SUPER☆GiRL内村莉彩が映画と一緒に読みたい小説

SUPER☆GiRL内村莉彩が映画と一緒に読みたい小説

更新:2021.12.2

SUPER☆GiRLSのメンバーとして活躍中の内村莉彩さんによる連載書評コラム。今回は住野よる『君の膵臓をたべたい』、浜田倫太郎『22年目の告白-私が殺人犯です-』を取り上げます。

2000年6月20日生まれ。宮崎県出身。2014年2月、SUPER☆GiRLSに加入。常に本を持ち歩き、移動中からリハーサルの合間まで時間を見つけては読書を楽しんでいる。将来の夢は検事。2019年1月11日、SUPER☆GiRLSを卒業。 Twitter: https://twitter.com/SG_RISA_avex
泡の子
本格的に暑くなってきましたね。皆様、いかがお過ごしですか?

最近、映画を観ることが好きになってきました。
活字がないと内容が頭に入らず、映画もドラマも苦手でしたし、曲も歌詞を見ながらでないと理解出来なかったのですが、最近少しずつ、苦手を克服してきている気がします。

2017年は、「感性を磨く」ということを大事にしています。たくさんの本を読んで、美術にも触れ、たくさんの映像を観て、たくさんのことを学びたいです。

外に出るのが億劫になってくるこの時期。
室内でのんびり、なんて過ごし方も素敵ではないでしょうか。
今回は、映画化している、映画化する小説をご紹介します。

君の膵臓をたべたい

本屋大賞ノミネートなど、とても話題になった1冊ですね。

「君の膵臓をたべたい」。少し可笑しいこの言葉も、読了すると、タイトルの通りだなぁと妙に納得してしまう。そして、なんだか懐かしいような気持ちにしてくれる作品です。

登場人物たちは、私と同い年の高校2年生の17歳。
クラスメイトが、膵臓の病気で死んでしまう。ひょんなことからその事実を知ってしまった、僕とその子の物語。

友情でもない、恋心でもない。そんな関係。
ラストは涙してしまいました。
「生きる」ってなんだろう。

7月28日、映画公開だそうです。
小説と合わせて、映画も観てみてくださいね。

22年目の告白-私が殺人犯です-

この本に関して、私は多くは語ることが出来ません。何を伝えても、ダメな気がする。
実際に読んで頂きたい。

常にある緊張感。恐怖や被害者遺族の心の苦しみや、世の中の残酷さ。
たくさんのことが入り混じった小説でした。

月並みな言葉になりますが、とても面白いのです。あっと驚くようなことが、きっと皆さんを待っています。
多くを語ることができないのがとても悔しいですが。
皆さんも是非、実際に体感してください。

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