っからの親分肌を見せるのです。危険な展開だと思いながらも、彼のかっこよさが際立ったシーンでした。

その後、怒れるビッグ・マム海賊団の猛攻に相対したジンベエや魚人海賊団の詳細は、不明のままとなっています。一部では死亡説が流れる程の激闘であったとされ、その結末の続報を誰もが待ち望んでいるのではないでしょうか。

著者
尾田 栄一郎
出版日
2017-05-02

今後のジンベエの展開を予想、考察!生きてる?ワノ国には来る?

生死不明になっているジンベエに対し、相まみえていたビッグ・マムは、海賊団を率いてワノ国へと現れました。つまり、万国でジンベエ達はビッグ・マム海賊団を止められなったという事になります。  

普通であれば死亡も考えられますが、ジンベエ達が魚人族であり海の中を自由に動けるという利点から逃げる事に成功した事も考えられます。 

また、ジンベエは非常に義理堅い人物。そんな彼ですから、必ず来いと言ったルフィの言葉を何としても叶えようとするのではないでしょうか。約束のワノ国に現れる、もしくはすでに上陸して何かしらの計画の画策をしている事もなくはなさそうです。 

さらにメタ的な視点ではありますが、現状ではまるで歯の立たないオロチや百獣海賊団に対し、ジンベエの戦力は必要不可欠に思われます。今後再登場し、あらためて麦わら海賊団の一員としての活躍が見られるのではないでしょうか。 

また、多くが悪魔の実の能力者である獣海賊団からすれば、海水を自在に操り海を自由に動ける魚人のジンベエの存在は脅威になる事は間違いありません。  

強大な戦力になるであろうジンベエの再登場を、期待せずにはいられません!
 

名言・名シーンをご紹介!失ったものばかりを数えるな!

それでは最後にジンベエの漢気溢れる名言・名シーンをご紹介。たくさんあるなかでも特に印象に残ったものをまとめてみました。  

「わしはこの男を命に代えても守ると決めとる」
(『ONE PIECE』59巻より引用) 

頂上戦争にて、満身創痍のルフィを守るために赤犬と対峙した時の台詞です。エースの遺志を継ぐとともに、それまでに見たルフィの人柄にほれ込んだジンベエ自身の意志が伺えます。 

自分の身を挺してでもルフィを守り抜いた姿は、誰もが親分!と呼びたくなってしまうのではないでしょうか。

「失った物ばかり数えるな!!
無い物は無い!!!確認せい!!
お前にまだ残っておるものは何じゃ!!!」
(『ONE PIECE』60巻より引用) 

頂上戦争でエースを失い、失意に暮れるルフィに向けて放った一括です。

白ひげやエースの死はジンベエ自身も受け止めきれるものではなかったでしょう。しかしそれを表には出さず、ルフィが前を向いて生きるために大切なものを思い出させようとする台詞に心が震えます。 

「未来の「海賊王」の仲間になろうっちゅう男が
「四皇」ごときに臆しておられるかァ!!!」
(『ONE PIECE』86巻より引用) 

万国にてビッグ・マムに対峙し、傘下を抜ける申し出をしたジンベエの発した台詞も忘れられない名言の一つではないでしょうか。 

四皇に対して微塵も憶す事なく、さらにはルフィが海賊王になると信じついていく覚悟を口にしたジンベエ。鳥肌の立つような気迫は、ジンベエだからこそのものです。

 

いかがでしたか?一つ一つの台詞すべてが仁義や漢気が溢れ、言葉を聞くたびに彼を好きにならずにはいられないのです。 

著者
尾田 栄一郎
出版日
2017-08-04

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