俗に言う「デキる男たち」が考えていること。4つのケース

俗に言う「デキる男たち」が考えていること。4つのケース

更新:2021.12.1

こんにちは。モノブライトのギター松下省伍です。この世の中には「デキる男たち」がいるユーモアはどこか知的であり、斬新な考え方に見え隠れする努力と生まれつきの才能。いつの間にか自分の空気を作ってしまい、人を笑わせて時に怒らせたとしても結果的に人を救っていたりもする。けっして完璧ではないのに人に好かれ巻き込んでしまう魅力をいつもキラキラと放出するあの種族たち。皆さんの職場の上司や部下、プライベートな知人・友達にも必ずそんなデキる人がいると思います。彼らはいったい何を考えているのか?

泡の子
小心者のくせにカッコつけ。本来タッグを組ませてはいけないこの2つのいらない要素を有することで「デキない男」の代表取締役を務め続けてきたワタクシがせめて勉強を!と本屋にて思わず手を伸ばした4冊。ご紹介させていただきます!
著者
大泉 洋
出版日
2015-04-25
北海道出身で俳優・タレントの大泉洋さん。デビュー時から雑誌3冊で連載していたエッセイと2013年の書き下ろしも含めまとめたエッセイ本です。僕は『水曜どうでしょう』を放送中に見ていた世代、いわゆる大泉チルドレン。番組の裏話や家族の話も書かれていたりするのでファンの方にもたまらない一冊。『あの透明感と少年』という映画タイアップ曲のMVで出演してもらえた時は本当に嬉しかった。

調理場という戦場

著者
斉須 政雄
出版日
23歳で単身フランスに渡り12年で6店舗修行、その後、東京で店をオープンするまでの著者の人生経験と仕事論を綴っている本です。長い間、夢に体当たりし続けることでしか見られない、感じられない世界がある。その環境の中で厳しくて傲慢でも慕われるケースの人は結果的に相手の為になることを最優先に置いている。それがひいてお客様を笑顔にすることだと知っているからなのでしょう。

頭ではわかっていても、実際にそれを行動することができる人はやっぱり一握りだと思います。本当は誰だって嫌われたくないのですから。

イン・ザ・プール

著者
奥田 英朗
出版日
2006-03-10
こちらは小説の登場人物ですが絶対にこんな人が世界にはいるはず! プール依存症、陰茎強直症、妄想癖、と医学的処置をやや放置されてしまった特異な患者(?)を扱う精神科医の伊良部一郎。ただこの医者の治療法は患者と一緒に外に出かけたり、夜中のプールを泳いだりとかなりおかしい。その不可解な行動についに患者にもこいつはヤブだ!と陰で罵られるが、その時には不思議なことにその病は治ってしまうのです。人はどこかで自分のしていることを誰かに認めてほしいけれど、その自分のしていることは相手の為に絶対にバレてはいけないというケースは日常でもよくあります。

うたがいの神様

著者
千原ジュニア
出版日
2013-11-27
デキる人って物事に先入観がない人が多いと思います。知らずに脳に誘導されているであろう固定概念を消し去る特殊能力がある。もしくは体得している。天然で自由に発想できる若い時は大人らしく考えた方がデキる奴だけど、大人になったら子供っぽく自由に発想できる人がデキる奴……かも!

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    バンドマンやソロ・アーティスト、民族楽器奏者や音楽雑誌編集者など音楽に関連するひとびとが、本好きのコンシェルジュとして、おすすめの本を紹介します。小説に漫画、写真集にビジネス書、自然科学書やスピリチュアル本も。幅広い本と出会えます。インタビューも。

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