『アンゴルモア元寇合戦記』10巻までネタバレ紹介!迫力の歴史漫画が面白い

更新:2020.12.15

日本にモンゴルの大軍が攻めてきた「元寇」は、対馬を皮切りに博多を目指して進軍を続けました。『アンゴルモア元寇合戦記』は悲惨な戦場と化したその対馬を舞台にしています。流人になっても鎌倉武士であり続ける男と、絶大な軍事力をもつ異国の侵略国家との壮絶な戦いを描きます。

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漫画『アンゴルモア元寇合戦記』の面白さを最新10巻まで全巻ネタバレ紹介!【アニメ化】

 

『アンゴルモア〜元寇合戦記〜』は漫画雑誌「サムライエース」で2013年から連載が開始され、その後「ComicWalker」に移りWeb連載になります。人気に伴い2018年にはテレビアニメがスタートする予定で、着実にファンを増やしている作品です。

作者のたかぎ七彦が漫画家を目指したきっかけが、横山光輝の『三国志』だったということもあり、かなりの意欲作となっています。

2018年9月現在10巻まで発表されていますが、作中での時間はわずか数日間。登場人物たちの人間関係がまだ構築される前なので、それぞれに距離を感じさせます。そこが逆に斬新であり、ストーリーが今後どのように変化するのか予測しづらく、突然の裏切りやどんでん返しによる面白みが生まれるのです。

 

著者
たかぎ 七彦
出版日
2015-02-07

あらすじ

舞台は1274年の鎌倉幕府の時代。御家人だった朽井迅三郎(くちいじんざぶろう)は、鎌倉幕府の内紛である二月騒動で囚われの身となり、罪人として対馬に流されました。

迫り来る蒙古の大軍勢に、島の主である宗氏一族は苦戦します。ボロボロになり退陣寸前の戦場に、迅三郎が現れるのです。実は、彼を含め対馬に送られた12人の流人たちは、来る蒙古襲来に備えて捨て駒として集められたのでした。

主人公の迅三郎は架空の人物で、源義経の兵法である「義経流」の使い手。シンプルかと思いきや奇策も使いこなす鎌倉武士です。対馬に伝わる寺社縁起の『八幡愚童訓』に出てくる、「口井兄弟」の説話がキャラクターに繋がったといわれています。

ほかにも、島の美しき姫で安徳天皇の血筋を受け継ぐ輝日姫(てるひひめ)、弁慶のような大男で伊予の海賊・鬼剛丸(おにたけまる)、夜に目が効きすばしっこい少年・阿無志(あむし)、600年前から対馬に土着した防人の末裔・長嶺判官(ながみねはんがん)など、個性豊かなキャラクターも魅力的です。

さらに、島に住む白い大鰐(鰐は鮫の意味)である海幸彦(うみさちひこ)の存在が何を意味するのかも気になるところ。

蒙古軍の圧倒的な力の前に、対馬の人々と12人のワケありの流人たちが、生き残りをかけて背水の陣の戦いをくり広げていきます。

『アンゴルモア元寇合戦記』1巻:元寇を舞台にしたアクション時代劇の幕開け【ネタバレ注意】

崖まで逃げてきた2人の子どもに、異国の兵士が笑顔で優しげに声を掛けています。

「おっ父もおっ母も呼んでるヨ」(『アンゴルモア 元寇合戦記』1巻より引用)

兵士が手に持っているのは、その子たちの両親の生首でした……。

子どもたちは意を決して敵に斬り込むも相手にならず捕まりますが、その直後、槍でひと突きにされた兵士が血だらけで倒れ込みます。

崖から現れ子どもたちを救った男こそ、本作の主人公である朽井迅三郎。初登場シーンですが、この後「てっぽう(正確には震天雷という名の炸裂兵器)」で海に飛ばされてしまいました。

