主人公ルフィをはじめとする様々な海賊が活躍する漫画「ONE PIECE 」そこに登場する悪魔の実という不思議な果実は食べたものに特殊な能力を与えます。今回は中でも超人(パラミシア)系に分類される能力者を一覧にしていきます!
- 著者
- 尾田 栄一郎
- 出版日
- 1997-12-24
この後のまとめを見ていただければわかってきますが、超人(パラミシア)系の代表例をいくつかあげると、ルフィのゴムゴム(ゴム)、トラファルガー=ローのオペオペ(手術)、ドンキホーテ=ドフラミンゴのイトイト(糸)などがあります。
一方のゾオン系やロギア系は全てモデルが「人と別の生物」由来、「人工物ではない自然現象、自然物」がベースになっています。簡単に言えば、「それ以外」が超人系(パラミシア)に分類されているということになるでしょう。
悪魔の実に関連した以下の記事もおすすめです。
<漫画「ワンピース」悪魔の実動物(ゾオン)系の能力者一覧!【~87巻現在】>
<「ワンピース」悪魔の実自然(ロギア)系の能力者一覧!【ネタバレ注意】>
<漫画「ワンピース」悪魔の実の能力者最強ランキング25!覚醒者の順位は!?>
主人公ルフィが食べた「ゴムゴムの実」の効果によって発現する能力です。 その名の通り全身がゴムになってしまう力であり、ゴムの特性を利用した戦法が主な戦い方になります。 ゴムの特性は非常に様々で、実は防毒性、防滴性も強い素材です。
ルフィはそれ以外にも「ギア2」でゴムを応用したポンプ機能による身体強化を使用しています。これは血液循環を無理矢理高速化させて活動速度を速める技で、通常人間が行うと内蔵に非常に負担がかかる行為ですが、内蔵もゴム素材であるルフィだからこそ、その弾力によって負荷を軽減して実現が成功しています。
さらに「ギア3」では骨に空気を吹き込んで骨ごと腕や足を超巨大化させて攻撃力を増加させて戦いました。ルフィ自身はこれを「骨風船」と呼び、反動も大きいですが「巨人族の腕」並の攻撃力を発揮しています。「ギア4」では武装色の覇気の効果も追加でかけて、「超硬化ゴム」としての特性を使った戦法を編み出しています。
ゴムの特性として柔らかく柔軟で伸び縮みすることはあたり前ですが、密度を高めて圧縮したゴムは鋼鉄にも匹敵する程の硬さを発揮する事ができます。さらに当然ゴムの弾性も損なっていないため、ルフィが「バウンドマン」と呼んだその形態は鉄腕と超人的な跳躍力や加速力を持って覚醒した悪魔の実の能力者であるドンキホーテ=ドフラミンゴを打ち倒しました。
作中での初能力使用シーン:1巻1話〝ROMANCE DAWN-冒険の夜明け-〟
作中で悪魔の実の名称について言及があったシーン:1巻1話〝ROMANCE DAWN-冒険の夜明け-〟
悪魔の実を食べた時期(推定):7歳(12年前)1巻1話〝ROMANCE DAWN -冒険の夜明け-〟
体中のパーツを自由自在に分解、まさしくバラバラにできる能力。上半身を切り離して少し離れた敵へ攻撃をしたり、腕だけ切り離してロケットパンチをしたり、敵の背後に回って不意打をかますなど、なかなか多様かつ卑怯な戦法が得意です。
一方で弱点として、「足は浮けない」ため、地に足はつけた状態でなければならず、足を捕まえられてしまうと非常に不利な状況に陥ってしまいます。さらに、切り離したパーツもラジコンの要領で有効範囲があり、一定の距離まで本体が近づかない限り行動させられないという欠点も併せ持っています。
斬撃はバラバラになってしまうためいっさい通用しないという特性もありますが、弱点も多く、使用者のバギー自身の性格も合わせてまさしく道化のような戦い方を得意としています。 斬撃は無効ですが、バラバラVS覇気を持った相手との戦闘は作中で描かれておらず、その辺りは不明です。ルフィのゴムは打撃無効でしたが、覇気をまとった打撃は有効でした。同じ条件だとするとバラバラ自体が覇気の前では発動できないという事になる可能性があります。
作中での初能力使用シーン:2巻10話〝酒場の一件〟
作中で悪魔の実の名称について言及があったシーン:2巻9話〝魔性の女〟
悪魔の実を食べた時期(推定):14歳以下(25年以上前)3巻19話〝悪魔の実〟
全身がつるつるスベスベになり、抵抗がなくなるという能力です。登場当初の使用者アルビダは金棒を持っており、体格も巨大なデブキャラでした。一度ルフィたちに敗北した後、スベスベの能力を手に入れ再登場します。
その際にスベスベの追加効果なのか、そばかすだらけだった顔はスベスベ美肌になり、なぜか体型までもスリムで美しくなりました。スベスベの名の通り、あらゆるものの抵抗を消す事ができます。地面をスベスベにしてスキーのような要領で勢いをつけて攻撃をしてくる戦法を使用してきます。
作中での初能力使用シーン:11巻98話〝暗雲〟
作中で悪魔の実の名称について言及があったシーン:11巻98話〝暗雲〟
体重を自在に操る事ができる能力です。傘を用いて一旦自分の体重を極端に軽くして浮かび上がり、上空から一気に体重を重くして相手に飛びかかる戦法を使います。管理できる体重の幅は1kg~1万kgです。上位互換にはトントンの実があります。
作中での初能力使用シーン:13巻110話〝夜は終わらない〟
作中で悪魔の実の名称について言及があったシーン:13巻112話〝ルフィVSゾロ〟
名前の通り、全身をボム状にできる爆弾人間です。全身、と言わず体の一部であったものも爆弾にできるため、主に「鼻くそ」を武器にしていました。Mr.5の使用する技名「鼻空想砲」はまさしくハナクソ砲でしたが、ふりがなで「ノーズファンシーキャノン」と記載があります。
自分自身の爆風では当然ダメージを受けませんので、ハナクソだけでなく、ラリアットや蹴りといった部分の接触部分も爆発させて攻撃していく戦法をとります。
作中での初能力使用シーン:13巻110話〝夜は終わらない〟
作中で悪魔の実の名称について言及があったシーン:13巻111話〝秘密犯罪会社〟
手や足など、体のパーツを至るところ花のように「咲かす」ことができます。 手や足の本数、大きさなども使用者の任意で変える事ができ、巨大な足を生やして集団の敵を一気に踏みつぶしたり、背中に絡み合った手をたくさん咲かせて短時間の飛行を可能にするなどの応用も可能です。
戦闘においては相手の体の背中あたりから手を生やして目を塞ぐ、口を塞ぐ、あるいは関節技を決めてしまうなどの戦法があります。 さらに、偵察、隠密行動にもマッチした能力であり、目や耳だけを咲かせる事で偵察や盗聴も可能にします。
