痩せにくい体質だった私が、ダイエットに成功したワケとは

更新:2021.12.12

人生ではじめて本格的なダイエットをした。 当初、闇市の雰囲気が漂うディープな飲み屋街として名高い、西荻窪の柳横丁すぐ傍に住んでいたのもあって、美味しいお酒とご飯を求めて連日連夜食べ歩いていたのだ。 そんな食生活を1年ほど続けた結果、当然ながら私の体重は過去最高記録をマークし、これはさすがに見苦しいぞと一念発起して始めたのは、ヨガの中で最もハードと言われるビクラムヨガだったが・・・。

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体に悪い物って一体どれだ!?

うっかり食べてしまう時間を撲滅するべく毎日仕事帰りにスタジオに直行し、室温40度の密室で大量の水を摂取しながら、90分かけてみっちり滝のような汗を流す生活。
帰宅途中、極度の飢餓状態のため、美味しそうな匂いにつられてふらふらとお店に吸い込まれてしまいそうになるのをぐっと堪えて家路につき、焼き野菜やスープだけを食べて、空腹を感じる前に眠ってしまうのだ。気分はもう減量中のボクサーのよう。

先生から、レッスン後は食べ物の吸収がすごく良くなるので、口に入れる物に特に気を使うように言われたのをきっかけに、今まで気にも留めなかった食品の原材料表示を見るようになった。
でも、“ソルビトール”や“増粘剤”という表記を見て、感覚的にこれは体に悪いんだろうなぁとわかっても、何がどうよろしくないのかさっぱりわからない。

そこで買ったのがこちらの本。

著者
渡辺雄二
出版日
2013-05-22

日頃よく食べる食品の中に含まれる添加物が、健康にどう影響を及ぼすのか写真付きでわかりやすく解説されているので、いつも食べてるアレはどうかな…?と、答え合わせするようにスルスルと読めてしまう。
危険性を煽り過ぎな説明が多い気もするが、今まで食に無頓着だった私にとって、買い物をするときに自分なりの選択基準ができたことが大きな収穫だ。


そんなヨガ漬け生活を続けて3週間。
体から湧き上る食欲を抑え、日々黙々とダイエットに励んでいるというのに、あろうことか体重が一向に減らなかった。もう体の中で栄養価の高い何物かを自己生成しているとしか思えない。

一体、何が間違っているのだ…。
途方に暮れた私は、ダイエットに詳しい友人に相談したところ、「グリーンスムージー」を勧められた。タレントの優香が7キロのダイエットに成功したことで話題になった飲み物だ。

体をリニューアルする酵素パワーの威力

藁にもすがる思いで毎朝グリーンスムージーを飲み始めたところ、小学生の頃から3日に1回しかなかったお通じが1日1回(多い日で毎食後3回)きっちり出るようになり、運動しても落ちなかった体重が1週間で1キロ減った。それを皮切りに毎週1キロずつ体重が落ちていき、同時に肩こりや全身のダルさがなくなって、見違えるように体がラクになったのだ。

食事をするだけで鼻の頭に汗をかくほど代謝がアップしているのがわかる。
腸内環境が整ったことで開始1ヵ月程で肌が透き通るように明るくなり、おでこの小さなブツブツが消えてファンデーションいらずのツヤ肌に!

著者
齋藤 志乃
出版日
2013-02-26

一緒に飲んでいた旦那は、薄くなり始めて気にしていたおでこの生え際から毛がふわふわと生えてきて、髪にツヤとハリまで出てきたから、もうビックリ。
これは奇跡!グリーンスムージーの素晴らしさをあちこちで布教したのは言うまでもない。

体を温めると妊娠しやすくなる!?

ダイエットを始めて2ヵ月目。ある異変に気づいた。
体重が5キロ減って体が細くなったのに、胸が2カップぐらいデカくなったのだ。それはもう、キレイなお椀型にぷっくりと。

グリーンスムージーは胸までデカくしてしまうのかと驚愕したが、それから1週間ぐらいして毎月来るものが来ないことに気づいた。
そう、妊娠していたのだった。

「ヨガを始めて数ヵ月で妊娠して、退会していく人って多いのよ」と、解約しにいったヨガスタジオのスタッフに言われたのがとても印象的だ。
体を温めると妊娠しやすくなるというのは、どうも本当らしい。
おまけに私は、赤ちゃんに必須の葉酸をグリーンスムージーで大量に摂取していたのだ。(妊娠前に葉酸をとるといいらしいのも、後で知った)

作り置き離乳食がママを助ける!

そして私は今、一児のママをしている。
日々食べている物が体を作るということを、妊娠前に身をもって経験したので、離乳食で子どもにあげる物もできる限り気を使いたいと思う。

ママ業は時間との戦いだ。子どもはじっとしていてはくれない。
ちょっと目を離すと、本棚にしまってあった大事な本は床に散らばっているし、タンスに入れたはずの服はなぜか引っ張り出されている(笑)。
手作りの体に良い物を与えたいが、大さじ3杯ほどのわずかな量の食事を、食材をゴトゴト煮込んで毎食違う献立で作るなど、どんくさいうえにめんどくさがり屋の私には到底無理だ。
そんなときに役立つのが、作り置きしておける離乳食の本。

著者
出版日
2013-07-13

1週間分を食材ごとに作り置いて冷凍庫に入れておき、使うときに鍋で解凍して混ぜるだけ。
月齢ごとに食べてもよい食材や量・固さと一覧でわかりやすくまとめてあり、美味しく食べられる食材の組み合わせなども載っていて、とても便利だ。

家族の体質改善を目論む食育生活はまだ始まったばかり。 
日々の美味しい食事から、健康と美しさを手に入れてみませんか?

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