こんにちは、ハッカドロップスのマイです。私が本を好きになったきっかけは、エッセイでした。この本を読んでみたいと思って、本棚から本を抜いた、確かな一番古い記憶が、さくらももこさんの『もものかんづめ』。 それ以来好きな作家さんを見つけるとその人のエッセイを片っ端から読みました。エッセイって疲れている時も気分の良い時も、ぼうっとしたい時も幅広い気分に寄り添ってくれる気がします。 というわけで今回は、「様々な気分に寄り添ってくれるエッセイ本」を5冊おすすめさせてください。
私は佐野洋子さんのエッセイをとても信用しています。
- 著者
- 佐野 洋子
- 出版日
- 1995-03-01
“なぜ書くのか、あなたの文学に対する姿勢を問う、などといわれるのはほんとうにふいうちだ。訊かれただけで責められている気がする事柄というのがあって、なんにも悪いことをしていないのにいたずらに動揺させられる”(本文より)
- 著者
- 江國 香織
- 出版日
私がこの本を初めて読んだのは小学生のころだったんですが、当時この本の中の「メルヘン翁」というエッセイに衝撃を受けたのを覚えています。
- 著者
- さくら ももこ
- 出版日
- 2001-03-16
“自分の客観的な感想と彼自身の認識のズレがたまらなくおそろしかった。同じだ。私自身も、間違いなくこの次元でもがいているのだ”(本文より)
- 著者
- ["角田 光代", "穂村 弘"]
- 出版日
- 2012-04-10
“どうしても先頭を歩かなければならない時に感じた居心地の悪さは、後に続く人達に自分の姿が常に見られている、というところから来るものでした”(本文より)
- 著者
- 酒井 順子
- 出版日
本と音楽
バンドマンやソロ・アーティスト、民族楽器奏者や音楽雑誌編集者など音楽に関連するひとびとが、本好きのコンシェルジュとして、おすすめの本を紹介します。小説に漫画、写真集にビジネス書、自然科学書やスピリチュアル本も。幅広い本と出会えます。インタビューも。