猿渡哲也のおすすめ漫画ランキングベスト5!圧倒的な格闘シーンの描写!

更新:2017.3.28

格闘もので人気を得ている漫画家、猿渡哲也のおすすめ漫画をランキング形式で5作品ご紹介します。迫力のある圧倒的な格闘シーンを楽しんでください。

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圧倒的な格闘シーンを描く漫画家、猿渡哲也

1958年生まれ、福岡県出身の漫画家、猿渡哲也。高校を中退し、その後様々な職業を経験した彼は21歳頃に東京の親戚の家に遊びに行く際に、初めて描いた作品を集英社に持ち込んだそうです。その後、本宮ひろ志や平松伸二のアシスタントを務め、週刊少年ジャンプにおいて『海の戦士』でデビューを果たします。

独学で漫画を描いていたため、漫画家が使う道具もほとんど知らずにいた猿渡哲也は、初の持ち込み作品も編集部に思い切りダメだしをくらったそう。その後平松伸二のアシスタントをして、初めて美しいプロの原稿を目の当たりにして衝撃を受けます。平松に絵をほめられたことで、漫画家でやっていけるという自信がついたそうです。

デビューした猿渡哲也は、代表作『力王 RIKI-OH』や『高校鉄拳伝タフ』など、格闘技ファンが絶賛する格闘もので人気を得ています。熱く、強く、かっこいい男がたくさん登場し、むせ返るほどに溢れる男気。肉体的な強さはもちろん、精神的苦悩や葛藤、強さも常に説いている作品ばかりです。武士道精神にのっとったスタイルが、彼の人気の所以でもあるのでしょう。

5位:地獄を生きるタケオに幸せは訪れるのか

第5位は、ビジネスジャンプで連載されていた『DOKURO-毒狼―』。背中に狼のような火傷痕を持つ主人公、キクチタケオは幼いころ熱心な母に連れられ入信した宗教団体、涅槃創生会の保安局粛殺班の暗殺者として暗躍していました。コードネームは毒狼(どくろ)。善人から金を騙し取る悪徳宗教団体の会長、金平愛一郎を倒すため、タケオの復讐の日々が始まります。

著者
猿渡 哲也
出版日
2005-04-19

人を救うために存在するはずの宗教、信仰心を利用し、数え切れないほどの残酷な悪事を働いてきた教団の会長金平愛一郎を信じていたタケオの母は、焼身自殺。そのとき道連れにされたタケオは、命は取り留めたものの背中にシンボルとなる狼の火傷痕が残ってしまい、金平に対する深い憎しみと殺意により過酷な道をたどることになるというハードな作品です。

タケオと敵の戦闘シーンはまさに圧巻。特殊な金属でできたファングブレードワイヤーという武器を駆使して戦う姿からは迫力が伝わってきます。そしてあまりに醜く残忍な教団の敵と対峙するタケオを心から応援したくなることでしょう。

タケオにとっての地獄は、現世、今にあると語っています。彼が救われる日は来るのでしょうか。宗教という難しい存在をテーマにした、バトルものであり深みのある作品です。
 

4位:猿渡哲也による、異色のアート漫画!

第4位は格闘漫画で有名な猿渡哲也が描いた異色のアート漫画、『GOKUSAI』。贋作を描かせたら右に出るものはいないという天才青年、空波丈(からばじょう)の周囲には彼の才能を悪用せんと近づいてくる人間ばかりでしたが、彼は、心に闇を抱えた美大生の由冬リロ(ゆとうりろ)と出会い、徐々に打ち解けていきます。自らのスタイルを確立できずにいた天才、空波丈が絵を通して成長してゆく物語です。

著者
猿渡 哲也
出版日
2013-02-19

人によって全く価値が変わってしまう、アートの面白さそして難しさをテーマに主人公が成長していくストーリーを描いた『GOKUSAI』。猿渡哲也の画力の高さがうかがえる作品でもあります。美しい表紙にも注目。まさにアートです。

格闘漫画で人気を博した猿渡哲也がアートをテーマに描いた意外性や、登場人物たちに有名なアーティストの名を当て字でつけているというユニークな設定も含めて楽しんでほしい作品でもあります。

答えのないアートの世界で天才が魅せるドラマ、ぜひ手に取ってみてください。
 

3位:どんなに辛い日々にも、いつか希望の光がさすと信じて

第3位はプロレスを描いた『ロックアップ』。インディーズの貧乏プロレス団体、あかつきプロレスの社長サムソン高木は、長年のプロレスラー生活によりまさに満身創痍のボロボロの身体に。それでも彼は、一発逆転を信じてリングに上がります。

