【領域外の妹編】漫画『名探偵コナン』を本気でネタバレ考察!

更新:2017.12.11 作成:2017.12.11

『名探偵コナン』の謎のひとつ、世良と共に住む少女「領域外の妹」とは一体何者なのか?原作92巻までの情報をもとにネタバレ考察してみました!

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謎に包まれた「領域外の妹」についてネタバレ考察!

著者
青山 剛昌
出版日
2014-04-18

『名探偵コナン』第83巻で初登場を果たした「領域外の妹」。中学生くらいの容姿にクールな口調、世良真純との親しい仲……原作では謎めいていた彼女の秘密が徐々に明らかになってきています。しかし、92巻現在でまだまだ分かっていないことも多いキャラクター。今回は明らかになったこともなっていないことも含めて、「領域外の妹」について徹底考察していきます!
 

「領域外の妹」と世良真純との関係

「領域外の妹」と世良真純との関係
出典:『名探偵コナン』第83巻

「領域外の妹」と名乗った少女

単行本第83巻File.3「赤の悲劇」で謎多き転校生・世良真純がコナンにそれとなく見せた写真に世良とともに写っていた中学生くらいの少女。当初は妹か親戚かと思われていたのですが、世良の兄弟は兄ふたりのみ、親戚についても何も知らないとのことで、この少女の正体についてコナンは考えることになります。

同巻File.6「電話と海と私」では、コナンが世良の部屋に仕掛けた盗聴器をその少女が壊し、世良に対してこう言っています。

「もしも彼がしびれを切らして私の事を尋ねたらこう答えなさい…領域外の…妹だとな…」(『名探偵コナン』第83巻より引用)

自らを「領域外の妹」だと称する少女の正体について、コナンと読者はかなり苦戦を強いられることになりました。一応、「領域外の妹」という名称について心当たりがないか灰原に聞いたコナンですが、結果は空振り。「領域外の妹」の正体は、長らく謎のままでした。

「領域外の妹」の名前は「メアリー」

しかし、単行本第88巻File.4「使いすぎた調味料」にて、進展があります。

コナン「(いや…これはマリじゃなく…『Maryメアリー』)」(『名探偵コナン』第88巻より引用)

世良がラーメン屋に忘れて行ったハンカチに、「Mary」という刺繍があったのです。ラーメン屋の主人は「マリ」と誤解していたようですが、「メアリー」が正しい読み方となります。ここでコナンは、「領域外の妹」の名前が「メアリー」であることを知ります。しかしここで、コナンにある疑問が浮上しました。

「(じゃあこれは世良真純のハンカチではなく…世良と一緒に写真に写っていたあの少女のハンカチ…あれ?何でオレそう思ったんだ?世良真純の本名が「メアリー」って場合もあるじゃねぇか…どこかで会って名前を聞いた事があるんだ…でも一体どこで…!?)」(『名探偵コナン』第88巻より引用)

どこかで「領域外の妹」と会っていたというコナン……一体どこで会っていたのでしょうか?

出典:『名探偵コナン』第92巻

「領域外の妹」の正体は世良真純の母!  

続いて単行本第90巻File.5「暗がりに鬼を繋ぐが如く」では、世良は少女のことを「ママ」とはっきり呼んでいます。さらに単行本第92巻に収録されている通称「さざ波シリーズ」では、コナンと世良の出会いのエピソードが描かれているのですが、そこで世良の兄である秀吉が、「領域外の妹」がそのまま成長したような容姿の女性をはっきりと「メアリー母さん」と呼んでいます。 
 

つまり「領域外の妹」の正体は、赤井秀一、羽田秀吉、世良真純三兄妹の母・メアリーということです。コナンも世良との邂逅を思い出したところで、容姿と名前から「メアリー母さん」=「領域外の妹」であることを確信しました。 

また、アニメ第849話「婚姻届のパスワード(前編)」では、秀吉の用意した婚姻届の記述から、「領域外の妹」の本名が「メアリー・世良」であることが分かります。ただし、赤井務武と結婚しているということから、「メアリー・世良」はラストネームを省略したものであり、フルネームは「メアリー・世良・赤井」だと考えられます。

