仕事に追われても、スキルアップはしていきたいもの。昨今では時間を有効に活用できると、本の要約サービスが人気です。なかでも、ビジネス書の要約を扱っている「flier(フライヤー)」は、ビジネスマンの圧倒的支持を集める今注目のアプリ。 この記事では、なぜflierが人気なのか、活用法やメリットデメリットなどを網羅的にご紹介していきます。最後にはこのアプリで読めるおすすめの本もご紹介しています。目次から気になる項目をご覧ください。
「flier(フライヤー)」は、本の要約の配信を行っているサイトおよびアプリ。主に新書やビジネス書を専門に扱っており、1冊の内容を、約10分程度で読めるように要約したものを公開しています。
要約はPCだけでなく、スマホやタブレットでも利用可能で、現在約45万人が登録。他の要約や書評アプリと比較してもダントツの登録者数を誇っています。
日本では年間8万冊以上の本が出版されており、ビジネス書だけでも6000冊以上もの本が出版されています。大型書店で本を探そうと思っても、膨大な数に驚いた経験がある人もいらっしゃるのではないでしょうか。
本が多すぎて何を読んでよいのかわからない、書評や立ち読みだけでは十分に内容がつかめず、購入に躊躇いを感じてしまう。そんな読者のために誕生したのが、flierです。
コンセプトは「読書体験を豊かにするディスカバリーサービス」。新規事業のアイディアや、営業先でのトークネタなど、実践的な内容も満載です。忙しい人の、本の内容を効率よく吸収することで理解が深まり、知識と教養を身につけ、スキルアップにつなげていくことができるのです。
こちらの記事では、flierの利点や特徴を、他の要約アプリとの比較も交えてご紹介していきます。
要約サイトは数多く存在していますが、flierが圧倒的な支持を得ているのはなぜでしょうか。
その理由のひとつは、掲載している書籍が出版関係者や大学教授、ビジネスの有識者などが集まってつくられている、flier独自の「選書委員会」によって厳選されているからです。
先の項目でも解説しましたが、年間発売されているビジネス書は約6000冊。その中から自分に必要な本、有用な情報が書かれたものを探し出すには、膨大な労力が必要となります。
flierでは、何を読んでいいのかわからないという問題を、専門家が選んだおすすめ本を紹介するという方法で解決。読者に必要な情報を厳選して提供しているのです。
月2回開催される選書委員会によって選ばれた書籍が、1日1冊追加されていきます。もちろん会員登録をすれば、2000冊以上(2020年1月現在)の過去の蔵書も読むことが可能。また、書籍のなかでも今読むべき書籍、注目すべき書籍をピックアップして紹介しているので、今必要な情報が何かを知ることもできます。
要約の質がよい、というところもflierが支持されている理由の1つ。選定委員会によって厳選された書籍は、50人ほどの外部ライターの手に託されます。それぞれ得意分野があり、精読して要約文を作成してもらいます。ただ内容をまとめるだけでなく、読み物として面白くすることを意識し、完成度を高める工夫がなされているのでした。
書かれた要約は、flier社内の出版編集経験者が本を読んだうえで推敲。さらに社内チェック後は各出版社や著者と内容の整合性を最終確認し、許可を得たうえで配信されるのです。実はflierでは、ダイヤモンド社や東洋経済新報社、日経BP社といった、ビジネス書を多数出版している出版社、180社と業務提携をしています。
要約文は著者やプロの編集者のお墨付き。読み物としても十分に面白く、すぐに時間が過ぎてしまうでしょう。多くのビジネスサイトでもflierの要約文の質の高さが取り上げられ、高く評価されています。高水準かつ面白いからこそ、多くのビジネスマンに支持されているのです。
flierで紹介している書籍や、要約の質が高いことをご紹介してきましたが、便利なサービスもご紹介していきましょう。
flierでは10分で読める要約を公開しており、「通勤や休憩中に読めて時間を有効に使える」とビジネスマンを中心に人気を集めています。しかし、さらに効率的に使える機能があるのをご存じでしょうか。
それは、音声読み上げコンテンツ。音声再生ボタンを押すと読み上げが開始され、再生速度やBGMの設定など、自分が聞きやすい速度や音量でのカスタマイズが可能です。読み上げ時間は15分ほど。
これならジムやランニングなどの別のことをしている時間も有効活用できますし、日々家事に追われる主婦の方も気軽に聞くことができます。そもそも「活字が苦手」という方にもおすすめです。
ここまでflierの魅力や便利なサービスをご紹介してきました。ここで重要な、料金体系について説明していきましょう。flierは無料で登録することが可能ですが、2つの有料プランも用意されています。
まず無料の「フリープラン」ですが、読める書籍の要約は20冊分。1~2冊は適宜入れ替えられているため、どんなアプリなのか体験するのには十分ではないでしょうか。
