松浦弥太郎おすすめ本5冊!『暮しの手帖』前編集長が送る旅行記や仕事術

更新:2017.4.3 作成:2017.4.3

『暮らしの手帖』の編集長を務めた後クックパッドに移り、『くらしのきほん』の編集長を務めた松浦弥太郎は、書店の経営、執筆、編集活動も盛んに行っています。旅行する楽しさ、仕事をする上で大切なこと、心地よい日々の暮らし方とは何かを教えてくれます。

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暮らしを豊かにしてくれる松浦弥太郎

1965年生まれの松浦弥太郎は、18歳の時に高校を中退し、渡米しています。サンフランシスコで書籍商と出会い、古書に魅了されたそうです。そして25歳のときニューヨークで本屋を開きます。

帰国した後、赤坂にてエム&カンパニーブックセラーズを開業し、その後中目黒に移転します。2002年にカウブックスを開業し、2004年に南青山に2号店を出店。2006年から2015年まで『暮らしの手帖』の編集長を9年務め、その後クックパッドに入社し、Webサイト『くらしのきほん』をスタートさせました。同サイトでは主に料理のレシピやお弁当の写真や本がお洒落に紹介されており、日々の暮らしが豊かになるためのヒントが見つかるようになっています。

多数の本を出されていますが、その作品の中からおすすめの5冊を紹介していきたいと思います。

気軽に旅に出たくなる、旅に出るハードルを下げてくれる

旅に出るのはこんなに簡単なのかと思わせてくれる本です。世界各地での旅先の出来事が少しずつ出てくるのですが、そのうちの一つにニューヨークで本屋を始めるきっかけになった話が出てきます。これがまた面白く、20歳そこそこの作者に降りかかる災難、でもその災難が大切な出会いになります。松浦弥太郎の原点にも触れられる作品です。

 

著者
松浦 弥太郎
出版日
2011-02-18


「旅に必要なのは、健康なからだと時間と金と、飽くなき好奇心である。」(『場所はいつも旅先だった』より引用)

このように旅とはなにか、旅の基本を教えてくれます。旅行は慣れていない方にとって、海外旅行はハードルが高いと思うのですが本書を読めばそのハードルを下げられるはずです。

また、お酒を飲まない松浦弥太郎は朝食にお金をかけているのですが、その世界各地の旅先での朝食が美味しそうで、それを食べに旅に出たくなるほどです。

自分の人生を大切に、丁寧に生きるためのヒントが沢山

松浦弥太郎が暮らしの手帖の編集長になって2年目、40代前半に書かれた本です。『今日もていねいに。』は丁寧に生きる、つまり自分や自分のまわりの人たちを大切にするためのアイディアや工夫が書かれています。

 

著者
松浦 弥太郎
出版日
2012-02-03


たとえ一人で食べるにしても1回1回の食事を大切にする、箸使いを上達させる、行いでも身なりでも清潔感を大事にするといった、暮らしのなかで大事にすると良いことが書かれています。どれも説得力があり、是非自分の暮らしに取り入れたいものばかりです。

「明日、自分が死ぬとしたら、今日を一生懸命に生きていないのはいやだ」(『今日もていねいに。』より引用)

松浦弥太郎は後悔せずに、穏やかにこの世を去るには今日を丁寧に生きることだと考えます。これは多くの人に当てはまるのではないでしょうか。私はこの本を読んで今日から毎日を大切に生きようと思えました。もしかしたら、日々の忙しさにこの思いを忘れてしまうかもしれません。そんなとき、また読み返そうと思える1冊です。

松浦弥太郎流のセンスの磨き方

『センス入門』は暮らしの手帖の編集長時代に書かれた本であり、センス良く生きるとはどういうことかが書かれています。松浦弥太郎のいうセンスとは、つまるところ選択する力のことだそうです。本当に必要なことは何なのか考えるきっかけになる1冊になると思います。

 

著者
松浦 弥太郎
出版日


センスよく生きるには、ひとに不快感を与えないことが大切です。例えば、清潔感を高める、挨拶にその相手の名前も添える、人を認めることなどです。このようにどういったことを実践していけばいいのかが書かれています。

センスの良い人は噂話を真に受けず自分が実際に体験したことだけしか話さないので信頼が生まれます。本当の友だちは2~3人で十分。なぜなら家族やその友達を大事にするとなるとその数で十分だからです。このように、なりたいと思わせてくれる手本を示してくれます。

25歳の人にも、それ以外の人にも是非読んでほしい1冊

松浦弥太郎が47歳のとき、当時暮らしの手帖の編集長だったときに書かれた本です。

25歳の社会人には是非読んでもらいたいですし、社会人として経験を積んでいる方にも基本を振り返るという意味で是非一読していただきたいです。

 

著者
松浦 弥太郎
出版日
2016-03-18


「大切なことや頭の中で思いついたことは、粗末にしないで紙に書き残しておく」(『もし僕がいま25歳なら、こんな50のやりたいことがある。』より引用)

このように、仕事をする上ではもちろん、日々の暮らしにも取り入れたいアイディアが沢山出てきます。仕事術として社会人の方に、暮らしを向上させるアイディア本として専業主婦の方にも読んで貰いたい1冊です。

松浦弥太郎が高校中退という学歴のハンディを持ちながら、そのハンディに負けることなくいかに編集長になれたのか、そのやり方なども書かれています。

仕事に行き詰っていると感じている方に是非読んでほしい1冊

本書も松浦弥太郎が40代前半に書かれた1冊です。仕事を続けていく上で気付いたこと、発見したこと、感動したことなどが書かれています。

 

著者
松浦弥太郎
出版日
2012-07-06


身だしなみや約束を守る、健康管理を徹底するといった社会人としては基本と考えられることも書かれています。基本なのですが本書の中でも書かれているように、そういったことが守られている人は少ないです。自分のことを振り返ってみても、もし言われたら耳が痛くなります。一読のうえ、書かれていることを実践したら仕事のクオリティーが上がること間違いなしです。