みなさんこんにちは!研究室長のユイです。 本日は「太陽」のシンボルマークに関しての考察です。アラバスタ王国とワノ国に、驚くべき共通点を見つけてしまいました……!ぜひ最後までご覧ください。
今回はワンピースにおいて「太陽」の持つ意味について考察をしていきます。
まずは、アラバスタ王国のシンボルマークについて見ていきましょう!
アラバスタ王国のシンボルマークは、大きな丸を中心に小さな丸が8つ付いたような、「太陽」をイメージしたものとなっています。
こちらは原作中で国旗のデザインなどとして明記されたわけではありませんが、国旗のように振り回す人もいますし、アラバスタ王国の船にもそのマークは描かれています。ファンブック「ビブルカード」にも、アラバスタ王国のマークとして記載されています。
そして実は、このアラバスタのシンボルマークが、ワノ国でもいくつか登場しているのです。
- 著者
- 尾田 栄一郎
- 出版日
- 2018-12-04
ワノ国にてアラバスタのマークは、「光月家の家紋」と「ルフィの衣装」の一部として登場しています。
ここでは、「光月家の家紋」について詳しく考察していきます。
光月家の家紋は少し複雑な作りになっており、「鶴丸」「九曜」「菊輪」という3つの家紋を組み合わせてできています。ちなみにアラバスタの国旗と同じデザインのものは「九曜」と言います。
この家紋についてまず考えられる可能性として、この3つが挙げられます。
そして、ここで思い返したいのが、「アラバスタのネフェルタリ家が天竜人に加入しなかった」というエピソードと「ワノ国が政府に加盟していない」ということです。
この2つの国は、ある意味では反政府という思想があるという点で共通していますね。
さらに、ワノ国で作られたポーネグリフを、ネフェルタリ家がアラバスタで所有しているという事実もあります。
ちなみにこれまでに登場したポーネグリフは、シャンドラ、ゾウ、オハラ、リュウグウ王国など、いずれも政府との関わりの薄い場所に存在しています。
- 著者
- 尾田 栄一郎
- 出版日
- 2018-12-04
さらに太陽といえば、魚人海賊団の「タイヨウの海賊団」を思い出しますが、タイヨウの海賊団も世界貴族である天竜人につけられた奴隷の証を消すために「太陽」の焼印をしています。
また、黒ひげとエースが戦った「バナロ島の決戦」では、黒ひげに対してエースは太陽のような技で対抗します。ワンピースの世界においては「悪」に対抗する力として「太陽」が描かれているのではないでしょうか。
ということで、アラバスタ王国とワノ国という2つの国家がともに掲げる「太陽」は、反政府の象徴ではないかと考えられます!
それを決定づけるように、麦わらの一味の海賊船「サウザンド・サニー号」は太陽をモチーフにしています。
物語の終盤では、太陽のシンボルを持つ者たちをルフィが束ね、世界政府に挑むのではないでしょうか!
今回の考察でより「ワンピース」の奥深い世界の魅力が伝われば幸いです。
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