2016年。新年一発目でございます。 今回ご紹介するのは、私の大好きな「叙述トリック」を用いた小説! 私の連載第一回目も同じテーマでしたが、載せ切れなかった作品が多々あるので「第2弾」として大放出!! どっかーん!!
筒井康隆さんの中編推理小説。舞台は、郊外にある瀟洒な洋館。ロートレックの作品に彩られた館内で、次々に美女が殺されていくという事件が起きます。一見すると古典的なミステリーのように感じますが、他に見たことのない驚きの仕掛けが施されています。
- 著者
- 筒井 康隆
- 出版日
- 1995-01-30
ユーモアな語り口で知られる、東川篤也さんの長編推理小説。「烏賊川市シリーズ」の第四弾にあたります。今作は、私立探偵の鵜飼杜夫、弟子の戸村流平、事件捜査中の刑事たちという三つの別々の舞台が、それぞれ同時進行する形で描かれています。
- 著者
- 東川 篤哉
- 出版日
- 2010-09-09
ズバリ、人形に恋するお話でございます。連作短編の名手、加納朋子さん初の長編ミステリー。優しい雰囲気の作品が多い加納さんですが、今作は打って変わってダークな印象。不穏な空気が漂っています。
- 著者
- 加納 朋子
- 出版日
- 2006-07-12
最初に言っておきますが、こちらは厳密に言うと叙述トリックではありません(ふぁ!?)。じゃ何で紹介すんねんっ!!って感じですが、実はこの作品、オチがとても叙述トリックっぽいんです。
- 著者
- 西澤 保彦
- 出版日
道尾秀介さんの長編ミステリー。
- 著者
- 道尾 秀介
- 出版日
- 2009-06-27
本と音楽
バンドマンやソロ・アーティスト、民族楽器奏者や音楽雑誌編集者など音楽に関連するひとびとが、本好きのコンシェルジュとして、おすすめの本を紹介します。小説に漫画、写真集にビジネス書、自然科学書やスピリチュアル本も。幅広い本と出会えます。インタビューも。