「領域外の妹」の性格や能力

「領域外の妹」の口調

見た目は中学生くらいの女の子にも関わらず、かなり男性的な口調をしているメアリー。しかし、「さざ波シリーズ」の頃は、クールさはあれど女性的な口調で話しています。彼女は長男である秀一をアメリカから日本に呼び戻し、真純や秀吉の父親がわりになってもらおうと思っていました。しかし謎を追い求めその熱に冒されている秀一に、自身の夫であり秀一の父である務武の面影を見て考えを改めます。

「行け秀一!その熱病でお前の命が尽きるまで…真実を覆い隠す霧を一掃しろ!!」(『名探偵コナン』第92巻より引用)

この瞬間から、メアリーの口調は男性的なもの……亡き夫・務武と似たものになります。秀一に父親代わりになってもらうのはやめて、自らが父親の代わりとなることを決めたのです。

「領域外の妹」の性格

メアリーの性格は慎重そのものです。世良が信用するコナンについても相当慎重深く、一度は邂逅しかけたものの、結局未だにコナンと会うことは叶っていません。

「本当に信用できるのか?この江戸川コナンという少年…」
「くれぐれも慎重に事を運べ…こちらの期待に値しない輩だったら…早々にここを立ち去り…新たな根城を探さねばならんのだからな…」(『名探偵コナン』第85巻より引用)

このように、慎重かつクールな性格をしています。また、子どもに対しても容赦はせず、コナンを簡単に信用しようとする真純に釘を刺したり、「さざ波シリーズ」では高校生ぐらいの長男・秀一と殴り合いの喧嘩をするなど、なかなかに手厳しい母のようです。

出典:『名探偵コナン』第85巻

一方で、単行本第85巻File.9「妙手」では、息子である秀吉の名人戦をテレビで観戦し、秀吉が勝利した後は、いつも無表情な顔を綻ばせてかなりの上機嫌を見せています。

世良「ねぇ…このホテルの前にパトカー停まってたけど…何があったか知ってる?」 
メアリー「さぁ…知らな〜い♪」
世良「なにそのリアクション…キモいんだけど…」(『名探偵コナン』第85巻より引用) 

世良が若干引いていることから、これほどまでに上機嫌になることはかなり珍しいと思われます。やはり夫が亡くなって長い間ひとりで育ててきた息子の活躍は、メアリーにとっても嬉しいものなのでしょう。いつもクールなメアリーにも茶目っ気があることが分かるシーンですね。 

出典:『名探偵コナン』第90巻

「領域外の妹」は体が弱い?

真純と話しているときにしばしば咳をしているなど、病弱とまではいかなくとも少し身体が弱い様子が見られるメアリー。「さざ波シリーズ」時は咳をすることもなく、いたって元気な姿を見せていました。メアリーの体の不調はAPTX4869の影響によるものとも考えられますが、コナンや灰原にはそのような様子がないので定かではありません。

出典:『名探偵コナン』第90巻

「領域外の妹」の優れた能力

メアリーは工学系に明るいようで、コナンが仕掛けた盗聴器についても興味を示しています。

「見た事のないタイプ…バッテリーサイズからすると駆動時間は極めて短そうだが…この形状(フォルム)でこの性能(パフォーマンス)…なかなか興味深い…」(『名探偵コナン』第83巻より引用)

単行本90巻でコナンの蝶ネクタイ型を使いこなした際には、真純に「さすがママ」と言われており、メアリー本人も分かりにくいながら興味津々といった様子でした。

「それにしても…あんな簡単な操作で色々な人物の声が自在に出せるとは…様々な場面(ケース)での使用が想像(イメージ)できて…心が躍るな…」(『名探偵コナン』第90巻より引用)

 

出典:『名探偵コナン』第90巻

単行本90巻File.4では、メアリーは部屋に入ってきたコナンに見つからないよう、ベランダの下へと隠れます。命綱をつけて僅かな出っ張りにつま先と手の指先だけで掴まって体を支え、コナンが去ると実に軽やかにベランダへと戻りました。

また、追い詰められた犯人が部屋に逃げ込んできた際、メアリーは中学生の身体ながら数秒の間に犯人の急所を的確に突き、昏倒させています。コナンには「シークレットサービス並の早業」と評されており、これらの身体能力の高さから、メアリーが只者ではないことが分かります。