作中での初能力使用シーン:13巻114話〝進路〟
作中で悪魔の実の名称について言及があったシーン:19巻170話〝始まる〟
悪魔の実を食べた時期(推定):8歳以下(22年以上前)41巻391話〝悪魔と呼ばれた少女〟
キャンドルのドルをとった「ドルドルの実」の能力です。メインは体から絞り出されるろうそくのロウを使った戦法。ロウはいろいろと形状変化や硬度の調整も可能なため、自分でかまくら的なものを創って籠城してしまう事もできます。
また、鍵穴などにロウを流し込んで、鍵穴を満たした後に固める事でその鍵穴にあったカギをねつ造する事もでき、隠密行動にも有効になります。攻撃手段にも使えるドルドルですが、どちらかというと作中では防御からのカウンタータイプ、じわじわと相手を削っていくスタイルが目立ちました。また、能力的には戦闘以外にも応用できるため、敗北後何度か麦わらの一味に利用されていました。
作中での初能力使用シーン:14巻118話〝誰かいる〟
作中で悪魔の実の名称について言及があったシーン:14巻120話〝赤鬼が泣いた〟
何でもバクバク食べるから「バクバク」、鉄でも何でも、バクバクと食べて体内に取り込む事ができます。主に兵器をバクバクして、その兵器の特性を取り込んで応用する戦法を取りました。自分で自分を食ってスリムになる「スリムアップワポル」という技もあります。
この取り込んだものをあらゆる自在に取り込む形状変化の技術を応用したのか、その後のフランキーが「ワポメタル」という合金の話をしています。
作中での初能力使用シーン:15巻131話〝ブリキのワポル〟
作中で悪魔の実の名称について言及があったシーン:15巻131話〝ブリキのワポル〟
右手で顔に触ったら、その相手の顔になれるという能力です。右手が変換モデル獲得、左手でリセットという形で左右で役割が決まっています。この能力自体は戦闘には向いておらず、使用者のボンクレー自身は拳法を主体としてがっちりとした肉弾戦を繰り広げていました。
サンジとはその戦闘中に厚い友情を交わし、その後の「オカマに好かれる」というサンジの特性にフラグをたてました。上記でも分かる通り、戦闘向きではなく、誰かに化けて油断させる、スパイをする、などといった隠密系、策謀系のジャンルに効果を発揮します。
サンジとの戦闘の際はナミの顔になった事でサンジの躊躇をさそう戦法で苦戦させました。ボンクレー自身は初登場後も見せ場があり、ファンにとっては非常に印象深いキャラクターではないかと思います。
作中での初能力使用シーン:18巻156話〝オカマ日和〟
作中で悪魔の実の名称について言及があったシーン:18巻156話“オカマ日和”
全身が鋼鉄、刃物状になる能力です。切れ味はもちろんですが、体の硬度も上がるため攻防併せ持つ能力です。主に対峙したのは麦わらの一味、ロロノア=ゾロですが、三刀流のゾロの剣技を持ってしてもなかなかキズを与えられず苦戦しました。 最終的にはゾロが師匠の教えを思い出し、無機物の「呼吸」を感じる事を体得し、「鉄を斬る」ことで勝利しました。
作中での初能力使用シーン:18巻160話“スパイダーズカフェに8時”
作中で悪魔の実の名称について言及があったシーン:21巻190話“天候棒(クリマ・タクト)”
全身の至る所から「トゲ」を発生させることができる、非常に攻撃的な能力です。突き刺し攻撃が中心になりますが、トゲトゲを全身にまとえば防御手段としても使えるため、ハリネズミのように攻防一体で戦うスタイルも使用できます。作中では自分に刺を刺す「鍼治療」の要領で自分自身の身体能力を強化するドーピングも可能です。
作中での初能力使用シーン:21巻190話〝天候棒(クリマ・タクト)〟
作中で悪魔の実の名称について言及があったシーン:21巻190話〝天候棒(クリマ・タクト)〟
作中での技の使用は少なく「袷羽檻(あわせばおり)」一つですが、体から檻の様な黒い鉄格子を出して周囲の相手を縛る能力です。檻にロックされてしまうと文字通り捕まってしまうため、海軍の所属であるヒナらしい捕縛能力だと思います。
作中での初能力使用シーン:24巻217話〝密航者〟
作中で悪魔の実の名称について言及があったシーン: 24巻217話〝密航者〟
全身がバネ状になる能力です。バネのように跳ね回って機動力を上げながら戦ったり、バネの張力や弾力を使って攻撃力を向上させた打撃を放ったりするなどの戦法があります。基本的にはボクシングスタイルの戦闘でした。
作中ではかませ犬的な立ち位置で初登場後、ドフラミンゴに操られてしまうという不遇な運命を辿ってしまったベラミーですが、戦闘スタイルはルフィの「ギア4」の原型とも言えるスタイルであり、下位互換ではありますが非常に可能性のある能力だっただけに残念です。
作中での初能力使用シーン:25巻231話〝ハイエナのベラミー〟
作中で悪魔の実の名称について言及があったシーン:25巻231話〝ハイエナのベラミー〟
全身を糸状に変換できる糸人間です。作中でも非常に長い期間の連載となったドレスローザ編の黒幕であるドンキホーテ=ドフラミンゴの能力です。空中に糸を放ってつないでいく事で飛行することも可能、糸で自分の分身を編み出して操ることで変わり身も可能、さらには対象の相手に糸をくくって想い通りに操ることも可能、と悪の権化のような能力が目白押しです。
黒幕らしく、能力をフル活用したドフラミンゴは主人公のルフィを非常に苦しめます。さらに、悪魔の実の「覚醒」を達成している人物でもあり、自分自身を糸状にするだけでなく、周囲の建物や環境にまでイトイトの能力を反映させていました。
糸は様々応用が利きますので、糸で引き斬るイメージの「五色糸」(ゴシキート)という技や、糸を玉状に圧縮してはなつ「弾糸」(タマイト)、太く編んだ糸を鞭のようにしてぶつける「超過鞭糸」(オーバーヒート)などがありました。
作中での初能力使用シーン:25巻234話〝ご記憶下さいます様に〟
作中で悪魔の実の名称について言及があったシーン:73巻724話〝ローの作戦〟
悪魔の実を食べた時期(推定):31年前くらい78巻782話〝悪のカリスマ〟
ノロマ光線(ノロノロビーム)を発射できる能力。ノロマ光子に触れたものは皆30秒間ノロくなってしまいます。この能力を応用して海賊旗の奪い合い「デービーバックファイト」で連戦連勝を誇っていたが、麦わらの一味に破れ、自分たちの海賊旗をものすごくダサく改変させられてしまいました。
作中での初能力使用シーン:33巻308話〝妨害大作戦〟
