「好き」について真面目に考える
「好き」。BiSHの活動をしているときにもありがたいことによく言ってもらえることが多い言葉です。あるとき思いました。“好き”って結局どういうことなんだろう。“好き”ってなんだ? 私が思うに、“好きな人”は、その、好きな人といるときの自分が好きっていうことなのかな、と思うのです。
生きていく中で、自分のことだけは殆どすべてのことから切り離すことができないのではないでしょうか。だから、この人といるときの自分が好き、この音楽を聴いているときの自分が好き、この色をまとっているときの自分が好き、っていうのが好きの基準なのかなあ、と思います。
この本は「好き」についてとってもマジメに、昔から心の中でなんとなく思っていたようなことを男性、女性、両方の視点から言葉にしてくれていて読むとなんだかスッキリします。
色んな人の色んなレンアイ
「好き」の延長線上にあるもの、「恋愛」。1人だった“好き”が2人になることで成立するのがレンアイ。レンアイになると、1人のときより都合よく物事は進まない。目に見えない“好き”の感情を2人で同じように保ち続けるのはなんとも難しいと思うのです。人それぞれ好きのカタチは違う。あの人の頭の中を丸ごと見れたらいいのに、なんて思いますよ、ね?
この雑誌の中では恋愛について様々な切り口で特集されています。例えば“前髪が重たい男子とレンアイ”という記事の中では、最近増えている前髪の重たい男子たちが自身の恋愛観について語っています。彼らに共通するものは何なのか。重たい髪に隠れた彼らの頭の中はどうなっているのか。まずどうして前髪を重くしようと思ったのか。気になる方はぜひ。