文永11年10月10日。この運命の日から、話は数日前にさかのぼります。

蒙古襲来を目の前にして少しでも兵が欲しい対馬の宗氏一族は、死罪になるはずの者たちを流人として集めていました。元御家人である迅三郎もそのひとりです。

島主である宗助国(そうすけくに)の娘・輝日姫は、流人たちにこう言います。

「この対馬のために死んでくれ」(『アンゴルモア 元寇合戦記』1巻より引用)

著者
たかぎ 七彦
出版日
2015-02-07

物語の重要な人物が次々と出てきますが、なかでも異国人でありながら義経流を知る謎の賊兵や、九州の幕府軍を統括する御家人・少弐景資(しょうにかげすけ)は、今後の重要な役割を担いそうです。

少弐景資の「援軍をだす」という約束は、迅三郎にとっては呪いのようなものであり、援軍が来るまでの7日間の死闘がここから始まるのでした。

また輝日姫の血統も物語の要になっています。父の助国が、娘に対して「輝日姫様」と「様」を付けて呼ぶことに、迅三郎は違和感を覚えていました。実はあの「壇ノ浦の戦い」で平家方にいた安徳帝の孫娘と助国の間に生まれたのが輝日姫で、つまり彼女は安徳帝の曽孫にあたるのです。

そしてついに、蒙古襲来。史実でも対馬の惨状は酷いと伝えられていますが、本作でも圧倒的な力の前に、武士たちが翻弄されていきます。
 

『アンゴルモア元寇合戦記』2巻:攻めて攻めて攻めまくる!すべての戦いが背水の陣【ネタバレ注意】

宗助国と息子の馬次郎(うまじろう)の討ち死には、合戦早々に大将を失ったことを意味し、対馬勢にとっては相当の痛手でした。

迅三郎は自らに怒りの矛先を向かせ、周囲を煽って士気が落ちないようにし、一気に敵を攻め落とします。その戦う姿は、まさしく源義経の化身のようです。

疲れきった島民と島の洞窟で束の間の休息をとっている時、迅三郎は今は亡き自分の妻子のことを思い出していました。

著者
たかぎ 七彦
出版日
2015-03-07

疲れ果てた対馬の兵たちに、これから夜襲を仕掛けることを告げる迅三郎。狙いは敵の虚をつき警戒心を強めることで、攻撃を慎重にさせるというものですが、そこには蒙古の罠が隠れていました。
 

危機に直面しながらもそこそこの成果をあげ、引き上げを命じた迅三郎でしたが、その時近くで島民が捕虜になっていることを知ります。それでも1度は引き上げを決めますが、長嶺判官が率いる刀伊祓(といばらい)の援軍もあり、島民の救出に向かうのでした。

また2巻から、輝日姫が時々、寝入った迅三郎の唇を奪いにいく秘密のシーンが出てくるのですが、これまでの2人の関係からすると唐突で驚きのシーンです。

『アンゴルモア元寇合戦記』3巻:策と策のぶつかり合い!蒙古軍のウリヤンエデイ現る【ネタバレ注意】

3巻は特に戦の名場面が多く、蒙古軍で女真族出身の劉復亨(りゅうふくこう)との対決は、見どころのひとつです。鬼剛丸でさえ苦戦する矛の使い手で、危ないところで迅三郎が助太刀に入りました。

彼らはやっとの思いで国府に辿り着きましたが、すでに蒙古によって家々が焼かれており、悲惨な光景を目の当たりにしてしまいます。流人の白石は涙を流しますが、この涙は何かを思い出させているようです。

このほかにも、本巻から登場する蒙古軍のウリヤンエデイとの初戦も大きな見せ場になっており、兵器戦とも言うべき戦いがくり広げられていきます。

著者
たかぎ 七彦
出版日
2015-06-26

ウリヤンエデイは蒙古軍の将軍で、王族出身。小太りで温和そうに見えますが、内面には若者らしい強い自我や、古いものに対する反発心も見え隠れしている人物です。

迅三郎は「槍」を採用した戦法で、ウリヤンエデイ軍と順調に戦います。劉復亨が矛を使うのを見て、もっと軽量で突きに特化した「槍」を考えついたのでした。

一方のウリヤンエデイは、「震天雷(しんてんらい)」という炸裂兵器で対抗しようとしますが、高価な武器のため、年寄りの武人から使用を控えるように言われるのです。それに対し、彼はこう切り返しました。

