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人生を充実させたい人必読!『「原因」と「結果」の法則』を要約

更新:2020.10.15 作成:2020.10.15

立派な功績を残している人はどんなことを考えているのだろうと思い巡らしたことはないでしょうか。成功の法則を探ると、そこには成功者の知恵が詰まっています。「成功哲学」とは、そんな成功者の行動や思想を分析し、模倣することによって成功を手にできるという考えに基づきます。本記事では、自分の内面が環境に現れると説き、人生をコントロールするために心の状態を変えていこうと提案したジェームズ・アレン氏の『「原因」と「結果」の法則』について解説します。

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『「原因」と「結果」の法則』のあらすじ

人間だれでも、物事を思い通りに実現したいと考えています。しかし、理想と現実の違いからうまくいくことなんてないと諦めてしまうことも。しかし、本当に心の底から成功したいと思っていますか?そして、そのために何をしていますか?

自分にはできないと考えてしまう時、心が折れてしまいそうな時に支えてくれるのが、「成功哲学」。成功哲学とは、目標を達成するための考え方や手法を法則にしたものです。

本書の著者であり、成功哲学の祖でもあるジェームズ・アレンは、自分を取り巻く環境は心が作り出したものであると考えます。つまり成功も失敗も、原因はその人自身の心の奥底にあるというのです。著者はこうした世界観から、「心の状態を変えれば環境が変わる」という考えを提案しました。

彼の考えは、多くの人々の勇気づけとなり、ナポレオン・ヒルや、デール・カーネギー、稲盛和夫のような著名人たちにも愛読されるほどの影響力を持つようになったのです。

『「原因」と「結果」の法則』がおすすめな人

自分自身の「思い」によって、人生をよくも悪くもできます。何をするにしても自信がなく「うまくいかないだろう」と考えている人は、その通りに失敗をしてしまいます。対して、「自分にはできる」と思っている人に、自然と近づいてくる成功。これは、物事の「原因」となる「思い」から、「結果」がもたらされるからです。

「思うことで自分にふさわしい環境が現れてくる」という考え方。以下に思い当たることがある人はぜひ参考にしてみてください。

・自分の間違いを認めたくないから、つい人のせいにしてしまう。

・仕事を頑張っていても、思うように成果がでない。

・なにもやる気が起きず、時間を無駄にしている生活から抜け出し、充実した毎日を送りたい。

この本を通して、自分の考え方を見つめ直すことで、思い通りの結果を手にするきっかけになれば幸いです。

著者
ジェームズ アレン
出版日
ここからは、『「原因」と「結果」の法則』の重要なポイントを要約していきます。

『「原因」と「結果」の法則』重要ポイント1「思いと健康」

健康を守りたいのであれば、美しく健全な心を保つことが必要となります。というのも、美しく健全な心が、よい習慣を生み出すから。逆を言えば、病気について恐れを抱いているとやがて病気になってしまいます。ことわざ「病は気から」にも通ずる考え方です。実際に神経系と病気の関係を研究している学者も存在し、ストレスが免疫に作用するという研究結果も報告されています。

健康のために食習慣を改めようと考える際も、思いが大切になります。いくら食べるものに気をつかっていても、自分の思いを改善しなければ、期待している効果は表れません。まず、自分の考え方を観察し、食生活において不要な考えを取り除いていくことで、無意識のうちに体に悪影響をもたらすものを食べずにすむように。

老化についても同じです。「もう歳だから」と考えていると、みるみる衰えていき、反対に「まだまだこれから」と常に前向きに捉えている人は若々しく見えるのです。

『「原因」と「結果」の法則』重要ポイント2「思いと目的」

思いとは、やみくもに持てばよいものではありません。思いや考えを現実に近づけるために必要なのが「何のために」という目的。

もちろん目的があっても、いつでも目標を達成できるわけではありません。しかし、そうなった時も思いが重要になってくるのです。1回の失敗で諦めないで、自分が成長するための通過点だと捉えて乗り越えていける心の強さが、成功へのカギ。松下幸之助の「成功とは成功するまでやり続けること」という言葉がありますが、その信念を支えてくれるのが思いなのです。

また、体を鍛えるのと同じように、心を強くするには鍛えなくてはいけません。最初は、恐怖心や緊張感からできなかったことが、心を鍛えることで勇気を持てるように。

本書ではその一歩として、目の前にある自分がやっていることに真剣に取り組んでみるようにと勧めます。小さなことでも真面目にこなしていくことで、集中力や成功体験を得ることができ、大きな目標を達成するために必要な能力が身に付くからです。

目標を達成するためには、目的を持つこと、否定的・消極的な考えを持たずに心を鍛えていくことが大切なのです。

『「原因」と「結果」の法則』重要ポイント3「思いと成功」

人生において成功と失敗をわけるのも、その人の「思考」になります。自分は自分でしか変えることができず、他人が変えてくれるものではありません。

著者は、「人間が物事を達成するために、自分勝手な欲望を取り除かなくてはならない」と語っています。成功を手にするために必要なのは、自身の欲望の大部分を犠牲にすること。

自身の欲望ばかりに囚われている人は、物事を深く考えることができないし、計画も予定通りに進めることができません。成功のカギは、どれだけ強く思い、その思考を貫き通し、欲を我慢できるかによるものなのです。

