みなさんこんにちは!研究室長のユイです。 本日は、作中に2人も登場している、「イエティクールブラザーズ」と「百獣海賊団傘下」の「スコッチ」に関しての考察していきたいと思います!ぜひ最後までご覧くださいね!
まず、みなさんはスコッチと言われて誰を思い浮かべましたか?
イエティクールブラザーズのスコッチを思い浮かべた方が多いんじゃないかとは思いますが、百獣海賊団傘下にもスコッチという名前の構成員が存在しています。
海軍の「つる」とワノ国の「お鶴」のように、名前がすごく似ているキャラは何人かいるのですが、スコッチは完全に名前が一致する珍しいパターンです。
偶然というか、ミスのようなもので名前が一致してしまった可能性もあるのですが、イエティクールブラザーズには多くの謎が残されています。
今回はそのあたりの情報をまとめつつ、分かる範囲で仮説を立てていければなと思います!
ワンピース67巻に初登場したイエティークールブラザーズの「ロック」と「スコッチ」は、グランドラインにあるとある冬島で生まれた双子で、謎の巨人族と言われています。
まず不思議なポイントとして、全身が毛に覆われているのが大きな特徴ですよね!毛に覆われているといえばミンク族の特徴でもありますので、何かしらの関連があるかもしれません。
そしてこの二人の不思議なポイントは身長にもあります。
なんと二人とも身長が42.5mもあるのです。通常の巨人族の身長は約15メートル前後で、あのオーズですら40メートル弱の身長です。
巨人族とミンクのハーフだと仮定したとすると、身長に大きな違和感が残りますよね!
ちなみに魚人と巨人のハーフであるビッグパンは、通常の巨人よりは小さいらしく、混血になることで身長はある程度小さくなると考えられます。
つまり、巨人とミンクのハーフではないのはほぼ間違いないのではないでしょうか。
さらにオーズやオーズジュニアのような古代巨人族よりも大きいですし、体型がオーズとはかけ離れています。
考えれば考えるほど不思議な種族ですね!
ちなみに年齢は25歳で、海賊として活動していたところを海軍に捕まり、インペルダウンへと連れてこられ、シーザーの起こした化学兵器事故の後に部下に加わったそうです。
- 著者
- 尾田 栄一郎
- 出版日
- 2012-08-03
続いては、ワンピース61巻にて初登場した百獣海賊団傘下の「スコッチ」も見ていきましょう!
イエティクールブラザーズほどではないのですが、こちらも謎の多い人物だといえます。
まず、こちらのスコッチは百獣海賊団の傘下で、とある冬島の警備を任されていました。
異名は「アイアンボーイ」となっており、この冬島もよく見ると木が鉄のようになっていることから、この島とスコッチにはなんらかの繋がりがありそうです。
そして、気になる部分としては、革命軍のコアラがドラゴンに報告していた「酒鉄鉱」があります。「酒」と「鉄」を名前に含む特殊な鉱石で、ドレスローザから運んできた武器に含まれていたことが分かっています。
この鉱石は産出国が限られているため、武器製造の黒幕が割り出せそうとのことでしたね!
これはおそらくカリブーの扉絵連載で明らかになっており、スコッチが管理しているこの冬島では労働者たちが強制的に武器の製造をさせられていました。
アイアンボーイのスコッチが武器製造を行なっていることから、酒鉄鉱を使用した武器の製造元はこの島だということを暗に示していますよね。
一応の補足ですが、アイアンは「鉄」、スコッチは「お酒」です。
そしてワノ国で武器製造を取り仕切るカイドウの傘下ですから、スコッチが武器製造の主犯格であるのはほぼ間違いないかと思われます。
- 著者
- 尾田 栄一郎
- 出版日
- 2011-02-04
この謎だらけの二人のスコッチに関連する項目として、やはり冬島出身であることが挙げられます。
さらにブラザーズの方のスコッチも、武器製造の方のスコッチも銃を武器に戦っていますし、帽子も似たようなものを被っています。
グランドラインに冬島がいくつあるのかは分かりませんが、ここまで共通項が多いのであれば二人のスコッチは同じ出身なのかもしれません。
そしてここからは仮説になりますが、スコッチはこの冬島で生まれたサイボーグなのではないかと思います。
スコッチが反乱軍を鎮圧した際にはロボット兵のようなヤツが描かれていますし、スコッチ自体もサイボーグのような見た目です。
どちらのスコッチが優れているのかは分かりませんが、ブラザーズの方のスコッチもサイボーグのような存在だとすれば他の種族の特徴に当てはまらないのにも納得できます。
つまりスコッチというのは固有名詞ではなく、パシフィスタのようなもので複数体存在するのではないでしょうか。
サイボーグといえばベガパンクが思い出されますが、ベガパンクの出身地であるバルジモアも冬島でした。
直接の繋がりがあるかは分かりませんが、グランドライン全般において冬島は「研究」という部分が共通しているように思います。
元ドラム王国は医学、バルジモアとパンクハザードは科学、スコッチのいる島は工学といったところでしょうか。
もしスコッチがロボットだと仮定すると、ベガパンクが製造したのが25年前ということなのではないでしょうか。その後にくまの協力によってパシフィスタが完成していったとすると、スコッチたちは旧型のサイボーグだと考えられます。
これはこじつけになるかもしれませんが、アイアンボーイスコッチの方に書かれている18というのは「鉄人18号」のオマージュなのではないかと思います。
アイアンボーイ18、という意味ですね!
鉄人18号じゃなくて28号じゃないかと思われるかもしれませんが、有名なのは28号で間違いありません。鉄人28号がヒットした後にほぼ同じようなキャラクターの鉄人18号というキャラを別の漫画家が発表しています。
つまり、18号は28号のニセモノといっていいのではないでしょうか。
スコッチに18がつけられたのは「未完成」であることを暗に示しているのではないかと予想します。
今回はスコッチについて色々なことを語りましたので、情報を整理しますね!
アイアンボーイスコッチは、酒鉄鉱を含む武器製造を行なっていたのではないかと考えられます。
そして同名のキャラであるスコッチの種族が謎すぎるということもあり、スコッチというのはパシフィスタが開発される前のサイボーグ兵器だったのではないでしょうか。
ついでに、関係あるのかどうかは分かりませんが、パシフィスタの書かれたマークに三日月と逆さ三日月の模様が描かれています。
そしてなぜか、カリブーの海賊旗にも似たようなデザインがあります。
このマークがベガパンク関連のものだとすると、カリブーが言っていた「あの人」というのはベガパンクのことなのかもしれませんね!
冬島での研究、カリブー、ガブル、スコッチ、この辺りがワノ国終盤で関わってきそうだと感じています!
ベガパンク関連はとにかく謎が多くて楽しいですね!
今回の考察でより「ワンピース」の奥深い世界の魅力が伝われば幸いです。
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