絵が可愛いおすすめ恋愛漫画5選!ヒロインを描くのが上手い少女漫画家

更新:2021.12.19

漫画は、ストーリーはもちろん、絵柄も読者を惹きつける要素のひとつ。特に少女漫画では、絵柄の他にも、ヒロインの性格なども重視されます。ここでは、絵が可愛いおすすめ恋愛漫画と、ヒロインを描くのが上手い少女漫画家を合わせてご紹介いたします。 スマホアプリで無料で読める作品もあるので気になった方はそちらもどうぞ。

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可愛いファッションにも注目が集まる少女漫画『アオハライド』

少女漫画の主な読者は女性ですね。カッコいいヒーローキャラクターだけではなく、ヒロインである主人公の性格も作品の人気を左右します。咲坂伊緒が描く『アオハライド』の主人公、吉岡双葉は非モテになるためにガサツ女子を演じているという、ちょっと残念な少女。しかし、恋愛を通して成長する姿に、共感する女子が多い主人公でもあるのです。

中学生の頃、大人しい性格から、自分の意志に関係なく男子にモテ、女子から無視されたという経験を持っている双葉。男子が苦手な彼女でしたが、田中洸だけは特別な存在なのでした。ふたりはデートの約束をしますが、彼は双葉に別れも告げず突然転校してしまいます。

高校に進学した双葉は中学での嫌な経験から、女子に嫌われないためにガサツな女子を演じるようになります。そんな学校生活がスタートしたころ、隣のクラスにあの田中洸がいることに気がつきました。しかし、あのころのように優しい彼ではなく、ツンとしていて性格が悪そうなヤツに変わってしまっていたのでした。しかも、苗字は田中ではなく、馬渕になっていたのです。

著者
咲坂 伊緒
出版日
2011-04-13

 

双葉は本来、乙女チックな性格。高校で女子の友達はできましたが、うわべだけの付き合いや自分を偽る事へのモヤっとした気持ちを抱えていました。そんな中、思いがけず想い人と再会。田中から馬渕へと名字の変わった彼は、爽やかだった性格も、意地悪でクールに変わっていたのです。

高校生になり、女子から嫌われたくないという一心で女子力を低くしていた双葉。洸への恋をきっかけに、本来の自分を見せるようになります。本音を言えず、自分を偽っていた双葉の姿には、同年代の女子が共感できるでしょう。なかなか一歩が踏み出せないところもリアリティがあり、成長していく双葉に、元気や勇気を貰うことができます。

作者の咲坂伊緒は、『ストロボエッジ』や『思い、思われ、ふり、ふられ』などヒット作を連発している少女漫画家。純愛系のストーリーを得意とし、目の大きな絵柄が特徴です。登場するキャラクターのファッションや髪型にも注目が集まっており、オシャレさも人気のひとつ。咲坂作品の世界に憧れる女子が後を絶ちません。

恋に少し奥手で、うまく立ち回れないという思春期の少年少女の心理が、上手く表現されている本作。ぜひ、恋する双葉の奮闘を見守ってください。

『アオハライド』に関しては「漫画『アオハライド』最終回までの見所をネタバレ紹介!無料で読める!」で詳しく解説しています。

 

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思わず表紙買いしちゃう!絵が可愛い少女漫画『夢みる太陽』

可愛い絵柄とオシャレな髪型が目を引く本作。作者の高野苺は、実写映画やアニメも話題となった『orange』の作者です。絵柄はもちろんのこと、登場するキャラクターの様々な表情に注目。特にヒロインの亀戸しま奈(かめこしまな)の、豊かな表情に惹きつけられます。

しま奈は、父と義母、新しく生まれた弟の4人家族。しかし、事故で亡くなった母の事を考えると、義母や弟と上手く接することができません。義母と弟ばかりを大切にし、亡くなった母を忘れてしまったように振るまう父。気持ちを整理できないしま奈は1人だけ浮いてしまい、家に居場所が無いと感じ、家出を決行します。その先で出会ったのは、謎の着物男、藤原虎(ふじわらたいが)でした。