コナンに代わって蝶ネクタイ型変声機を使い推理を披露するなど、推理力も高いです。秀一や秀吉、真純の洞察力や推理力の高さは、FBIではないものの何らかの諜報機関か組織に属していた可能性が高い務武譲りというだけではなく、メアリーに育てられたことによるものもあるのでしょう。

「領域外の妹」はなぜ幼児化しているのか

メアリーは秀一、秀吉、真純の母でありながら中学生くらいの女子の姿になっていることから、コナンと同じくAPTX4869を飲まされた可能性が高いです。

いつ、どこで、誰に飲まされたのでしょうか?考察してみましょう。

出典:『名探偵コナン』第90巻

「領域外の妹」の鍵を握るのは羽田浩司殺害事件
 

メアリーと真純は単行本第90巻File.4「怪しき隣室には」で、「羽田浩司」という人物の名前に反応を示しています。

羽田浩司とは、黒の組織が持つAPTX4869を飲まされた人物リストに挙げられていた名前で、「工藤新一」の二つ下に記載されていたのを灰原哀が目撃しています。

17年前、当時将棋の四冠王だった彼は、趣味のチェスの大会に参加するため渡米したのですが、大会前夜に宿泊先のホテルで何者かによって殺害されました。同日、別の部屋でアメリカの資産家であるアマンダ・ヒューズも殺されており、ふたりとも直接の死因は分かっていないようです。

アマンダが羽田浩司のファンでふたりに交流があったことや、その日を境にアマンダのボディガード・「浅香」が消えていることから、容疑者は浅香という人物だと考えられていますが、身元は不明であり、今もなお消息はつかめていません。

羽田浩司の名前がリストにあったことから、浅香は黒の組織の人物である可能性が高いと考えられています。しかし、アマンダの方はFBIやCIAに顔がきく人物であり、組織に殺されるのも頷けるのですが、羽田浩司が殺された理由ははっきりしません。アマンダの殺害現場を目撃してしまったからという見方がされていますが……。

また、灰原は羽田浩司の殺害現場に違和感を覚えています。殺した後何事もなかったかのように立ち去るのが組織のやり方であるのに対し、羽田浩司の部屋はかなり荒らされたままだったのです。アマンダの部屋の方は荒らされもせず、それこそ「何事もなかったかのよう」だったらしいので、ますます謎が深まるばかりですね。

羽田浩司の事件については黒の組織も追っているらしいことが分かっており、ジンはその事件について「ラムが抜かった仕事」と言っています。このことからも、羽田浩司殺害には組織が関わっており、羽田浩司とアマンダの死因は毒薬・APTX4869ということで間違いなさそうです。羽田浩司が遺した「ASACA RUM」という暗号から、「浅香」なる人物は黒の組織のNo.2・ラムではないかと推測されています。ちなみにこのとき使われたAPTX4869は灰原が作ったものではなく、灰原の両親が作っていたものです。灰原は両親の研究資料からAPTX4869を復活させ、復活させたAPTX4869を最初に飲んだのがコナンということになります。

「領域外の妹」は浅香でありラム?

世良が「羽田浩司」の名に反応したことやメアリーの身体能力の高さを見たコナンの頭に浮上してくるのは、「領域外の妹」ことメアリーと「浅香」、そしてラムの3人が同一人物ではないかという仮説です。浅香は資産家のボディガードをしていることから身体能力はかなり優れていたはずですし、堀田が掴んだ情報から女性であることが分かっています。すべての条件がメアリーに当てはまりますね。

ラムと浅香が同一人物だと思われている理由は先述の通りです。そしてメアリーや世良が、堀田が羽田浩司殺害事件に関して掴んだ情報について知りたがっていたことにも、メアリーが浅香であり、正体がバレるのを危惧しているからと考えれば納得はいきます。しかし、「さざ波シリーズ」にてメアリー=浅香の可能性はほとんどなくなりました。というのも、メアリーの夫である務武は、羽田浩司殺害事件を追っていたのです。

「いいか、この先、私はいないものと思え…どうやら私はとんでもない奴らを敵に回してしまったようだ…」(『名探偵コナン』単行本第92巻より引用)

