マンガアプリ「マンガワン 」にて連載中の能力バトルマンガ『出会って5秒でバトル』はアニメ化が決定されている人気作品です。 今回はアニメで大活躍する可能性が高い主要キャラクターの能力や性格について詳しく解説していきます!
『出会って5秒でバトル』の主人公は、高校生の白柳アキラ。退屈な日常を送っていると、ある日謎の怪人に襲われてしまいます。なんとか怪人を倒したアキラでしたが、今度は魅音という女性が現れ、大砲で殺されてしまうという急展開の連続から物語は始まります。
アキラが目を覚ますと謎の施設に運ばれており、アキラと同じようにたくさんの人が集められているのです。施設に集まっている人達は死んだことになっており、戸籍もない状態なのでした。
実は施設に人を集めたのは魅音という謎の少女であり、その目的はそれぞれに能力を与え、「能力の実験モニター」として様々なプログラムに参加させることです。アキラは頭脳と能力を駆使して魅音が仕組んだプログラムを次々にクリアしていきます。
クリアした先に何があるのか。アキラは最後までクリアできるのか。結末が気になる作品です。
アニメが放送される前に原作もぜひチェックしてみてください。
主人公の白柳啓(通称アキラ)は16歳の高校生。生粋のゲーム好きで、どんなゲームもすぐにクリアするほどの腕前を持っています。アキラはいつも夢中になれるゲームを探しているのですが、中々見つけることができず、退屈な毎日を送っているのでした。
また、勉強もゲームと捉えて攻略法を探し出すことで、全国テストでもトップクラスの成績を収めるほどの頭脳を持っているのですが、授業中もずっとスマホのゲームをしているため、周りからは変わった人として捉えられているようです。
謎のプログラムに参加させられたことによって多くの人が動揺する中、アキラは魅音が始めたプログラムに対して、退屈を忘れられるゲームであることに喜び、能力を活かして魅音を倒すことを目標とします。
アキラは持ち前の頭脳を活かして、魅音が始めるプログラムの攻略法を見つけたり、瞬時に相手の能力を見抜いて有利に戦っていきます。どんな状況にも動揺することなく、常に冷静な判断と思考で対応していくアキラの姿がとてもカッコいいです!
たとえば、対戦相手が「アキラの能力は手を大砲にする能力である」と認識すると、アキラはその能力を使うことができるようになるのです。アキラは自分が使いたい能力を相手に信じさせるよう仕向けることで、有利に戦いを進めていきます。
アキラの能力が最初に発揮されたのは能力者同士で1対1のバトルをした時です。序盤は相手の能力に圧倒される中、アキラは自分の能力を「手を大砲にする能力だ」と相手に伝えます。すると、なんとアキラの腕が大砲に変化したのです。
実はこのバトルの前に、魅音がプログラムの参加者全員に対して、デモンストレーションとして自分の腕を大砲に変えて、参加者の一人を殺すという場面がありました。
アキラは全ての参加者が目にした魅音の「手を大砲にする能力」であればイメージしやすいと考え、対戦相手に自分の能力が魅音と同じ「手を大砲にする能力だ」だと信じさせることによって、見事に相手を倒すことに成功します。
かなり複雑な能力ではありますが、頭のいいアキラだからこそ活かせる能力であり、使い方次第では最強の能力とも言えるのではないでしょうか。
他の能力系バトルマンガでも見かけないユニークな能力を持ったアキラが、アニメではどのように描かれるのか注目ですね。
今作のヒロインである天翔優利(通称ユーリ)は17歳の高校二年生。知り合いの男性がビルから飛び降り自殺をしようとするところを偶然見かけ、止めようとしたが誤って一緒に落ちて死んでしまったことからプログラムに参加することになりました。
ユーリは「離婚した母親とその新しい彼氏、そして彼氏が連れてきた『りりあ』という子供」と暮らしています。はじめはお金をためて一人暮らしをしようと考えていましたが、りりあと出会い、そして彼女が虐待されていることを知ったことで、一人にはしておけないと考えるようになりました。
ユーリはりりあを助けるために、プログラムをクリアして家に帰ることを誓います。