作中で悪魔の実の名称について言及があったシーン:33巻309話〝グロッキーモンスターズ〟
触れるもの全てをドアに変えてしまうという空間操作系の能力です。他の空間操作系では鏡の世界を移動できるミラミラの実があります。ドアを創って移動している最中は完全に「異界」を移動しているため防御手段としても攻撃手段としても非常に強力な能力だと考えられます。
戦法としては相手の体をドアにして無力化してしまう「回転扉」がありましたが、「空気開扉」(エアドア)で異空間に繋がるドアを作り出し、ヒット&アウェイの戦法が取れる点も強いです。異空間創造系と時間操作系は最強格だと思いますが、相手がルフィだったこともあり、使用者のブルーノの動揺を誘い敗北してしまいました。
作中での初能力使用シーン:36巻343話〝CIPHER POL No.9(サイファーポール ナンバーナイン)〟
作中で悪魔の実の名称について言及があったシーン:36巻343話〝CIPHER POL No.9(サイファーポール ナンバーナイン)〟
体をこすると泡が出て、それを応用して戦闘していくスタイルの石けん人間です。ナミとサンジと主に戦闘していきます。サイファーポールの制服がスーツスタイルであるため、使用者のカリファはスーツにメガネ、網タイツと完全に素敵なキャリアウーマンスタイルでした。
アワアワの能力によって、戦闘中に入浴するなどのシーンもあり、フェミニストのサンジを大変に苦戦させました。 アワアワだけでは物理的な攻撃力は乏しいですが、サイファーポールの体術である「六式」と合わせることにより高い戦闘力を誇ります。
作中での初能力使用シーン:42巻403話〝Mr.騎士道〟
作中で悪魔の実の名称について言及があったシーン:42巻408話〝怪物(モンスター)vsクマドリ〟
悪魔の実を食べた時期(推定):25歳(2年前のリアルタイム)40巻385話〝道はある〟
バラバラの実に似ていますが、ベリベリは木の実のように体の一部を分離させて打撃技などを無効化するという使用法があります。作中ではほとんど描写がないため詳細は不明です。
作中での初能力使用シーン:44巻426話〝風待ち(かざまち)の船〟
作中で悪魔の実の名称について言及があったシーン: 『ONE PIECE YELLOW』(ファンブック)
触れた金属をサビさせる能力です。この力によって対峙していたゾロの刀が一本破壊されました。当時のゾロの刀は「雪走」という世界に50本しかない「良業物」でしたが、シュウ大佐によって一瞬でサビつき、折られてしまいます。この点からもかなりの実力者だと思いますが、本編でほとんど描写がなく詳細は不明です。
作中での初能力使用シーン:44巻426話〝風待ち(かざまち)の船〟
作中で悪魔の実の名称について言及があったシーン:『ONE PIECE YELLOW』(ファンブック)
体の一部を車輪のように変え、回転させて戦闘するスタイル。上記のシュウやベリーグッドと一緒に登場したキャラクターです。こちらもほとんど戦闘の描写がなく詳細がありませんが、回転に巻き込むなどの応用は利きそうです。
作中での初能力使用シーン:44巻428話〝帰ろう〟
作中で悪魔の実の名称について言及があったシーン:『ONE PIECE YELLOW』(ファンブック)
麦わらの一味、音楽家のブルックの能力です。そもそもの能力として、食べた瞬間はまったく発現せず、単純にカナヅチになるだけです。しかし、食したものの命が尽きたとき初めて効果が発揮されます。ヨミヨミのヨミは黄泉の国のヨミ。蘇りの能力が元々の能力です。
ブルック自身の生身の肉が落ち、骨だけになっても能力のおかげで生存、活動が可能です、「一度死んでいる」ということをネタにした自虐ネタは作中の定番となっています。 ヨミヨミ自体に戦闘能力はないため、ブルックの剣技と音楽家としての「ソウル」を用いたソウルキングとしての力で戦うスタイルです。
ソウルキングと呼ばれる様になってからは体からタマシイ的な、霊魂のようなもの(敵には見えない)を発信することができるようになり、偵察や脱走などにも一役買っている能力です。
作中での初能力使用シーン:46巻443話〝スリラーバーク〟
作中で悪魔の実の名称について言及があったシーン:46巻443話〝スリラーバーク〟
悪魔の実を食べた時期(推定):39歳以下(51年以上前)50巻488話〝命の唄〟
ホロウ(Hollow)……うつろ、中空の、幽霊、幻影といった意味がある単語が由来。能力自体はその名の通り霊体を発生させることができ、その霊体とともに戦闘するスタイル。肉弾戦の描写はあまりなく、使用者のペローナ自身の戦闘力はそこまで高くはないです。
霊体を相手にぶつけることで、ぶつかった相手が非常にネガティブな思考になり戦意を喪失させて戦闘不能にする「ネガティブホロウ」という技を駆使したスタイルです。ネガティブになってしまった相手のセリフは本当にネガティブで「生まれ変わるならナマコに…」等といったつらい描写が多くあります。
さらに霊体の力を使って空を飛ぶことも壁をすり抜けて相手を追跡することも可能であり、遠隔操作系の非常に強力な能力です。
作中での初能力使用シーン: 46巻443話〝スリラーバーク〟
作中で悪魔の実の名称について言及があったシーン:48巻461話〝ゴーストバスターズ〟
その名の通り、自分自身の体を透けさせて透明人間になることができる能力です。使用者であるアブロサムと対峙し、その能力実在することを知ったサンジは、小さな頃家にあった「悪魔の実図鑑」を思い出し、念願の能力であったと非常な憧れを表明していました。透明な状態から繰り出される体術「怪人の手」「怪人の足」による物理攻撃が基本スタイルです。
作中での初能力使用シーン:46巻444話〝ゴースト島(アイランド)の冒険〟
作中で悪魔の実の名称について言及があったシーン:48巻464話〝サンジの夢〟
自分や相手の影を自在に操ることができる能力。対象から切り取った影は別の器(死体)に入れることでその影の人格や能力を備えた「ゾンビ」として活動することができます。「ゾンビ」は元はカゲカゲの悪魔の実の能力によって生み出されているため、海水などがあたると持ち主のもとに戻ってしまう弱点があります。
また、ゾンビ剣士としてゾロと戦ったリューマのように母体が燃え尽きてしまった場合も元の場所に影が帰っていくことになります。 影をとられた対象は日光に弱くなり、鏡にも映らない体質に変わってしまいます。日光を浴びるとどんどん消滅していき、影を戻さないと完全に消えてしまうといった二次被害も生んでしまうのです。
