本格的に暑くなってきましたね。皆様、いかがお過ごしですか?
最近、映画を観ることが好きになってきました。
活字がないと内容が頭に入らず、映画もドラマも苦手でしたし、曲も歌詞を見ながらでないと理解出来なかったのですが、最近少しずつ、苦手を克服してきている気がします。
2017年は、「感性を磨く」ということを大事にしています。たくさんの本を読んで、美術にも触れ、たくさんの映像を観て、たくさんのことを学びたいです。
外に出るのが億劫になってくるこの時期。
室内でのんびり、なんて過ごし方も素敵ではないでしょうか。
今回は、映画化している、映画化する小説をご紹介します。
君の膵臓をたべたい
- 著者
- 住野 よる
- 出版日
- 2017-04-27
本屋大賞ノミネートなど、とても話題になった1冊ですね。
「君の膵臓をたべたい」。少し可笑しいこの言葉も、読了すると、タイトルの通りだなぁと妙に納得してしまう。そして、なんだか懐かしいような気持ちにしてくれる作品です。
登場人物たちは、私と同い年の高校2年生の17歳。
クラスメイトが、膵臓の病気で死んでしまう。ひょんなことからその事実を知ってしまった、僕とその子の物語。
友情でもない、恋心でもない。そんな関係。
ラストは涙してしまいました。
「生きる」ってなんだろう。
7月28日、映画公開だそうです。
小説と合わせて、映画も観てみてくださいね。
22年目の告白-私が殺人犯です-
- 著者
- 浜口 倫太郎
- 出版日
- 2017-04-14
この本に関して、私は多くは語ることが出来ません。何を伝えても、ダメな気がする。
実際に読んで頂きたい。
常にある緊張感。恐怖や被害者遺族の心の苦しみや、世の中の残酷さ。
たくさんのことが入り混じった小説でした。
月並みな言葉になりますが、とても面白いのです。あっと驚くようなことが、きっと皆さんを待っています。
多くを語ることができないのがとても悔しいですが。
皆さんも是非、実際に体感してください。