みなさんこんにちは!研究室長のユイです。 本日は、懸賞金の「REWARD」という表記について、バンダーデッケンの手配書をヒントに考察してみました。ぜひ最後までご覧くださいね!
これまでの「ワンピース」では、懸賞金の表記は「懸賞金」あるいは「バウンティ」という表記でしたよね!
しかし、ここ最近になってその懸賞金の表記が「REWARD」になっているキャラクターが数名登場しました。
まずはREWARDの表記が初めてされたのは、「ワンピース」81巻にて、百獣海賊団のジャックの懸賞金額が明かされた時でした。
続いては、ビッグマム海賊団のカタクリに、10億5700万ベリーのREWARD表記がなされました。
そして3人目には、百獣海賊団のクイーンのREWARDが13億2000万ベリーであることが判明しましたね!
今回は、この「REWARD」という表記に何らかの理由があるのかについて、考察をしていきます!
- 著者
- 尾田 栄一郎
- 出版日
- 2016-04-04
ジャックの検証金額に「REWARD」という表記がなされた以後のキャラクターが、全てREWARDになったのでは? と思う方もいらっしゃるかもしれませんが……
彼の以後にも黒ひげ、クラッカー、スムージー、ルフィなどの懸賞金が新たに明かされています。
しかし、上で挙げた4人には、REWARDではなく「懸賞金」という表現がされています。
懸賞金の額は黒ひげが約22億ベリー、ルフィが15億ベリー、クラッカーが8億6000万ベリー、スムージーが9億3200万ベリーとなっています。
懸賞金の額が高額であることによってREWARDの表記がされているのかと思いきや、そうでもないようですね!
強いて共通点を挙げるとすれば、四皇幹部であり、10億ベリーを超えるキャラ、ということでしょうか。
そもそも「懸賞金とは一体何なのか?」というところに、今回の「REWARD」表記にまつわるヒントがあるように思います。
懸賞金というのは、世界政府が海賊などの犯罪者につけた金額で、彼らを政府に引き渡すことでその賞金が得られるというものです。
ちなみに、政府に引き渡す際にその人物が死亡していた場合は、3割も減った金額での取引になるそうです。懸賞金額が10億ベリーだとしたら、3億ベリーも減ってしまいますので、結構な金額になりますね!
ここで今回のポイントだと感じるのは、「政府が犯罪者に掛けたお金が懸賞金」ということです。
時tはワンピースでは政府以外が発行した手配書というものが存在しています。
それが、「ワンピース」62巻収録の610話にて描かれた「バンダーデッケンの手配書」です。
こちらには懸賞金という表記も、MARINEという海軍が管轄した手配書であるという証もありません。
リュウグウ王国が独自に手配したものですが、これに近いようなことが、「REWARD」表記のカタクリ達にも適用されるのではないかと思います!
- 著者
- 尾田 栄一郎
- 出版日
- 2011-05-02
懸賞金、バウンティ、リワードの、言葉の意味をそれぞれ考えてみたいと思います。
懸賞金やバウンティは報奨金、賞金という意味で用いられ、一方でリワードは褒美という意味で用いられるようです。
ワンピースの世界においてはこの違いは、政府による賞金なのか、誰か別の団体による褒美なのかで分けているのではないかと思います。
具体的にいうと、たとえば百獣海賊団が敵勢力であるカタクリを厄介に思い、その身柄を引き渡してくれるなら10億5700万ベリーの褒美を与える、といったニュアンスでつけるのは考えられます。
またその逆も、クイーンやジャックを配下にしたいと考えている人物が、海軍のかけた懸賞金よりも高い金額でその人物を引き取りたいとした場合、バウンティ以上のリワードを提示するのではないでしょうか。
つまり、カタクリやクイーンには政府がかけた懸賞金は別で存在するものの、それ以上の褒賞を用意している人物が他にいる、ということではないかと思います。
だからこそ、本当に強いキャラで、かつ幹部的なキャラクターにしかリワードがついていないのではないかと思います。
それの根拠として、これらの人物はREWARDの表記がされただけで、政府発行の手配書は今のところは描かれていません。
もしかすると、黒ひげあたりが勢力拡大のために政府以上の賞金を提示して仲間を集めようとしているのかもしれませんね!
今回の考察でより「ワンピース」の奥深い世界の魅力が伝われば幸いです。
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