漫画「ちいさいひと」シリーズ各巻をネタバレ!今必要な熱き児童福祉司の物語

更新:2021.12.11

漫画「ちいさいひと」シリーズは、子どもを虐待や苦しみから救い出す児童福祉司のストーリー。児童虐待問題を社会的に捉えられるだけではなく、主人公の相川健太の熱い思いに感動できます!この記事では、シリーズの魅力を紹介し、『新・ちいさいひと 青葉児童相談所』の各巻をネタバレしますよ。

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「ちいさいひと」シリーズを各巻ネタバレ!児童福祉司の奮闘を描いた漫画!

漫画「ちいさいひと」シリーズとは?子どもの虐待をあらゆる視点から理解できる!

 

「青葉児童相談所」を舞台とした漫画「ちいさいひと」シリーズ。児童福祉司や職員、保育士が一丸となって、虐待に苦しむ子どもたちを救い出します。

2010年から『ちいさいひと 青葉児童相談所』の連載が開始。その後、新シリーズとして2016年から『新・ちいさいひと 青葉児童相談所』がスタートしました。

主人公の相川健太は、虐待を受けた過去を持つ児童福祉司です。辛い経験をしたからこそ、子どものSOSに敏感でちょっとしたサインも見逃しません。児童福祉司のやりがいや苦労がわかるだけではなく、健太の子どもたちへの熱い思いにハマってしまう漫画なのです。また、虐待を受けた子どもの心情、逆に虐待してしまう親の心理、児童福祉司の子どもへの思いなど、あらゆる視点から子どもの虐待問題を理解することができます

『ちいさいひと 青葉児童相談所』1巻

『新・ちいさいひと 青葉児童相談所物語』を紹介!

青葉児童相談所で働く児童福祉司・相川健太。後輩の職員・山下裕矢が入社してきて、通常の業務に加え、後輩指導も加わり大忙しです。ある日、子どもの検診に来なくなった母子がいると相談所に連絡が入ります。とむくんという男の子で、気になった健太は山下と一緒に家に訪問します。

ポストにはたくさんの束の郵便物が溜まっていて、管理人によると姿を見ていないとのこと。健太がドアに近づくと腐敗臭が漂っていました。急いで鍵を開けてもらい、中に入ると誰もいませんでした。吐夢くんと母親はどこへ消えてしまったのでしょうか。吐夢くんを救うため、健太はすぐに動き出します。

 

「ちいさいひと」シリーズのメイン登場人物を紹介!

相川健太

青葉児童相談所の児童福祉司。後に青葉東児童相談所に異動することに。幼少期に虐待を受けた過去があり、同じ苦しい思いをする子どもを救いたいと思い、児童福祉司になりました。真っ直ぐな性格で仕事に一生懸命な男性です。

長澤彩香

健太の同期で、青葉児童相談所の一時保護所で保育士として働いています。健太とは仲が良く、休日も一緒に出掛けたりするほど。保育士として、保護された子どもたちの支えになりたいと日々奮闘しています。

塚地誠

青葉児童相談所の児童福祉司で、健太の上司。健太が新人の頃からよくアドバイスをし、見守っていました。食べることが好きで、仕事終わりや休日によく食べに行きます。女性にモテようと必死に努力していますが、アピールがうまくいかず…。

藤井東児

青葉児童相談所の副所長。若い頃、虐待されていた健太を救いました。子どもを大人と同じように1人の人間として尊重し、「ちいさいひと」と捉えています。健太が憧れる児童福祉司です。

山下裕矢

健太の後輩で、一般職員として青葉児童相談所に赴任しました。当初はかなり適当なスタンスで仕事に取り組んでいましたが、失敗や健太の懸命な姿勢に感化され、児童福祉司を目指すことに。

加藤将平

青葉東児童相談所の児童福祉司。異動してきた健太とは、仕事のやり方や姿勢でぶつかることも。徐々に彼と打ち解けていきます。

 

