みなさんこんにちは!研究室長のユイです! 本日は麦わら大船団ついての考察になります。彼らが引き起こす「一大事件」とは一体、どういった事件なのでしょうか……?それでは、ぜひ最後までご覧くださいね!
今回は「麦わら大船団」についての考察をしていきますが、「麦わら大船団」が結成したのは2015年ごろのお話で、もうかなりの時間が経過していますので、まずは復習するところから始めていきましょう!
「麦わら大船団」というのは、ドレスローザでの共闘を経て、ルフィの元に集った7つの海賊団です。
キャベンディッシュの「美しき海賊団、レオの「トンタッタ海賊団」、バルトロメオの「バルトクラブ」、サイの「八宝水軍」、ハイルディンの「新巨兵海賊団」、オオロンブスの「ヨンタマリア海賊団」、イデオの「イデオ海賊団」の7つですね!
総勢約5600人、船数70隻の船団ですので、四皇にも引けを取らないレベルになっています。
この大船団が注目されるのは、ドレスローザの最後の方での伏線が未だに回収されていないためです!
極めて異例の「子分盃」
引き寄せられてか図らずか ”麦わら”ルフィの子分にと
名乗り集った曲者7人
この先各個に成長を遂げ…いずれ歴史に名を残す──
「一大事件」を引き起こすのだが… 今はまだ… 誰も知らない物語
(『ONE PIECE』第80巻より引用)
そしてこの語りのリズムの良さがもう、ワンピースらしいというか尾田先生らしいというか、気持ちのいい部分ですよね!
この「一大事件」については、YouTberグループ「フィッシャーズ」が尾田先生に質問をしに行くという動画で、フィッシャーズのリーダー・シルクさんが尾田先生に直接質問してくれています。
それは「麦わらの一味と傘下たちが起こす大事件はいつ起こる?」という質問だったのですが、その回答が「もう、もうちょっとです」ということでした!
個人的にここで議論の余地があるなと感じるのが、「この一大事件にルフィが関わるのかどうか」という点です。
シルクさんの聞き方では「ルフィを含めた大船団が起こす事件」というニュアンスだったのですが、原作の方では「曲者7人が一大事件を引き起こす」というニュアンスです。
曲者7人というのは大船団に集った7つの海賊団の船長ですので、ルフィはカウントされていません。
個人的にはこの書き方であれば子分だけで事件を起こすのではないかと思いますが、確定的というわけではないので両方の視点を持って探っていきましょう!
- 著者
- 尾田 栄一郎
- 出版日
- 2015-12-28
ワノ国の二幕が始まった時点で、黒ひげが「今朝の新聞は読んだか!!」というセリフとともに、レヴェリーの4日目に事件が起こったことをモリアに伝えています。
つまりこの時点ではレヴェリーの5日目の朝だったことが分かりますね。
そしておそらく同じ日に、ワノ国では火祭りまで後1週間ということで祝宴が開かれていました。
そして話を進めますが、現時点のワノ国では火祭りまで後日というところまで迫ってきています。
幕のスタート時点から3日経過したことになりますので、これに対応させるとレヴェリーは8日目ということになります。
しかし、レヴェリーの開催期間は7日間ですので、ワノ国とレヴェリーの描かれ方に時系列の差がなければ、現時点でレヴェリーが終了しているということになります。
レヴェリーで一大事件が起きるとすれば、もうすでに起こっているということですね!
麦わら大船団のそれぞれは、現時点ではバラバラに行動しています。
サイとレオはレヴェリーに傘下していますし、他の海賊団はどこにいるかも分からないような状況です。
ちなみに、サイとレオはレヴェリーでたまたま会っただけで、お互いがレヴェリーに参加することを知りませんでした。
となると、一大事件を起こすためにレヴェリーに来たという可能性は0になりますし、お互いの行動を把握してはいないということから、一大事件は計画的な事件ではなく突発的なものだと予想されます。
そして、ワノ国は鎖国であるため情報が外に出にくいという特徴も無視できません。
情報が外に出ないとなると、麦わら大船団がワノ国に集まる理由がありませんし、ついでにいうとワノ国への入国方法はかなりの機密情報です。
以上のことから、各個に行動する7つの海賊団が情報のないワノ国に入国するのはほぼ不可能という状況ではないでしょうか。
同様に、レヴェリーが行われるマリージョアは警備が非常に固く、海賊が集うのは現実的には不可能なレベルだとも考えられます。
ワノ国に集まるのも、マリージョアに集まるのも困難だとすると、他の場所に集まることになるのでしょうか。
これらの状況から現実的に考えられる結論としては「一大事件はマリージョアでもワノ国でもないところで起きる」ということではないかと予想します。
それぞれが自由に動くのが麦わら大船団の特徴ですから、それぞれが各地で事件を起こしてしまい、それらが全て繋がることで「一大事件」と呼べるものになるのではないでしょうか!
そして、「ワンピース」87巻で描かれた扉絵連載の中で、バルトロメオは赤髪海賊団のナワバリでシャンクスの海賊旗を燃やしていましたね。
- 著者
- 尾田 栄一郎
- 出版日
- 2017-11-02
たとえば、これと同じようなことを世界各地で起こし、代わりに麦わらの旗を掲げたとしたら、全世界への挑戦状にもなるように思います。
ということで結論としては、バラバラに動いていた麦わら大船団が、「赤髪海賊団」「ビッグマム海賊団」「百獣海賊団」「黒ひげ海賊団」「世界政府」「海軍」のそれぞれの旗を燃やし、現存する全ての勢力に同時に宣戦布告してしまう、という内容ではないかと予想します!
結果的にすでに百獣海賊団、ビッグマム海賊団とは戦う流れですが、この一大事件によって赤髪、黒ひげ、世界政府との最後の戦いのきっかけを作るのではないでしょうか。
いずれにせよ、尾田先生の「もうちょっと」という言葉を信じてみたところで、それが数年後になる可能性もあります。
言葉通りに、本当にもうちょっとで起きるとしたら、「一大事件」は同時多発的に各地で起こるものではないかという考察でした!
今回の考察でより「ワンピース」の奥深い世界の魅力が伝われば幸いです。
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