洋書で読める最高のファンタジー小説おすすめ4選

更新:2021.12.16

洋書でおすすめのファンタジー小説の中から、子ども向けのものよりも大人向けのものを選びました。

1986年に創刊したイギリスの日刊紙。2016年3月に紙面での発行を廃刊した後、現在はオンライン新聞として日々ニュースを配信している。カルチャー、社会、政治など、ホンシェルジュ編集部のメンバーが毎回選りすぐりの記事をお届けします。 http://www.independent.co.uk/
泡の子

The Invisible Library

主人公アイリーンは、パラレルワールドからフィクション作品を盗む組織「図書館」で働くスパイです。続編も出ていますので、まずはこの魔法に満ちた第1巻を読んでみてください。

Six of Crows


テレビドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』のような世界における、映画『オーシャンズ11』のような物語です。若き犯罪の天才が、莫大な報酬と引き換えに、突破困難とされる建物に押し入り人質を解放する任務を負います。テンポが速く、読み手をワクワクさせる読み物で、登場人物もよく書かれています。


10の異なる要素と3つの連動する世界、そしてそれぞれに答えを探す10人の人々が出てくるため、この物語は大変複雑です。スマートフォンアプリとも連携しており、読者は物語を様々に読み、自分バージョンを作ることができます。

Wake of Vultures


西洋ミステリーと超自然ミステリーの両方の性格を併せ持ったこの作品は、タフな主人公ネッティー・ロンサムの存在感が抜群です。ネッティーは育ての親の下で奴隷のように扱われて生きていましたが、ある敵に打ち勝ったことで事態が変わります。この敵に勝ったことによって、予期せぬひどい結果がもたらされるのです。


Photo:C)The Independent / Zeta Image
Text:(C)The Independent / Zeta Image

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