アキラとは真逆で直感や感情で動くタイプですが、自分がどんな状況でも人を助けようとする優しい一面もあるキャラクターとなっています。
ユーリの能力は「身体能力が五倍になる」というもので、プログラムで登場する能力の中でもトップクラスの強さだと考えられています。他の人が能力を発動すると歩くこともできなくなるほどの強力な能力ですが、ユーリはすぐに適応して最初のプログラムをクリアしてしまいます。
魅音もユーリに対してまっすぐな性格と天才的なセンスによって、「身体能力が五倍になる」という能力を使いこなせるのではないか?と推測しており、今後の活躍を期待されているようです。
ユーリは「体を鉄のように硬くする」という能力を持った敵に対しても、一撃で倒すほどでの力をみせ、アキラにも
殴るってのは身体全体でする行為だ
走る速さも全身のバネも腕力も握力も五倍になっているとしたらー
そのパンチはもとの五倍どころじゃない
と言わせるほど、一目置かれた能力となっています。アニメでユーリの能力が発動した時のスピードやパワーがどのように描かれるのか、思わず期待してしまいますね。
霧崎円は高校三年生で、プログラムの参加者です。アキラと最初の対戦相手になるのですが、あっさり負けてしまったことから、霧崎はリベンジを果たすことを目的としてプログラムに挑戦していきます。
霧崎はアキラを倒すことを目的としているものの、タッグを組んで強力な敵を倒す場面もあり、アキラを復讐の敵ではなく良いライバルとして見ているようです。
また、ユーリが苦戦している時に体を張って助けるなど仲間想いな一面も持っていて、アキラやユーリと信頼関係を深めていきます。
アキラには敵対心を燃やしているものの、アキラやユーリを信頼し、どんな人にでもピンチの時は力を貸す熱い情熱を持ったキャラクターとなっています。
木の枝をなんでも切れる剣に変える能力です。アキラやユーリの能力に比べると地味ではありますが、木の枝を飛ばしてナイフに変えることで遠距離の敵に攻撃したり、木の枝をおって複数の剣を使って有利に戦うなど、様々な戦い方を見せます。
また、霧崎は身体能力や動体視力が優れていて、人間離れした技で剣を使いこなす姿にはアキラも驚異を感じるほど。アニメではどのような戦いを見せてくれるのか、見逃せませんね。
りんごもアキラやユーリと同じ高校生ですが、幼い見た目から最初は中学生と勘違いされていました。
りんごは最初は敵チームとして登場するものの、実はアキラと同じオンラインゲームをやっており、ゲーム内でカリスマ的な存在だったアキラに憧れを抱いています。
後にアキラと仲間になってからは、アキラに振り向いてもらうために力を貸していきます。戦闘に関しては他のキャラクターに比べると劣りますが、アキラにも負けない頭脳と、自分より強い敵にでも立ち向かっていく勇気を持ち合わせているキャラクターです。
りんごはユーリを恋のライバルとしてみているようですが、果たしてアキラを振り向かせることができるのか、恋の進展もチェックする必要がありそうです。
相手の能力を十分の一でしかコピーできないため、まともに戦うと負けてしまうリスクがある能力ですが、コピーする相手の能力を事前に知ることができるメリットもあります。
りんごはアキラに「一緒に組めばプログラムを有利に進めることができる」と伝え、憧れのアキラから信頼を得ることで仲間になることに成功。その後は、プログラムの参加者の能力を把握する、情報屋として活躍していきます。
さらに、アキラの助言によって、戦闘でも能力を使って相手を倒すことに成功していきます。伸びしろが一番ありそうな能力かもしれませんね。
33歳のプロレスラーで、口数も少なくクールなキャラクター。
幼い頃は病気でずっと入院生活を送っていましたが、元気になってプロレスラーである兄とタッグを組むという夢を持っていました。しかし、事故で兄は死亡してしまい、兄の心臓を移植されることで病気から回復したという過去を持っています。
アキラとも同じチームになったことをきっかけに仲良くなり、弱い人を助ける正義感の強い行動によって、周りから信頼を得ていくのです。
