必読本「ライフ・シフト」!人生100年、賢く生きて働くには?

更新:2021.12.3

寿命100年時代到来後の生き方や働き方を提示する『ライフ・シフト: 100年時代の人生戦略』。著者の1人は、世界的なヒット作『ワーク・シフト』などを手掛けるリンダ・グラットンです。今回はその概要などを整理しました。 また、本作は「flier」で無料で概要を読むこともできます。さまざまなビジネス書、教養書を10分で読めるスマホアプリなので、時間がない方、ご自身で概要を知りたい方はまずはそちらで読んでみてはいかがでしょうか?

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「ライフ・シフト」の概要。「超」長寿化社会が到来?

著者
["リンダ グラットン", "アンドリュー スコット"]
出版日
2016-10-21

2005年、日本の男性の平均寿命は78.56歳、女性は85.52歳でした。そして10年後の2015年には、男性で80.79歳、女性で87.05歳という結果が出ています。

このようにして寿命は、10年単位で2〜3年伸びています。100歳まで生きることが珍しくはない時代が迫っているということです。実際、今回ご紹介する『ライフ・シフト: 100年時代の人生戦略』によれば、2007年に生まれた日本の子どものうちの半数は、100歳を超えても生きるのだといいます。

寿命100歳時代に突入すれば、人々の働き方や生き方は変化します。

教育→仕事→引退という従来型の3段階の人生は、70〜80代まで働くことが当たり前になる長寿化社会では、最早通用しないでしょう。100歳時代の人生は、マルチステージ化するのです。

しかし、このような人生のロールモデルは、ほとんどないのが現状です。そのようななかで、「長く働くには、どうすればいいの?」「老後の貯蓄は、どうするの?」「人的なネットワークも、大切になってくるって聞くけれど……」など、さまざまな疑問が生まれてくることでしょう。

そんなときには本書を読んで、100歳時代の人生をぜひ戦略的に考えてみてください。一つの答えが見つかるはずです。

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「ライフ・シフト」の作者リンダ・グラットンとアンドリュー・スコット

今回ご紹介する『ライフ・シフト: 100年時代の人生戦略』の著者は、共にロンドンビジネススクールの教授(本書刊行当時)を務めるリンダ・グラットンとアンドリュー・スコットの2名です。

リンダについては、世界でベストセラーになった『ワーク・シフト』を書いた著者ですので、ご存知の方も多いかもしれません。彼女は、世界のなかで最も影響力のある50名の経営思想家「Thinkers50」にもランクイン。なお「Thinkers50」は「経営思想界のアカデミー賞」とも呼ばれるほどの権威と影響力を持っています。

もう一人の著者アンドリュー・スコットは、先述したようにロンドン・ビジネススクール経済学教授であると同時に、欧州の主要政策研究機関「英国経済政策研究センター(Centre for Economic Policy Research)」などで研究員(フェロー)としても活躍する人物です(本書刊行当時)。

「ライフ・シフト」の要約を知りたい方へ

著者
["リンダ グラットン", "アンドリュー スコット"]
出版日
2016-10-21


日本のテレビ番組などで取り上げられ、読者が選ぶビジネス書グランプリ2017では総合グランプリ、ビジネス書大賞2017では準大賞を受賞した本書。100歳時代に突入していく今こそ、ぜひ読んでおきたい1冊です。

そうはいっても「400ページを超える本、読む気力も時間も足りません……」という方も少なくないかもしれません。

そんな方におすすめしたいサービスが、本の要約を提供するサービス「flier(フライヤー)」です。月額制サービスなのですが、本書の要約は現在(2017年5月時点)、無料で楽しむことができます。

「flier(フライヤー)」では、不朽の名作からビジネス書まで、さまざまな本の要約(+レビュー)を10分程度で読むことが可能です。またこの要約は「各分野の専門家」によって作成されたものなので、質が保証されている点も魅力的といえるでしょう。

無料公開されている要約は、今回ご紹介した『ライフ・シフト: 100年時代の人生戦略』を含めて20数本もあります。ぜひこの機会にアプリをダウンロードして、自分に合った本をサクサク見つけてみてください。

要約を読んだあとには余裕を見つけて、実際に本も読んでみるのもいいでしょう。要約を読んだあとなら、いつも以上にスラスラ読めてしまうかもしれません。

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寿命100年時代が迫る今こそ読みたい『ライフ・シフト: 100年時代の人生戦略』。ビジネスマンはさることながら、これから社会に出て行き、働き出す学生の方にもおすすめです。 

少し長めの本なので、まずは要約から読んでみるのもいいかもしれませんよ。

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