寒さも和らぐどころかどんどんと深まり、全国各地で雪が観測がされていますね。いかがお過ごしでしょうか? 私達こぶしファクトリーは舞台「JKニンジャガールズ」が2月23日から公演開始、ということで勉強と刺激の毎日です。
中学生だった頃に、私が読書好きだということを知っている友人が、おすすめしてくれたのがこの本を読むきっかけでした。読み始めはよくあるような泣ける物語なのかなー、と思っていたら、奇想天外すぎて感情が追いついてこなくて、同じヒトが書いたものかと驚いてしまうほど。独創的でファンタジーな世界観に惹き込まれる物語でした。あとからしっかり読み返すと伏線の張り方もそう来るか!も感銘を受けました。中学生はもちろん、大人の方が読んでも1度目で驚き2度目で泣ける。そんな小説になっています。
- 著者
- 越谷 オサム
- 出版日
- 2011-05-28
9話収録の短編集。はじめて刊行されたのは2001年だそうです。15年前、私が2歳になっていなかった頃の話ですが、壁ドン、などという、今や恋愛にも流行がある時代の中で良い意味で感じさせないような物語の新鮮さと、少しの深みが心にチクッと注射針を刺されたかのような微かな痛みと刺激をくれます。
- 著者
- ["安達 千夏", "江國 香織", "川上 弘美", "倉本 由布", "島村 洋子", "唯川 恵", "谷村 志穂", "横森 理香", "下川 香苗"]
- 出版日
今や誰もが知っている「ぼく明日」。映画化され、大反響の中、流行に乗って小説を手に取った方もいらっしゃるのではないでしょうか。私自身映画は観ていませんが、小説を読んで、感動しました。こんなことがあったら面白いなあと思うような、切ないような悲しいような温かいような、いろいろな感情が波のように満ちては引いていき、最終的には満たされる物語になっています。
- 著者
- 七月 隆文
- 出版日
- 2014-08-06
本とアイドル
アイドルが、本好きのコンシェルジュとして、おすすめの本を紹介します。小説に漫画、詩集に写真集に絵本。幅広い本と出会えます。インタビューも。