こんにちは。松原汐織です。春を迎え、「初めまして」の方にお会いする機会も増えますよね。美しい言葉遣い+前向き+笑顔で居られたら、第一印象UPは間違い無し! 今回は通勤時間別に5分と15分。そして、朝の出発前にオススメの3冊を紹介します。
- 著者
- 高橋こうじ
- 出版日
- 2017-02-01
大人になるにつれ、言葉遣いの美しい人に心が惹かれてしまう。微笑みを絶やさず、柔らかく丁寧な物言い。これが出来れば、きっと何事も穏やかに進んで行くはず。
言葉遣いこそ今この瞬間から意識をすれば直せるもの。簡単に思えてしまうことなのに、ふとした瞬間にメッキが剥がれ「ヤバ〜い」と口から出てしまい自分に辟易することもしばしば。
きっと意識だけではなく、根本から正して行かないと直らない。言葉遣いよりも、言葉への捉え方そのものから変えていかないといけないのだろう。本書は日本語の言葉の由来について紹介してある。ついたち、うっとり、ささやか、こころなし……。
一つの言葉に対し、5分程度で成り立ちを知ることが出来る。そして、フムフムと頷くと同時に何故だか柔らかい気持ちになる。これはきっと正しい日本語が持つパワーなのかとさえ感じてしまう。
今まで関係を築いてきた人達の印象をいきなり変えることは難しい。でも、これから「初めまして」と出会う人達の印象を良くすることは出来る。新生活、美しい言葉遣いで挨拶をすることから始めてみるのはどうだろう。
- 著者
- 川村 元気
- 出版日
- 2014-09-24
「仕事が楽しい」と言う人の姿ほど魅力的に見えるものはない。働いていれば悩みは尽きないけれど、それでも自分の仕事を楽しいと言える人で在りたい。
『君の名は。』『モテキ』など数々のヒット作を生み出したプロデューサー川村元気さんが12人のプロフェッショナル達に「私と同じ年の頃、何をしていましたか?」とインタビューをして仕事術を学ぶ一冊。
山田洋次さん、沢木耕太郎さん、杉本博司さん、倉本聰さん、秋元康さん、宮崎駿さん、糸井重里さん、篠山紀信さん、谷川俊太郎さん、鈴木敏夫さん、横尾忠則さん、坂本龍一さん。錚々たる顔ぶれの方々と著者との対談は悩み解決のヒントが沢山転がっている。何かに行き詰まる度に私自身も読み返しては考えや姿勢を改めるキッカケを貰う。巨匠1人につき15分程度で読めるのも良いところ。
リンカーンは「男は40を過ぎたら自分の顔に責任を持て」と言ったそう。男性だけでなく、女性もきっと同じ。生きていく上で働かなくてはならないのであれば、楽しく前向きに仕事をして自分を作っていきたい。その前向きさは40歳になる前にだって顔に表れるはずだから。
- 著者
- ["リサ・スウェーリング", "ラルフ・レザー"]
- 出版日
- 2015-08-22
私がかけられて一番嬉しい言葉は「ハッピーオーラが出てる」と言われること。以前、失恋をして悲しくて寂しくて仕方がなかった時。女友達に「最近どう?」と聞かれ、「実は……」と話すと「ハッピーそうだから気付かなかった」と言われて凄く安心したことがある。まだ大丈夫って自分に少し自信が持てた。
良いことばかりが起きる訳じゃない。悲しいことも悔しいことも日々起きる。でも、その時に自分が立ち直るキッカケを持っていることがオトナの処世術なんじゃなかろうかと。
<幸せはいつも近くにある>
この言葉から始まり、身近に起こり得る“幸せを感じる500のこと”が可愛い絵と共に紹介されている本作。
旅のはじまり、自転車で下る坂道、シロップたっぷりかき氷、ハグ、揚げたてポテト、花火、愛する人の笑い声……思い出すだけでほんわかと笑顔になれる500の出来事。読書好きの方から言わせると絵ばかりで読書じゃないかもしれない。でも、侮ることなかれ。騙されたと思って読んでみて欲しい。
通勤前に自分自身を笑顔に切り替えられる一冊。
美しい言葉遣い、前向きな仕事への態度、絶やさない笑顔。この3点以外に身だしなみ等も第一印象には重要なポイント。すべてを完璧にこなせるようになるには時間がかかりそうだけれど、私自身少しずつでも近づけますようにと願いを込めて。
新生活、張り切っていきましょう!