こぶしファクトリー・広瀬彩海です。だんだんと暖かくなってきました。私は、花粉と睡魔に襲われ戦う毎日です。最近は、卒業式ラッシュがようやく一段落したのではないかと思います。ご卒業された皆さん、おめでとうございます。さて、今回のテーマは「新生活を前にして読みたくなる本」です。
荻原浩さんの代表作ともいえるこの本。病気をテーマにした一見小説なのですが、絶望と希望、切なさと感動を持ち合わせた物語です。初めて読んだ時はなんとも言えない心の痛みに耐えきれなくなりそうになりますが、いろいろな表現方法を駆使しながら若年性アルツハイマーという具体的な病気の進行をわかりやすく、そして読者の気持ちを揺れ動かすような物語の進め方で、どんどんページをめくる指が速まっていきました。
- 著者
- 荻原 浩
- 出版日
- 2007-11-08
私が覚えてる範囲だと人生で一番最初に母に読んでもらった絵本が、『小公女』でした。主人公のセーラ・クルーが当時の私にはなんとも魅力的に見えたこと(もちろん今でも)絵本の中のパンがとても美味しそうだったことを覚えています。
- 著者
- フランシス・ホジソン バーネット
- 出版日
- 2014-10-28
ミステリーをここまで気軽に楽しめる本は今までに出会ったことがなく、とても斬新かつ革命的な一冊。中学時代、友達と小学生の頃によくやったなぞなぞの出し合いのように、交代で物語を読んでいき謎を皆で解いていくというちょっとしたゲームのような感覚で、皆で読んでいたのを思い出します。
- 著者
- ドナルド・J. ソボル
- 出版日
本とアイドル
アイドルが、本好きのコンシェルジュとして、おすすめの本を紹介します。小説に漫画、詩集に写真集に絵本。幅広い本と出会えます。インタビューも。