著者
高野 苺
出版日
2015-12-12

ひょんなことから虎や元クラスメイトの中城善、優しい性格の先輩、龍ケ江朝陽(たつがえあさひ)と同居することになったしま奈の、日常生活を描く本作。亡くなった母や新しい家族のことで悩むしま奈ですが、基本的には素直でポジティブな性格です。日々を前向きに生きる姿は、とても爽やか。読んでいて元気な気持ちになれます。

本当は、新しい家族の事も大切に想っていて、けれど素直に言葉にすることができないしま奈が切なく、そのピュアさに同性でもキュンとしてしまいます。人の気持ちを第一に考えてしまうせいか、恋愛でも引き際を心得ているなど、暴走体質ではないところもポイント。人を不快にさせる性質は一切持っていません。

オシャレで可愛くて、前向きでピュアで、こんな性格になりたいという憧れがすべて詰まっているのが、主人公のしま奈。物語もコメディ要素がありつつ、ピュアな要素が満載。まさしく笑って心が洗われる1冊です。

少女漫画の中でも透明感のあるイラストが人気の『日々蝶々』

男子にモテる女子というのは、同性から反感を買うもの。しかし、中には嫉妬心がわかないほどの美少女というものが存在します。森下suuが描く『日々蝶々』のヒロイン、柴石すいれんは、まさしく花のような美少女。どこか浮世離れした雰囲気をまとっています。

すいれんは、話すことが苦手で無口。美少女であるがために男子に意地悪をされたことにより、男子が苦手になり、かといって女子中学に進学すれば、女子同士の特有の人間関係についていけなかったため、高校は共学に進学しました。しかし「高嶺ちゃん」と呼ばれ、男子に騒ぎ立てられる日常は変わりません。

著者
森下 suu
出版日
2012-07-25

 

誰からもモテるため、人の視線がどこに向いているかを察することができるすいれん。そんな彼女のことを唯一見ていない硬派な性格の空手少年、川澄泰一に出会い、彼の事が気になって仕方がなくなります。自分に興味を抱かない泰一に、言葉を交わさずとも安らぎを感じていました。

ある日、女子にしつこく言い寄られていた泰一を助けたことにより、泰一のことが好きなのでは、と友人に指摘されたすいれんは、自分の気持ちについて考えるようになります。

恋愛漫画ではあるものの、スタートは遥か彼方、恋愛以前から始まるという物語。初恋の甘酸っぱさが存分に詰め込まれています。無口で純粋なすいれんと、女子と話すのが苦手という硬派な泰一の恋愛経験値が低すぎるため、恋を自覚していく過程も手探り状態。少しずつ気持ちを確かめあっていく姿が純粋で可愛らしく、2人の恋を応援したくなります。

森下suuは、ストーリー担当のマキロと作画担当のなちやんの2人のユニット。透明感のあるなちやんの絵に、ピュアなストーリーがマッチしています。キャラクターがしゃべらない、無言のコマを効果的に使用していますが、無口なすいれんの瞳は感情を雄弁に語っており、引き込まれていくのです。

恋に発展するまでの過程も、付き合い始めてからもとにかく可愛い本作。美少女が登場するのに一切嫌味は無く、つい応援したくなるピュアな恋物語です。女子もきっと好きになる、すいれんの透明感とピュアな魅力をお楽しみください。

『日々蝶々』に関しては「『日々蝶々』を最終回まで全巻ネタバレ!可愛すぎるすいれんの恋物語【無料】」で詳しく解説しています。

 

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ポップなイラストが可愛い少女漫画『ひるなかの流星』

少女漫画のヒロインは、女子力が高くおしゃれに気を遣う、可愛いらしい性格の少女が大半です。しかし、世の中全ての女子がそうであるわけではありません。『ひるなかの流星』のヒロイン、与謝野すずめは田舎育ちで黒髪に三つ編み、垢抜けないところがある少女。勉強が得意ではないところなど、普通のスペックであるところに共感できる要素が満載です。