著者
猿渡 哲也
出版日
2013-11-19

プロレスラーの肉体を鮮やかにリアルの描く猿渡哲也の画力や描写、そしてやはり圧巻の試合風景が素晴らしい作品です。

貧乏な団体を守るため、ファンに夢と希望を与えるため、ガンに置かされてもサムスン高木はリングにあがります。プロレスラーとしてのプライドをかけて。激しい戦いに身を投じてゆく姿に、心を揺さぶられること必至です。プロレスが好きな人はもちろん、よくわかっていないけど気になっているという人まで楽しめる熱いストーリーとなっています。

ボロボロの身体で、人々に元気を与えるために戦うサムスン高木の深い名言にも注目です。どんなに哀しく辛いことがあっても、希望の光は必ず現れると信じて最後まであきらめないサムスン高木の、おもしろくてかっこいいプロレス人生、見てみてください。
 

2位:灘神影流継承者、最強を目指して!

第2位は猿渡哲也の代表作、『高校鉄拳伝タフ』。最強の古武術として名高い、灘神影流(なだしんかげりゅう)の継承者の一家に生まれた高校生2年生のキー坊こと宮沢熹一(みやざわきいち)が、格闘家や高校スポーツ界の有名選手など、様々な強敵やライバルと戦い最強を目指すというストーリーです。空手、ボクシング、プロレス、柔術、相撲、など多くの格闘技の猛者たちが登場し、激しい戦いを繰り広げます。

著者
猿渡 哲也
出版日

見た目と口の悪さ、そしてけんかっ早さはどう見ても不良にしか見えない熹一ですが、実は不良が嫌いでお人好し。学校にも無遅刻無欠席、賢くはないが毎日2時間の勉強もする。食後はしっかり歯も磨き、父親の言いつけ通り地域の清掃活動などにも真面目に参加、とかなり堅実な価値観の持ち主です。喧嘩もするけど、悪いやつじゃない、主人公らしさも兼ね備えたおもしろいキャラクターです。

ここでも猿渡哲也の圧倒的な格闘シーンに驚くこと間違いなし。バトルシーンなどは迫力や躍動感を演出するためどうしても荒々しく、言わばダイナミックな描き方になる作品が多いのですが、『高校鉄拳伝タフ』の格闘シーンを見てみてください。とても細かく、緻密で繊細な線描かれています。激しい戦いを美しく描き、それでいて迫力までもが伝わってくるという、猿渡哲也の素晴らしい画力に驚嘆せざるを得ないでしょう。

笑えるシーンも盛りだくさんの、かっこよくて面白い『高校鉄拳伝タフ』。強さを求めて次々現れる強敵たちと熹一の戦い、引き込まれて目が離せない展開です。ぜひ楽しんでください!


『高校鉄拳伝タフ』から始まった「タフ」シリーズ。そんな長寿格闘漫画となっている本シリーズを紹介した<「タフ」シリーズを最新巻までまとめてみた。最強格闘漫漫画【ネタバレ注意】>の記事もおすすめです。

1位:大切なものを守るため。仁清の新しい人生が始まる!

第1位は、ビジネスジャンプにて連載された『傷だらけ仁清』。永井仁清(ながいじんせい)は、生まれた時から不要だと親にゴミ置き場に捨てられ、繋がり、絆を求めてヤクザの世界に足を踏み入れ、鍛え上げられた肉体を武器に常に素手で敵を倒すことでステゴロ仁清と恐れられた伝説の漢。ある日、警察署長の娘と出会ったことで仁清の新しい人生が始まります。

著者
猿渡 哲也
出版日
2006-12-19

捨てられ、傷つけられて生きてきたことで、自分も周りを傷つけることをなんとも思っていなかった仁清が、ある少女と出会ったことをきっかけに本当の家族とはなにかを見出し、必要としてくれる大切な人を守るために生きるようになります。人情と仁義、恩義に生きる無骨な男の物語に、きっとあっという間に引き込まれることでしょう。

仁清は身長190㎝、体重130㎏、そして全身に88か所もの戦いの傷を持つまさに怪物のような風貌ですが、薄くなった頭を気にするという意外とオチャメな一面も持ち合わせています。使用人として勤める円城寺家の娘あゆみにも懐かれ、強くて優しい、男気溢れるかっこいい主人公です。

不器用なりに必死に生きる仁清に、幸せになってほしいと願わずにはいられないでしょう。無骨な彼の生き様、熱くなること間違いなし!ぜひ楽しんでみてください。

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