「シルバープラン」は月額500円。無料で読める20冊はもちろんのこと、有料になっている要約の中から選んで、毎月5冊ずつ読むことができます。無料よりは読める冊数も増え、有料コンテンツとしてはどうかを吟味するにも手ごろな値段でしょう。
「ゴールドプラン」は月額2,000円。無料の蔵書はもちろん、有料の要約もすべて無制限で読むことができます。何のためらいもなく手を出せる値段かと言えばそうでもなく、やはり少々お高いと感じた方も多いことでしょう。
しかし、flierで要約を読むことができる1冊の本の値段は大体1,500円程度です。つまり、2冊分の要約を読めばもう元が取れると考えることもできます。
1つの要約を10分で読めるとなると、無料やシルバープランではやや物足りないと感じるユーザーが多いのも事実。読みたいときにたくさん読めるゴールドプランは、やはり満足度が高いようです。
シルバープランで「どのように要約されているのか」や「自分の読みたい本があるか」と様子を見つつ、物足りなさを感じた時点でゴールドプランを検討してみるのもよいかもしれません。
ビジネスマンだけでなく学生からも注目を集めるflier。ここまで魅力や便利なサービスをご紹介してきました。こちらでは、実際に使用しているユーザーの感じているメリット、デメリットをいくつかご紹介いたします。
まずはメリットをご紹介いたしましょう。話題作、今読みたいものを読むことができる、タイトルが豊富、要約の質がよいなどといったよいところは、すでに上記でご紹介しているため、省いております。
・時間を効率的に使用できる。
利用者の多くは、通学や通勤、休憩や余暇の時間でflierを利用しています。何かと忙しい現代人において、時間をいかに有効に使うかは、大きな関心ごとの1つでしょう。
隙間時間やながら作業に向いているflierは、時間を有効活用しながらスキルアップを目指せるという、まさに理想的なアプリ。「空き時間に1冊の本の内容が理解できて便利」との声も寄せられています。
・読書量が増える。
flierは本の要約を配信しています。要約だけ読めば満足して、本の購入に繋がらないのではと思う方もおられると思いますが、実際は売り上げ増加につながっており、ユーザーの読書量アップにも貢献しているのです。
本は買ったものの、読まずに積んでしまうという経験は誰しもあるでしょう。勉強するつもり、参考にするつもりでも読まなければ意味がありません。
flierを利用すると、要約を読み、実際に興味を持った本を購入する、という流れが生まれます。自ら興味を持った本は自然と積まずに読むことが多くなるので、結果的に読書量の増加および自身のスキルアップに繋がる、とのユーザーの声も聞かれました。
・購入した本を読んだ後でflierの要約を再び読めば、本の内容を整理でき復習としても利用できる。
これはヘビーユーザーの感想ですが、flierならではの使い方といってもよいでしょう。要約を読んで気になった本を購入。読んでみて、自分の中で要点をまとめるのはもちろんですが、プロが監修した要約を再び読み直せば、書籍の重要な要点をより理解することができるでしょう。復習することで、より自身の身になったことを感じることができるはずです。
簡単にメリットをご紹介してきました。ここからは、デメリットをご紹介していきます。
・少し利用したいタイプのユーザーに、有料プランの値段が若干重く感じる。
flierは無料で利用できますが、無料プランで読めるのは20冊まで。シルバープランも20冊にプラス有料5冊までと制限がかけられています。要約は10分ほどでサクサク読めるので、すぐに上限に達してしまいます。もう少し読みたいのに、と感じているユーザーは少なくありません。
しかし無制限のゴールドプランは2,000円。有料コンテンツに対して払う金額としては少々お高めに感じる方も多いでしょう。読みたいのに読めないというジレンマを感じやすいため、もう少しお財布にやさしいと嬉しい、というユーザーの声も見られました。
・要約サイトなので熟読には向かない。これだけ読んで済ませたいという人向けではない。
flierは書籍の要約を配信しています。要約は書籍の内容を分かりやすくまとめたもので、書籍の情報がそのまままとめられているわけではありません。書籍を購入し熟読したいユーザーにとって非常に参考にはなりますが、これだけで知識を身に着けたいというユーザーにはあまり向いていないようです。
・ビジネス書だけなので、他の本も読みたいという人にはおすすめできない。
flierで取り扱っているのは、主に新書やビジネス書。小説や料理本といった他ジャンルの書籍は取り扱っていません。ビジネス書を読みたいというユーザー向けではありますが、他のジャンルの要約が読みたい、という方にはおすすめできません。
flierは要約を配信していますが、類似アプリである「SERENDIP(セレンディップ)」とどう違うのでしょうか。SERENDIPがどのようなサービスなのか、どちらを利用すればよいかなど、比較して解説します。
まずSERENDIPがどんなサービスを行っているのかをご紹介していきましょう。
