注文の多い料理店
宮沢賢治さんといえば誰もが知っているこの作品。以前、学校の授業で扱われたことがあり、今回もう一度読み返してみました。
2人の紳士が猟に出かけて道に迷ってしまい、「注文の多い料理店」にはいるところから物語が展開されます。店から色々な要求をされるのですが、最後にされた要求で自分たちが食べられるのではないかと気付きます。気付いた頃には既に遅く、テーブルには2人を待ち受ける化け猫が……。
作者の考えや思っていることがあまり主張されていなかったので、読み終わったあと“ここはどうしてこうなのだろう”と、いろんな場面において考えさせられました。読んでいる側に問題を提起するのではなく、読んでいる人自身が新しい発見に出会うことができる奥が深い作品でした。
ランチのアッコちゃん
さすが「ビタミン小説」。読んでいるだけで、気づいたらこの作品に励まされている自分がいました。勢いがあってとても読みやすかったです。
主人公はタイトルにあるアッコちゃんではなく、派遣社員の三智子。恋人に振られてしまい元気がない彼女は、ある時、有能な女性上司の「アッコちゃん」ことアッコさんからランチの交換を言い渡されます。1週間三智子の手作り弁当を渡す代わりに、アッコさん行きつけの店で昼食を取らなければならないという命令が……。途中、命令されている美智子が可哀想とも思う時もありましたが、アッコさんは、何か起こった時に、慰めるのではなく行動をさせて気を紛らわせようとしていた良い上司だったのです。
現在本当にあるお店や料理に対しての工夫が描いてあり、読んでいて楽しかったです。そして、誰かと一緒にご飯を食べる時間の大切さにも改めて気づかせてくれた作品でした。
食事10割でヤセる技術
早くこの本に出会っていたかった!! それが、この本を読んで一番に思ったことです。
とにかく、ダイエットに対する考え方が変わりました。読んでいて「え? なんで? そうだったんだ!」という情報が沢山描かれていて、すごく為になりました。そして、ダイエットで最も重要なことは、その人のメンタルなんだなと確信しました。
気温も暖かくなってきて、服装もだんだん露出が増えてきますよね。これからダイエットを始めようとしている方にオススメな一冊です。