ここからは、各巻のエピソードを紹介していきます。とむくんほか一人ひとりのキャラクターにフォーカスしていきますよ。

 『新・ちいさいひと』エピソード①:消えた子ども・とむくん【1巻ネタバレ注意】 

 

青葉児童相談所で働く児童福祉司・相川健太。困っている子どもを助けるために日々仕事に奮闘中です。1巻では、行方不明になった子ども・とむくんについて描かれています。検診に来なくなったと健太のもとに連絡が入り、とむくんと母親の家を訪ねるとゴミにまみれていました。

探しても母子ともに見当たらず、健太はあらゆる手段を使って見つけようとします。一方、後輩の山下はとむくんの母親から電話を受けていたことを思い出し、SOSを握りつぶしてしまったと強く後悔します。とむくんを無事に保護するまでの道のり、山下の仕事に対する気持ちの変化が見どころです。とむくんの行方を掴むのも、山下のある作戦が功を成します。

著者
["夾竹桃 ジン", "水野 光博", "小宮 純一", "小宮 純一"]
出版日

 

『新・ちいさいひと』エピソード②:教育虐待の本当の怖さ【2巻ネタバレ注意】

 

教育虐待がテーマの2巻。健太の弟の友達・玄樹くんに起こった出来事です。彼の家は代々医者になる超エリート家庭ですが、中学受験に失敗しまいます。両親はなんとか医者にならせようと、成績が悪ければ食事を与えない、スマホを没収して壊すなど過度な教育をしていました。

そのことを知った健太は玄樹くんに、子どもシェルターで自立した生活を取り戻すことを提案。本人も希望してシェルターでの生活を始めますが、すぐに居場所を見つけ、帰らせようとする両親。彼らを見た玄樹くんは、誰も想像がつかなかった衝撃のひと言を口にします。虐待は子どもの心情を恐ろしく変えてしまうことがよくわかるエピソードです。

著者
["夾竹桃 ジン", "水野 光博", "小宮 純一", "小宮 純一"]
出版日

 

『新・ちいさいひと』エピソード③:家に帰りたくても帰られない子ども【3巻ネタバレ注意】

 

虐待された子どもは、親にどのような心情を抱いているのでしょうか?不安、恐怖、寂しいなどがほとんどですが、やはり親が大好きという気持ちは変わりません。3巻は子どもが抱く親への愛情に焦点を当て、虐待されたしおんくんと母親の別れが描かれています。

しおんくんは、通報を受けて健太が一時保護した子どもです。一時保護所で過ごすしおんくんですが、元気がなく寂しそうにしている様子。その姿を見た健太は、虐待を受けた自分の幼少期の姿と重ね合わせます。何かできないかと深く考え込む健太ですが、しおんくんは母親との正式な別れが刻一刻と迫ってきていました。しおんくんと母親の最後の面会、健太がしおんくんのためにとった行動が見どころです。

著者
["夾竹桃 ジン", "水野 光博", "小宮 純一", "小宮 純一"]
出版日

 

『新・ちいさいひと』エピソード④:施設内虐待前編【4巻ネタバレ注意】

 

『新・ちいさいひと』の4巻は、5巻にも続く施設内虐待のエピソードです。仁籠院という児童養護施設で暮らす少女3人の逃亡劇が描かれています。

仁籠院は町でも有名な施設ですが、職員による虐待が頻繁にありました。聖という少女は激しい暴力に耐えられず、よく逃げ出していました。同じ施設にいる真宙、巴絵も疑問を抱いており、3人で県職員に訴えに行きます。

その後、県職員のおかげで施設内の虐待は無くなりました。しかし、仁籠院の園長たちは何か企んでいるようで、また悲劇が起こってしまいます。そこには、仁籠院の秘密、さらには彼らと地域の関係も深く関わっていたのです。