「ん?震天雷と兄弟達、どっちが大事なの?」
「人間 年を取れば取るほど命を銭で勘定しちゃうもんなんだなぁ」(『アンゴルモア 元寇合戦記』3巻より引用)

また迅三郎が、不仲だった宗助国の養子・阿比留弥次郎(あびるやじろう)と少しだけ心を通わせるシーンもあり、束の間の信頼関係を築きます。

『アンゴルモア元寇合戦記』4巻:迅三郎の過去。運命の分岐点「二月騒動」の悲劇【ネタバレ注意】

阿比留弥次郎が、蒙古の新兵器である「銃」の前に倒れ、再び戦の緊張感がよみがえります。阿比留は宗助国と馬次郎の死後少しづつ成長していて、まさにこれからという時に突然の死を向かえてしまいました。迅三郎と輝日姫は心を痛めます。

また蒙古軍との戦いのなかで、対馬を逃げ回るように移動する兵たちは不安を募らせますが、迅三郎は敵が異民族による連合であることに勝機を見出すのです。

「小魚だろうと暴れに暴れりゃ 万に一つ鍋が返って火が消えるかもしれん」(『アンゴルモア 元寇合戦記』4巻より引用)

著者
たかぎ 七彦
出版日
2015-10-26

4巻では、迅三郎の過去についても描かれています。史実にもある鎌倉幕府の「二月騒動」で、迅三郎のいる朽井家と2代にわたる親交のあった名越家が、執権の北条時宗に目を付けられていたのです。いつ鎌倉幕府に反逆の疑いを掛けられてもおかしくない状況でした。

そして迅三郎の悪い予感はあたり、父親のような存在だった名越時章(なごえときあき)が目の前で首を切られます。助けに入ろうとした迅三郎は罪人となり、対馬に流されてきたのでした。

ここにきて北条時宗が初登場。優男に見せかけて周りを上手に操り、最後は冷酷に目的を果たすという、今後も目の離せないキャラクターになっています。

「たとえ巨大な龍を相手に針一本しか持たずとも捨てるよりはマシ 問題はその針でどう刺すか…だ」(『アンゴルモア 元寇合戦記』4巻より引用)

迅三郎の思いのこもった心の声です。
 

『アンゴルモア元寇合戦記』5巻:安徳帝と源義経。そして刀伊祓との合流【ネタバレ注意】

物語の大きな伏線のひとつ、安徳帝が現れる5巻です。帝は義経流を使う者がどんな人物なのかと思い、使者を送ってきました。そして迅三郎の腰刀を見ると、それは源義経に自分が与えたものだと語るのです。

この腰刀は1巻で少弐景資から譲り受けたもので、もとは義経の刀だったことは誰も知らないはず。帝が「本物」であることの証でした。「壇ノ浦の戦い」で源義経と安徳帝はいわば敵味方の間柄になりますが、義経は帝に生きることを強く説き、その場を去っていたのです。

歴史の定説でいえば、壇ノ浦の敗戦により帝は8歳の幼さで入水してこの世を去るのですが、一方で生存説も存在していて、本作では95歳の安徳帝が登場します。

そして曽孫である輝日姫に、この言葉を掛けるのです。

「勝ちたくば 生き延びられませ」(『アンゴルモア 元寇合戦記』5巻より引用)

これは、かつて義経が安徳帝に残した、運命を左右する大事な言葉でした。

著者
たかぎ 七彦
出版日
2016-02-23

後半は防人の末裔である刀伊祓(といばらい)と合流する話になります。帝の導きによって刀伊祓の里に向かう対馬勢は、険しい道を抜けて浅茅湾(あそうわん)に出ます。

浅茅湾は対馬を南北に分ける内湾になっており、とおり抜けはできず、入江もまるで迷路のように入り組んでいました。そのために蒙古軍もこの場所は避けていましたが、ここが刀伊祓の縄張りともいえるところだったのです。

