小説『とある魔術の禁書目録』を全巻ネタバレ!最強キャラをランキングも!

更新:2020.12.9

科学と魔術など、てんこ盛りのワクワクする設定のなかでくり広げられるバトルが楽しめるファンタジー小説が『とある魔術の禁書目録』。無印の他、タイトルを改めた「新約とある魔術の禁書目録」と続き、2019年9月もまだ進行中の大長編シリーズとなっています。 2018年10月からは、待望のアニメ第3期がスタート!それに先駆け、今回は『とある魔術の禁書目録』を最終22巻まで、なんと全巻の見所をご紹介!ネタバレを含むのでご注意ください。また、漫画版は下のボタンからダウンロードできるスマホアプリで無料で読むことができます!

  • twitter
  • facebook
  • line
  • hatena
マンガUP!で無料で読んでみる

『とある魔術の禁書目録』が面白い!最終22巻まで全巻ネタバレ紹介!

電撃ゲーム小説大賞で第3次選考まで残り、受賞は逃すものの編集者の目に止まったことがきっかけで発売されました。作者・鎌池和馬のデビュー作でもあり、同時にその名前を世に知らしめた人気シリーズ。

超能力を含めさまざまな兵器を作り出すSF的な科学の世界と、宗教や魔術を操る魔術師の世界が混在する中で、2つが科学サイドと魔術サイドとして対立、戦いを巻き起こしていく物語は人気を博し、コミカライズやアニメ化、ゲーム化などもされました。

「とある」や「インデックス」などの略称で親しまれるシリーズは今でもその人気は衰えず、短編集も含めて全部で45冊以上が発刊されています。

2018年10月からは、待望のアニメ第3期がスタートする本作。漫画版はスマホアプリで無料で読むこともできるので、そちらもどうぞ。

著者
鎌池 和馬
出版日
2004-04-10

とある魔術の禁書目録(インデックス) 1 (ガンガンコミックス)

2007年11月10日
鎌池 和馬
スクウェア・エニックス
マンガUP!で無料で読んでみる

『とある魔術の禁書目録』1巻の見所をネタバレ紹介:全てはベランダから始まった

超能力の訓練をおこなう学校を中心に形成されている巨大な「学園都市」。しかし、そこで暮らす男子高校生の上条当麻(かみじょうとうま)は超能力を持たない「無能力者」でした。

そんな当麻は、ある日、布団を干そうとベランダへ出た際、そこにすでに何かが引っかかっていることに気が付きます。布団のごとくベランダに引っかかっていたもの――それは、シスター服を着た少女で……!?

著者
鎌池 和馬
出版日
2004-04-10

超能力が科学として証明されている世界で、超能力開発をする学校を中心に作られているのが学園都市です。高校生の上条上麻もそんな学校で学ぶ1人なのですが、彼は「無能力者」という判定を受けていました。実は、当麻は生まれつき右手に「幻想殺し(イマジンブレーカー)」という能力を持っているのですが、それは能力を計る検査に引っかからないために「無能力者」という判定を下されていたのです。

当麻の持つ「幻想殺し(イマジンブレーカー)」とは、全ての異能を無効化する強力な能力で、戦闘時にはとても重要な能力になっていきます。飄々として面倒なことが嫌いな性格の当麻は不幸なことを呼び寄せる体質で基本的にツイていないタイプなのですが、なぜか美少女の着替えシーンやパンチラのようなハプニングには遭遇しやすいらしいので、ちょっぴりセクシーなシーンを見たい方は今後に期待してみてくださいね。

そして、そんな当麻が出会うのが、布団の如くベランダに引っかかっていた少女・インデックスです。本名は明かされていない魔術師の少女で、10万冊以上もの魔導書を記憶するという役目を負っているのですが、魔術サイドから逃亡した際、当麻と出会うことになりました。

見た目は華奢な美少女ですが大食漢で空腹になると機嫌が悪くなってしまったり、15歳という年齢よりは少し幼くわがままな一面があったりします。彼女の存在がどういうものかは物語が進むにつれてわかってくるでしょう。

超能力という異能が科学として扱われ、同時に魔術は科学中心の世界において、その存在すら一般には知られていない異端なものとして扱われているという世界観は、ただの超能力ものとしてだけではない設定の面白さがありますね。

物語が進めば進むほど、設定が少し複雑になっていくので、まずは1巻を読んでみて、面白かったらぜひ細かいところまで読み込んでみてください。次巻以降の面白さがより増えるはずです。

『とある魔術の禁書目録』2巻の見所をネタバレ紹介:吸血鬼殺しの少女が登場

「三沢塾」――表向きは進学塾のそこは、実は「学園都市」に興った新興宗教の本拠地でした。当麻は、魔術師であるステイル=マグヌスに連れられ、「三沢塾」に捕らわれているという姫神秋沙(ひめがみあいさ)を救出に協力することになります。

巫女姿の少女、秋沙は希少な能力「吸血殺し(ディープブラッド)」の持ち主で……!?

著者
鎌池 和馬
出版日
2004-06-10

前巻で、インデックスを救った当麻でしたが、その際に彼は自分の記憶を失ってしまいました。この時点で当麻は過去を失ってしまうのですが、周りにはそのことを知らせず、あくまでも「上条当麻」として振る舞うことにします。

そして、本巻で中心となるのは、姫神秋沙(ひめがみあいさ)という少女です。黒髪と巫女服が特徴で、あまり感情を表に出さないタイプ。自称魔法使いですが、学園都市の学校に通う能力者で、「吸血殺し(ディープブラッド)」という能力を持っています。それは、吸血鬼を誘き出し、自分の血を飲んだ吸血鬼を灰にしてしまうというとても珍しい能力で、その希少さゆえに「三沢塾」に軟禁状態で暮らしていたのでした。

前巻が科学サイドの話であったのに対し、本巻は魔術サイドの話です。前巻でのメインヒロインであるインデックスの出番は減りますが、姫神ヒロインの話がたっぷり楽しめるので、黒髪美少女が好きな方はぜひチェックしてみてください。

また、物語が進むにつれて、科学サイドと魔術サイドの対立がより深くなっていくのですが、その対立をより深く知って楽しむためには、科学サイドと魔術サイドのそれぞれを描いた1巻と2巻はとても大切な巻とも言えます。ここまで読んでもしさらに先を読みたくなったら、ぜひ1巻と2巻はじっくりと読みこんでてください。

『とある魔術の禁書目録』3巻の見所をネタバレ紹介:美琴のクローンが登場!?

