こぶしファクトリーの広瀬彩海です。寒くなって参りましたが風邪などひいてませんでしょうか? 私は高校3年生になって、周りが進路を決める中、私もこれからの人生について見つめ直す機会が増えました。 ということで今回は、「私の人生観が変わった本」をご紹介します。 自分の中で考え方が大きく変わったり、新たな気付きが生まれたりした本をまとめました。ぜひ、今年卒業の学生さんはもちろん、いろいろな世代の方が楽しめる、心が動かされる本だと思います。ぜひこの機会に手に取ってみていただけたら嬉しいです。
- 著者
- ["エスター ヒックス", "ジェリー ヒックス"]
- 出版日
グループが結成された当時、リーダーの役職に悩まされることが多々ありました。自分は人を引っ張って行く力がないのではないかと思っていた時に、この著作に出会ったのです。
サラという少女と賢いフクロウソロモンの話なのですが、少女サラが自分と重なる部分が多く、読み始めから共感する部分がものすごく多かったという印象です。
一番大きな気づきになったのは、他人のことは変えられないということ。これは考えてみれば当たり前のことではありますが、他人を変えられないのと同時に、自分が変わるには自分自身が気づくしかないということでもあります。
自分が周りからどう見えているか、どんなリーダーであるべきか。しっかり考えるところから始めようと思いました。
もう一つハッとしたのは、すべての物事は自分が源で起きているのだということ。何か失敗を起こすと、人は自分が責任を負いたくないがために人のせいにしようとする。それは私にも心当たりがあり少し耳が痛かったです。
決して人のせいではない。自分が源。まずは自分が変わる、と自分の人生を見つめ直すきっかけになった一冊です。
- 著者
- 斎藤 孝
- 出版日
小さい頃に『子供のためのチャレンジルール』と一緒によく読んでいました。小学生は小学生なりにいろんなことを思う中、底抜けに明るくポジティヴなこの本に毎日助けられていました。
いろんなことをポジティヴに切り抜ける方法が載っているのですが、どうも不思議なことに、悩みがある時に何の気なしに適当に本を開くと、自分の気持ちドンピシャのページが出てきたりするのです。基本、何事にも悲観的な私にとって、この本を読んでいる時間は心が軽くなって、自分の悩みが小さく見えてくる大事な時間でした。
この本に出会ってから、ポジティヴ思考というものは生まれもったものではなくて、自分で心がけて作っていけるものなのではないかと考えるようになりました。まだまだポジティヴとは言いきれませんが、プラス思考を習慣にしていこうと思えるきっかけになった本です。
- 著者
- 宇都宮 直子
- 出版日
- 2009-10-09
小学生の頃にこの本をたまたま書店で見つけ、感銘を受け一気読みしたのを覚えています。世界レベルになるためにはこの程度の努力が当たり前にならなきゃいけないんだ、と思うと同時に浅田真央さんの10代らしいあどけなさや、お茶目な部分というのも垣間見ることが出来て、すっかりこの本でファンになってしまいました。
そして、なにより姉妹や家族の仲の良さと愛の深さ、夢を叶えることの素晴らしさはもちろんですが、そのためにはどれほどの努力が必要なのか、どれほどの思いで通じるのか、この本を読むだけでもそれが並大抵ではないということは伝わってきました。
まだ小学生で漠然と歌を歌うお仕事をしたいと思っているだけの私にとってはあらためて自分を見つめ直すきっかけになった一冊です。夢を叶えるには強い思いが必要。でも、思いだけではどうにもならない。そのことにあらためて気づかされた一冊です。
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