SERENDIPは、書籍を10分のダイジェストにして、毎日メールで配信しています。扱っているのは新書やビジネス書。日本だけでなく、海外で話題の本も翻訳し、配信しています。完全有料制で、2週間は無料期間。月額2,500円ほどで、1,400冊以上配信されているバックナンバーも閲覧することができます。
SERENDIPのダイジェストとって何だろうと疑問に思ったのではないでしょうか。運営会社によると、映画で例えるなら番宣のようなものなのだとか。書籍の売りになる部分、目を引く部分などを本文から引用することで、本の印象をそのままダイレクトに感じることができます。
では、SERENDIPとflierどちらを使えばよいのでしょうか。
比較すると、それぞれ使用目的が違っていることがわかります。SERENDIPは、視野が広がり新しい分野を開拓できるのがいいところ。
新着タイトルをメールで配信する方式がとられています。バックナンバーは自由に閲覧できますが、配信されてくる書籍に関して、自分で選ぶことはできません。
自分で選べない事のメリットは、自分の興味外からの情報を得ることができるという点です。flierは読む書籍を自分で選ぶことができますが、自分では同じ分野の本を選びがち。自分の興味の赴くままに読み知識を得るのがflierだとすれば、自分の興味外のところから情報を得ることができます。
どちらも魅力的ですが、「自分だとあまり新しい分野に手を伸ばすことがない」という方にはSERENDIPはとても有効でしょう。幅広い知識を身につけるため、両者のサービスを上手に使い分けしていくのがいいのではないでしょうか。
flierの魅力やメリットデメリット、類似アプリとの比較をしてきました。デメリットの欄でも軽く触れましたが、flierを使用する上で、1番気を付けてほしいことをご紹介しておきたいと思います。それは、これ自体で知識を集めたり、勉強したりする用途のサービスではない、という点です。
実際に利用しているユーザーの中には、「要約を読んでものすごく知識が身に付いた気持ちになるが、これだけで仕事の効率が上がるかと言えばそういうことはない」という意見が見られます。知識として定着した感じがせず、「雑誌やコラムでいいことが書いてあっても数日後には忘れている」のと同じ感覚なのだとか。
では、flierはどのように付き合うのがいいのでしょうか。
1番おすすめの利用方法は、「書籍を購入するか否か、検討する」という利用方法です。ある程度内容を知っている状態で選べるので、自分の読みたいもの、欲しい知識が掲載されているものを的確に選ぶことができます。
ユーザーの中には5冊に1冊くらいの割合で書籍を購入している人も。厳選して購入する目安になるので、時間はもちろんのことお金の無駄も減った、という意見も見られました。
特に、「ベストセラー本を買ったけど、イマイチ参考にならなかった」という体験をしたことがある方は、flierを試してみても損はないはずです。
ちょっと気になったかもという方に、次の項目からはflierで読むことができるおすすめ書籍5冊をご紹介します。
まず1冊目は『7つの習慣』です。スティーブン・R・コヴィーの著作で、1989年にアメリカで出版、日本では1996年に出版されました。自己啓発本の中ではもっとも有名な書籍の1つで、40か国語に翻訳され全世界で販売部数3000万部を記録している、大ベストセラーです。
内容を簡単にまとめると、成功哲学が書かれた自己啓発本といえるでしょう。真の成功と幸福には、優れた人格を持つこと、自分自身の内面(インサイド)から外面(アウトサイド)に働きかけることが必要である、という考えがベースになっています。
ベースを踏まえ、成功するためのポイントとなる習慣が7つ提示されています。実践する習慣は、難しいことではありません。自分で行動を起こすこと、相手の立場も考えることと言った、基本的なことを習慣化するように書かれています。
ビジネス的な交渉テクニックというよりは、それ以前の自分自身のあり方や、相手に対する接し方を見直していこうというような内容。「なんだか少しうまくいかないなぁ」と思ったときに自分自身を見直し、変えていくための参考書となります。
完訳 7つの習慣 人格主義の回復
2013年08月30日
続いてご紹介するのが『サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福』。明らかにビジネス要素が感じらえないタイトルですが、本作は歴史書です。イスラエルの歴史学者、ユヴァル・ノア・ハラリの著作で、2011年にイスラエルで出版されました。全世界で800万部以上を突破している注目作です。
なぜ歴史書がビジネスマンからの注目を集めたのでしょうか。
本作はなぜ人類がこれまで繁栄できたのかというテーマで、石器時代から21世紀までの現代を描いています。その中で、人間だけが持つ「虚構」という能力を紹介しているのですが、ここがポイントの1つです。
人間は架空の世界、つまり「虚構」を共有し、集団で協力体制を築くことで発展してきました。たとえば貨幣。最初は影も形もなかった貨幣という存在ですが、大勢の人が貨幣を信じることで、その存在が成り立っているのです。