お金を入れた途端、動かなくなった自動販売機。投入したレアものの2000円札が戻ってこないばかりかジュースすら出てこない不幸に見舞われた当麻の前に現れたのは、「学園都市」でも指折りの超能力者である中学生、御坂美琴(みさかみこと)でした。

事情を知った彼女は自動販売機を破壊しジュースを奪取、当麻も便乗してジュースにありついていると、そこへ美琴とまったく同じ顔をした少女が現れて……!?

著者
鎌池 和馬
出版日
2004-09-10

お金を入れたのにジュースが出てこないうえレアな2000円札までなくしてしまった当麻。まさに不幸体質な彼らしいシーンで始まる本巻ですが、そんな当麻の前に現れたのが、御坂美琴(みさかみこと)でした。

美琴は第1巻ですでに登場していますが、本巻では彼女が活躍する話になります。 美琴は、学園都市にある名門女子校である常盤台に通うお嬢様で、学園都市内でナンバー3の力を持つ実力者。「電撃使い(エレクトロマスター)」という超能力を持っておりその名前の通り発電系の力です。

化粧入らずの可愛らしい顔立ちをしていますが、その性格はサバサバした勝ち気タイプ。当麻に対しても恋愛感情を抱くようになってからは、他の女の子とイチャついている当麻に電撃を食らわすなど荒っぽいところもありますが、一方で小動物が好きなのに、電撃を操るがために小動物には好かれず落ち込んでしまうという可愛らしい一面もあります。

そして、本巻ではそんな美琴と瓜二つの少女が現れます。彼女は美琴の体細胞クローン。複数人存在するのですが、なかでも当麻から「御坂妹」と呼ばれるようなり、ヒロインの1人となります。彼女達クローンは、本体である美琴と同じ発電系の能力を持っているため、それを活かして記憶を他の個体に写したり通信をしたりすることが可能で、「ミサカネットワーク」と呼ばれるこの能力が活躍するシーンもあります。

また、もう1人、シリーズにおいて重要な人物が登場します。それが「一方通行(アクセラレータ)」という少年です。「一方通行(アクセラレータ)」というのは彼の能力の名前なのですが、本名は明かされておらず、能力名が通称となっています。本巻では、当麻と戦うことになる彼ですが、今後も重要な立ち位置のキャラクターになってくるので要チェックです。

『とある魔術の禁書目録』4巻の見所をネタバレ紹介:まさかのキャラ崩壊……!?

一方通行(アクセラレータ)との戦いに勝利した当麻は、インデックスとともに帰郷。久しぶりに家族と一緒に海へバカンスへやってきていました。

しかし、そこで人の中身が入れ替わるという事件が発生! しかも入れ替わりに気が付いているのは当麻だけのようです。困惑する当麻の前に現れたのは……!?

著者
鎌池 和馬
出版日
2004-12-10

前巻で登場した「一方通行(アクセラレータ)」は、当麻との勝負し、敗北しました。当麻に敗北したアクセラレータではありますが、彼の能力は学園都市でナンバー1の存在です。

通称でもある「一方通行」という能力は、あらゆる力のベクトルを変化させるというもので、たとえば自分に向けられた銃弾も方向を変えることができるので絶対的な防御ができました。それゆえに最強と言われています。当麻の敵として登場しますが、戦いや他のキャラクターとの出会いを経て成長していく姿を、シリーズを通して見ることができるので、ぜひ物語と一緒に楽しんでみてください。

そんなアクセラレータとの戦いを終えた当麻は、インデックスと一緒に久しぶりに実家へ戻っていました。久々のバカンスとばかりに海で遊ぶ当麻ですが、そこで人の中身が入れ替わるという謎の現象に遭遇してしまいます。

中身が入れ替わっているため、普段とは違うキャラクターの言動を見ることができるのですが、捉え方によってはキャラが崩壊しているようにも見えるかもしれません。

本巻で初登場となる1人に、土御門元春(つちみかどもとはる)という少年がいます。当麻のクラスメイトであり親友でもある彼はもちろん超能力者なのですが、同時に魔術師という顔も持っています。本作では、超能力者は魔術を使えないという原則があるのですが、彼の場合は例外で、2つの顔を持っているのです。

ただし、原則外れの力を使う分、魔術を使うと反動でダメージを負ってしまいます。美少年ですが金髪にサングラスといった派手な格好で口調も軽いお調子者、メイドマニアというちょっとチャラめのキャラクターです。本巻では初登場らしくたくさん活躍してくれます。

中身が入れ替わるという笑えて楽しめるシーンと、シリアスめなシーンが混在する1冊。ラストがどのような展開になるのか、ぜひ手にとって確認してみてください。

『とある魔術の禁書目録』5巻の見所をネタバレ紹介:宿題が終わってない…夏休み最後の日

8月31日午前0時15分――当麻は、夏休みの宿題をやっていなかったことに気が付きます。夏休み最終日が始まって15分。残りは23時間45分です。

同日、一方通行(アクセラレータ)は打ち止め(ラストオーダー)という少女に出会い、御坂美琴はさわやかな男子生徒に突然デートに誘われます。そして当麻は……夏休み最終日に巻き起こる出来事とは?