イトイトやホロホロと並ぶか、それ以上に遠隔操作系、かつ強力な効果を持った能力です。モリア自身の基本スタイルは影を操って使役する戦闘法ですが、終盤では影を一気に自分に取り込み自強化を行う影の集合地(シャドーズ・アズガルド)を使用して戦いました。
作中での初能力使用シーン:47巻455話〝王下七武海ゲッコー・モリア〟
作中で悪魔の実の名称について言及があったシーン:47巻455話〝王下七武海ゲッコー・モリア〟
両手に肉球が現れ、その弾力であらゆるモノを弾き飛ばす能力。弾き飛ばすものは物理的なものに限らず、斬撃や炎なども弾くことができます。また、反射といった感覚ではなく、「転送」「転移」に近いレベルで弾き飛ばすことも可能であり、麦わらの一味をその能力で離散させました。
さらに、人の「痛み」や「疲労」も弾き飛ばす対象であると述べ、その弾き飛ばした「痛み」「疲労」を他人に移すこともできると言っています。実際、仲間を庇うためにゾロがルフィの疲労と痛みを全て肩代わりするシーンが生まれました。
作中での初能力使用シーン:49巻473話〝王下七武海バーソロミュー・くま現る〟
作中で悪魔の実の名称について言及があったシーン:50巻484話〝ぷに〟
最悪の世代の一人、ジュエリー・ボニーの能力です。悪魔の実の名前は作中で言及されておらず、詳細は不明です。ボニーと対峙した海兵隊の体型が青年から少年に退行してしまっている描写から、年齢を操る能力ではないかとされています。
作中での初能力使用シーン:51巻499話〝シャボンディパーク〟
最悪の世代の一人、ユースタス・キッドの能力です。こちらも正式に悪魔の実の名前は言及されておらず詳細は不明です。能力を使用したと思われるシーンで、キッドの掲げた右腕に周囲の金属系のジャンク品がどんどん集合して巨大な腕のようになって敵をなぎ払う点から、金属を操る力か、磁力を操る力ではないかと考えられます。
作中での初能力使用シーン:52巻504話〝海賊前線移動中〟
「改造を自在に行える」能力です。ROOM(ルーム)という効果範囲を指定する空間に相手を入れてしまえば、人でも無機物でも自在に手術(オペ)=改造が可能となります。改造の範囲は心臓などのパーツの入れ替えや抜き出しの他に、人格の摘出と移植を併用した人格交換なども可能です。
ただ分断することも可能であり、使用者のローの任意でつなげたり離したりと自在に操ることができます。 さらに、ドフラミンゴによって最も価値のある悪魔の実と言われており、その理由はオペオペの実の使用者の命と引き換えに行うことが可能とされる「不老不死」の能力付与です。
作中ではまだ実現していませんが、この噂のため狙うものも多く、非常に価値があり危険もはらんだ能力です。
作中での初能力使用シーン:52巻504話〝海賊前線移動中〟
作中で悪魔の実の名称について言及があったシーン::67巻661話〝追剥の出る湖〟
悪魔の実を食べた時期(推定):12歳(13年半前)77巻766話〝スマイル〟
城を体内に持つことができる「城人間」になれる能力です。城の中は「ドアドア」「ミラミラ」と同じく完全に使用者独自の異空間であり、城内では完全無敵状態となります。一方で城内に集中している間は外部への対応力は弱まる傾向にあり、外部から攻撃を受けると内部にいる小さなベッジもダメージを受ける仕様になっています。
城には体内での効果以外に、たくさんの兵器や部隊を収納しておくことも可能になるため、まさに歩く城、歩く武器庫であるとも言えます。使用者のベッジ自身も「兵力が違う」と自身の能力を評するシーンもあり「異空間」系の能力の中でもドラ○もんの四次元ポケット的なイメージの能力です。
作中での初能力使用シーン:52巻508話〝修羅の島〟
作中で悪魔の実の名称について言及があったシーン:81巻812話〝カポネ・“ギャング”ベッジ〟
最悪の世代の一人、バジル・ホーキンスの能力です。作中ではまだ明確な言及はされておらず詳細は不明です。わら人形がベースになっており、自分自身の体もわら人形のように変化させることができます。いつもタロットで占いをしているバジルのイメージと合わせて呪術的な能力が予想されます。
作中での初能力使用シーン:52巻508話〝修羅の島〟
最悪の世代の一人、怪僧ウルージの能力です。まだ作中では明確な言及はなく、悪魔の実の名前は判明していません。修行僧のようなウルージのイメージと合わせて、溜め込んだ自身へのダメージを一気に相手への攻撃力に変換してぶつけるシーンがあるためカウンター系の能力と予想されます。カウンター時にはウルージの体が巨大になります。
作中での初能力使用シーン:52巻508話〝修羅の島〟
最悪の世代の一人、スクラッチメン・アプーの能力です。シンバルモンキーの様なアプーのキャラクターと合わせて、体の様々な部位を楽器のように変化させて戦闘するシーンの描写があります。作中では明確に言及されておらず詳細は不明ですが、音を用いた戦闘スタイルであることは予想できそうです。
作中での初能力使用シーン:52巻509話〝黄猿vs.4人の船長〟
王下七武海であるハンコックの能力です。基本能力は「魅了(チャーム)」で、さらにハンコックのすごいところは異性だけでなく、老若男女問わずチャームをかけることができるという効果範囲です。「だって妾が美しいから!」とナルシズム全開で魅了しまくり、チャームのターゲットにされた相手は石化してしまいます。
また、ハンコック自身の戦闘力も高く、覇王色の覇気も含めた覇気の使い手でもあります。メロメロの能力では、魅了以外にも投げキッスを実体化しハートを飛ばして物理攻撃するという手段もとることもでき、ハンコック自身の素の戦闘力もふまえて非常に強力な力と言えるでしょう。
作中での初能力使用シーン:53巻516話〝海賊女帝 ボア・ハンコック〟
作中で悪魔の実の名称について言及があったシーン:53巻521話〝天駆ける竜の蹄〟
悪魔の実を食べた時期(推定):12歳~16歳(19年前~15年前)53巻521話〝天駆ける竜の蹄〟
体中から毒を発することができる「毒人間」になり、毒を様々な形状に変えて放つことができます。作中屈指の脅威であり、この毒におかされたルフィは死の淵をさまよいました。幸いイワンコフの「ホルホル」の能力とルフィ自身の強い生命力で解毒に成功しなんとか一命を取り留めましたが、マゼランの毒は強力であり、「地獄の審判」によって放たれる毒は無機物ですら侵蝕するレベルの凶悪な毒性を持っています。