するとそこに、女ばかりが乗った小舟が見えます。さらにそれを追いかける二艘の舟があり、そこには蒙古の旗が揺れていました。何とか女たちを助けたいという輝日姫に、島民のサナが「姉様達なら大丈夫よ」と呟きます。

その時長嶺判官が現れ、あっという間に蒙古の兵を仕留めてしまいました。サナの姉はタツといい、実は前回の夜襲の時も長嶺判官と一緒にいた刀伊祓の者だったのです。

少しづつ蒙古の魔の手が伸びてくるなかで、対馬勢はあまり歓迎される客ではありませんでしたが、輝日姫は瓢に入った帝の手紙を見せて味方になってもらいました。

『アンゴルモア元寇合戦記』6巻:明かされる狂気。裏切りの魔の手が対馬勢に迫る!【ネタバレ注意】

6巻では、1巻から同志として戦ってきた流人の白石和久の裏切りの物語が描かれます。

白石は、元御家人で同じく対馬に流された男衾三郎(おぶすまさぶろう)から、蒙古の軍勢に入る誘いを受けますが、断ったために男衾を斬り捨てる羽目になりました。さらに、その現場を見てしまった海女のナミを殺してしまうのです。

実は彼、男衾と手を組む気はありませんでしたが、いずれ蒙古軍へ寝返るつもりはあり、ともに苦難を乗り越えてきた仲間たちを犠牲にしていく覚悟はできていたのです。

著者
たかぎ 七彦
出版日
2016-08-23

サスペンスドラマ風の展開で始まりますが、この白石の裏切りが少しづつ仲間たちを追い詰めていきます。

蒙古のウリヤンエデイは温厚そうな人柄ですが、そこはやはり敵軍の将。白石に裏切りの話をする時には冷酷な一面を見せるのでした。

また、阿無志の過去の話も描かれています。かつて両親を殺された彼は、夜に目が効くことに目をつけられて野盗にさらわれたため、人生が大きく狂ってしまっていました。
 

『アンゴルモア元寇合戦記』7巻:なぜお前が!悲しき裏切り者・白石和久の最後【ネタバレ注意】

白石の裏切りによってピンチを向かえる迅三郎たちですが、硫黄で山を焼くという切り札で難を逃れます。輝日姫は山が焼けるのを見ながら、これがもしも自分たちだったら……と火責めの恐ろしさに恐怖の念を抱くのでした。

そしてついに、追い詰められた白石と迅三郎との一騎打ちになります。相当の腕前をもつ2人の対決は、簡単に勝負がつくものではありません。タツたちが仲間の仇として弓で白石を狙いますが、迅三郎は「手出しをするな無礼者!」と一喝しました。

白石もかつて仲間に裏切られすべてを失った悲しい過去を持っており、そのことが今回のような非情な行動をとらせてしまったようです。

著者
たかぎ 七彦
出版日
2017-03-10

7巻では、少年時代の迅三郎が、義経流を学ぶために鞍馬山で過ごした日々についても触れられています。スズメバチの巣を叩き、襲いかかるハチの群れとどう戦うかが義経流を学ぶ前の試練となっており、その答えを見つけた時に技の伝授が始まるのです。

また、輝日姫が「秘密の楽しみ」を島民の女の子に見られてしまった時に見せた鬼の形相と脅しのひと言は、もはやホラー。見どころのひとつです。

義経流を知る謎の異国人も登場。剣を交えた際にマスクが外れて顔が露出します。彼は、名前が「両蔵」であること、父親が倭人(日本人)であることを告げ、姿を消してしまいました。