著者
鎌池 和馬
出版日
2005-04-10

本巻は、短編集に近い構成になっています。どの話も8月31日、つまり夏休み最終日の話で、宿題をまったくやっていなかったことに気が付く当麻や、打ち止め(ラストオーダー)という少女と出会う一方通行(アクセラレータ)の話など、一見独立しているように見える話がそれぞれが少しずつ繋がっていくショートストーリーが収録されています。

なかでも、特にアクセラレータとラストオーダーの話は見どころの1つ。本巻初登場のラストオーダーは美琴のクローンの1人ですが、外見は10歳くらいに見える少女です。他のクローン達を統率する力を持った個体で、クローンのなかでも他の個体と少しずつ違う一面を持っているのが特徴です。アクセラレータに救ってもらったという経緯から彼のことを慕っています。

3巻では当麻の敵として登場したアクセラレータですが、このラストオーダーと交流するうちしだいに心を開いていきます。そんな彼の様子を、もしかしたら意外に思う方もいらっしゃるかもしれません。

また、宿題の終わっていない当麻は、美琴のデート騒動やインデックスの誘拐などドタバタに巻き込まれてしまいます。彼の宿題は無事に終わるのか……それは、ぜひ手に取って確認してみてください。

『とある魔術の禁書目録』6巻の見所をネタバレ紹介:インデックスが活躍する!!

9月1日。怒涛の夏休みも終わり、当麻達は学園都市の新学期を迎えていました。久しぶりに顔を合わせる面々に胸を弾ませていると、そこへ1人の転校生が現れます。それは、かつて当麻が救った巫女の少女・姫神秋沙(ひめがみあいさ)で……!? 

一方、インデックスはとある少女と出会い、初めての「ともだち」になるのですが……。

著者
鎌池 和馬
出版日
2005-07-10

6巻となる本巻で、物語はいよいよ新学期に突入します。夏休みも終わり新学期を迎えた当麻達のクラスに、転校生として姫神秋沙(ひめがみあいさ)がやってきます。彼女は2巻で登場したヒロインの1人です。

また、インデックスが初めて友達になるキャラクターとして、風斬氷華(かざきりひょうか)という少女が登場します。ヒロインの1人で、大人しい温厚な性格の眼鏡っ子ですが、人間ではなくAIM思考体という存在です。

AIM思考体とは、超能力者の様々な情報の集合体のようなもので、これをもとに「ヒューズ=カザキリ」という天使のような姿に変体することができます。この状態になった彼女は後に重要な活躍をすることになるので要チェックです。

本巻ではインデックスが久しぶりにメインヒロインとして活躍します。意外にもインデックスは1巻以降、メインとして描かれることが少なかったのですが、本巻では自ら戦うシーンもあるので、彼女の活躍にも注目してみてください。

『とある魔術の禁書目録』7巻の見所をネタバレ紹介:ついに激突! 科学と魔術の組織

新学期が始まって1週間も経とうという頃、伝説の魔導書「法の書」が持ち去られ、その解読を知るシスターであるオルソナ=アクィナスまでもが誘拐されるという事件が発生しました。

新学期をまったりと過ごしていた当麻達でしたが、派遣されてきたステイルとともに事件解決に協力することになり……!?

著者
鎌池 和馬
出版日
2005-11-10

本巻では、たくさんの新キャラクターが登場します。というのも、これまでも科学サイドと魔術サイドの対立構造が描かれてきましたが、本巻では両サイドの組織が激突するため、それぞれの組織に所属する人物がたくさん出てくるのです。

そのなかでも、「ローマ正教」という魔術サイドの組織に所属するシスターであるオルソラ=アクィナスは、重要なキャラクターの1人です。彼女は、誰も解読できないとされていた、天使を召喚できるという魔導書「法の書」を解読する鍵を知っているシスターとして登場します。

その後、真相が明るみに出た後に、同じく魔術サイドの組織でインデックスの所属先でもある「イギリス清教」に改宗することになりました。天然マイペースタイプの少女ですが、天然ゆえに見せるエロティックな所作に当麻達が振り回されることもあります。

本シリーズでは、上記のような「ローマ正教」や「イギリス清教」のような組織がたくさん出てきます。これらは全て架空の宗教団体。表向きは魔術師ではない普通の人も信仰する宗教団体で、裏では魔術を扱っています。物語が進むにつれて団体名やそこに所属するキャラクターがたくさん出てくるので少し混乱してしまうこともあるかもしれませんが、この辺りは後々とても重要なキーワードになってくるので、ぜひ覚えておいてくださいね。

『とある魔術の禁書目録』8巻の見所をネタバレ紹介:女の子達の日常が楽しい!?

常盤台中学――それは、学園都市に住む女子なら誰もが憧れる、お嬢様達の通う名門女子校です。そんな学校に通う御坂美琴は、ある日、体育の授業終わりにシャワーを浴びていると、後輩の白井黒子に声をかけられました。

黒子は美琴をショッピングに誘い、2人は出かけることになるのですが、それが全ての始まりで……!?

著者
鎌池 和馬
出版日
2006-01-10

本巻のメインとなるのは、白井黒子というキャラクターです。美琴の後輩でルームメイトでもある彼女は、美琴の通う学校であり学園都市のなかでも名門の呼び声高い女子校・常盤台中学1年の少女。

茶髪のツインテールや「~ですの」という口調はまさにお嬢様といった雰囲気です。美琴のことを「お姉様」といって慕っていますが、その慕い方は過剰になりがちで、美琴からはたびたび変態と言われ制裁を受けることになります。

一方で、「空間移動(テレポート)」という空間転移系の力を持っており、「風紀委員(ジャッジメント)」という学園都市の治安を守る組織に所属し、与えられた任務はきっちりこなすなど優秀な生徒でもありました。

学園都市の生徒である黒子がメインであることからもわかるように、本巻は科学サイドの話になります。とはいえ、当麻やインデックスの出番は少なめなので、2人の活躍が見たい方には少し物足りなさもあるかもしれません。

その代わり美琴と黒子が楽しくショッピングをするシーンなど2人の話が多く、また、久しぶりに御坂妹も登場します。女の子を中心にした外伝的な1冊として楽しむことができるでしょう。

『とある魔術の禁書目録』9巻の見所をネタバレ紹介:超大規模体育祭が開催!!