結果、マゼランの毒との戦いで異常な毒耐性を得たルフィはガスガスの実の毒にも、深海生物の即死級の猛毒にも耐える体質へと変わっていきました。
作中での初能力使用シーン:54巻528話〝海峡のジンベエ〟
作中で悪魔の実の名称について言及があったシーン:54巻528話〝海峡のジンベエ〟
人体のホルモンバランスをコントロールすることができる能力です。痛みや疲れを感じにくくさせるアドレナリン系のホルモンや解毒を促すホルモンを対象に注入して治療やドーピングを施すことができます。また、イワンコフ自身は自分にホルモンを注入して性別や体型まで変えてしまうことが可能です。
イワンコフはそれ以外にもサンジの修行の地であるカマバッカ諸島の長でもあり、ニューカマー拳法の達人です。基礎戦闘力も非常に高く「銀河ウィンク」(ギャラクシーウィンク)などの技を駆使しての格闘戦でも一線級の力を誇ります。
作中での初能力使用シーン:55巻537話〝地獄に仏(オカマ)〟
作中で悪魔の実の名称について言及があったシーン:55巻538話〝LV5.5番地 ニューカマーランド〟
腕についたハサミを使って普通は斬れないような素材のものまでチョキチョキと切り刻んで形状を変えてしまうことができる能力です。あまり戦闘するシーンはありませんが、空間操作系の希少種であると言えます。
作中での初能力使用シーン:55巻540話〝LV6 無限地獄〟
作中で悪魔の実の名称について言及があったシーン:55巻540話〝LV6 無限地獄〟
自分の周囲の空間に振動や衝撃を与え、地震を自在に起こすことができる能力です。地震の影響力は甚大で、白ひげが使用した場合は津波を引き起こすレベルの衝撃になります。圧倒的な攻撃範囲と天災レベルの攻撃力を誇る能力以外に、白ひげ自身の体格と純粋な戦闘能力が混ざって最強格の能力と呼ばれています。
作中での初能力使用シーン:57巻552話〝エースと白ひげ〟
作中で悪魔の実の名称について言及があったシーン:57巻552話〝エースと白ひげ〟
能力の効果自体は白ひげの効果と同様と考えられます。詳細は作中でもボカされていますが、ティーチの何らかの能力によって、白ひげからティーチにグラグラの能力が移っています。
作中での初能力使用シーン:59巻577話〝畳み掛ける大事件〟
作中で悪魔の実の名称について言及があったシーン: 57巻552話〝エースと白ひげ〟
悪魔の実を食べた時期(推定):38歳(2年前リアルタイム) 59巻577話〝畳み掛ける大事件〟
ジョズ(白ひげ海賊団3番隊隊長)の能力です。悪魔の実の名称は明確に言及されておらず詳細は不明です。しかし、体をダイヤモンドのようなキラキラとしてかつ非常に硬い鉱物に変化させ、タックルなどのフィジカルを十分に活かした戦闘スタイルで戦っていきます。白ひげ海賊団の隊長核であるため非常に高い戦闘能力があります。異名は「ダイヤモンド・ジョズ」。
作中での初能力使用シーン:57巻553話〝頂上決戦〟
ブラメンコ(白ひげ海賊団6番隊隊長)の能力です。大槌のブラメンコの異名があり、ジョズと同じく戦闘能力は隊長格であるため高いと考えられます。作中で悪魔の実の名称は言及されておらず詳細は不明ですが、体の縫い目のような部分からおよそ入るはずのないサイズの大槌を引き出していることから、ベッジのシロシロの実と近い異空間系の能力だと予想されます。
作中での初能力使用シーン:57巻554話〝大将赤犬〟
相手を「洗濯」するという不思議な能力です。洗濯された相手はTシャツやタオルのようにぺらぺらになり、洗濯バサミなどで干されてしまいます。洗濯される過程の中で「心も洗われ」ているらしく、洗われた相手は改心します。つるは非常に頭も切れる人物で、大参謀の異名も持つ知将として海賊からは恐れられている存在です。
作中での初能力使用シーン:57巻556話〝正義は勝つ〟
作中で悪魔の実の名称について言及があったシーン:57巻568話〝勝手にしやがれ〟SBS
一度触れたものに対して、自分が投げたものが何でも必ず命中するようになる能力です。記憶できる対象は2つまでですが、確実に追尾していくことと、投げたものの大きさや重さは考慮されないことが強み。ただし、触った相手は最新の物にどんどん更新されていくため、キープするために本人は手袋をはめるなどしていました。
作中での初能力使用シーン:62巻613話〝硬殻塔の人魚姫〟
作中で悪魔の実の名称について言及があったシーン: 62巻613話〝硬殻塔の人魚姫〟
錦えもんの能力です。作中では明確に悪魔の実の名称は言及されておらず詳細は不明です。明らかになっている能力は変装能力で、対象は自分も他人も選ばず指定した相手を一瞬で変装させる力があります。
作中での初能力使用シーン:67巻663話〝CC〟
全身のあらゆる部位をあらゆる武器に変化させることができる能力です。武器は刀やハンマーといった単純なものに限らず、銃やランチャー等の弾丸を要する複雑な構造のものまで創造することができます。非常に強力で、使用者のベビー5自身も本来好戦的ですが、異常なまでに奉仕欲が強い性格であるため、敵味方問わず必要だと言われるとすぐに行動してしまい、刺客という立場でありながら戦闘力が発揮できないという弱点がありました。
作中での初能力使用シーン:69巻682話〝黒幕〟
作中で悪魔の実の名称について言及があったシーン:70巻692話〝ドレスローザから来た刺客〟
悪魔の実を食べた時期(推定):10歳以下(14年前以前) 76巻763話〝人間宣言〟
体の部位を回転させて、グルグルとまわすことができる能力です。その力を応用してプロペラ機の要領で飛行移動が可能になっており、ベビー5と共に刺客として行動しています。飛行能力は希少種であるため刺客としての行動範囲も広がり重宝される力です。
作中での初能力使用シーン:70巻692話〝ドレスローザから来た刺客〟
作中で悪魔の実の名称について言及があったシーン:70巻692話〝ドレスローザから来た刺客〟
悪魔の実を食べた時期(推定):16歳以下(14年前以前)77巻767話〝コラさん〟
イッショウ(藤虎)海軍本部大将の能力です。実はイッショウの能力は出番の頻度の割に詳しく言及されていないため、正確な名称は不明です。おそらく、重力を操っていると思われ、自分の周囲の重力を高めて地面を沈める程の圧力を与えたり、重力と絡めた斬撃を放ったりすることで戦闘するスタイルがメインです。重力の効果を応用して隕石を落とすことも可能です。剣士としての能力も一級で接近戦でもゾロやサボと互角に戦える力があり、さすがは大将といったところ。