このようなメッセージを残し、日本という安全な国に家族を送った後、務武は消息不明となります。死亡したとは思われていますが現在も遺体は発見されていません。この「とんでもない奴ら」が黒の組織だと考えると、務武は羽田浩司殺害事件の犯人である浅香あるいはラムを追って命を落としたと考えることができますが、真相は謎のままです。しかし少なくとも、羽田浩司殺害事件の容疑者である浅香がメアリーだということは考えにくくなります。

 


ラムについて考察した<漫画『名探偵コナン』黒の組織No2ラムの正体は?4人の候補を本気で考察!>の記事もおすすめです。 

出典:『名探偵コナン』第90巻

「領域外の妹」は黒の組織に追われている?

では、メアリーはなぜ「羽田浩司」の名前に反応したのでしょうか?単に夫の死の原因ともなる事件だからとも思えますが……。単行本第90巻で羽田浩司の事件の情報を掴んだ堀田が殺された事件に巻き込まれた際に、メアリーは真純にこんなことを言っています。 

「そんな事より一刻も早く事件を解決しろ!この部屋を警察に調べられたら私の存在が知られてしまう…」「羽田浩司殺害事件の情報を嗅ぎつけて…奴らが来るその前に…」(『名探偵コナン』第90巻より引用) 

ここで言う「奴ら」とは、黒の組織のことを指しているのでしょうか。そうだとすればメアリーは灰原と同じく、「組織に追われている人間」ということになるのかもしれません。実際、真純とメアリーはホテルを転々としており、蘭やコナンといった他人に住居を知られるとすぐにホテルを変えています。 

ここで考えられるのは、何らかの事情でメアリーは「浅香」(ラム?)に追われている可能性があるということです。「奴ら」と言っていることから、メアリーも羽田浩司殺害事件に黒の組織が関わっていることを把握しているとみていいでしょう。それを知ったときにAPTX4869を飲まされたのかもしれません。

「さざ波シリーズ」の時点では元の姿だったことから、少なくとも10年前より後に飲まされたということになります。また、APTX4869を飲まされた人間が元の姿の年齢に関わらず一様に7歳くらいにまで縮むのだとすれば、現在中学生くらいの姿であることから、メアリーがAPTX4869を飲んだのは6〜8年前だということになります。9年前、卒業と同時に次男である秀吉が羽田浩司の家に養子に出されていることも関係あるのかもしれません。 

「領域外の妹」の正体を知る人物 

現在メアリーが幼児化していることを知っていることが明らかなのは、真純とコナンだけです。 

秀一が知っているのかは微妙なところです。メアリーの幼児化が6〜8年前に起こったと考えると、その頃秀一はFBIで活動しており、5年前には組織への潜入を開始していることから、家族との接点はほぼ無かったと思われます。しかし、さすがに母親の幼児化ともなれば真純も秀一に連絡しないとは思えません。

また、秀一はコナンや灰原が幼児化していることにわりと早い段階から気づいている節があります。それは秀一の類いまれなる洞察力によるものだけではなく、母であるメアリーの幼児化という前例を知っていたからだという見方もできます。 

秀吉は、真純やコナンのようにメアリーの幼児化を知っている描写はされていません。しかし、秀一とは違い真純と現在も連絡を取り合っているようですから、知らない方が不自然です。

「領域外の妹」の正体

高い推理力、相手を一瞬で昏倒させる身体能力、工学系の知識、そして黒の組織に追われている可能性……ますますメアリーは只者とは思えません。ここで彼女の正体を探るために、もう一度彼女が名乗った名を思い出してみましょう。

「領域外の妹」とメアリーは名乗りました。「領域」とは英語で「territory」、妹とは英語で「sister」です。「territory」は「ter」と略されることもあります。領域“外”ということですから、「sister」から「ter」を取ってみると、残るのは「SIS」。これはSecret Intelligence Service の略称で、日本語では秘密情報部、イギリスの諜報機関の一つということになります。MI6の略称が広く知られている組織です。英語混じりに話すメアリーらしい暗号ということになるでしょうか。
 

MI6といえば印象的なのは、安室透の台詞です。

「この近所にはMI6も顔負けの発明品を作っている博士がいるそうじゃないですか…」(『名探偵コナン』第85巻より引用)