『アンゴルモア元寇合戦記』8巻:それぞれの元寇。忠烈王の悲しき運命とその決断!【ネタバレ注意】

前半は本編より少し外れて、高麗の国王である諶(しん)、すなわち後の忠烈王の話です。

諶はフビライに献上物を届け、返礼品を受け取る「朝貢使節」の役割を果たしに上都に向かうのですが、その心には重いものがあります。

元(モンゴル)と30年間戦い、父の代であった10年前に元の支配下に置かれ、その扱いは粗末なものでした。

しかし諶の過酷な運命はまだ始まったばかり。この後彼には、信頼する臣下を裏切り、ついには父の命さえも奪うことになる悲劇が待ち受けているのです。

著者
たかぎ 七彦
出版日
2017-08-26

元寇を高麗の視点で描いている日本の作品は、ほかに井上靖の小説『風濤』が挙げられますが、このテーマは希少だといえるでしょう。高麗は元寇を経ても決して豊かにはならず、やがては滅びの道を辿っていくのですが、本作はこの伏線まできちんと取り入れています。

そして後半では、蒙古軍との最終決戦がいよいよ幕開け。対馬勢の運命はどうなってしまうのでしょうか。目の離せない展開が期待されます!
 

『アンゴルモア元寇合戦記』9巻:主要キャラが倒れていく!【ネタバレ注意】

金田城に籠って蒙古軍を受け入れる体制の迅三郎たち。しかし、博多からの応援団の派遣は中止され、島の戦力のみで戦うことになってしまいます。

しかし今までとは圧倒的に異なる南門にやってくる兵士たちの数と、場所を変え東壁にもやってきた新手とで、針のむしろ状態です。

そこで迅三郎は東門の加勢へと向かうことになります。しかし迅三郎がいなくなったとの南門では、彼らがみたこともない「鉄砲」という武器が登場し、さらに窮地に。しかもそこで長嶺判官が……。

著者
たかぎ 七彦
出版日
2018-03-26

9巻では、これでもかというほどに主要人物たちが倒れていきます。血なまぐさい戦いの凄まじさが読者の心に迫ってきます。

しかも窮地に陥ってしまった時に、迅三郎と戦おうとする猛者たちも同じ場所に集結。どんどん戦場の熱気が高まっていきます。

しかし9巻の最後ではその迅三郎もまさかのピンチに陥ってしまいます。果たしてここから彼らはどう巻き返すのでしょうか?

ついに対馬編、最終回!血みどろの戦いの末には……【10巻ネタバレ注意】

10巻では、ついに対馬編が最終回を迎えます。

9巻の終わりで迅三郎が海に落ち、対馬軍は指揮官を失い、さらに窮地に立たされてしまいます。彼が不在でも戦う意思の火種を消さないものの、やはりその戦力差は圧倒的でした……。

著者
たかぎ 七彦
出版日
2018-08-25

9巻に引き続き、読んでいて苦しくなるような戦況が描かれます。圧倒的な力の差は、前回にも増してどんどん主要キャラの死に繋がりました。これまでの彼らのエピソードを知っている読者からすると、モブキャラのように命を落としていく展開は辛いものがあります。

歴史の事前知識からこの展開が読めていた人も多いかもしれませんが、殲滅戦の暴力と殺戮、凌辱の息苦しさが生々しいです。

元軍は予定どおりに撤退し、「戦利品」として女性や子供たちを連れていきます。そんななか、何とか迅三郎と姫だけは生き残ったのでした。

そして絶望感しかないなかでも、ある言葉を口にしてまた読者の心を揺さぶってくるのです。元寇という日本史上でも重要な事件を最後まで力強く描ききっています。

11巻からは、まさかの九州編が始まります。まだまだ伏線が張られているのでそれが今後どのように展開するのかに期待しましょう!

 


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作者が歴史好きだということがひしひしと伝わってくる作品。史実を踏まえたうえでの大胆な演出が見事であり、まさにノンストップなストーリー展開は圧巻です。元寇は異国からの侵略という難しいテーマであり、対馬での惨劇は暗くなりがちですが、登場人物の魅力や緻密な演出で素晴らしい娯楽作品に仕上がっています。