有隣堂 ルミネ横浜店の「トリのトリコにきっとなる!」フェア/本屋遊泳~ブックリウムに会いに行こう~【第8回】

更新:2023.10.19

「書店オリジナルのフェア」を取材を通してお伝えしている本屋遊泳。  今回は有隣堂ルミネ横浜店さんの「トリのトリコにきっとなる!」フェアを紹介します。  鳥に興味のある方にはたまらないフェアです!

ブックカルテ リンク

本×雑貨の組合せで鳥への興味が止まらない!!

今回は有隣堂ルミネ横浜店さんの「トリのトリコにきっとなる!」フェアについて、店長さんにお話を伺いました。

「トリのトリコフェア」は鳥にまつわる本と雑貨を一緒に紹介しているフェアです。

これまでにも何度か実施してきた人気のフェアとなっていて、回を重ねていくごとにグッズや雑貨が増え、書籍も毎回違うスタッフが選書しています。

例えば、前回はハシビロコウ好きな人が選んだハシビロコウのグッズをたくさん並べてあったり、今年はカラスに関わる書籍を多く紹介したりするなど、バラエティに富んでいます。

フェアで紹介されている本は絵本、小説、図鑑、雑学系、写真集など本当に様々。雑貨と関わりのある本も置かれています。

好奇心をくすぐられる本がたくさん置いてあるので、鳥に興味がない人でも「鳥のことをもっと知りたい!」という気持ちになること間違いなしです。

私はペンギンが好きなので、いつかペンギンのグッズや本も紹介して欲しいです(笑)

スタッフさん達の「好き」が詰まっているフェア!

「トリのトリコにきっとなる!」フェアは有隣堂ルミネ横浜店さんが雑貨と書籍を組み合わせたフェアをやりたいと思っていた時に、鳥が好きなスタッフさんがたくさんいたことから、「好きなものを紹介できたら楽しそう!」という気持ちでスタートしました。

フェアで紹介されている雑貨や書籍はシンプルにスタッフさん達が好きなものを並べており、スタッフさん同士で「この本面白いよね!」と楽しみながらコーナーをつくっているそうです。

実際にコーナーを見てみると「ここのスタッフさんは自分と同じものが好きなのかな?」とちょっと嬉しい気持ちになりました。

また、普段ではあまり出会えない本や雑貨が置いてあり、「こんなものがあるのか!」という発見の連続でした。

時間があっという間に過ぎてしまいそうになるほど、鳥の世界に夢中になってしまうのが「トリのトリコにきっとなる!」フェアの魅力です。

「トリのトリコにきっとなる!」フェアは2023年6月12日まで実施されています。

フェアの詳細は公式サイトTwitterからもご確認いただけます。

店長さんからのメッセージ

お客様に「トリのトリコにきっとなる!」フェアをとにかく楽しんでもらうことが1番ですが、コーナーに置いてある雑貨や書籍を通して「あ、この本好きだな!」という本と出会って欲しいと思ってます。

さらにフェアで出会った本を通して、お客さんの読む本の世界がもっと広がってくれると、とても嬉しいです。

知らない本や雑貨と出会える書店

有隣堂ルミネ横浜店さんは書籍と雑貨を組み合わせて販売しているのが大きな特徴です。

去年にルミネの6階から地下2階に移転したことによって売り場は狭くなってしまいましたが、その分フェアコーナーをたくさん用意することによって、お客さんにちょっとでも楽しいと思ってもらえるようなお店作りを心がけているそうです。

私も実際に店内を歩いてみると、雑貨担当者と書籍担当者のアイデアを混ぜ合わせた商品が並んでいたので、今まで知らなかった物にたくさん出会える楽しみを味わうことができました。

興味が尽きないお店なので、ぜひ足を運んでみてください。

ここからは店長さんがおすすめしてくださった本を紹介します。

おすすめ本①『ある小さなスズメの記録 人を慰め、愛し、叱った、誇り高きクラレンスの生涯

スズメは通常だと2年ほどしか生きられないと言われてていますが、この本で登場するのは12年以上生きたとされる、本当に実在したスズメです。

店長さんが「シンプルにおすすめ!みんなに読んで欲しい!」という強い思いがこもっている本です。

『ある小さなスズメの記録 人を慰め、愛し、叱った、誇り高きクラレンスの生涯』の在庫はこちらから確認できます。

おすすめ本②『トリノトリビア 鳥類学者がこっそり教える 野鳥のひみつ』

鳥の雑学が紹介されている4コマ漫画なので、鳥のことをあまり知らない人にも読みやすい本です。

表紙もかわいいので、手に取りやすいおすすめの書籍となっています。

『トリノトリビア 鳥類学者がこっそり教える 野鳥のひみつ』の在庫はこちらから確認できます。

おすすめ本③『うごきません。』

ほとんど動かないと言われているハシビロコウが絵本の中でいつ動くのか?というワクワク感を楽しめる一冊です。

『うごきません。』の在庫はこちらから確認できます。

おすすめ本④『世界で一番美しい鳥図鑑:大空を舞い、 木々に水辺に佇む』

鳥の図鑑はたくさんありますが、こちらは鳥の羽ばたきや眠っている姿といった「鳥の動きや仕草」を章ごとに詳しく紹介している図鑑です。

鳥の新しい一面を知ることができる本となっています。

『世界で一番美しい鳥図鑑:大空を舞い、 木々に水辺に佇む』の在庫はこちらから確認できます。

おすすめ本⑤『鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。』

鳥類学者が行う過酷な現地調査の様子を書いたエッセイ本。鳥が好きではない人でも冒険談として楽しめる人気の書籍です。

『鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。』の在庫はこちらから確認できます。


取材にご協力いただいた有隣堂ルミネ横浜店の店長さん、ありがとうございました!

ホンシェルジュでは、フェアを紹介させていただける全国の書店様を募集しております。ご興味をお持ちいただけた書店様は、問い合わせからぜひご相談ください。

次回もお楽しみに!

特集

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本屋を訪れる楽しみの1つが、その本屋さんオリジナルのフェア。ホンシェルジュでは「書店オリジナルのフェア」を「ブックリウム(本で満たされた空間)」と命名し、取材を通してその魅力をお伝えしていきます。

 

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  • 本屋遊泳~ブックリウムに会いに行こう~

    ホンシェルジュでは書店オリジナルのフェアを「ブックリウム(本で満たされた空間)」と命名。 本屋さんへの取材を通してフェアのテーマや選書を紹介、アーカイブ化する特集です。 ぜひお気に入りの本屋さんを見つけてください。

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