「大覇星祭」――それは、学園都市にある全ての学校が合同で、7日に渡って行われる超大規模な体育祭のことです。一般人の受け入れがあったりテレビ中継が入ったりと学園都市あげてのイベントではありますが、当麻はまったくやる気がありません。

しかし、そんな中で小萌先生が対戦相手の学校の教師が、当麻達をだしにして月詠小萌(つくよみこもえ)先生に絡んでいることを目撃してしまいます。当麻達を庇いながらもバカにされて悔しそうにしている小萌先生の姿を見てしまった当麻達は、それまでのやる気のなさはどこへやら俄然燃えてきて……!?

著者
鎌池 和馬
出版日
2006-04-10

本巻で始まる学園都市最大の行事「大覇星祭」。いわゆる体育祭なのですが、その規模はテレビ中継がされるほど。本巻からしばらくは、この都市をあげての超大規模イベントを舞台にしたストーリーが描かれることになります。

もともとやる気のない当麻は、当初はイベントに興味がありませんでしたが、ある出来事をきっかけに気合を入れて体育祭に挑むことになりました。その出来事というのが、小萌先生が他校の教師に絡まれて悔しそうにしているということです。

小萌先生とは、当麻達の担任の先生で化学の教師。身長が135センチしかなく童顔という容姿からとても教師には見えませんが、タバコもビールも嗜む立派な大人の女性。ずぼらな性格ですが、教師として教え子を大切に思っており、当麻達も彼女のことを慕っています。

そんな小萌先生と生徒達の絆も描かれながら、体育祭らしいハプニングも交えて物語は進んでいきます。たとえば、インデックスがチアリーダー姿になるシーンなどは、まさに体育祭ならではのお茶目なシーンですね。

同時に、祭りに乗じて、魔術業界屈指の運び屋・オリアナ=トムソンが侵入し、「刺突抗剣(スタブソード)」という霊装を巡る戦いが始まります。霊装とはいわゆる魔術を使うためのアイテムのようなもので、本巻に限らず、シリーズ上でたびたび重要なものとして登場するので、ぜひチェックしてみてください。いろいろなアイテムがありますよ。

「大覇星祭」は、11巻まで続きます。続きものは一気に読みたい! と言う方は、11巻まで用意してから読み始めるのもいいかもしれません。

『とある魔術の禁書目録』10巻の見所をネタバレ紹介:学園都市が崩壊の危機!?

学園都市をあげて行われる大規模な運動会「大覇星祭」。一般の人も入れるようになるその祭りに紛れて都市に入り込んでいた運び屋のオリアナを追っていた当麻達でしたが、都市内に「使徒十字」と呼ばれる霊装が仕掛けられていることを知ります。

それは、地面に刺すことでその場所の空間を変質、魔術サイドの組織の1つ「ローマ正教」の傘下とすることができるというものでした。そんなことになれば、科学サイドと魔術サイドのバランスが崩れてしまう――当麻達は逃げたオリアナの行方を追いますが……!?

著者
鎌池 和馬
出版日
2006-05-10

前巻に引き続き、舞台は超大規模運動会「大覇星祭」が行われている学園都市です。運び屋のオリアナに逃げられてしまった当麻達ですが、本巻では「使徒十字」と呼ばれる霊装が学園都市内に仕掛けられていることが判明するなど、ストーリーは新たな展開を迎えます。

「使徒十字」とは、地面に刺すことで空間を変質させるという能力を持っており、敵の狙いはこれを使い、学園都市内の敷地を魔術サイドのエリアにするということだったのです。しかし、実際にそうなってしまえば、科学サイドと魔術サイドのパワーバランスはあっという間に崩れ去ってしまうでしょう。そこで、当麻達はその企みを阻止するべく、戦いに挑んでいくことこになります。

また、前巻から運び屋として登場しているオリアナ=トムソンですが、その運び屋としての実力は魔術サイドのなかでも指折りの人物として知られています。非常にグラマラスな体型に露出の多い服装と派手な容姿を持ち、鮮やかな手際で追跡者から逃れる様子は読んでいてスカッとした気持ちになる方もいらっしゃるかもしれませんね。

そんなオリアナに対し、当麻はあるきっかけで怒りを覚え、その怒りのまま戦いに赴くことになります。当麻とオリアナのバトルを始め、「使徒十字」による企ての阻止を巡る展開は、スピード感があって思わず読み込んでしまうでしょう。予想外のラストは、ぜひ実際に手に取って確認してみてください。

『とある魔術の禁書目録』11巻の見所をネタバレ紹介:動き出す魔術サイドの巨大組織

「大覇星祭」もとうとう最終日。「大覇星祭」のイベントの1つ、来場者数を当てるという「来場者数ナンバーズ」で、当麻はまさかの1等を当てました。商品は「北イタリア5泊7日」のペアチケット。

大喜びの当麻とインデックスは、意気揚々と北イタリアへバカンスへと向かいます。しかし、そこで待ち受けていたのは「ローマ正教」の陰謀で……!?