本作を読むと、人間社会や商売というシステムの成り立ちを、過去から知ることができるでしょう。人間がどのように発展してきたかを知り、ビジネスの根底に目を向けていくと、新しいビジネスを考えるきっかけになるのだとか。過去から今のひらめきを得ることができるビジネス書としても利用でき、歴史書としても興味深い1冊です。
- 著者
- ユヴァル・ノア・ハラリ
- 出版日
- 2016-09-08
3冊目にご紹介する『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)―100年時代の人生戦略』は、人生100年時代をどう生き抜くかを考える人生設計書。イギリスのビジネススクール教授リンダ・グラットンとアンドリュー・スコットの著作です。
医療の発達により年々寿命は延び、人生100年時代と言われるようになりました。人の多くは「教育→仕事→定年退職」という道を歩んでいきますが、長寿化によって70代80代でも現役で働いているという人も珍しくありません。
長く働くことで、人生の様々なステージの移行を多く経験する「マルチステージ」に突入していく、と本作では解説しています。
日本でも老後に必要な資金が話題になりましたが、どれくらい生きるのかは本人でもわかりません。何事にも充実した人生を送るためには、多方面での備えが必要です。
たとえば、お金などの有形資産だけでなく、余暇活動を一緒に過ごす友人知人や、長く人生を楽しむための健康、知識といったものも必要になるでしょう。見えない資産と有形資産のバランスをとっていくことが必要になるのです。
どういった人生を送りたいのか、具体的なイメージをしやすいのが本作の特徴の1つ。今後どう自分が生きていくのか、何が必要なのかを明確に知ることができるので、老後に漠然とした不安がある人には特に、響くポイントが多いのではないでしょうか。
- 著者
- ["リンダ グラットン", "アンドリュー スコット"]
- 出版日
- 2016-10-21
4冊目は『人を動かす』。アメリカ人の評論家、作家のデール・ブレッケンリッジ・カーネギーの著作です。1937年に発売されており、自己啓発書の元祖とも呼ばれる名著。日本国内でも430万部、全世界で1500万部という販売部数を誇っています。
タイトルからも想像できる部分もありますが、本作は人間関係を円滑に運ぶためのノウハウが書かれたハウツー本。人を動かす、人に好かれる、人を説得する、人を変えるという4つのパートに分かれており、それぞれ気を付けるべき原則が記されています。たとえば人を動かすパートでは、重要感を持たせる、人の立場に身を置く等、どちらかといえば上の立場に立った人の参考になる部分が多いでしょうか。
ビジネスは人とのかかわり方が重要かつ必要不可欠です。知識やスキル以上に人間力が求められるのがビジネスであり、コミュニケーションに自信がない人には参考になる部分が多いのではないでしょうか。企業では新人研修に使用しているところもあり、人との関りがビジネスにおいていかに重要なのかが伝わってきます。
- 著者
- D・カーネギー
- 出版日
- 2016-01-26
最後にご紹介するのは、『スタンフォードの自分を変える教室』。スタンフォード大学の心理学者ケリー・マクゴニガルの著作です。世界20か国でベストセラーになっており、日本でも数々の賞を受賞し話題になりました。
本作は、意志の力を鍛えていこうという自己啓発本。心理学だけでなく、神経科学、経済学など様々な分野から分析し、意志力を高めていきます。
10週間、読者も実践できるプログラムが用意されており、読みながら実行できるのが大きなポイント。漠然としたものだった「意志」というものに、実はこうだったという説明がなされ、納得しながら実践することができます。
たとえば、空腹だと衝動に負けやすい、などは誰しも身に覚えがあることではないでしょうか。衝動に負けない方法が書かれているのですが、意志が弱いと一言で済ませることはありません。
なぜ負けるのか科学的に説明されているので、自分の意志の弱さにくよくよするということがなくなるでしょう。罪悪感も若干減るような気がしてしまいます。
意志というのは意外にも、筋肉のように使えば使うほど鍛えられるものなのだとか。やることは多いのに手につかない、やらないといけないけどやる気が出ないという人には、参考になる部分が多く、実践後には達成感を得ることができるでしょう。
- 著者
- ケリー・マクゴニガル
- 出版日
- 2015-10-10
さて、ここまでご紹介してきた本は、ビジネス書のなかでも金字塔ともいえる名著ばかり。flierは基本的には手軽に手に取れる新書がメインになっているので、気になった本があればまず検索にかけてみてはいかがでしょうか。
要約アプリって実際どうなの、という方の疑問にお答えできるものになっていると思いますが、気になったら利用してみるのが1番。自分で要約がどのようなものなのか、触れてみることでflierの良さがもっと伝わるでしょう。隙間時間の活用に、スキルアップに、flierをぜひ利用してみてください。