はじめまして。Large House Satisfactionというロックバンドでボーカルとギターを担当している小林要司です。東京は大田区大森生まれ大森育ち、悪そうな見た目だけど実は心優しく、最近はデカいぐい呑みで日本酒を大量に呑むことにハマっている28歳のメンズです。初回は、そんなロックな俺が、どんな作品が好きなのかというのをまず皆さんに知っていただきたく、この三冊を選んでみたよ。
とにかく池波正太郎大先生を抜きでは俺のことは語れまい。紹介するのは大名作「鬼平犯科帳シリーズ」だ。もちろん「剣客商売シリーズ」「藤枝梅安シリーズ」も愛しちゃってるが、鬼平は時代劇好きの俺が読書に目覚めたきっかけの作品なのだ。
- 著者
- 池波 正太郎
- 出版日
高校生の頃、友人のN君が突如勧めてきた町田康。衝撃的な出会いだった。その独特な文章のリズム感、ワードセンス。十代の俺には未知のものだった。以来、俺は町田康中毒となって今に至る。
- 著者
- 町田 康
- 出版日
最近書店で『旅のラゴス』は凄い面白い的なポップをよく見るが、遅えよ。馬鹿。といつも思う。そんな、口が悪くなっちゃうくらい素晴らしい作品である。集団転移。壁抜けの達人。化物の卵が路面にぎっしり産みつけられている街。旅人・ラゴスが巡る、不思議で不気味な世界が、俺の頁を捲る手を加速させる。
- 著者
- 筒井 康隆
- 出版日
- 1994-03-01
というわけで、俺はこんな感じの作品が好きなちょらちょらした人間です。よろしくお願いします。次回からは五十音でやっていきますので、お楽しみに。ではまた。