著者
鎌池 和馬
出版日
2006-10-10

9巻から始まっていた「大覇星祭」も、本巻で終わりを迎えます。当麻は、「大覇星祭」のイベントの1つであるナンバーズで北イタリアへのペアチケットを当て、インデックスとともにイタリアへ向かうことへなりました。もともと不幸体質の彼がそんな幸運を当てるななんてと当麻自身が驚くのですが、旅行へ行く前、パスポートの紛失騒動が巻き起こるあたりは当麻らしいといえるかもしれませんね。

そうして当麻とインデックスは北イタリア、水の都と呼ばれるヴェネツィアへやってきました。しかし、そこで当麻達を待ち受けていたのは「ローマ正教」の陰謀でした。

これまでもたびたび登場している「ローマ正教」ですが、今後もこの組織はストーリーに深く絡んでくることになる要チェックの組織。魔術サイドの宗教団体はいくつも存在しますが、なかでも「ローマ正教」は科学サイドに対しての差別意識が強く攻撃的なのが特徴です。

本巻でも、「アドリア海の女王」と呼ばれる恐ろしい破壊力を持つ霊装を用い、ある大きな企てをしていました。その企てがどんなものか、そして当麻達はその企てにどう立ち向かっていくのかは、ぜひ最後まで読んで確かめてみてください。

『とある魔術の禁書目録』12巻の見所をネタバレ紹介:楽しいデートが破壊される!?

「アドリア海の女王」を使った学園都市攻撃の作戦を防いだ当麻。そんな当麻を、「ローマ正教」は正式に敵と認め、彼の殺害命令を下しました。

一方、そんなこととは知らない当麻は、美琴から呼び出しを受けます。それは、「大覇星祭」で負けた罰ゲームでした。美琴に連れられて行った先は携帯ショップ。美琴は、ここでカップルだけが追加できるサービスに申し込みたいというのですが……。

著者
鎌池 和馬
出版日
2007-01-10

前巻でローマ正教と対立した当麻達ですが、その末にローマ正教会は当麻を正式な敵と見なしてしまいました。そうして動き出したのが、「神の右席(かみのうせき)」というローマ正教の影の組織に所属する魔術師「前方のヴェント」です。

派手な化粧と大量のピアス、舌には鎖と十字架を付けるという異色かつ派手な容貌をした女性で、自我が強くせっかちな性格をしていますが、その実力は確かで、自分に敵意を向ける相手に対して自動的に攻撃をするという力を持っています。攻撃範囲も広く、学園都市に潜入した際は多くの人間の意識を奪い、都市機能を麻痺させることに成功しました。

とはいえ、本巻ではそんな「前方のヴェント」との対決ばかりではなく、むしろ見どころは当麻や美琴を始めとしたメインキャラクター達の日常回です。ドタバタのラブコメ回が楽しいことはもちろん、そんな日常がヴェントの手によって壊されていく様はハラハラしっぱなしでページをめくる手が止まりません。

次巻へと続く形で終わりますので、興味のある方はぜひ次の巻も一緒に用意してから読み始めてみてください。

『とある魔術の禁書目録』13巻の見所をネタバレ紹介:学園の暗部も動き出す

「ローマ正教」の魔術師・前方のヴェントの侵入を許した学園都市。ヴェントは、「天罰」と呼ばれる魔術を駆使し、都市の機能をダウン、人々の体内から酸素を抜き取り意識を奪っていきました。

一方、ラストオーダーが狙われていることを知ったアクセラレータは、彼女を守るため科学者・木原数多と戦闘になりますが……!?

著者
鎌池 和馬
出版日
2007-04-10

学園都市に侵入したローマ正教の魔術師・ヴェントによって、都市は甚大なダメージを受けてしまいました。機能は麻痺、人々は次々に意識を奪われていきます。そんなヴェントに対抗しようとする当麻も苦戦を強いられていました。

一方で、一方通行(アクセラレータ)は学園都市の暗部組織である「猟犬部隊」と激突しています。なぜ、学園都市側の人間であるアクセラレータが同じ学園都市の組織と戦っているかというと、打ち止め(ラストオーダー)を守るためでした。

学園都市はヴェントに対抗する手段のためにラストオーダーを必要とし、その回収の使命を「猟犬部隊」が担っていたのです。しかし、アクセラレータはラストオーダーを守りたいので、結果、「猟犬部隊」と戦うことになってしまいました。

それぞれの目的や思惑が渦巻く中、あちこちでバトルがくり広げられていく展開は、最後まで飽きることがない一方、1冊のほとんどがシリアスであり戦い続きなので、それぞれのシーンがどういうふうに絡み合っているのか、一読ではわかりにくい部分もあるかもしれません。

ほのぼのとした日常回やちょっとエロティックなラブコメ要素なども一切なし。シリアスなシーンやバトルを思う存分楽しみたい方には、シリーズのなかでも十分に満足できる1冊になることは間違いなしです。

また、終盤で登場する「後方のアックア」というキャラクターがいます。この男は、次巻以降のストーリーにおいても重要な立ち位置を占めてくることになるので、ぜひチェックしてみてくださいね。

『とある魔術の禁書目録』14巻の見所をネタバレ紹介:当麻の正体が明かされる…!?

学園都市でのローマ正教との戦いはひとまず収束し、学園都市は一応の平和を取り戻しました。しかし、世界では科学サイドを糾弾しようと、あちこちでローマ正教によるデモが起こっていました。それによって世界は混乱していますが、どうしてそのようなことが起こっているのか、その原因はわかりません。

ある日、当麻はひょんなことから世界の混乱の原因が「C文書」と呼ばれる霊装によるものだということを知ります。当麻は土御門とともに、「C文書」があるというフランスへ向かうことになり……!?

