4月からは新学期が始まりますね。新しい生活やお仕事が始まる方も多いのではないでしょうか。新学期って不安もありますが、何だかドキドキしますよね! そんな新学期にぴったりの、頑張る人の背中を押してくれるような本を紹介したいと思います。
ポジティブな思考になれる一冊
- 著者
- アマンダ・ブラウン
- 出版日
明るくて、前向きな気持ちになれる一冊。主人公の「頑張れば何でもできる!」というその姿勢に共感でき、あっという間に読み終えてしまいました。
主人公であるお金持ちのお嬢様が、ブロンドヘアーを理由に恋人にふられてしまうところから物語が始まります。その後、元恋人を追って難関大学を目指しますが、なんと、既に元恋人には婚約者が……。それがかえって主人公のやる気に火をつけ、彼女の目的は彼氏を取り戻すことから、次第に一人前の立派な弁護士になることへと移っていきます。
わたし的な見どころは、なんといっても洋服! 主人公はいつもピンクの派手なものに身を包んでいるんです。この本は映画化にもなっているので、その主人公の可愛い姿を見るべくチェックしようと思います。
読み終わったあと、とてもポジティブ思考になれる一冊。主人公の、強い意志を持ち自分のやりたいようにやる姿に、とてもパワーがもらえました。
「喜び」を持てることの大切さ
- 著者
- ジュリー パウエル
- 出版日
- 2009-11-10
こちらも映画の原作本なので、ご覧になった方もいるかもしれませんね。
冒頭からいろいろな料理の用語が綴られていて、料理中心の本なのかなと思っていましたが、そんなことはなく、目標を持って一つのことに夢中になって挑戦していく主人公の姿勢に元気がもらえました。同時に、美味しそうな料理が沢山でてくるので、お腹がすいてしまいました。
ニューヨークに住む主人公はまもなく30歳。思い通りにいかない人生にいらだつ彼女は、ある挑戦を始めます。それは、『フランス料理の達人』という本にある524皿を一年間ですべて作りあげて、この挑戦をブログに綴ること。魅力的な料理の数々はいずれ主人公の心を解きほぐし、ブログは意外な出会いを運んでくれる……。
作者からこの本を通して伝えられるのは、何をするにしても「喜び」を持てることが「生きている」という証になる、というメッセージ。
そんな強いメッセージが込められているこの本は、明日もまた頑張ろうという気持ちにさせてくれました。