安室によれば阿笠博士の発明品はMI6にも勝るとも劣らないものであり、逆に言えばMI6はそういうことに長けた組織だということになります。メアリーが阿笠博士の発明品にしきりに興味を示していたのも、彼女がMI6の一員であったことの伏線なのかもしれません。

しかし、先述した通り、17年前夫・務武によって日本へと送られてからは、秀一のFBI入りに反対し秀吉や真純の父親代わりになってもらおうとしていたなど、家族で平和に暮らすことを望んでいたようです。このことから、おそらくメアリーは結婚・秀一出産を機にMI6を辞職していると考えられます。

黒の組織については多くの国家諜報機関が調査を進めており、作中でもFBI、CIA、日本公安警察が潜入捜査をしています。家族と平和に暮らそうとしていたメアリーがなぜ黒の組織について知ってしまったのかは分かりませんが、彼女がMI6だとすれば、務武の死に黒の組織が関わっていることを知るのは不可能ではないでしょう。

「領域外の妹」と灰原哀との関係

「領域外の妹」と灰原哀との関係
出典:『名探偵コナン』第89巻

「領域外の妹」は灰原哀の血縁者

メアリーの目元や顔立ちは真純や秀一にも似ていますが、どちらかというと灰原にそっくりです。コナンは単行本第89巻File.4「証言の真相」にてそのことに気がつきます。

「(もしも2人に血縁関係があるとしたら…世良の兄の赤井さんと灰原は血のつながりがあるって事で…待てよ待てよ…灰原の姉の宮野明美って確か昔赤井さんと…)」(『名探偵コナン』第89巻より引用)

「領域外の妹」が世良に「ママ」と呼ばれていることを知る前だったコナンは、秀一と灰原の姉・宮野明美の娘である可能性を一瞬疑ったようです。しかし、秀一が明美と交際していたのは組織に潜入していた5年前から2年前であり、仮に明美の子だとしても中学生くらいの「領域外の妹」とは年齢が合わないはずです。コナンも「領域外の妹」が秀一と明美の娘であるという可能性を突き詰めて模索していません。

しかし、灰原とメアリーが似ていることは確かであり、血の繋がりを簡単に否定はできません。『名探偵コナン』の原作者・青山剛昌はファンからの質問に対して、秀一と明美はいとこ同士だということを明かしていました。つまり秀一と灰原もいとこ同士ということになり、秀一の母であるメアリーと灰原の関係は伯母姪ということになります。

「領域外の妹」メアリー・世良と宮野エレーナは姉妹関係

灰原の母である宮野エレーナはイギリス人だと分かっており、秀一の国籍が元々イギリスであること・英語混じりの台詞などから、メアリーもイギリス人であると考えられます。また、青山剛昌はインタビューで「とある二人の母同士が姉妹」だと明かしていることからも、宮野エレーナとメアリー・世良が姉妹である可能性が高いです。

エレーナとメアリー、両者の年齢は分かっていませんが、メアリーが「領域外の“妹”」と名乗ったことから、エレーナが姉でメアリーが妹だと考えられます(Sisterのterを取るというヒントを出すなら“姉”でも問題ないから)。

エレーナはAPTX4869を始めとする薬の研究をしていた黒の組織の科学者であり、第二子である灰原が生まれた直後に夫と共に研究所での火事で亡くなっています。彼女は生涯科学者として生きていたようですね。

一方、メアリーは先述の通りMI6の一員として活動していたと考えられますが、結婚・秀一出産を機にMI6を辞職していると推測されます。17年前から少なくとも10年前までは、家族とともに日本で平和な暮らしを送ろうとしていました。エレーナとメアリーは姉妹でありながらまったく異なる人生を歩んでいたようですね。

メアリーがエレーナの職について把握していたのかは分かりませんが、メアリーが幼児化したのがコナンよりも前であれば、メアリーは姉の作った毒薬で体が縮んでしまったということになります。

3児の母でありながら中学生くらいの年齢まで体が縮んでしまった「領域外の妹」メアリー。物語の重要人物である赤井秀一や世良真純の母、黒の組織の№2「RUM」との関わり、3人目のAPTX4869によって幼児化した人間など、あらゆる面で今後の動向が見逃せないキャラクターです!