La PomPonのMISAKIです。
8月30日に6枚目のシングルをリリースさせて頂くことが決定しました。今年の夏も熱く盛り上げて駆け抜けていきたいと思います!
今回は「飼い主」と「ペット」との触れ合いを描いた心暖まる3冊の本を紹介したいと思います。わたしもププとルルという愛犬と暮らしているので、図書館や本屋でどうしても気になって手にとるジャンルの一つです。
失ってから分かる大切さ
- 著者
- 川村 元気
- 出版日
- 2014-09-18
このタイトルを見て前から気になっていた一冊。世界から猫が消えてしまうなんて、どんなストーリーが待ち受けているのかと、とても心がくすぐられたのを覚えています。
余命わずかな主人公が、自分の周りにあるものと引き換えに1日の命を与えられるという契約を悪魔とする……というところからお話が始まります。その悪魔と過ごす主人公の不思議な7日間が綴られています。
とにかく感動しました……。
17年間一緒に過ごした愛犬を亡くした経験がある私にとって、そのことを思い出してしまい、読んでいて涙が出そうになってしまいました。それと同時に、失ってからその大切さがわかる……では遅いんだなと改めて気づかされた作品でした。涙腺が弱い方はこの本を読む時にハンカチ必須かもしれませんね。
スパイクという名のビーグル犬
- 著者
- 松尾 由美
- 出版日
- 2004-11-12
私がこの本を手にした時に想像していたストーリーと全く違って良い意味で裏切られ、そこがすごく楽しめました。
瓜二つのビーグル犬をもつ緑と幹夫は初めて出会った時から惹かれあいます。そして、どちらもビーグル犬の名前が「スパイク」。お互いに親しみを感じた2人は会う約束をするのですが、幹夫はいつまでたっても現れず...
そしてある時、緑は突然「ぼくは幹夫のスパイクだ!」と愛犬に話かけられます。なんと、緑と幹夫のスパイクは入れ替わってしまっていたんです。
幹夫が現れなかった理由や、スパイク同士が入れ替わってしまった理由がどんどん明らかになっていき、読めば読むほどハマっていきました。
切なくも心が暖まる作品で、パラレルワールド系なお話が好きな方に是非オススメしたい一冊です。