著者
鎌池 和馬
出版日
2007-11-10

ここまでずっと対立を深めてきた科学サイドと魔術サイドですが、いよいよ世界を巻き込んだ大規模な対立になっていきます。本巻では、世界中で科学サイドを糾弾するデモが起こり、世界は混乱の一途を辿っています。しかし、なぜいきなりそんな混乱が起こっているのか原因はわかっていませんでした。

反面、世界が混乱する中で学園都市は一時の平穏を得ていて、当麻達もゆっくりと過ごしています。しかし、あることをきっかけに、世界の混乱の元凶がローマ正教であり、「C文書」という霊装によるものだということを知ってしまいました。

「C文書」とは、ローマ教皇の発言全てが正しくなるという力を持っており、その力でデモを起こさせていたのです。その「C文書」はフランスはアビニョンにあると知った当麻達も学園都市を出るのですが、フランスで2人の前に現れたのはローマ正教の魔術師の1人、「左方のテッラ」でした。

「左方のテッラ」は背の低い礼服を着た男で、ローマ正教の信徒に対しては慈悲深い扱いをしながら、それ以外の人間には人間とも思わない行動を取るキャラクターです。彼こそデモを扇動していた男だったため、当麻達と戦いになりますが、その能力はとても手ごわいものでした。

当麻の能力を看破する脅威的な存在として描かれており、そんな彼に当麻がどう立ち向かっていくのか……その結末はぜひ実際に読んで確かめてみてください。

『とある魔術の禁書目録』15巻の見所をネタバレ紹介:学園都市の暗部がうごめく外伝

10月9日。その日は学園都市の独立記念日。しかし、学園都市はアビニョンへ侵攻したために警備が手薄となり、治安が乱れてしまっていました。

そんな中、学園都市の暗部組織である「ブロック」と「スクール」というグループがクーデターを起こします。無法地帯となってしまった学園都市で暴走する組織、それを鎮圧しようとする組織が暴走を始めて……!

著者
鎌池 和馬
出版日
2008-01-10

舞台は10月9日の学園都市。前巻で「C文書」を巡る戦いがフランスはアビニョンで起こっていましたが、同じ頃、警備の手薄になった学園都市では、暗部組織によるクーデターが起こっていました。

本巻には、シリーズの主人公である当麻が登場しません。代わりに、アクセラレータなどのサブキャラクターがメインとなって活躍する1冊になっています。アクセラレータと、彼が守るラストオーダーの関係性に関しては、これまでの物語を読んでおくとより楽しむことができますが、この1冊だけを独立して読んでも内容は理解できるでしょう。

暗部組織には、「ブロック」、「スクール」、「グループ」などといった名前のグループがいくつか登場します。それらは最初、それぞれの目的のために独立して動いているように見えるのですが、物語が進むにつれてしだいに関わり合い、ラストへ向かって収束していく展開は、読むのを中断するタイミングが掴めず思わず一気に読んでしまいます。

巻数の順番通りに読まなくても内容は十分にわかる1冊なので、アクセラレータや元春が好きな方は先に読んでも楽しめるかもしれませんね。

『とある魔術の禁書目録』16巻の見所をネタバレ紹介:インデックスがヤキモチ!?

学園都市に、ローマ正教の魔術師・後方のアックアが侵入してきます。もちろん狙いは当麻です。そんなローマ正教の動きを察し、当麻のボディガードとしてやってきたのは五和(いつわ)でした。

護衛のために当麻の部屋へ泊まり込むことになる五和ですが、同じく当麻の部屋に居候しているインデックスはヤキモチを焼いて……!?

著者
鎌池 和馬
出版日
2008-06-10

当麻を敵として殺害命令を出しているローマ正教。本巻では、当麻を狙ってローマ正教の魔術師の1人、「後方のアックア」が学園都市に侵入してきます。しかし、その動きを事前に察知し、当麻のボディガードとしてやってきた人物がいました。それが五和(いつわ)という少女です。

五和は11巻ですでに登場しており、その際に当麻に関わり、憎からず思うようになっていました。ショートカットが可愛い大人しいタイプの女の子ですが、怒らせると怖いという一面も持っています。ボディガードとして当麻のもとへやってきてからは当麻の部屋に泊まり込み、料理を作るなど何かと身の回りの世話をするので、当然、インデックスは面白くありません。

対抗意識を燃やして自分も手伝おうとして失敗してしまうなど、ヤキモチ焼きの微笑ましい展開を楽しむことができるでしょう。また、部屋の風呂が壊れたという理由で、当麻達は温泉へ行くことになります。インデックスや五和達の温泉シーンなどもあり、日常回のほのぼの、ラブコメのドタバタなどを楽しむことができます。

もちろんアックアとの対戦などバトルシーンもありますが、前巻がバトル満載の1冊だっただけに当麻と女の子達の絡みをいつもより楽しむことができるかもしれません。

『とある魔術の禁書目録』17巻の見所をネタバレ紹介:イギリスの王女達が暗躍……!?

ある日、イギリスでユーロトンネルが爆破されるという事件が起きます。その事件を解明するため禁書目録を利用しようと、インデックスのもとへ「禁書目録召集令状」が届きました。

今やインデックスの管理者という立場になっていた当麻も同行することになり、2人はイギリスへ向かうことになります。しかし、イギリスへ向かう飛行機の中でハイジャック事件に巻き込まれてしまい……!?

著者
["鎌池 和馬", "灰村 キヨタカ"]
出版日

本巻の舞台はイギリス。インデックスが所属する魔術サイドの組織の1つ「イギリス清教」の本拠地でもある場所ですが、そこでユーロトンネルが爆破されるという事件があり、その解明のためにインデックスが呼び戻されたのでした。

イギリス行きの飛行機内でハイジャックに巻き込まれるなど、物語は序盤から勢いよく進んでいきます。 イギリスに着くと、当麻達はイギリス女王のエリザードを始め、第一王女リメエア、第二王女キャーリサ、第三王女ヴィリアンと会うことになります。

常に冷静沈着で黒髪と左目のモノクルが特徴のリメエアと、魔術や武器の扱いに長け豪快な性格のキャーリサ、大人しく自己主張をしない性格ですが人に好かれるヴィリアンと三者三様の王女達は、本巻から始まるイギリスでの物語では重要なキャラクターになってくるので、チェックしておくとより物語を楽しむことができます。ストーリーは次巻と合わせての完結になるので、一気読みしたい方は合わせて用意しておいてください。

『とある魔術の禁書目録』18巻の見所をネタバレ紹介:イギリスの未来はどうなる!?

