青山有紀のおすすめレシピ本5選!体にやさしいレシピが満載!

更新:2021.11.7

青山有紀は、京都の家庭料理おばんざいと韓国の家庭料理を融合させた料理の店「青家」のオーナーシェフ。彼女のレシピ集から選りすぐりの5冊を集めました。この本があれば、あなたも食べて元気になれます!

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「青家」のオーナーで料理人青山有紀

青山有紀は、京都出身の人気料理家で、中目黒にある京のおばんざい屋「青家」と京甘味とお持たせの店「青家のとなり」のオーナーシェフです。数々のレシピ本を執筆する他、テレビや雑誌、Webサイトなど多方面で活躍しています。

当初、美容業界で働いていましたが、姉が料理店を開いたことがきっかけで料理をはじめます。その後姉が病気で倒れてしまい、そこから本格的に料理の道へ進むことに。店の経営にも関わるようになりました。2010年には、国際中医薬膳資格も取得しています。

本当に忙しい人におすすめのレシピ集

夜遅く帰ってきてもご飯を食べれるように、手早く作れて、なおかつ体にやさしいごはんをコンセプトに編集されたレシピ集です。

サラダや具だくさんのスープ、簡単に作れる丼物など、どれも胃腸にやさしく、食材も手に入りやすいものを使っています。手間ひまをかけずにおいしく食べられるものばかりです。

著者
青山有紀
出版日
2013-09-27

載っているのは基本的に和食ですが、じゃがいもをゴルゴンゾーラのソースであえた、ワインにあうレシピなど、時たまハッとするものも。鶏肉や豚肉などの作り置きできるおかずを使って、手早く作れるアレンジメニューも役立ちそうです。

またレシピだけでなく、簡単に出汁を取れる方法も載っています。おいしく食べるには、出汁をしっかりと取ることが大切と書く青山有紀。ここで紹介されている方法はシンプルなので、誰でも実践できそうです。

それでも忙しい人のために、出汁の代わりにかつお節を利用する方法を紹介するなど、本当に時間がない人でもおいしく作れる工夫がいっぱいの本です。

これであなたも「青家」の常連客

本書は、青山有紀の初の定食レシピ本。2005年にオープンした中目黒にある彼女のお店、「青家」で提供された四季の和食メニューが掲載されています。肉や魚が中心の主菜、野菜が中心の副菜1~2品、そこに主食と汁物、という献立が季節の食材を使って作られているのです。

そこに合わせて、彼女が料理を提供する時に大切にしていることや、野菜の扱い方なども書かれています。

見開き1ページに1食分が載っている写真も美しく、器と料理の彩りも考えられていて、落ち着いた雰囲気です。

著者
青山 有紀
出版日
2015-03-20

寒い冬は汁を多くするなど、季節やお客さんの体調に合わせて料理を提供する「青家」。大切な人に食べさせたいメニューが満載です。

主婦の方は、毎日の食事の献立に頭を悩ませることもあると思いますが、このレシピ本に載っている料理の組み合わせはとても参考になります。主菜も副菜も汁物も、丸ごと真似してみるのが良いのではないでしょうか。

野菜の下ごしらえの方法なども、絵とともに解説されていて、こちらも役に立つこと間違いなし。お料理好きの人にすすめたいレシピ集です。

青山有紀のルーツ、韓国のアレンジレシピ集

韓国の薬膳「韓方」を学んだ青山有紀の韓国滞在中の様子や、日本で手に入る身近な材料でつくれるようにアレンジした料理が載っているレシピ本です。

2~3人分の料理のレシピが、きれいな写真とともに季節や料理ごとに紹介されています。レシピ以外にも、「韓方」とは何か、韓国の元気食材の紹介、ソウルの様子、韓国女性の美と健康の秘密などが綴られていて、学べる要素がたくさんあります。

著者
青山 有紀
出版日
2017-01-27

韓国にルーツがある青山有紀。「韓国の女性はなぜ、あんなに元気なんだろう?」と疑問を持った彼女が韓国に行くと、実は自分が幼いころに食べていたものが韓国の薬膳「韓方」だったと発見します。

いくつかのレシピの説明には、「おじいちゃんがよく食べていた味」と懐かしむ記述が。少ない調味料で簡単に作れる、本当においしいレシピがいっぱいです。

彼女は、欧米風の野菜ジュースなどは、日本人の体質に必ずしも合うわけではないと言います。体の「気」と「血」を補って、巡りをよくするレシピが、健康に迷う女性を元気にしてくれるはずです。

青山有紀がよくわかるレシピ集

京都の家庭料理のおばんざいと韓国の家庭料理を融合させた、青山有紀のお店「青家」で提供されている料理の中から、家庭で手軽に作れるレシピが紹介されています。

「青家」の料理を作るうえで大切にしていることや、お店を経営することの苦労話も載っていて、彼女自身のことと、お店で大切にしていることがよくわかる1冊です。

著者
青山 有紀
出版日
2013-04-05

料理のレシピだけでなく、青山有紀が中目黒の住宅地の中で「青家」を見つけたエピソードや、お店へと改修する過程、お店を切り盛りするうえでの苦労話などがつづられています。

そして常連客の脚本家・大宮エリーとの対談も収録。「青家」は疲れた人を元気にする料理を提供している場所なんだということがわかります。

写真もすてきで、レシピ本としてだけでなく、読み物としても十分に楽しめる1冊です。

青山有紀が提案する、大切な人へのお弁当

時間がたって冷えてもおいしい、お弁当のおかずのレシピ集です。

野菜、肉、魚、卵など素材ごとにおかずを紹介しているほか、ご飯のアレンジや作り置きできるおかず、パンがメインのお弁当なども載っています。手間をかけずに、食べて元気になれるレシピが満載です。

著者
青山 有紀
出版日
2013-02-28

昔ながらのお弁当箱、曲げわっぱに詰められた彩りの美しいお弁当の写真は、見ているだけでワクワクしてきます。定番の卵焼きは何種類も紹介されていて、ちょっとしたことですがお弁当のレシピが広がるのです。

おかずは、肉か魚と、卵、そして野菜を2、3品詰めることを想定して書かれています。冷めてもおいしい、常温でも保存がきく、といった制約があるお弁当のおかず。ついついマンネリ化してしまうものですが、この本にはバラエティ豊かなお弁当作りのヒントがたくさん載っています。

また、お弁当箱へおかずを詰める際のコツも詳しく掲載。彩りや詰め方だけでなく、おいしく食べられる味の組み合わせの工夫なども知ることができる、お弁当の総合解説書です。

大切な人の顔を思い浮かべながら、ふたを開けた時に喜んでもらえるお弁当を作りたい人に、ぜひ手に取ってもらいたい1冊です。

病気のお姉さんでも食べられる料理を作ることが、青山有紀の料理の始まりだったと言います。ぜひ青山のレシピ本を手に取って、食べる人を思い浮かべながら、食べて元気になれる料理を作ってみて下さい。

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