成功のためのアクション:「原因は自分の考え方にある」と思う

ここまで思いがもたらす重要なポイントを解説してきました。ここからは、成功のために必要なアクションを3つ紹介していきたいと思います。

まず1つ目は、あらゆる出来事に対し、原因を自分にあると捉えること。

たとえば、会社のために休みなく働いたのに、思ったような評価がされない場合。自分のことを認めてくれない上司や会社を悪く思ってはいけません。仕事をしているのも、そもそも会社を選んだのも自分自身だからです。

ここで注意が必要なのは、「全て自分が悪いからあきらめよう」と決して考えないこと。そうした考えでは、ただ自分を責めるだけに終わってしまいます。

大切なことは「起きた物事の原因は自分にある」と客観的に認識すること。このような思考を持つと、解決や改善の方法を前向きに考えることができるようになります。また、人のせいにしないことで相手を悪く思わなくなるため、周囲の人たちと問題が起きにくくなり、よい関係を築くことが可能になるのです。

成功のためのアクション:達成したいものをつくり、思いと目標とを結びつける

2つ目に必要なアクションは、目標を作ること。

私たちの目の前に広がっている無数の可能性。選択肢が多いだけに「何をしたらいいのか分からない」と悩んでしまう人も少なくないように思われます。

目標を持つことにより、達成までの道のりで、味わうことができる充実感や達成感。このポジティブな感情から「嬉しい」や「楽しい」という感情が生まれ、ストレスや不安をあまり感じなくなり、精神的に健康でいられます。逆に、目標がないと、つまらないことで悩み、よけいな苦悩を味わい、少しの失敗で絶望するとアレンは言います。

目標の立て方も重要で、大きすぎる目標は挫折してしまう可能性もあります。たとえば、「一軒家を買う」と目標を立てたとしても、モチベーションを保つのはとても大変です。まずは目標を分解し、「給料の○%を貯金にまわす」など達成しやすい目標を設定しましょう。小さな目標に慣れてきたら徐々に大きくしていくことで、モチベーションを失わずに大きな目標を達成できるのです。

成功のためアクション:自己コントロールを重ねて、穏やかな心を保つ

3つ目に紹介するアクションは、自己コントロール。

自己コントロールとは、誘惑に打ち勝ち、正しくない思考や行動を抑えて、よりよい自分自身になるために成長していくことです。やらなければいけないことがあるのに、それを行動に移したり、継続することができずに悩んでいる人に必要となるのが、自己コントロール。

上手に自己コントロールするためのポイントは、誘惑の原因になるようなものから離れること、無理なくやるべき事を行える環境を作ること。「やる気を出す」「くいしばって頑張る」などと考えてはいけません。

根気強く自己コントロールをし、自分のやるべきことを積み重ねることで、「穏やかな心」を手にすることができると言うアレン。自己コントロールによって、周りに起きる出来事を正しく見つめることができると、不満や怒り、悲しみがなくなり、安定して落ち着いた心につながるからです。そして、穏やかな心を持っている人は、他の人にうまく順応できます。また人々は落ち着いていて冷静な人を好むため、自己コントロールを積み重ねることによって、大きな成功へとつながっていくのです。

『「原因」と「結果」の法則』の関連オススメ本①

こちらは『「原因」と「結果」の法則』のコミック版です。

著者
["高見 さちこ", "小山 高生", "ジェームズ・アレン"]
出版日

『「原因」と「結果」の法則』のエッセンスがストーリー仕立てにより、読みやすくなっています。アニメの演出家をめざす主人公が一冊の本の出会いにより、人生が動き始めるお話です。

人生にはゆるぎない法則が存在していると考えていたアレン。その法則のカギを日常生活の中に見つけ出していきます。

『「原因」と「結果」の法則』の関連オススメ本②

『「原因」と「結果」の法則』の続編となるこちらは、前作を読んで、著者の考えが気に入った人は特におすすめです。

著者
["ジェームズ・アレン", "坂本 貢一"]
出版日

どんな辛い出来事も大きな失敗も自分の成長の糧にしていけるような前向きな精神について語られています。1日3回15分のリラックスタイムを作るなどのアドバイスもあり、より具体的にアレンの考えを吸収でき、自分自身を客観的に見直すきっかけとなる一冊です。

『「原因」と「結果」の法則』の関連オススメ本③

「自分が考えていることが、自分のまわりに起こる物事のすべてを決めている」という考え方について深掘りしたい人にはこの一冊。

著者
["エスター・ヒックス", "ジェリー・ヒックス", "Esther Hicks", "Jerry Hicks", "吉田 利子"]
出版日

望みをかなえる3つの宇宙の法則を、エイブラハムというスピリチュアルガイドとの対話で明らかにしていく内容です。日々を過ごしていくなか、今重要なこと、経験したいことに意識的に思考することで、望むことを引き寄せていきます。もっと前向きに生きていきたい、と感じている人の背中を押してくれる一冊になっています。

今回は「成功哲学の祖」から、成功につながる考え方、行動について解説しました。「意識を変えると行動が変わり、行動が変わると結果が変わり、結果が変わると環境が変わる」ことから、自分の思い描いた目標に近づいていくというのが著者の考えでした。本書を手にとって、くり返し読んで心の支えにし、成功哲学を自分のものにしていきましょう。