イギリス王家の第二王女キャーリサと、騎士団長(ナイトリーダー)によって起こされたクーデターにより、ロンドンは陥落してしまいました。ロンドンはインデックスが所属する「イギリス清教」の本拠地でもあります。

一方、当麻はインデックスと合流するためユーロトンネルへ向かうのですが、その途中でフロリスという革命メンバーと出会い……!?

著者
["鎌池 和馬", "灰村 キヨタカ"]
出版日

前巻から引き続き、イギリスを舞台にしたストーリーが展開されます。イギリス王室の第二王女キャーリサと、さらには彼女と手を組んだ騎士団長(ナイトリーダー)によって引き起こされたクーデターがどのような結末を迎えるのかが本巻の見どころといえるでしょう。

騎士団長(ナイトリーダー)とは、名前の通りイギリスにある3つの派閥の1つ「騎士派」の長。「騎士派」は、魔術サイドと科学サイドのどちらにもつかずイギリスが独立することを目指し、キャーリサとともにクーデターを起こしたのでした。

また、さらに「新たなる光」というイギリスの魔術結社も登場します。そこに所属しているのが、当麻がユーロトンネルで出会ったフロリスでした。サバサバとした活発な少女で、当麻と遭遇し一時的に行動をともにするものの、その結果が招いたものはあまりよいものではありません。

フロリスの動向はもちろん、「新たなる光」がどういった動きをするのかはストーリーに深く関わってきますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

イギリスを舞台にした話は本巻でひとまず終結します。複雑に絡み合った様々なキャラクターの思惑、組織の動向がどういったラストを迎えるのか、ぜひ手に取って確認してみてください。

『とある魔術の禁書目録』19巻の見所をネタバレ紹介:本編にとっても大事な外伝物語

学園都市の暗部で活動する組織「グループ」。一方通行(アクセラレータ)や土御門元春も所属するこの組織は、暗部で起きている事件を密かに片付けていました。

そんな「グループ」は今、テロリストを鎮圧するために動きながら、謎のキーワード「ドラゴン」という意味を探っていました。それが現状を変えるための手がかりだと思われたからです。

一方、暗部組織「アイテム」に所属する浜面仕上(はまづらしあげ)は何者かの攻撃を受けて……!?

著者
["鎌池 和馬", "灰村 キヨタカ"]
出版日

前巻までイギリスを舞台にした話でしたが、本巻はがらりと変わって舞台は学園都市。15巻で学園都市の暗部組織について描かれていましたが、本巻はその続きにあたります。メインはアクセラレータと、浜面仕上(はまづらしあげ)というキャラクターです。

仕上は、暗部組織の1つ「アイテム」に所属する不良少年で、超能力を持たない無能力者。臆病で力のない自分にコンプレックスを抱いている一方で、好意を寄せている少女・滝壺理后(たきつぼりこう)のために必死になれる勇気も持っています。

他にも、ラストオーダーを守るアクセラレータなど、ヒロインを守るそれぞれの少年達の活躍を、迫力のあるバトルとともに楽しむことができます。また、一見敵対しているように見えるアクセラレータと仕上がどこかお互いに認め合っているような様子は、少年漫画のような熱さを感じることもできるでしょう。

15巻の続きであり本編からは少し筋が離れているようにも読めますが、この先に続くシリーズを読むにあたっては、それぞれのキャラクターがどう動いていくかの理由付けになる重要な1冊でもあります。番外編としても楽しめますが、ぜひ本編の1つとして楽しんでみてください。

『とある魔術の禁書目録』20巻の見所をネタバレ紹介:第三次世界大戦開戦!! 少年達の思いは…!?

10月18日。世界は、ロシアの第三次世界大戦開戦の布告により戦争へと突入していきました。ロシアに対するのは学園都市。制空権を奪い合って空中戦がくり広げられるなど世情は混乱していきますが、そんな状況の背景にはある人物の影があって……!?

著者
["鎌池 和馬", "灰村 キヨタカ"]
出版日

ロシアの宣戦布告により始まった第三次世界大戦。世界を混乱に陥れた学園都市とロシアの戦いですが、その背景には「右方のフィアンマ」という人物がいました。

フィアンマはローマ正教の魔術師の1人で、赤い服と赤い髪が特徴の青年です。俺様で冷酷非情なタイプで、ローマ正教に属していながらローマ正教など関係ないといったふうにふるまうこともしばしば。そんな彼の政治的暗躍のため、世界は混乱の一途を辿ることになります。

そんな世界を背景に、当麻、アクセラレータ、仕上はロシアへ向かいます。3人にはそれぞれの目的があり、そのために各自で動いています。第三次世界大戦の開戦など、物語もいよいよスケールが大きくなってきていますが、それらはあくまでも背景。当麻を始めとしたキャラクター達が、壮大な背景の中を駆け巡る様子に熱くなる方は多いでしょう。

また、3人の他に美琴もロシアへ向かいます。美琴が好きな方にとっては、彼女の参戦は嬉しいところですね。ラストは次巻へ続く形で終わっています。かなりよいところで終わっているので、できれば一気に読んだほうが面白いかもしれません。

『とある魔術の禁書目録』21巻の見所をネタバレ紹介:新たなる光再び! ミサカワーストとは……?

フィアンマの企みを阻止しようと動く当麻は、イギリスの魔術結社「新たなる光」に所属するレッサーと会っていました。

一方、アクセラレータは、自分を殺すためだけに作られた番外個体(ミサカワースト)と和解していました。それぞれの目的のために動く彼らですが、目指す先は同じようで……!?