作中では珍しい、大人の落ち着きと男気を感じられるキャラクターとなっています。
能力を発動させると鎧を被ったような姿になり、どんな攻撃も2秒間だけ弾き飛ばせることができます。ただし、連続で使うことはできないようで、もう一度無敵になるには時間が必要なようです。
能力を使うタイミングがとても大切な能力ですが、プロレスラーの鍛え抜かれた体と身体能力を活かして、能力を発動していない時でも敵と対等に渡り合います。
無敵状態から繰り出すプロレス技を活かして、プログラムを進んで行きます。無敵状態になった時の熊切の姿が、アニメでどのように描かれるのか注目です。
24歳のOL。自分が生き残るために、頭脳を活かしてプログラムをうまく立ち回っていきますが、平気で人を裏切るよう冷徹な一面も持っています。
アキラに対して興味を持っており、敵チームでありながらアキラに協力するなど、何を考えているのかわからない存在。
手を貸してくれる機会も多く、今のところは敵ではなさそうですが、アキラを利用したいという考えを持っているため、裏切ってくる可能性もある危険なキャラクターです。
鈴のミステリアスな部分がアニメでどのように演出されるのか、注目ですね。
血や汗などから拷問で使う器具を作り出す能力で、戦闘力は作品の中でもトップクラスの強さといえるでしょう。
鈴はいつもコートを着て汗を流しており、いつでも攻撃ができるように準備をしています。さらに敵から攻撃を受けて出血した場合、どんどん拷問器具を作ることができるため、相手は無闇に攻撃をすることができません。
また、鈴も身体能力が高く、アキラやりんごと同じように頭を使って戦うため、敵をうまく騙して不利な状況も簡単に打開してしまいます。
アキラの敵になった場合、恐ろしく強い相手になることは間違いありません。今後のストーリでも重要な役割を果たすキャラクターとなりそうです。
プログラムを主催している謎の少女で、アキラをゲームに巻き込んだ人間です。可愛い見た目とは裏腹に、使えないと判断したプログラムの参加者を殺してしまうなど、残酷な仕打ちを平気で行う一面も持っています。
なぜかアキラを特別視しているようで、プログラム中も常にアキラの行動を気にしています。アキラの敵ではありますが、未知なところが多く、掴み所のないキャラクターといえるでしょう。
魅音はアキラに対してどんなプログラムを仕掛けて来るのか?プログラムを実施する本当の目的は何なのか?ストーリの鍵を握る重要な存在です。
魅音の能力は「手を大砲にする能力」です。作中でも1番最初に使われた能力で、魅音の能力をヒントにアキラもプログラムを進めていきます。
ただ、魅音はプログラムを運営している側の人間なので、能力を隠している可能性も考えられます。アキラやりんごのような能力かもしれませんし、複数の能力を持っていることもあるかもしれません。
魅音とアキラの直接対決は実現されるのか?どんな戦い方をするのか?アニメでも気になるキャラクターといえるでしょう。
19歳のフリーターですが、3rdプログラムで凄まじいポイントを叩き出したという伝説を持っている謎の青年です。
アキラと同じく魅音を倒すこと目的としているようですが、アキラと協力するのではなく、あくまでも自分の駒として利用しようとします。
万年青は突然アキラの前に現れて戦闘を開始し、アキラを簡単に倒してしまいます。圧倒的な強さと、力づくでもアキラを従わせる、手段を選ばない思考から、アキラの最大のライバルになる存在といえるのではないでしょうか。
万年青は魅音と同じように「手を大砲にする能力」を使ってアキラを倒しました。アキラを倒してしまう強さを考えると、万年青はアキラと全く同じ能力を持っている、またはさらにスペックの高い能力である可能性も考えられます。今後の万年青の動きや能力にも注目です。
様々な「能力」を持ったキャラクターが登場する『出会って5秒でバトル』は能力系バトル漫画が好きな方におすすめです。アニメ化にもなる注目度の高い作品となっていますので、ぜひ、作品を読んでみてください。