著者
["夾竹桃 ジン", "水野 光博", "小宮 純一", "小宮 純一"]
出版日

 

『新・ちいさいひと』エピソード⑤:施設内虐待後編【5巻ネタバレ注意】

 

施設内虐待エピソードの後編が収録されている5巻。児童養護施設・仁籠院は、一度県職員から注意喚起を受けたものの、子どもたちへの虐待が再燃してしまいます。ここで生活する聖、真宙、巴絵の少女3人は、とうとう施設からの脱出を試みます。ただ逃げ出すのではなく、青葉児童相談所の健太を訪ねるためでした。

実は、巴絵がこっそりとネットの掲示板でやり取りをしており、真宙は幼い頃に健太に保護されていました。健太なら助けてくれると思い、彼女たちは青葉児童相談所まで歩き続け、健太と無事会うことができました。しかし、仁籠院は健太がいる青葉児童相談所の管轄外で、そう簡単に手を差し伸べることができません。それでも彼女たちを救おうとした健太の行動に注目です。

著者
["夾竹桃 ジン", "水野 光博", "小宮 純一", "小宮 純一"]
出版日

 

『新・ちいさいひと』エピソード⑥:健太の異動!子どもが子どもらしく居られる場所とは?【6巻ネタバレ注意】

 

異動が決定し、青葉児童相談所を離れて青葉東児童相談所で働くことになった健太。6巻は、健太が新しく担当する貧困家庭の物語です

父親と中学生の娘・ひかる、高校生の息子・陸久の3人で暮らしています。父親の仕事だけでは生活できず、陸久はバイトに明け暮れ、ひかるは家事と学校を両立せざるを得ませんでした。

そしてある日、ひかるが父親に殴られたことが判明し、一時保護所で保護されることに。陸久も別の一時保護所で保護され、健太が対応している中、陸久は思わぬ告白をします。今までまともに学校生活を送られなかった陸久とひかる。子どもたちが子どもらしく居られる場所を健太は作ることができるのでしょうか?

著者
["夾竹桃 ジン", "水野 光博", "小宮 純一", "小宮 純一"]
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『新・ちいさいひと』エピソード⑦:児相から逃げる家族【7巻ネタバレ注意】

 

児相から逃げ続ける家族がテーマの7巻。健太のもとに、短期間で引っ越しを繰り返す家族についての案件が来ます。ゆかちゃんという女の子と母親で暮らしており、父親は別居していると聞きます。気になった健太は訪問しますが、留守でした。

しかし、裏では父親は隠れて同居しており、さらにゆかちゃんを虐待していたのです。彼は、児相に見つかれば別の町に引っ越すという手段を繰り返していました。健太の訪問の後にまた居場所が不明になり、追跡が困難な状態に。そのとき、健太に心強い助っ人が現れます。健太はゆかちゃんを救い出せるのか、その助っ人の行動が鍵になります。

著者
["夾竹桃 ジン", "水野 光博", "小宮 純一", "小宮 純一"]
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『新・ちいさいひと』エピソード⑧:面前DVから子どもを救い出す!【8巻ネタバレ注意】

 

8巻のトピックは面前DVという、親が子どもの目の前で配偶者に暴言を吐いたり、暴力を振るうことです。子どもには直接触れないですが、これも虐待にあたります。

健太が面前DVを疑う家庭に大成くんと翔くんという兄弟がいました。彼らの母親が家に帰らず、顔を合わせれば目の前で暴言を吐かれ、孤立した生活を送る日々。健太は彼らの様子が気になり、なかなか連絡が繋がらないので直接訪問することに。健太が扉を開けた瞬間、目の前には想像以上の状況が待ち受けていました。健太とともに行動する新人児童福祉司・岸の葛藤も見所。子どもを救うことの難しさ、児童福祉司という仕事の辛さもあらためて理解することができます。

