こぶしファクトリーの広瀬彩海です。毎年流行る五月病。皆さんはかかっていませんか? 五月病になると、なにもやる気が起きない……という話をよく耳にしますが、そんな方でもサクっと読め、気分を持ち上げてくれる短編小説を、今回はご紹介します。
私が出会ってきた短編小説の中で一番好きなこの本。SF要素もあり、少し怖くもあり、感動も詰まっている。面白く、興味深い小説です。宮部みゆきさんの短編小説はどれも面白く頁をめくる手が止まらない……そんな作品ばかりなのですが、この、『地下街の雨』は一つの物語が終わるごとに鳥肌が立ちました。
- 著者
- 宮部 みゆき
- 出版日
- 1998-10-20
もはや短編集ではなく、ネタ集。ときにふと、思い出して読みたくなります。電車で読む時は、必ずマスクをつけていないとすごく恥ずかしい目にあいます(笑)。自分のモチベーションや気分が上がってる時はもちろんですが、最近、動画撮影の時に思いっきり空回りしてしまったことがあり、恥ずかしくて仕方なくて相当落ち込んだのですが、ふと思い立ちこの本を開いてみると、自分の恥ずかしさなんてたかが知れてる、と気分転換できました。
- 著者
- 出版日
- 2012-08-27
元は、小学生向けに書かれた物語に加筆したこの小説。子供向けということもあり、とてもわかりやすく、通常よりも内容がライトで、なにより言葉のチョイスがやさしい。東野圭吾さんの作品の魅力の一つに「言葉の堅さ」というものがあると思っているのですが、ここまで表現を柔らかく砕いて、分かりやすくしても面白いというのは著者本人の表現力の豊かさに秘密があるのではと、感じます。
- 著者
- 東野 圭吾
- 出版日