作中での初能力使用シーン:71巻701話〝愛と情熱とオモチャの国の冒険〟
自分の周囲にバリアをはることができる能力です。バリアを張るときには「エンガチョ」のポーズをし続けなければならず、かつ一度に張れるバリアは一つまでと限定的ではあります。しかし、その強度は作中でも最強レベルでドフラミンゴの必殺「鳥カゴ」から一般市民を守る大きな役割も果たしました。
バルトロメオ自身はルフィ(麦わらの一味)の大ファンであり、一味のためなら何でもやるというレベルで盲信しています。ドレスローザ編では最後にどうしても傘下に入りたいとルフィにせがむも、ルフィが拒んだため勝手に子分杯を交わしました。
作中での初能力使用シーン:71巻708話〝曲者達のコロシアム〟
作中で悪魔の実の名称について言及があったシーン:71巻709話〝キング・パンチ!!〟
いろいろなものを素材問わず縫い付けてしまうことができる力です。本人は「奇術」と呼んでいるものの悪魔の実の能力であると考えられます。範囲も広く、海軍の艦隊を軍艦同士で縫い付けるという壮大な縫い物を実現しています。
作中での初能力使用シーン: 71巻711話〝小人の国の冒険〟
作中で悪魔の実の名称について言及があったシーン: 71巻711話〝小人の国の冒険〟
千里眼や透視を可能にする能力。ヴィオラがイメージすれば八方4000kmまでも見通すことが可能であり、相手の心を読むことも可能としています。透視がメインというよりは「目」の力を極限まで引き出す「眼力」人間で、涙を物理攻撃の手段に変えることも可能です。読心能力はサンジに使用されましたが、サンジが卑猥なことしか考えていないため結局狙いが読み取れず失敗に終わりました。
作中での初能力使用シーン:72巻712話〝ヴァイオレット〟
作中で悪魔の実の名称について言及があったシーン: 72巻712話〝ヴァイオレット〟
悪魔の実を食べた時期(推定):10歳以下(19年以上前)74巻742話〝いつでもキミのそばにいる〟
触れると対象がアーティスティックな近代芸術作品のように変化してしまう能力です。アート作品になると行動範囲が狭まったり攻撃できなくなったりする妨害系の能力で、究極は死に至る場合もありますが、ジョーラが気絶すると能力は解除され無効化されます。非常に強力な妨害でしたが、機転を利かせたブルックの行動により敗北してしまいました。
作中での初能力使用シーン:72巻714話〝ルーシーとウーシー〟
作中で悪魔の実の名称について言及があったシーン:72巻718話〝お花畑のリク王軍〟
兄弟の能力です。正確には、体格が大きく力もあるが狡猾さに劣る弟ボビーがジャケットと化した凶暴さと攻撃性を持つ兄(能力者)を二人羽織の要領で「着る」ことで兄の人格を得た弟の体格となり、強力なタック攻撃が放てるという、兄弟でしか成立しないような能力です。
作中での初能力使用シーン:72巻715話〝激戦区Cブロック〟
作中で悪魔の実の名称について言及があったシーン:72巻716話〝首領・チンジャオ〟
自分自身、あるいは無機物は海桜石以外の物質であればなんでも内部から破裂させることができる能力です。ボムボムと似ていますが、ボムボムが外部からの攻撃なのに対し、パムパムは対象物そのものを破裂させるため、捕まったら怖いのはパムパムでしょう。
髪の毛に毒針を忍ばせて頭部を破裂させることで毒針を拡散させる技なども使用します。破裂=パンクから連想して「パンクロック」「パンクロックフェス」などの音楽系の名称が用いられることが多いキャラクターです。
作中での初能力使用シーン:73巻723話〝変更作戦〟
作中で悪魔の実の名称について言及があったシーン:74巻740話〝頼む〟
常に体中からベタベタした粘液を出している「粘液人間」。粘液は可燃性で、追いつめられるとこの性質を利用して自爆攻撃を仕掛けることがあります。作中では当初肥満体のイメージがありましたが、本来は粘液に覆われているだけで細身のヒョロ体型で、物理攻撃などは粘液に吸収されてしまい苦戦しました。粘液があれば高速移動も高速射撃も可能で戦闘能力は高いですが、壁を突破されると耐久はないため弱いです。
作中での初能力使用シーン:73巻726話〝リク一族〟
作中で悪魔の実の名称について言及があったシーン:74巻737話〝幹部塔〟
悪魔の実を食べた時期(推定):18歳以下(31年前)78巻782話〝悪のカリスマ〟
触れた生物をおもちゃに変えてしまう能力です。その人の人格は残るものの、本人以外には自覚できず、そもそもその人の存在自体も周囲の人の記憶から消えてしまいます。おもちゃになった人自身もいずれ人格を失ってしまうため、ドレスローザの闇の根幹となっていました。シュガーが気絶することで無効化されます。
作中での初能力使用シーン:73巻726話〝リク一族〟
作中で悪魔の実の名称について言及があったシーン:73巻731話〝ドレスローザSOP作戦〟
悪魔の実を食べた時期(推定):10歳以下(12年前)75巻750話〝戦局〟SBS 悪魔の実の元果実:
水中以外でも泳いだり潜ったりできる能力です。セニョールは非常にダンディで、対峙したフランキーとの戦闘中にも男前な発言が多々あり、フランキーも敵であるもののリスペクトするシーンがありました。スイスイの実自体に戦闘能力は少ないですが、隠密性と奇襲力は高い能力です。
作中での初能力使用シーン:74巻732話〝地下の世界〟
作中で悪魔の実の名称について言及があったシーン:74巻735話〝藤虎の思惑〟
悪魔の実を食べた時期(推定):30歳以下(16年以上前)76巻762話〝白い町〟
上限1万tまで自分の体重を自在に操る事ができる能力です。キロキロの実の上位互換と言える能力でしょう。
作中での初能力使用シーン:74巻735話〝藤虎の思惑〟
作中で悪魔の実の名称について言及があったシーン:79巻790話〝天と地〟SBS
触れたモノを材質問わず旗のようにはためく状態に変えることができる能力です。これを応用して剣の形状を自在に変えた攻撃や足場を破壊する妨害など、攻防一体の攻撃ができます。能力だけ見ると微妙ですが、材質変化の素材を問わない点とディアマンテの知略が相まって強力な力になっています。
作中での初能力使用シーン:74巻736話〝最高幹部ディアマンテ〟
作中で悪魔の実の名称について言及があったシーン:74巻736話〝最高幹部ディアマンテ〟
悪魔の実を食べた時期(推定):31歳以下(14年以上前)76巻763話〝人間宣言〟
