不登校、適応障害、死別うつを「書く」ことで乗り越えてきた著者の「ひとり会議」メソッドを公開!

更新:2023.4.29

著者の山口恵理香さんは14歳のときに不登校を経験、当時のある出来事で「書く」ことは魔法のようと実感します。 不登校を経験し、適応障害と診断され、さらに最愛の父親を亡くし死別うつとのたたかい。日々を乗り越えていくために身につけたのは「書く」ことから発展した「ひとり会議」でした。本著、『あなたらしく生きるための「ひとり会議」ノート』では、ひとり会議のメソッドをわかりやすく解説しています。読み進むうちに……「ひとり会議」をすぐに実行したくなる人が多いのでは⁉ここではPR担当者から本には書いていないエピソードも公開していきますね。

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著書には書いていない、「書く」ことが魔法のようだと実感した14歳のときの出来事とは

著者の山口恵理香さんは14歳のときに不登校を経験しました。そんなある日「ここに行ってみたい!」と思うフリースクールをインターネットで見つけます。

ところが父親に猛反対されてしまいました。その時にどうしたかというと、「どうして不登校になってしまったのか」「なぜそのフリースクールに行きたいのか」などの気持ちを1冊のノートいっぱいにぎっしりと書いて渡したとのこと。

すると、なんと父親の態度が変わり「わかった」と言ったそうです。

 

そこで「紙に書くことは魔法」なのだと気付きます。大切な人に想いを伝えるのは「書く」ことだ、書くことは夢を叶える魔法なのだと悟りました。以来、山口恵理香さんは、ずっと誰にも言えない大切な想いを書き続けて成長していったそうです。

 

そもそも、ひとり会議とは?どんなメソッドなの?

「書く」ことの原点はそこから始まりましたが、「ひとり会議」が習慣化されてきたのは大学時代からとのこと。そもそもひとり会議って何?ということから説明しますね。

ひとり会議は、紙とペンがあればいつでもどこでもできます。方法は簡単で、つらいことがあっても、涙が止まらない夜も、気持ちを紙に書き出していく。ただそれだけです。

それによって心が整理できる……、それがひとり会議です。

 

著者は不登校を経験し、適応障害と診断され、また最愛の父親を亡くしたことからの死別うつにも直面します。そんな多くの苦しみや悲しみを乗り越えてこられたのは、このひとり会議を毎日続けてきたからだと言います。

 

著書では、ひとり会議の基本的な進め方からルールなど、より自分らしい人生を生きるための様々なヒントや工夫が初級編から上級編までのレベルごとに記されています。山口さんの場合は毎日ひとり会議を重ねることで、辛いことを乗り越えるばかりか、一つ一つの夢を叶えていきました。その具体的なメソッドは、ぜひ本書を読み解いてみてください。

著者
山口 恵理香
出版日

 

 

ひとり会議の経験から生まれた小さな文房具屋さん「Self0」とは?

紙とペンがあればいつでもどこでもできるひとり会議ではありますが、何かきっかけやヒントがあるとやりやすくなりますね。そこで山口恵理香さんが開発したのが「おひとりさま会議用紙」でした。

「おひとりさま会議用紙」は、自己分析シート。様々なテーマに沿って自分と向き合い、思いつくことを書き出していくようになっています。

著者は自身の経験を活かしてこの「おひとりさま会議用紙」を開発、自身でwebショップまで立ち上げ販売してしまったのです!

ひとり会議用紙専門店 Self0公式サイト

 

ブランド名は「Self0(セルフレイ)」としました。「セルフ」=自分と向き合う。「0(レイ)」とは、0の状態になるという意味を込めています。普段、人は娘であったりママであったり息子であったり父であったり、仕事人であったりと皆それぞれ色々な肩書きを背負って生きていますが、ひとり会議をはじめる時には何者でもない自分を取り戻すということです。ひとり会議は、本当の心の中の自分と向き合う時間だからです。

 

とはいえデジタル全盛の時代。果たして「紙」である文房具が売れるのかどうか。当初は不安だらけだったそうです。しかしそれを、ひとり会議をしながら乗り越え、試行錯誤をし、そして現在では月間2万PV以上にまで成長したWEBショップとなりました。0からスタートしてそこに至るまでの試行錯誤も本著に記されています。

 

起業家となった著者の山口恵理香さんの今後と本人からのメッセージ

「書くことは、生きること」をコンセプトにWEBライターから、そして現在は文筆家として活躍する山口恵理香さん。気が付けば文房具の開発とショップの運営を行う起業家としても走り出しました。

そして本人にはまだまだ「やってみたいこと」があるようです。次なる展開も「書くこと」がベースとなっているようですよ。そのときが来たら・・・またお知らせしたいと思います。ちなみに、これからは「深い孤独を、生きる強さに」を事業コンセプトとして掲げ、多角的な展開を予定しているそうです。

最後に、~あなたらしく生きるための「ひとり会議」ノート~について、本人からのメッセージをお伝えします(本著より)。

 

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適応障害、不登校、死別うつのどん底から救い上げてくれたのは、いつも書くことでした。

 

心が弱いなりに、強く生きていきたい。自分らしさの欠片を見つけたい。個性を天職に変えながら収入を得たい。

―そんなあなたに

「ひとり会議」のメソッドが大きく前進するきっかけとなります!

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山口恵理香プロフィール   ひとり起業家/文筆家

1990年、東京都生まれ。中学生時代に3年間の不登校を経験。社会人経験ゼロ、人脈なしの状態からWebライターの仕事を確立させる。恋愛・ライフスタイル記事を中心に現在も人気女性向けサイトで執筆中。

2019年7月には、不登校経験やWebライターのノウハウをまとめた『不登校だった私が売れっ子Webライターになれた仕事術』(自由国民社)を出版。発売後5日間で重版となり反響を呼ぶ。出版直後に父が病に伏せ、わずか半年で逝去。命の儚さを目の当たりにし、2年間、死別うつの心と向き合う。2020年に「書くことは、生きること」をコンセプトに小さな文房具店Self0(セルフレイ)を開業。2022年より本格的な運営に乗りだし、それまで誰も訪れていなかったお店をたった1か月で10,000PV近くのお店に育てあげることに成功。現在は20,000PV以上の人気店に。主力商品である「おひとりさま会議用紙」もロングセラー商品となり、売り切れが続出している。

今後はデザイン事務所、ブランディング会社や大手企業とアライアンスを組みながら、独自の起業モデルを展開させ新規事業を立ち上げ予定。夢は自社事業を通して世界平和に貢献すること。


 

『不登校だった私が売れっ子Webライターになれた仕事術』については、こちらの記事で紹介しています。

『不登校だった私が売れっ子Webライターになれた仕事術』著者の成功ストーリーを紹介!

『不登校だった私が売れっ子Webライターになれた仕事術』著者の成功ストーリーを紹介!

14歳で不登校になり適応障害と診断された少女が、27歳で年収700万円に。「書く」ことで何度も壁を乗り越えながらWebライターになった山口恵理香が、自身の経験を1冊の本にしたためました。 著書発刊後には「書く」ことで自己分析ができるアナログの文房具「おひとりさま会議用紙」を開発し、大ヒット!運営するECサイトが月間2万PVにまで達した作者の成功ストーリーをご紹介します。

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