私たちはいつかは外に出て行かなくちゃなりません。引きこもってばかりもいられないのです。 だけれど社会で生きていくにしても、納得出来ないと思うことをそのままに飲み込んじゃうのは、なんて体に悪いのだろう。腑に落ちた上でする行動は血となり肉となる。表面的な処世法には陥らず、この世を生き抜いていく知恵になると思うのです。 自分にとって格好良い大人を見つけるというのは、生きていくなかで一つ、有効な目じるしになるのだと思っています。今回は私的格好良い大人の本を中心に、本棚の中から5冊ご紹介致します!
『100万回生きたねこ』の著者、佐野洋子さんが書いたエッセイ本です。私は本を選ぶ時のほとんどをその題名に任せるのですが、この一言に惹かれ思わず手に取りました。
- 著者
- 佐野 洋子
- 出版日
家出のすすめ、悪徳のすすめ、反俗のすすめ、自立のすすめ、の4章から成るエッセイ本です。
- 著者
- 寺山 修司
- 出版日
顔、休日、靴、うどん、羽織、食卓、電話、酒(以上、目次より)などなど。
- 著者
- 池波 正太郎
- 出版日
- 1984-11-27
落語家であった談誌師匠の『小説新潮』でのインタビュー連載が一冊にまとめられたもの。ここでは、第二回〈理不尽な世界〉の前座修業の回に注目。
- 著者
- 立川 談志
- 出版日
- 2010-11-29
『三四郎』『それから』『門』から成る夏目漱石、前期三部作の中の一冊。
- 著者
- 夏目 漱石
- 出版日
- 2011-07-08
本と音楽
バンドマンやソロ・アーティスト、民族楽器奏者や音楽雑誌編集者など音楽に関連するひとびとが、本好きのコンシェルジュとして、おすすめの本を紹介します。小説に漫画、写真集にビジネス書、自然科学書やスピリチュアル本も。幅広い本と出会えます。インタビューも。