石と同化し、丸ごと自分自身として操ることができる能力。石の大きさや質量はおそらく関係なく、石の中であれば自在に移動することが可能です。
本来であれば石という硬い素材で超巨大な体躯も望めることからかなりの強敵ですが、対峙したのが修行後のゾロであたったため、「一大三千大千世界」で一刀両断してみせました。本来であれば強キャラでありましたが、ゾロが強すぎて敗北してしまった印象です。
作中での初能力使用シーン:74巻736話〝最高幹部ディアマンテ〟
作中で悪魔の実の名称について言及があったシーン:74巻737話〝幹部塔〟
作中で明確に名称を言及されておらず詳細は不明ですが、絵に描いたものを実体化して使役することができる能力です。創造系の能力で希少だと思いますが、カン十郎の絵が下手すぎて出てくる動物たちがとても哀れみを持って使役されています。
作中での初能力使用シーン:76巻754話〝お見知り置きを〟
凪(なぎ)が由来の「静けさ」を主体にした能力です。使用者から発生する音全てをいっさい聞こえなくする能力でそれ自体に攻撃能力はありません。非常に隠密性に優れた能力であり、ロシナンテがローを保護するためにも役立った能力です。この力でロシナンテはローを守り、命を落とします。
凪の空間の中で繰り広げられるロシナンテの奮闘はローの回想と相まって非常に印象的で、ローのロシナンテに対する恩義が感じられるシーンでもあります。
作中での初能力使用シーン:77巻764話〝ホワイトモンスター〟
作中で悪魔の実の名称について言及があったシーン:77巻764話〝ホワイトモンスター〟
悪魔の実を食べた時期(推定):25歳以下(14年前以前)77巻764話〝ホワイトモンスター〟
マンシェリーの発生させるチユポポに触れた相手のケガや病気を回復させる能力です。チョッパーの医術とは異なる直接回復系の希少種で非常に珍重される他、悪用のために狙われやすい危険な能力でもあります。
マンシェリー自身の命にも影響する可能性があるため能力の連続使用は避けてることが多いです。治癒系の能力はチユチユとオペオペが代表でありますが、どちらも使用者にとって他の能力よりもリスクが高いようです。
作中での初能力使用シーン:77巻774話〝トンタッタ族戦士長レオ〟
作中で悪魔の実の名称について言及があったシーン:77巻774話〝トンタッタ族戦士長レオ〟
四皇の一人、ビッグマムの能力で、人から寿命を取り出し、物に命を吹き込める力です。同じく影としてタマシイを操るカゲカゲの実の相互互換と言われることもあります。雲や火といった自然現象にも命を与えることができ、そうして生まれた雲「ゼウス」と火「プロメテウス」の力で天候すら操ることも可能。
ただ、相手の命を削ることが前提にあるため、すでに死んでいるブルックには効果が得られなかった描写があります。使用者のビッグマムは覇王色の覇気の持ち主でもあり、その合わせ技で威圧→寿命削りの戦法で多くの敵から寿命を奪ってきましたが、覇王色が効かない、ビッグマムを恐れないものからは寿命をとれないという欠点もあります。
作中での初能力使用シーン:83巻829話〝海賊「四皇」シャーロット・リンリン〟
作中で悪魔の実の名称について言及があったシーン: 83巻835話〝魂の国〟
悪魔の実を食べた時期(推定):6歳(62年前)86巻867話〝HAPPY BIRTHDAY〟
ビッグマムの能力と同じです。元はカルメルの能力でしたが、幼少期のビッグマム(リンリン)の暴走によって、カルメルが死亡(?)し、ビッグマムに引き渡されたものと考えられます。
作中での初能力使用シーン:86巻867話〝HAPPY BIRTHDAY〟
作中で悪魔の実の名称について言及があったシーン: 83巻835話〝魂の国〟
鏡の世界に入ってあらゆる鏡と鏡の間を移動することができる能力です。また、鏡の世界に入ってしまえば外界からの攻撃は不可能であり、ブリュレを経由しないと出入りできないため隠密行動や逃走手段としては非常に有用な能力です。
戦闘能力は低く、ブリュレ自身も格闘戦は弱いため、ルフィたちに捕まり、移動手段として利用されています。異空間移動系の希少種であるため攻撃性は低いですが価値は高い能力です。
作中での初能力使用シーン:83巻831話〝不思議な森の冒険〟
作中で悪魔の実の名称について言及があったシーン: 83巻835話〝魂の国〟
自在に飴を作り出し、その形状や量を操ることができる能力です。硬度も非常に高いため、階段や橋なども造って移動手段等に応用することもできるようになっています。
作中での初能力使用シーン:83巻834話〝おれの夢〟
作中で悪魔の実の名称について言及があったシーン: 83巻834話〝おれの夢〟
自在にビスケットを操れるビスケット人間。ポケットを叩くと無限にビスケットが出てくるまさに某童謡そのものの設定ですが、名前と裏腹にビスケットの硬度は鎧のように硬く、何枚でも出て来るため、クラッカーの本体を見たものは少ないと言われます。
ルフィも非常に苦戦し、ギア4でさえも通用するかどうかという状態でしたが、最後は、クラッカーであるという点につけ込み、全て「食べる」ことでなんとか勝利しました。
作中での初能力使用シーン:83巻835話〝魂の国〟
作中で悪魔の実の名称について言及があったシーン: 83巻838話〝チョニキ〟
シャーロット・ガレットの能力で食材のバターを自在にコントロールする能力です。詳しいことは作中で言及されておらず不明です。
作中での初能力使用シーン:84巻846話〝タマゴの警備〟
シャーロット・モンドールの能力で、本の世界に人を閉じ込め図鑑のようにすることができる能力です。実の名前は言及されておらず不明です。本自体はモンドールが倒れるか、本を燃やすことでしか本の世界から脱出することはできません。本の能力はビッグマムの悲願である珍しい生物を閉じ込めた図鑑や囚人の拘束のために使われていました。
作中での初能力使用シーン:84巻846話〝タマゴの警備〟
シャーロット・オペラの使う生クリームを自由に生み出し利用することができる能力です。悪魔の実の名前は詳しく言及されておらず不明です。
作中での初能力使用シーン:84巻846話〝タマゴの警備〟
シャーロット・スムージーの能力で、対象となる生物からジュースをしぼり出してしまう能力です。スムージー自身はしぼった液体を自分で飲んだりしています。絞られた者は干からびてしまいますが、どこか嬉しそうにしています。 能力の詳細や名前は詳しく言及されておらず不明です。
