堀江良文堂書店松戸店「塚本やすし原画」フェア/本屋遊泳~ブックリウムに会いに行こう~【第17回】

更新:2023.12.22

「書店オリジナルのフェア」を取材を通してお伝えしている本屋遊泳。 今回は堀江良文堂書店松戸店さんの「塚本やすし原画」フェアを紹介します。 フェアの魅力について、担当者の堀江基行さんにお話を伺いました!

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「塚本やすし原画」フェア

堀江良文堂さんの「塚本やすし原画」フェアは『とんかつの ぼうけん』『このすしなあに』などが代表作である絵本作家の塚本やすしさんの絵本と原画を紹介しています。

フェア担当者の堀江さんと塚本さんは古くから付き合いがあり、これまでにも何度か一緒にイベントを実施してきました。

2023年の12月2日に堀江良文堂書店さんにて塚本やすしさんとの絵本ライブを予定しており、イベントに向けてさらに紹介する書籍を増やしていくそうです。

塚本さんの作品は笑えるようなものから、戦争のようなメッセージ性の高いテーマまで、数多くの絵本をつくっています。

その中でも人気のある作品を堀江さんが選書し、紹介しています。

また、塚本やすしさんの絵本は読み聞かせをする時に、家族で楽しめるように描かれている作品がたくさんあります。

読み聞かせをしたいけれど、どんな絵本を読めばいいのかわからない人におすすめなフェアとなっています。

絵本と原画を一緒に購入できる!

先ほども紹介したように担当者の堀江さんは塚本さんのお人柄を深く知っているので、どのような意図で絵本が作られているのかも把握されています。

堀江さんから絵本を読むだけではわからない作品の魅力や、絵本が完成するまでの裏話を聞けるかもしれません(笑)

自分の子供に対して「どんな本が合うのかわからない」「読み聞かせで楽しめる本をさがしている」といった方にピッタリなフェアとなっています。

また、塚本さんが描いた原画も購入できます。暖かみのある絵に思わず心がほっこりしてしまいます!

絵本と一緒に原画も購入できる書店は珍しいので、ぜひ書店へ足を運んでみてください!

担当者の堀江さんからメッセージ

塚本さんの絵本はとにかく笑えて、楽しい気持ちになる絵本ばかりです。

家族みんなで笑いながら、心のそこから絵本の世界を楽しんでもらえると嬉しいです。

また、フェア以外にもたくさんの絵本を並べております!

ご来店をお待ちしております。

堀江良文堂書店松戸店の名物イベント「おはなしかい」

堀江良文堂さんでは「おはなしかい」という、読み聞かせを中心としたイベントを実施しています。

最初は堀江さんがお店に来た子供達へ読み聞かせを行うものでしたが、おはなしかいの活動が地域の図書館や読み聞かせ団体の目に留まり、お店の外でも活動するようになりました。

また、「おはなしかい」では書店に来る子ども達が読み聞かせを行う回もあるそうです。

堀江さんが子どもの特徴やレベルにあった絵本を選び、読み聞かせをしてもらう機会をつくっています。こちらも店内だけでなく地域のイベントまで広がり、様々な場所で子ども達が読み聞かせをしています。

また、堀江さんは「おはなしかい」をきっかけに、たくさんの絵本作家さんとも知り合うようになり、その作家さん達も「おはなしかい」に参加してくれるようになりました。

今ではほぼ毎月、絵本作家さんが堀江良文堂さんを訪れ、読み聞かせやワークショップを開催しています。多い時には一度に数名の絵本作家さんが読み聞かせやトークショーを行うそうです。

「おはなしかい」は堀江さんの読み聞かせからつながりが生まれた、絵本好きがたくさん集まるイベントです。

子どもから大人まで楽しめる企画なのでぜひ、訪れてみてください!

「地域の書店として子供を育てる」がテーマ

堀江良文堂書店松戸店さんが絵本や読み聞かせに力を入れている理由は、「地域の書店として子どもを育てる」をテーマにしているからです。

元々は書店を存続させるために、マンガを中心としたコアなファンが生まれるような売り場を目指していました。

しかし、「現在書店に来てくれる子ども達が、大人になってからもお店に足を運んでもらえるようにしたい!」という思いから、子供に喜んでもらえるようなお店づくりへ方向転換しました。

先ほど紹介した「おはなしかい」も地域の書店として子ども達を育てて、未来のお客さんをつくるための一環としてスタートしたイベントです。

さらに、売り場には堀江さんが出会った絵本作家さん達の作品が並んでいます。

お店に行けば「こんな作家さんいるんだ!」という新しい絵本との出会いがあるのも、堀江良文堂さんの特徴となっています。

また、堀江良文堂さんは90年以上続いている書店さんで、絵本コーナー以外の売り場にも各ジャンルにスペシャリストがたくさんいます。

ぜひ、訪れてみてください!

堀江良文堂書店 松戸店の情報は公式X(旧Twitter)などからお調べいただけます。

「おはなしかい」の活動は「りょうぶんどうおはなしかい」のfacebookから確認できます。

また、冒頭でもご紹介した塚本さんの絵本ライブの情報も下記に掲載しておりますので、ぜひお越しください!

おすすめ本①『このすしなあに』

このすしなあに

2010年06月
塚本 やすし
ポプラ社

板さんが握ってくれたすしを見て、「すしねた」になる前にどんな姿をしていたのかを当てていく作品です。作者の塚本さんが大切にしている一冊。

読み聞かせにぴったりなで絵本です。

おすすめ本②『カップねこ』

カップねこ

2023年05月31日
塚本 やすし
ニコモ

『カップねこ』にお湯を注いで3分待つと、カップの中から猫が出てきます。しかも3分経つと小さくなって戻っていく...

カップから飛び出る猫の顔がコミカルでとても面白い作品です。子供と一緒に笑いながら読むと楽しいです!

おすすめ本③『はなげ小学生』

はなげ小学生

2023.09.27
文/すけたけしん  絵/塚本やすし 
小学館

2023年の9月に発売された『はなげ小学生』。たけしは嘘をつくと鼻毛が伸びてしまう小学生が主人公のお話です。

たけしの鼻毛はどこまで伸びてしまうのか...シンプルな設定だからこそ、続きが気になってしまう作品です。


取材にご協力いただいた堀江良文堂書店 松戸店の堀江さん、ありがとうございました!

ホンシェルジュでは、フェアを紹介させていただける全国の書店様を募集しております。ご興味をお持ちいただけた書店様は、問い合わせからぜひご相談ください。

次回もお楽しみに!

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本屋を訪れる楽しみの1つが、その本屋さんオリジナルのフェア。ホンシェルジュでは「書店オリジナルのフェア」を「ブックリウム(本で満たされた空間)」と命名し、取材を通してその魅力をお伝えしていきます。

 

この記事が含まれる特集

  • 本屋遊泳~ブックリウムに会いに行こう~

    ホンシェルジュでは書店オリジナルのフェアを「ブックリウム(本で満たされた空間)」と命名。 本屋さんへの取材を通してフェアのテーマや選書を紹介、アーカイブ化する特集です。 ぜひお気に入りの本屋さんを見つけてください。

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