著者
["鎌池 和馬", "灰村 キヨタカ"]
出版日

第三次世界大戦の裏で暗躍するフィアンマを阻止しようとしている当麻が出会ったのは、「新たなる光」のレッサーでした。「新たなる光」のなかでも実力者ですが、まだ10代前半で、ノリの軽い元気なイメージのある少女です。イギリスに対する愛国心が非常に強く、もとは当麻をイギリスへ連れて行こうという思惑があって行動をともにしていましたが、後に彼女の存在が当麻の助けの1つとなるので注目してみていてください。

一方、アクセラレータと和解した番外個体(ミサカワースト)とは、美琴のクローン個体の1人です。前巻で、アクセラレータを殺すためだけに作られ戦闘に入っていましたが、本巻では和解、アクセラレータと新たな関係性を築いていくことになります。

他にも登場するキャラクターは多々いますが、いずれもそれぞれの目的ために動いており、本巻は次に向け江物語が盛り上がっていくというあたりで本巻は終わり。とはいえ、次から次に起こるバトル展開は決して飽きることはなく、ラストまで一気に読みたくなってしまうこと間違いなしなので、休日など時間のある時にぜひ一気に読んでみてください。

『とある魔術の禁書目録』22巻の見所をネタバレ紹介:衝撃のラストに驚愕する!? 【最終巻】

「ベツレヘムの星」――それは、誰も想像ができない未曾有の大災害を引き起こす霊装です。

フィアンマによって作られた巨大要塞の形をしたそれはロシアの上空に浮上し、世界を危機へと陥れました。そして、そんな「ベツレヘムの星」に当麻は取り残されて……!?

著者
["鎌池 和馬", "灰村 キヨタカ"]
出版日

本巻で物語はいよいよクライマックスを迎えます。巨大要塞「ベツレヘムの星」こそ、フィアンマの計画でした。巨大要塞に取り残された当麻はフィアンマと対峙し、また、アクセラレータは「ベツレヘムの星」に捨て身の攻撃を加えます。

他にもさまざまなキャラクターの視点から描かれながら物語が進み、終結へ向かっていく様子は本シリーズらしい読みごたえを感じるでしょう。ここまで続いてきた物語のクライマックスらしく、22巻あるなかでもっともスケールが大きく壮大なストーリーがくり広げられているといっても過言ではない1冊です。

これまで科学サイドと魔術サイドで対立してきた人々ですが、本巻ではフィアンマを共通の敵として協力しあいます。少年漫画のような展開に思わず熱い何かを感じる方も多いのではないでしょうか。また、当麻やアクセラレータの成長や活躍にはもちろん見どころがたくさんありますが、当麻と対立するフィアンマの最後もとても印象的なので、ぜひチェックしてみてください。

本巻でストーリーはいったんのラストを迎え、次巻からは「新約とある魔術の禁書目録」とタイトルが変わります。しかし本巻でのラストはとても意外な展開で、本当にこれで終わり? と驚く方もいらっしゃるかもしれません。そんな衝撃の展開については、ぜひ本巻を手に取って確かめてみてください。そして続きが気になったら、また新たな形で続いていく「とある魔術の禁書目録」を楽しんでみてくださいね。

『とある魔術の禁書目録』最強キャラランキングベスト5!強いのは誰だ!

多くのキャラクターが登場した本作。その能力も、実にさまざまでした。今回の記事の最後に、そんな個性豊かなキャラクターたちの強さを、ランキング形式でご紹介します。

第5位 一方通行

学園都市第1位の実力を誇る能力者です。その中性的な見た目からは想像できない力を見せます。ほとんどの攻撃などを反射させることができます。しかも、無意識でおこなえるというのが強み。なんと、寝ている状態でも反射が可能です。寝込みを襲うことすらできないとは、一方通行、恐るべし。

第4位 インデックス

本作のメインヒロイン。影が薄いと思われがちですが、10万3000冊の魔道書を記憶している、実はすごい少女です。もともと掛けられていた自動書記(ヨハネのペン)は、彼女が危機に陥った際に、相手にもっとも有効な攻撃を自動で仕掛けるというものでした。この能力があれば、実質最強なのでは……?

第3位 土御門 元春

一見チャラチャラしているように見えて、やるところはやる。そのギャップもかっこいいキャラクター。2つの顔を持つという、ミステリアスな一面も魅力的です。交渉など、その頭脳でも実力を発揮し、そういった面でも強さを見せました。

第2位 右方のフィアンマ

物語終盤に登場。ローマ正教最暗部の、神の右席のリーダー的存在です。火と右を司ります。一人称は「俺様」。その魔術の腕は確かなものです。彼の右腕は、振るだけで試練や困難に合わせた力を出します。つまり腕を振るだけで、勝負に勝つことができるのです。まさに最強。

第1位 上条 当麻

やはり主人公、堂々の第1位です!……とはいっても、彼の単純な強さは、他のキャラクターとは比べ物にもなりません。しかし右手の幻想殺し(イマジンブレーカー)に宿る潜在能力や、ここまでの活躍を思うと、ある意味最強といえるでしょう。


一方通行を主人公にしたスピンオフ『とある科学の一方通行』について紹介した漫画『とある科学の一方通行』9巻まで全巻ネタバレ紹介!アニメ化決定!。御坂美琴を主人公にしたスピンオフ『とある科学の超電磁砲』について紹介した漫画『とある科学の超電磁砲』を14巻まで全巻ネタバレ紹介!アニメ化!もおすすめです。

漫画『とある魔術の禁書目録』はスマホで無料で読める!

とある魔術の禁書目録(インデックス) 1 (ガンガンコミックス)

2007年11月10日
鎌池 和馬
スクウェア・エニックス
マンガUP!で無料で読んでみる

いかがでしたか?22巻と長いシリーズではありますが、熱いバトルや随所に散りばめられる笑いに最後まで一気に引き込まれてしまうこと間違いなしです。

もっと見る もっと見る