著者
["夾竹桃 ジン", "水野 光博", "小宮 純一", "小宮 純一"]
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『新・ちいさいひと』エピソード⑨:声なき声に耳を傾ける【9巻ネタバレ注意】

 

優秀な児童保健師・深津が活躍する9巻。子どもがずっと泣き続けているという通報があり、児童福祉司の岸と深津は家へと向かいますが、異変は見当たりませんでした。

実は、そのすぐ上の階に住む美貴ちゃんと母親だったのです。深津はたまたま美貴ちゃんを見かけたとき、異常な怪我の位置に気づき、さらに病院でギプス姿の美貴ちゃんを見かけます。まだ決定的な証拠がないので保護ができない状況でしたが、彼女のもとに思わぬ証言が舞い込みます。

直接子どもからSOSが聞けない場合、子どもや親の表情やしぐさからサインを探し出す深津。美貴ちゃんを救い出すまでの展開に注目したいですね。

著者
["夾竹桃 ジン", "水野 光博", "小宮 純一", "小宮 純一"]
出版日

 

「ちいさいひと」シリーズの魅力を紹介!

児童福祉司の仕事がよくわかる!

児童福祉司の仕事が詳しく知られることが「ちいさいひと」シリーズの魅力です。主人公の健太が働く、青葉児童相談所を中心に物語が展開されていきます。やりがいがたくさんある分、複雑な心情になる場面も多い児童福祉司。

たとえば、少しの情報で虐待かどうか判断するのはとても難しいことです。子どもが出すサインを見逃すと、あっという間に救い出すチャンスを失ってしまいます。また、保護できたとしても彼らの将来全てを見届けることはできません。施設を移動したり、里親に託したりといずれ別れがやって来ます。

シナリオや取材担当、作者の夾竹桃ジンの共同制作で連載されている「ちいさいひと」シリーズ。過去にあった事件や実際の取材をもとに、このような児童福祉司の苦労や葛藤がリアルに描かれています。子どもの社会問題や制度、国の政策について知りたい方にはぴったりの作品ですよ。

主人公・健太の情熱

「ちいさいひと」シリーズの魅力は、児童福祉司という職業の理解だけではありません。主人公・相川健太の情熱にも惹かれていきます。

健太は幼い頃に虐待を受け、児童福祉司に保護されました。その後、児童養護施設に入所し、里親に引き取られた過去を持つ人物。苦しむ子どもを救いたいと、児童福祉司になりました。虐待を経験したからこそ、子どもたちの姿と重ね合わせる場面が度々登場します

また、健太の他にもたくさんの児童福祉司が活躍しますが、彼は人一倍熱心に走り回ります。子どもたちと同じ立場に立って考え、自分の経験と照らし合わせながら救っていく健太の姿が何より熱いのです。子ども1人1人に掛ける言葉にもその熱い思いが伝わってきます。

 

『ちいさいひと』おすすめエピソード①:海斗くんと優馬くん兄弟の逃亡劇

ここからは前作『ちいさいひと 青葉児童相談所』からおすすめエピソードを紹介します。初々しい健太の姿も魅力的ですよ!『新・ちいさいひと 青葉児童相談所』を楽しむために、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。

 

『ちいさいひと 青葉児童相談所』2巻から、ある兄弟の逃亡から保護までのエピソードです。

道端で全身傷だらけの姿で発見され、一時保護所で保護された海斗くんと弟の優馬くん。しかし、目を離した隙に逃げ出し、帰宅していました。父親から暴力を受け、母親も従うを得ず、彼らを叩いてしまいます。

一方、健太たちは海斗くんの家に辿り着きますが、両親は理由をつけたり、隠れたりとなかなか会ってくれません。粘り強く何度も訪問する健太は、ある日家の前で父親に引きずられる海斗くんを発見します。健太は海斗くんと優馬くんを救うことができるのか、虐待によって現れた海斗くんの表情の異常にも注目です。

