バクステ外神田一丁目の1期生、広沢麻衣です。2回目ということで何を紹介するかすごく迷いましたが、今回は私自身読んでいて心を動かされ、そして本が好きになったきっかけをくれた3冊を紹介します!
バクステ外神田一丁目の1期生、広沢麻衣です。2回目ということで何を紹介するかすごく迷いましたが、今回は私自身読んでいて心を動かされ、そして本が好きになったきっかけをくれた3冊を紹介します!
本に苦手意識のあった私が読む楽しさを覚え、普段携帯ばっかりいじっていたにもかかわらず、本を読むことによって自分になりに想像することの面白さを感じ、熱中するきっかけをくれました。
今回紹介させていただく本は3つともジャンルが全然違います。ざっくりと、3作を私なりに一言で表すと、「学ぶ」「涙」「現実」です。ぜひ、みなさまにも読んでいただけたら嬉しいです。
- 著者
- 福島 文二郎
- 出版日
- 2011-11-18
この本は、応援してくださっている方から勧めていただいた本です。私が所属しているバクステ外神田一丁目は、AKIHABARAバックステージpassという国内最大級のアイドル育成型エンターテイメントカフェで働きながら活動しているグループ。そんな私たちにも必要なホスピタリティを一から教えてくれる一冊です。
ディズニーランドは、だれもが憧れる幸せになれるまさに夢の国です。そんな夢の国では、働いている方々も素敵な方ばかりで、私は行くたびに感動しています。この本にはそんなディズニーランドで働いている方々の教育方法などが書いてあります。相手を信じ、思いやる気持ちがとても大切だということを、この本を通して改めて感じることができました。本が苦手な方でも、わかりやすい具体例や、誰もが共感するような体験談などが盛り込まれているので、スラスラと読めてしまうと思います。
- 著者
- 瀬尾 まいこ
- 出版日
- 2015-03-28
この作品は、本にハマりだした頃に出会った1冊です。ある中学校の陸上部の駅伝を舞台にした物語で、それぞれ意見も方向性もバラバラな寄せ集めの6人が、県大会の出場を目指して襷をつないでいきます。
気持ちがなかなかまとまらない6人の、それぞれの本当の想いを知った時、涙が止まりませんでした。私も今、約80名のグループで活動をしているのですが、メンバーそれぞれに個性があり、ひとつになることが大変というのは身をもって経験しているので、ひとつになることがこんなに素晴らしくて、素敵なものなんだと感じることができました。この本と出会えて本当に良かったと心から思います。
- 著者
- 川村 元気
- 出版日
- 2014-09-18
映画化もされた一冊で、この本は読み始めた時から不思議な世界へ吸い込まれて行くそんな感覚。止まらずに1日で読み終わりました。この本の帯には「何かを得るためには何かを失わなくてはならない」と書いてあります。最初この意味がなんだかよくわからなかったのですが、読み終わってみた今、理由がわかった気がします。人は突然余命を宣告され、自分が1日長く生きる代わりに、この世界から一つ何かを消す……そんなことを言われたらどうするかなと考えました。
けれど、私も主人公と同じで、もしかしたら周りのものを消すことを選んでしまうかもしれない。自然と主人公と自分を置き換えて読んでしまいました。とにかくストレートな表現に心が動かされる一冊です。