両親が海外転勤することになり、東京に住んでいるおじ、熊本諭吉と暮らすことになったすずめ。なかなか諭吉の家にたどり着けず、すずめは東京で迷子になっていました。そんな時に、獅子尾五月(ししおさつき)が彼女を助けてくれ、後に彼は実は高校の教師だということが判明。しかもすずめの担任教師だったのです。そんな彼を最初は胡散臭く思っていたすずめでしたが、関わっていくうちに好意を持つようになります。

著者
やまもり 三香
出版日
2011-10-25

すずめと獅子尾、そしてイケメンながら女子が苦手な馬村大輝との三角関係で物語は進んでいきます。感情が表に出づらく、本能で生きている面もあるすずめ。マイペースで言動が女の子らしくないところが、魅力となっています。スカートが長いなど、野暮ったいところもありますが、化粧をして髪型を変えると可愛くなるため、自分を変えたいと考えている読者の目標になれるような存在でもあるでしょう。

やまもり三香は、『椿町ロンリープラネット』も好評の漫画家です。少女漫画の定番ではない性格のヒロインに定評があり、絵柄もポップでおしゃれ。作品とのコラボショップが大人気になるなど、ファッションセンスも抜群と人気を集めています。

すずめと獅子尾、そして馬村の恋は混迷を極めますが、ドロドロした要素は一切なく、とても爽やか。恋には疎かったすずめが、覚醒していく様も楽しい本作、三角関係の行方を見守ってください。

コラージュ風の表紙に惹かれる少女漫画『プリンシパル』

各個人の人生では、その人自身が主役なもの。しかし、どうしても主人公になれない、と感じている人もいるでしょう。『プリンシパル』のヒロイン、住友糸真(すみともしま)もそのひとり。自分だけが周囲から取り残された状況に、自分の人生は脇役なのだと、そう納得してしまうのです。

恋多き母親の、3度目の結婚相手と上手くいかず、実父の暮らす北海道へ引っ越すことになった糸真。そこで桜井和央(さくらい わお)、舘林弦(たてばやし げん)と出会います。イケメンで人気の2人は、皆のもの、という暗黙のルールがありました。しかし、近所に住むことになった糸真は、すぐに2人と親しく接するように。そのせいで、彼女はクラスメイトの女の子たちから無視されるようになるのでした。

著者
いくえみ 綾
出版日
2011-05-25

 

糸真と和央、そして弦の三角関係が描かれているわけではなく、和央には弦の姉、弓という想い人がおり、弦は女の子よりも和央のほうが大切という状況。主人公の親友である晴歌と弦が付き合うことになるため、恋愛が主題となる少女漫画において、糸真はヒロインなのに独りぼっちという衝撃的展開を迎えます。

だからといって、それを不満に思うわけでもなく、和央に惹かれていた自分自身の気持ちにけじめをつけようとする糸真。クラスの女子に無視されたときも、和央と弦に頼るわけでもなく、自分で解決しようとします。頼りすぎず、自立しようとする姿に読者は好印象を持てるでしょう。普通であるからこそ、一生懸命なところを見習わないと、という気分にさせてくれます。

多くの少女漫画を残してきたいくえみ綾の描くヒロインは、身近にいそうな存在。糸真のなかなか報われない恋はリアルで、そんなところにも共感してしまいます。絵柄は柔らかく、どこか大人びた雰囲気がおしゃれ。地に足ついたヒロインの奮闘は、元気を分けてくれますよ。

『プリンシパル』に関しては「漫画『プリンシパル』登場人物とストーリー全巻の魅力ネタバレ紹介【映画化】」で詳しく解説しています。

 

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5人の漫画家と、5人のヒロイン。それぞれ個性的ですが、皆恋に一生懸命。女性読者は共感することも多いですし、男性読者は純粋に可愛い女の子として作品を楽しむことができます。ヒロインと絵柄で少女漫画を選ぶのもありです。ぜひ好みの作品を探してみてください。

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