作中での初能力使用シーン:84巻846話〝タマゴの警備〟
珍しい三段進化をした状態で真価を発揮する能力です。その都度やられたのではないかという描写がありますが、段階を経てタマゴ→ヒヨコ→ニワトリと形態変化するたびに強くなっていき、最終形態になったときにはミンク族の中でも一線級のペドロを圧倒する程の力を発揮しました。
作中での初能力使用シーン:85巻850話〝一筋の光〟
作中で悪魔の実の名称について言及があったシーン: 85巻853話 〝ここじゃねェ〟
対象の頭の中から映画のフィルムのようなものを引き出し、テープの編集の要領でカットしたりすることで、人の記憶を削除・改ざんできる能力です。記憶操作系の能力は初登場で洗脳系とはまた違った視点で希少かつ強力です。複数の相手に対しても瞬時に発動可能であり、隠密行動に使用すると恐ろしい可能性を秘めています。
作中での初能力使用シーン:85巻851話〝シケモク〟
作中で悪魔の実の名称について言及があったシーン: 85巻851話〝シケモク〟
シャーロット・ボビンの能力で、相手を眠らせる能力かと思いますが、ほとんど戦闘描写がなく、悪魔の実の名称も言及がないため詳細は不明です。
作中で悪魔の実の名称について言及があったシーン: 85巻855話〝ぐぎゅるるる!!!〟
連載時は自然系(ロギア)と言われていましたが、全身モチになりネバネバして伸びる特殊なタイプの超人系と再定義されました。伸び縮みする、硬くも柔らかくもなるという性質上、ゴムゴムの実の上位互換では?とも言われています。使用者のカタクリは能力以外に「見聞色の覇気」の達人であり、未来が見えるとも言われています。
作中での初能力使用シーン:86巻863話〝義侠派〟
作中で悪魔の実の名称について言及があったシーン: 86巻863話〝義侠派〟
ランプの魔神を召還し、使役できる能力です。霊体や影、雲などの自分以外の何かを使役する力は強力なものが多く、まだ大きな戦闘描写はありませんが非常に恐ろしい能力であることが予想されます。
作中での初能力使用シーン:86巻864話〝ヴィンスモーク家皆殺し計画〟
作中で悪魔の実の名称について言及があったシーン:86巻864話〝ヴィンスモーク家皆殺し計画〟
体中を熱くし、その熱で周囲のものを巻き込んで攻撃するスタイルです。まだ大きな戦闘描写がなく詳しいことは不明ですが、メラメラなどと比較して、直接炎をあてなくても環境全体を高温状態にする攻撃も可能かと予想されます。
作中での初能力使用シーン:86巻864話〝ヴィンスモーク家皆殺し計画〟
作中で悪魔の実の名称について言及があったシーン:86巻864話 〝ヴィンスモーク家皆殺し計画〟
あらゆる物を食材に変えることが出来る能力で、例えば木の枝などもシュトロイゼンが切ることでハムの様な食材に変換することが可能になります。大食漢のビッグマムのいる海賊団には必須の能力です。
作中での初能力使用シーン:86巻868話〝KXランチャー〟
作中で悪魔の実の名称について言及があったシーン:86巻868話〝KXランチャー〟
悪魔の実を食べた時期(推定):62年前86巻868話〝KXランチャー〟
作中で「悪魔の実」の能力は初期状態で付与されるものから、鍛錬や経験を積む事によって「覚醒」することがあるとドンキホーテ=ドフラミンゴによって言われています。現にそれをルフィに伝えたドフラミンゴ自身のイトイトの実の能力は覚醒し、自分自身の体以外に、自分の周囲の環境にも影響を与えて能力を使用していました。これについては、超人(パラミシア)系の能力条件として、自然物や生物ではなく、人工物をベースにして能力が発動することを前提に考えることができます。
作中では明確に覚醒した能力として言及されているのはイトイトの実だけですが、他の能力についても覚醒した場合は、同じように人工物の効果が周囲に及ぶ事になるのではないでしょうか。例えばルフィであれば自分の周囲がゴム状になって弾力のある素材に変化する、であったり、そもそも相手自身をゴム状にしてしまうことができるなどの力が予想されます。
しかしながら、トラファルガー=ローのオペオペの実の能力のように、すでにそもそもが自分自身以外の対象物にも影響を与えられているような能力の場合は一体どうなるのでしょうか。実はオペオペの実に関しては物語の中でもその覚醒のヒントが言及されています。
それは「人に永遠の命を与える」不老不死の付与能力があるという伝説。自然(ロギア)系は大いなる自然の力を「借り」て応用することで戦う能力。動物(ゾオン)系も人以外の生物の特性を「借り」て応用することで戦う能力とすれば、超人(パラミシア)系は人智を超えた力を「付与」することが大きな目的となっているシリーズと仮定することができるのではないでしょうか。
そう考えると、オペオペが人格を「変えた」のではなく「移植」=「付与」したと考えて、究極は「命」ですら与えられる力に昇華できるのではないでしょうか。 さらにその考えを発展させると「周囲」に影響を与えることができる、という言い方の解釈によっては何でもできる無限の力と考えられるのが超人(パラミシア)系の能力ではないでしょうか。
ポイントになるのは自分の「周囲」であるということです。そもそも、周囲の「○○」に対してといった限定要素がないため、周囲の「空気」や「分子」「原子」といった部分まで効果範囲を及ばせたとしても矛盾が生じないという事です。 これを応用すれば、覚醒した実の能力を用いて、何もない場所に「何か」を創造することができるという事になります。
これは常にベースとなる自然現象や生物個体の能力に縛られる可能性の高い自然系や動物系にはない、超人(パラミシア)系唯一の特徴なのではないでしょうか。 さらに、作中の超人(パラミシア)系の悪魔の実の能力者は主人公のルフィを始めとして、最も海賊王に近かった男である「白ひげ」エドワード=ニューゲート、その白ひげの持っていた「グラグラの実」の能力を奪った黒ひげ(黒ひげはヤミヤミとグラグラという二つの能力を所持)がいます。
数あるキーマンたちが揃って超人(パラミシア)系の能力者であるのには何か意味があると考える事はできないでしょうか。さらに、ゼロから1を作り出す事のできる唯一無二の可能性を持った超人系は世界を変えるための道を切り拓く能力として所持者を導いているのではないでしょうか。
ワンピース
「ワンピース」の考察や「ワンピース」好きにおすすめの漫画を「ワンピース」好きのホンシェルジュがお届けする特集です。