みなさんこんにちは!研究室長のユイです。 本日はベガパンクが発見したとされる「物に悪魔の実を食べさせる技術」に関しての考察になります。ぜひ最後までご覧くださいね!
ワンピース93巻のSBS(質問コーナー)で、物が悪魔の実を食べた新しいケースが説明されました。
ワノ国の飛徹が飼っているペットのタヌキがいますが、それは彼が愛用していた茶釜が「イヌイヌの実 モデルたぬき」を食べて生まれたキャラだそうです。
ちなみにタヌキはイヌ科タヌキ属ですので、イヌイヌというわけですね!
これによって物が悪魔の実を食べたケースは「ファンクフリード」「ラッスー」「スマイリー」「茶釜」の4つになりましたね!
- 著者
- 尾田 栄一郎
- 出版日
- 2019-07-04
続いては、4つの物と悪魔の実の組み合わせを、一つずつ確認していきます。
ファンクフリードは「剣」と「ゾウゾウの実」、ラッスーは「銃」と「イヌイヌの実」、スマイリーは「ゲル状ガス」と「サラサラの実」、茶釜のたぬきは「茶釜」と「イヌイヌの実」ですね!
「銃」「剣」「ゲル状ガス」「茶釜」のつですので、共通点のようなものは発見出来ませんね……。
武器にしか宿らないなどの可能性もありましたが、茶釜の登場によってそれもなくなってしまいました。
強いて言えば、愛用の道具でなければならないといった条件はあるかもしれないですが、今のところは物に対しての条件は見えてきません。
しかし、今回は「ゲル状ガス」以外の3つの道具に面白い共通点を見つけましたのでご紹介したいと思います!
それは、「銃」も「剣」も「茶釜」も、それぞれに「口」が存在していることです。
何のこっちゃと感じる方も多いとは思いますので、詳しく説明していきますね!
まずは「銃」ですが、これは分かりやすいのでサラッといきますが「銃口」が存在しています。
続いては「剣」ですが、鞘の収める部分の名称は「鯉口(こいくち)」と言います。
また、刃紋と刀身の境目の部分を「匂口(においぐち)」と呼びます。
ファンクフリードの場合は、鞘がなさそうなので鯉口があるかは不明ですが、立派な刃紋を持っていますので匂口は存在していますね。
そして茶釜は「湯口(ゆぐち)」「姥口(うばくち)」「甑口(こしきぐち)」と、様々な口を持っています。
ということで、ファンクフリード、ラッスー、茶釜のたぬきはいずれも「口」を持つ物だからこそ悪魔の実を食べることが出来たのではないでしょうか!
人間の場合ももちろん口から摂取することで能力を手にいれることができますよね。
スマイリーは毒ガスである「硫化水素」で出来ていることが判明しています。
そして硫化水素は本来、何も手を加えていない場合は気体として存在する化合物です。
イメージしやすいように説明すると、二酸化炭素は通常は気体として空気中を漂っていますが、ドライアイスになると氷のような個体になりますよね。
このように、物質は温度と圧力を変化させることによって気体であったり、液体であったり、個体であったりと様々な形態をとることが可能です。
スマイリーの場合で考えると、本来は硫化水素ですから気体として存在していたはずのものを、わざわざゲル状に加工していることが分かります。
これは、気体のままだと「口」状に変形させる事が出来ないものの、ゲルの状態であれば「口」のように変形させる事が可能だからではないかと思います。
つまり、スマイリーに口を与えるためにゲル状にしたと考えれば矛盾はないのではないでしょうか!
という事で本日の説をまとめます!
悪魔の実の能力の伝達条件は、「口から摂取すること」なのではないかと思います。
これで考えると人間も物も同じ条件となりますね!
さらに、CP9のカリファは悪魔の実を切ってから食べていますが、これも問題なく能力を手に入れています。
ですので、物に食べさせる場合も同じようにして切ってから口を通過させれば問題ないということになりますよね!
ということで、以上の理由により悪魔の実を物に食べさせる技術は、口を通過させることではないかと思います。
他にも条件などはありそうですので、今後も物と悪魔の実の関連には注目していきたいですね!
今回の考察でより「ワンピース」の奥深い世界の魅力が伝われば幸いです。
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