著者
["夾竹桃 ジン", "水野 光博", "小宮 純一", "小宮 純一"]
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『ちいさいひと』おすすめエピソード②:恐ろしい父親の行動とレンくん

4巻より。父親の激しい暴力が原因で保護されるレンくんの物語。

健太がある小学校を訪問した際、レンくんの全身のあざで発覚しました。両親に連絡し、レンくんを一時保護することを伝えますが、父親は怒り狂っていました。ついに、彼は何とかレンくんを取り戻そうと一時保護所に乗り込んで来ます。

健太が説得しようとした瞬間、父親が刃物を取り出しました。怒り狂う彼を目の前にした健太が取った行動とは…?また、その父親の姿を見て相当なショックを受けたレンくん。健太が掛けた言葉と感動のラストは見逃せませんよ。

著者
["夾竹桃 ジン", "水野 光博", "小宮 純一", "小宮 純一"]
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『ちいさいひと』おすすめエピソード③:佑都くんと里親委託【5巻ネタバレ】

一時保護所で保護された子どもは児童養護施設に入所することが多いですが、里親を見つけて委託するという形もあります。5巻はこの里親委託をテーマに、佑都くんという子どもと里親が3人で暮らせるようになるまでを描いています。

両親が離婚後にお互い再婚し、居場所が無くなって保護された佑都くん。その背景が原因で深刻な愛着障害を持っていました。施設での生活より里親を探す方がよいと健太は判断し、佑都くんの里親を見つけました。佑都くんは里親に心を開いたかと思いきや、度々トラブルを起こしてしまいます。感情表現が苦手な佑都くんが里親に打ち解けていくきっかけとは?最後のシーンに注目です。

著者
["夾竹桃 ジン", "水野 光博", "小宮 純一", "小宮 純一"]
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漫画「ちいさいひと」シリーズと同じ子どものSOSがテーマ!おすすめ漫画3選

漫画「ちいさいひと」シリーズの他にも、子どもの虐待や社会問題についての作品は近年増えています。最後に、おすすめの3作品を紹介しますね。

『死母性の庭』

「ちいさいひと」シリーズとは異なり、虐待する母親視点でストーリーが展開されています。主人公の瞭子は、夫の目を盗んで幼い息子に虐待をしてしまいます。母親になる難しさ、育児疲れから生まれる負の感情などがわかる1冊です。

著者
曽根 富美子
出版日

「児童福祉司 一貫田逸子」シリーズ

児童福祉司が子どもを救う漫画作品。ヒロインの一貫田逸子は、友達が虐待で亡くなった過去があり、児童福祉司になりました。「ちいさいひと」シリーズと同じく、子どもの虐待問題が忠実に描かれています。

著者
さかたのり子 穂実あゆこ
出版日

『コタローは1人暮らし』

コタローという1人の子どもが1人暮らしをするコメディ漫画。コメディ要素満載ですが、子どもの社会問題にも深く関係しています。コタローがなぜ1人なのか、じわじわと明らかになっていく展開がポイントです。

著者
津村 マミ
出版日
『コタローは1人暮らし』が実写ドラマ化!深く味わいたいコタローの毎日をネタバレ

『コタローは1人暮らし』が実写ドラマ化!深く味わいたいコタローの毎日をネタバレ

2021年4月から実写ドラマ化の漫画『コタローは1人暮らし』。4歳児のコタローの毎日が笑えて泣けるハートフルストーリです。表紙の雰囲気やあらすじだけで感じられない奥深さも、魅力の1つ。 この記事では、コタローの魅力やストーリーの見所をたっぷり紹介します!コタローが1人暮らしの理由もネタバレしますよ。

まとめ

「ちいさいひと」シリーズは児童虐待問題に理解を深められる作品。各巻テーマが決まっていて、主旨がわかりやすくかつ読みやすいです。ネタバレを通して気になるエピソードがあれば、ぜひ手に取ってご覧ください。

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